日高山脈は北海道でも最も大自然が残っている。ヒグマやエゾシカ、キタキツネ、タヌキ、川にマス、サケ、空にタカ、ハヤブサ、野生動物の宝庫だ。動物たちの生きる知恵は素晴らしい。著者10年の観察が見事な動物記となっている。
僕たちの東京から、いつのまにか消えてしまった昆虫や鳥や小動物たち。わずかな水辺や木陰、あるいはビルの谷間で、彼らはしたたかに雄々しく生きていた。そんな動物たちのユニークな都会生活観察記。日本のファーブル先生こと奥本大三郎氏との対談を読んだら、セミやトンボ、カラスも同志に見えてくる。
悠一は、今日も弟の悠太に負けまいと、必死でテレビゲームにかじりついている小学校六年生だ。ある日、この兄弟の住んでいる町に、「霊視」ができるお婆さんがやってきた。このニュースで町はたいへんなさわぎだ。テレビゲームもそっちのけで見物に行った二人の前で、さっそく水晶玉による「霊視」が始まった。みんなが驚いているなかで、悠一はそれが、インチキだと自信満々に言ったまではよかったが…。
オオヨシキリが、キビタキが、ヨタカが、普通に見られた夏鳥が減っているなど、全国102人のバードウオッチャーによる現地報告。
全国6地域の、ぜひ訪れてみたい探鳥地を網羅した。野鳥に関わる話題もいっぱいの解説と、野鳥写真家による美しい生態写真、そして親切なコースマップと問合せ先などの情報も掲載。
大阪市内で一番自然が残された場所とはどこでしょうか。正解は大阪の北の玄関口梅田の目と鼻の先にある淀川の中津付近、そして、少し上流へさかのぼった赤川鉄橋付近です。淀川中津周辺の自然を見に行ってみましょう。
男の中の男一匹、と江戸者が誇りにした“江戸っ子”の由来は大久保彦左衛門の晩年の退屈にあったという「江戸っ子由来」。他、吉宗の御落胤、天一坊、悪党、ゆすり旗本河内山宗俊。堀部安兵衛をめぐる赤穂浪士異聞、有馬猫騒動。敵討ちに大奥女中、遊女等々、徳川三百年、江戸八百八町を彩った巷談十四話。
本書では、ぜひ訪れてみたい探鳥地を網羅した。野鳥に関わる話題もいっぱいの解説と、野鳥写真家による美しい生態写真、そして親切なコースマップと問合せ先などの情報も掲載。
すべての鳥を生きた姿で描くという野望に燃え、あらゆる困難を乗り越えて大著『アメリカの鳥類』を完成させたフロンティアの画家。その波乱の生涯を時代の雰囲気の中に生き生きと浮かび上がらせる。