語用論研究におけるコーパス利用の現状を概観し、利用が先行してきた語法文法研究、特にコロケーション研究を中心に、心の中の言語知識を研究するための資料としてのコーパスデータの位置付け、検索方法・分類・数値化・解釈等の問題について検討した後、語用論研究においてコーパスを適切に活用するのに必要となる関連概念やThe Movie Corpus検索時の注意点を取り上げる。最終章ではコーパス研究における失敗学の試案を提起する。
帝政初期のローマで活躍した修辞学徒が、言語表現の窮極の美を追求した労作、本邦初訳。『文体論』を併録。
「声」のプロによる、訓練次第で誰もが「聞き取りやすい声」を出せるようにする本。
一般の人から有名人(プロ)まで、10,000人以上の〈声〉を指導してきた著者が、無理なく特殊な道具などを使わない方法で、どうしたら「聞き取りやすい声」を出せるのかを教示。
構文文法では、長らく共時的アプローチが主流だったが、近年になって通時的アプローチの必要性がせつに叫ばれるようになった。本書は史的構文研究をフィールドとする筆者がこの要請に応えて概説する国内初の本格的な入門書である。本書では、構文化や構文変化といった鍵となる概念の概説に加えて、なぜ構文の分析に通時的視点が必要となるのか、構文化の類型化、構文化と文法化の関係など、近年注目を集める諸問題に筆者の視点から迫る。
序章 通時的構文研究の歩み
第1章 構文文法の考え方
1.1. CGはこう考える
1.2. 多様な構文
1.3. 構文ネットワーク
1.4. まとめ
第2章 なぜ通時的研究なのか
2.1. 脱落と融合
2.2. レリック構造
2.3. まとめ
第3章 構文化と構文変化、文法化
3.1. 言語変化
3.2. 構文化
3.3. 構文変化
3.4. 構文化/構文変化の2分法の問題点
3.5. 文法化と構文化
3.6. 構文のみの文法化
3.7. まとめ
第4章 構文化の主要なパタン
4.1. コロケーション固定型構文化
4.2. 分岐型構文化
4.3. まとめ
第5章 構文発達のダイナミズム
5.1. 構文化モデル
5.2. 構文化の射程を探る
5.3. まとめ
書くことに才能はいらない。
誤字脱字も文法も句読点も気にしなくていい。
考えなくていい。論理的でなくてもいい。
誰でも「書ける人」になるための深遠かつシンプルなメソッド。
全米100万部超えの古典的名著が待望の新書化!
【目次抜粋】
■ミネソタ州エルクトンーー目の前にあるもの
■豆腐と闘う
■自動車を食べる男
■ディテールの威力
■物書きはいい身体をしている
■文法を超えて
■1+1=メルセデスベンツ
■どこでも書ける
■間の感覚
■青い口紅とくわえ煙草
■自分を信頼する etc.
両親・親族のスピーチは、一般来賓のスピーチと異なり、一定の形式があります。またそれぞれの立場や条件によって、スピーチの内容も変ってきます。そうした枠の中で、自分の心情をいかに効果的にアピールするか…。さまざまな場合を配慮して、文例に工夫をこらしたのが本書です。
スピーチの準備から心構えまやマナーにも実践的な説明を加えました。たとえあなたがスピーチに不慣れであっても、誠意のこもったスピーチを、自信を持ってしていただくことをお約束する本です。
学問領域を越えて翻訳のあり方を問う。
「週刊漫画ゴラク」の同名連載を単行本化し大好評を博した、現代屈指のインタビュアーによる、相手からいかに面白い話を引き出すかのテクニックや、これまで接した著名人とのエピソード集第二弾。前作以上にパワーアップした爆笑&おどろきエピソード!
第1章 「自分の型」を持て!
第2章 「相手の懐」に切り込め!
第3章 「修羅場」を潜れ!
第4章 「他流試合」に学べ!
第5章 「予測不能」を楽しめ!
