第一部 再現する都市大坂を目指すために
大林剛郎(大林組代表取締役)VS 菅谷富夫(大阪中之島美術館館長)
第二部 大阪中之島美術館開館に寄せて
青芝フック、朝原宣治、有栖川有栖、池田知隆、今井祝雄、上田恭規、上野公嗣、
浮舟邦彦、梅本史郎、大久保英治、大澤辰男、大林剛郎、小笠原由祠、奥野卓司、
尾崎裕、越智裕次郎、織作峰子、桂南光、桂米團治、加藤義夫 ほか
第三部 座談会 大阪中之島美術館を語る
大林剛郎、越智裕次郎、喜多俊之、北川淳一、島敦彦、出川哲郎、延原武春、堀井
良殷、呂太夫、和田誠一郎
特別インタビュー:山本雅弘(毎日放送最高顧問)に聞く
生命力あふれるプリミティブな絵画と造形
四半世紀の活動を網羅する作品集
1990年代より欧米・アジア各国で精力的に発表を重ねてきた加藤泉。その全貌に迫る展覧会が、ハラミュージアムアークと原美術館で約半年間にわたり開催される。本書は、それら2つの展覧会の出品作品をフルカラーで網羅し、ビブリオグラフィ、バイオグラフィ、論
評とともに掲載。これまでの約四半世紀にわたる活動の歩みをたどる一冊となる。
○ 作家・原田マハによるエッセイを収録。
○ 代表作から未発表作まで約200点を掲載。
○ ハラミュージアムアーク、原美術館 両館での展示風景を撮りおろし掲載。
加藤泉(かとう いずみ)
1969 年島根県?まれ。東京と?港を拠点に活動。1992 年武蔵野美術?学造形学部油絵学科卒業。「リトルボーイ:爆発する?本のサブカルチャー・アート」ジャパン・ソサエティー・ギャラリー(ニューヨーク、?国、2005 年)、第52 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「Think with the Senses?Feel with the Mind. Art in the Present Tense」(キュレーター:ロバート・ストー / イタリア館、ヴェネチア、イタリア、2007 年)を契機に、国際舞台でも活躍。
プロのオリジナル技法による“小物”作りを紹介。
帯留、オブジェ、ほか
映画、インスタレーション、演劇的パフォーマンスなどジャンルを横断する表現活動を行い、シンガポールを代表するアーティスト、ホー・ツーニェン。
その新作《ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声》は、西田幾多郎や田辺元を中心に京都帝国大学で形成された知識人のグループ「京都学派」を主題とし、VRとアニメーションを用いた映像インスタレーションです。この作品は、山口情報芸術センター[YCAM]をはじめとする多くのコラボレーターたちと共に制作されました。
本書は、2021年に同名のタイトルのもとYCAMで開催された展覧会の記録に加え、脚本、アーティストやコラボレーターによる対談・座談会、哲学研究者の論考を収録し、作品の背景や制作プロセスを読み解きます。
【展示情報】
ホー・ツーニェン「ヴォイス・オブ・ヴォイド──虚無の声」
京都
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
会期:2021年10月1日(金)〜24日(日)
場所:京都芸術センター
https://kyoto-ex.jp/shows/2021a_ho-tzu-nyen/
山口
会期:2021年4月3日(土)〜7月4日(日)
場所:山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2021/voice-of-void/
【ホー・ツーニェン Ho Tzu Nyen】
シンガポール出身。ホー・ツーニェンは、歴史的、理論的テクストとの出会いから出発して映画、インスタレーション、パフォーマンスを制作している。近年の作品には、トラ人間(《一頭あるいは数頭のトラ》、2017年)や三重スパイ(《名のない人》、2015年)といった変容する人物たちが登場するが、進行中のプロジェクト《東南アジアの批評辞典》(2012年〜)がこれらの作品を包括している。