あとがき
「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」
がなくなる本。
励ましたい。感謝したい。
褒めたい。謝りたい。共感したい。
ただ、大切な人とつながりたいだけだった。
それなのに言葉は、
ときどきその気持ちを裏切ります。
ほんの少しの言い方の違いで、
やさしさがプレッシャーに変わり、
励ましが上から目線に聞こえ、
感謝が社交辞令のように
響いてしまうことがあるのです。
このように言葉は、選び方次第で、
相手の心を閉じることも、開くこともある
とても繊細な道具です。
「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」
人間関係の多くのすれ違いは、
このひと言から始まります。
本書は、そういったすれ違いを
減らすための本です。
「知らない間に嫌われる言葉」と
「話すたびに好かれる言葉」を
109個の具体例でご紹介いたします。
たとえばーー
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×「緊張しなくていいですよ」
〇「緊張しちゃいますよね」
×「辛かったら休んでいいからね」
〇「息抜きに何したい?」
×「もう歳だから」
〇「今の自分に合う方が安心で」
×「○○しないでください」
〇「○○してもらえると助かります!」
×「疲れた〜」
〇「よく頑張った〜」
×「コーヒーでいい」
〇「コーヒーがいい」
×「待たせてごめんね」
〇「待っててくれてありがとう」
×「若いのにすごいね」
〇「素晴らしい成績だね!」
×「あかぬけましたね」
〇「また一段と素敵ですね」
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ほんの少しの言葉の違いで、
届き方はまるで変わります。
あなたのやさしさと思いやりが、
誤解されず、そのまま届くように。
そんな願いを込めて、
言いかえ講師として
10万人以上に支持される著者が贈る、
すぐに使える「言葉の処方箋」です。
◆場面1 励ましたい
◆場面2 感謝したい
◆場面3 褒めたい
◆場面4 意見を伝えたい
◆場面5 謝りたい
◆場面6 共感したい
◆場面7 気づかせたい
◆場面8 力を借りたい
◆場面9 断りたい
◆場面10 動いてもらいたい
◆場面11 理解してもらいたい
◆場面12 話を広げたい
◆場面13 気遣いたい
◆場面14 失礼のないようにしたい
◆場面15 品格を出したい
分析哲学では外在主義がほぼ定説となっている一方、チョムスキー以降の言語学では内在主義が当然視されている。両主義の間には明白な対立があるにもかかわらず、哲学者が現代言語学の研究に言及することはほとんどなく、逆に言語学者が外在主義に言及することもほとんどない。
外在主義が「言語表現は外的環境の事物を指示し、文は真理値をもつ」ことを前提とするのに対し、チョムスキーは「意味の理論にとって指示や真理の概念は無用である」との立場をとってきた。しかしながら認知言語学はチョムスキー派言語学と異なり、言語使用者と外的環境の相互作用が意味と概念の成立基盤をなすと考える理論であり、外在主義と無関係ではありえない。
外在主義の想定と認知言語学の想定の両立可能性を仔細に検討し、哲学と言語学の架橋を図った画期的研究。※全編英語
Preface
Chapter1 The (Lack of) Impact of Externalism on Cognitive Linguistics
1.1 The Internalist Turn in Linguistics
1.2 Internalism in Philosophy
1.3 Externalism
Chapter2 Social Externalism and Prototype Semantics
2.1 Partial Compatibility of Social Externalism and Cognitive Linguistics
2.2 Social Externalism and Incomplete Understanding
2.3 Incomplete Understanding of Concepts
2.4 Sawyer’s (2003) objection to Wikforss (2001): ‘sofa’
2.5 Conceptual or Analytic Truth
2.6 Prototypes and Incomplete Understanding
Chapter3 Incomplete Understanding and Construal
3.1 Twin Cases and Frege Cases
3.2 Prototype and Concept or Epistemology and Metaphysics
3.3 Conceptual Content vs. Construal
3.4 Construal and Frege’s Sense
3.5 Frege’s Constraint and Incomplete Understanding
3.6 Identity and Distinctness of Concepts
3.7 Minimal Semantic Competence
3.8 Incomplete Understanding as a Basis of Construal
Chapter4 Deferential Construal
4.1 Different Construals vs. Same Concept
4.2 Frege Cases and De Jure Coreference
4.3 Construal and Mutual Understanding
4.4 Deference
Chapter5 Physical Externalism and Polysemy
5.1 Social Externalism vs. Physical Externalism
5.2 Deference and Physical Externalism
5.3 The (Un)importance of the Putative Underlying Structure
5.4 The Polysemy of ‘water’
5.5 Cognitive Linguistics and Physical Externalist Intuition
Epilogue
References
Index
バカな話し方から賢い話し方まで!オール話し方総進撃!世間にあふれる「話し方」を徹底分析したまったくあたらしいタイプの話し方辞典!なぜか“バカ”と議論しても負けてしまう、“中身のない話”に言いくるめられてしまう、世の中“決まり文句”ばかりでウンザリだ!…というあなたに。
カフェのような活発な会話が生まれる対話の手法、ワールド・カフェの実践本。
多文化・多言語社会において人々はどのようにして「ことば」を選択し使用しているのか。それは、人々にとってなにを意味するのか。フィリピン、インド、シンガポール、アメリカ、ニュージーランド、日本を例に、「ことば」の選択によるさまざまなアイデンティティ表出のあり様から現代人の「自分探し」を読み解く。
ベンヤミンのテクスト「翻訳者の使命」を読み解くことを機軸に、翻訳とは〈他者との関係〉を考えるテーマと結びついていることとして、雑誌初出時に評判を呼んだ翻訳言語論をはじめ、バタイユが使う〈存在の連続性〉という言い回しによってなにが示唆されているのかを問うバタイユ論、またある時期のランボーのポエティックの実践的探究と「見者」の手紙のなかで展開された詩論とのあいだ
に、どのような関係やつながりがあるのかを考察するランボー論を所収。
目次
目次
・翻訳についての思索
・エロティシズムと〈存在の連続性〉をめぐって
・「錯乱II 言葉の錬金術」の詩学についてーー「見者の手紙」と 「言葉の錬金術」との関わりを中心に
目次
・翻訳についての思索
・エロティシズムと〈存在の連続性〉をめぐって
・「錯乱II 言葉の錬金術」の詩学についてーー「見者の手紙」と 「言葉の錬金術」との関わりを中心に
言語哲学の《大河入門書》、増補改訂版の全4巻が遂に完結! 第IV巻では意味論におけるデイヴィドソンのプログラムをテーマとする。
デイヴィドソンは論文「真理と意味」において、文の理解をその真理条件の知識とみなすという真理論としての意味論の構想を示した。本書ではデイヴィドソンそのひとが何を言っているかを追跡するのではなく、デイヴィドソンのプログラムを現実の自然言語に適用することを通して、哲学的な動機づけと正当化を与えることを試みる。
増補改訂版へのまえがき
第一版へのまえがき
序 論
第1章 言語的行為と言語的意味
1・1 タイプとトークン
1・2 発話の力
1・3 言語的意味
第2章 意味論と言語的意味の理解
2・1 言語の無限性
2・2 意味論の有限性
2・3 合成原理と意味論
2・4 意味論と話者の知識
2・5 意味理解の実効性
第3章 対象言語とメタ言語
3・1 引用名とメタ変項
3・2 意味は把捉不可能か
3・3 ホモフォニックな意味論
第4章 真理論としての意味論
4・1 T文とT理論
4・2 真理定義とT理論
4・3 T理論から意味論へ
4・4 モデル論的意味論との比較
第5章 適用と境界
5・1 日本語断片J1
5・2 文脈依存性
5・3 時制と出来事
5・4 意味論の境界
第6章 意味の理論と形而上学
6・1 存在論的コミットメントの基準
6・2 自然言語と存在論
6・3 解釈と世界
文献案内
補 註
後記 二〇二五年
1 ロバ文と動的意味論
2 非真理条件的意味についての理論
3 日本語意味論の展望(1)──名詞句と量化
4 日本語意味論の展望(2)──動詞句と出来事
索 引
従来の音声学の概説書では、強勢、声調、音調、リズムの面における扱いの不備が目立つので、その整理に意を注いだ。さらに、音声の分類に首尾一貫性をもたせ、図版を大量に掲示して理解を深めるように努めた。また、最近の言語学習の実情から、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語の語例を数多くあげて、これら言語の音声実態を明らかにした。