個展を豊田市美術館(2021年)、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、エディスーラス・ハウス(オルデンブルク、2019年)、クンストフェライン・ハンブルク(2018年)、 明現代美術館[McaM](上海、2018年)、アジア・アート・アーカイブ (香港、2017年)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2015年)、森美術館(2012年)、サブステーション(シンガポール、2003年)等で開催している。第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)では、シンガポール館代表として個展を開催。近年参加した主なグループ展には、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」、第12回光州ビエンナーレ(…
本書は、東京都現代美術館にて開催中の「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」展と時期を合わせて、ARTISTS’ GUILDとNPO法人 芸術公社が協働して制作した書籍です。近年、様々な業界で議論となっている「自主規制」の問題を取り上げています。
本書の制作にあたっては、ARTISTS’ GUILDのメンバーでアーティストの田中功起と、NPO法人 芸術公社のメンバーで編集者の影山裕樹が協働して編集を行い、英文はARTISTS’ GUILDのメンバーでアーティストの奥村雄樹と、Art Translators Collectiveが担当。主に、ARTISTS' GUILDのメンバーである田中功起、藤井光、小泉明郎、津田道子、増本泰斗らによる、柳澤田実(哲学、キリスト教研究)、大谷芳久(現代美術画廊「かんらん舎」オーナー)、圡方宏史(東海テレビ『ヤクザと憲法』監督)、高山明(演出家、Port B)、岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)へのインタビューと、その5つの対話に結びつく「自主規制をめぐるキーワード」などによって構成されます。「キセイノセイキ」展とは異なるもう一つのプロジェクトとして、一冊に纏め上げています。
【主な構成】
倫理について:田中功起→柳澤田実(哲学、キリスト教研究)
(自己)検閲について:藤井光→大谷芳久(「かんらん舎」オーナー)
問いかけることについて:小泉明郎→圡方宏史(『ヤクザと憲法』監督)
演出について:津田道子→高山明(演出家、Port B)
作ることについて:増本泰斗→岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)
生涯をオペラに捧げた伝説のディーヴァ、マリア・カラス。オペラ史上もっとも名の知られたソプラノ歌手は、この世を去ってから約50年経ってもなお、燦然と輝き続け、多くの人を魅了してやまない。カラスの生誕100周年を記念し、彼女の53年の人生を紐解いていく。
本書では、カラスのファンから多少興味があるという人までを対象に、基本的な情報からここでしか知り得ない情報まで、幅広く紹介。没後の今でも彼女の歌声を堪能できる1冊。
1 マリア・カラスを知る 〜人を惹きつけてやまない魅力
・マリア・カラスの肖像
・マリア・カラスの魅力を語る
・林正子(オペラ歌手)/園田隆一郎(指揮者)/トム・ヴォルフ(映画監督)/『音楽の友』元編集長が語る カラスのリアル
・カラスが演じた女性たち34役
《ノルマ》《清教徒》《夢遊病の女》《海賊》《カルメン》《メデア》《ランメルモールのルチア》《アンナ・ボレーナ》《ポリウート》《アンドレア・シェニエ》《アルチェステ》《タウリスのイフィゲニア》《道化師》《カヴァレリア・ルスティカーナ》《ラ・ジョコンダ》《ラ・ボエーム》《蝶々夫人》《マノン・レスコー》《トスカ》《トゥーランドット》《セヴィリャの理髪師》《イタリアのトルコ人》《アルミーダ》《ヴェスタの巫女》《アイーダ》《仮面舞踏会》《運命の力》《リゴレット》《椿姫》《イル・トロヴァトーレ》《マクベス》《ナブッコ》《シチリア島の夕べの祈り》《パルジファル》
・秘蔵 マリア・カラス来日記者会見記
2 マリア・カラスを聴く 〜20世紀最高のソプラノ歌手と評される歌声
・カラスの生涯を聴くディスク40選
・カラスの名盤、ここがすごい!
・カラスの歌唱、ここがすごい!
・ディーヴァの金言
ほか
生命科学者になるには?仕事のやりがいは?注目の研究分野は?第一線で活躍する23人の研究者にインタビュー。「生命科学の仕事って面白いですか?」。
いまだ多くのオーディオファンの心をつかんでいるオーディオ評論家 長岡鉄男氏。オーディオ機器の批評にとどまらずソフト紹介も盛んに行い、音や映像の質がよいディスクをオーディオ誌などで発表していました。自らあまのじゃくという長岡氏は、一般の人にあまり知られていない作曲家の音楽などが紹介されました。それらをまとめた書籍は数多く出版されましたが、今回は単行本化されていなかった「レコード芸術」誌1987年1月号から始まる長岡氏の連載「レコードえんま帳」を上下巻2冊にまとめました。ディスクのいい面だけでなく、悪いところもズバズバと書き綴った、まさにディスクの「えんま帳」は、各回の切り口もユニークで「ソフトのCPを考える」(上巻に収録)という長岡氏らしいテーマでタブーに斬り込むなど、時には厳しく、時にはジョークも交えて紹介していきます。下巻は連載第78回から亡くなる直前の執筆となった2000年6月号掲載回までを収録しました。
連載第78回〜159回
蔦重×歌麿の黄金コンビが生んだ春画の傑作『歌満くら』を徹底解剖! 数ある浮世絵エロチカのなかでも、版元・蔦屋重三郎×絵師・喜多川歌麿の『歌満くら』は、その表現の斬新さで、そそり立つ。だが実はこの名作、刊行当時は不評だった!? それが一大復活をとげたのは、なにゆえか? レイン博士がその謎を解く。そして歌麿が描いた花魁たちの美人絵もたっぷりとご紹介。吉原の遊女を描いた絵師は多いが、歌麿は質量ともに、他を圧倒しているのだ。歌麿は吉原をどう描いたのか?
「げんこつやまのたぬきさん」「いないいないばあ」などの身近なあそびや、「今日は何を食べたの?」など日常生活で体験したことを題材にしたり、子どもたちの大好きな絵本や歌を使った、0歳からできるリトミックあそびを紹介。
三鷹市の三木露風資料を整理し、系統付けることで、三鷹における露風の文学的、人生的営為を解明し、新たな露風像を描こうとする調査研究の報告。
芸術をめぐる5つのトポス
ーー北海道、歴史、ミュージアム、批評、
そして学問的方法の向こうがわへ
美学、芸術解釈学などで北海道の芸術界を支えてきた、
北海道大学大学院芸術学研究室の北村清彦教授の退職を機に作られた、
美術をめぐる5つの視点による論集。
現場の先生の疑問に答えるとともに、課題に適した教材を提示。実践のねらいや指導のポイントだけでなく、事前準備から導入、評価まで、授業のながれが一目でわかるように紹介。
俳優とは、演技・演劇とは何かの話をまじえながら、「発声」「せりふ」「役づくり」等の基本的なことがらを、若い演出家とこれから俳優になろうとする生徒との対話を通して解説。中・高校生から職場の演劇サークルまで自由に使えて演技力を伸ばせる基礎演技読本。
北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキ(1931〜1989)。
旭川に生まれ、60〜70年代に札幌と鎌倉で意欲的に制作・発表を続けた後、北海道北端にある音威子府へ移住。小学校を改築したアトリエで木彫による大作「風」シリーズを生み出しました。
本書は、砂澤ビッキ没後30年を記念して開催される札幌美術展の図録であると同時に、主な彫刻と、木彫の概念にとどまらない作品群を掲載した作品集です。
本書では、「風」をテーマにした晩年の大作を、制作を象徴するものとして大きく取り扱い、「風」に至るまでの様々な制作を、彫刻に限らず絵画や素描にも光をあてながらたどります。基本的な情報は網羅するようにし、作品は彼が手がけた様々なテーマをおおまかに分類して、解説を付しました。
1章 四つの風
2章 砂澤ビッキ、風を彫る
3章 作品でたどる彫刻家の生涯