本書はLinuxシステムを組み込み機器上に構築するための解説書です。多種多様なアーキテクチャやハードウェア構成に対応するための実践的かつ詳細な情報を提供します。本書の内容は「GNUツールチェーンのコンポーネントの構築」「Linuxカーネルの選択、設定、クロスコンパイル、インストール」「ルートファイルシステムの構築」「記憶装置のセットアップと操作」「ブートローダのインストールと設定」「デバッグのためのツールとテクニック」など。取り上げている開発ツールがオープンソースのものであることも大きな特徴です。付録にLinuxカーネルのライセンスに関して、Linus Torvalds氏がメーリングリストに投稿したメッセージを収録するなど、Linuxのライセンスに関しても随所で触れています。
Linuxのサーバとしての側面から、設定や運用のテクニックを紹介します。Linuxカーネルおよびシステムのチューニングからバックアップ、サーバに欠かせないssh、Apache、MySQLなどのオープンソースソフトウェアの応用まで広くカバーしています。本書は単なる使い方を示すのではなく、実際に必要になるテクニックを紹介しているため、既にLinuxサーバを運用している技術者には新しい発見があり、Linux初心者にはステップアップするためのよい手引きとなるでしょう。
システムへの不正侵入は後を絶たず、セキュリティ対策はシステム管理者にとって頭の痛い問題である。本書はシステム管理者が遭遇すると思われる200の問題とその解決策を示すレシピ集である。侵入の検知、アクセス制限、暗号化といった基本事項から、SSH、SSL、GunPGなどのツールの使用法まで、セキュリティに関する幅広いトピックをカバー。どんな問題でも必ず納得のいく「料理法」が見つかるはずです。ディストリビューションによるコマンドや設定の違いもフォロー。Red Hat、SuSE、Turbo対応。
部門サーバの基本事項を凝縮した1冊。単純にLinuxサーバの真価を発揮させる。ファイル共有(Samba)とデータベース利用(MySQL)の醍醐味。
CheckPointで、不正アクセスの手法や狙われる原因、対策に必要な基礎知識などを解説し、具体的な対策のコツをMissionで詳細に紹介。
本書は基本的なコマンドから複雑なAPIに至るまで、RPMのすべてをカバーしている。RPMを作成するにしろ、RPMを操作するツールを使うにしろ、システム管理者にとっても開発者にとっても、本書はRPMの機能をフルに活用するうえで欠かせない。
本書は、LPIC Level1の最新バージョンであるリリース2に対応した「資格取得対策本」である。LPICが規定している広範な出題範囲の中から、重要度が高い項目や出題頻度の多いトピックを重点的に解説している。
リモートアクセスの概要としくみ、メリットとデメリット、SSHの技術を利用する理由、SSHの技術的な基礎(暗号化・認証など)を解説。「OpenSSH」のインストールと設定、scpやsftpなどのコマンド操作について解説。SSHをもっと便利にする方法として、GUIクライアント環境の構築、ダイナミックDNSを利用した接続、ポートフォワーディングなどについて解説する。
2002年1月発売の「TCP/IP500の技」、2003年3月発売の「インターネットセキュリティ500の技」の中から記事を厳選し、項目をTIPSとして分け、最新版に対応できるよう加筆・修正を行っています。ネットワークの入門書を読み終えて実践的なテクニックを知りたいと思っている人から実際にネットワーク管理などの業務に従事し、日々ネットワークと格闘しているSEの人まで幅広い人を対象としています。
本書は、学部上級の「ソケットプログラミング」に関する講義として、あるいは大学院の分散コンピューティングの導入コースの1学期分に適しています。インターネットがどのように動いているかよりも、どのようにインターネットを使うかに的を絞っている。
本書は、Red Hat、turbolinux、Vine Linuxの3つの代表的なRed Hat系Linuxで使用されるコマンドをまとめたリファレンスである。本リファレンスは、各コマンドの使用目的、書式、使用方法、使用例の4項目をベースに構成されている。
Apache、ProFTPD、Samba、Postfix等のサーバ構築法を手順とリファレンスで詳細に解説。Red Hat Linux対応。
本書はLinuxサーバを構築、運用していく上で必要不可欠なセキュリティ対策を実践的にまとめたガイドブックである。本書で解説を行っているのは「脅威のモデル化とリスク管理」「境界ネットワークの設計」「安全なリモートアクセス」「トンネル」「ドメインネームサービス」「電子メールのセキュリティ対策」「Webのセキュリティ対策」「ファイルサービスのセキュリティ対策」「システムログの管理」「侵入検知の方法」など。また、nmap、Nessus、swatch、Tripwire、snortなど、Linuxのセキュリティ強化に役立つ新しいツールに関しては、インストール/設定から具体的な使い方まで詳しく解説を行っている。記述は主にRed Hat、SuSE、Debianを対象にしていますが、ノウハウの多くは他のディストリビューションでも活用可能である。
本書で取り上げているRed Hat Linuxは、バージョン8以降GUIが大幅に改善され、より直感的に操作できるようになり、デスクトップOSとしてビジネスユース、パーソナルユースといった目的でも使用できる環境が整ってきています。ところが、これまでWindowsやMacOSだけを使ってきた人にとっては、機能としてはあると思われるものの、その設定がどこから行えるのか、目的を実現するのに適したツールはどうしたら起動できるのか…といったことがすぐには見つからないこともあるかと思います。そこで、本書ではRed Hat Linuxにおける目的別の操作方法を逆引き形式でまとめることにしました。マルチリンガル(多言語)対応のRed Hat Linuxは日本語環境でも利用できますが、部分的に翻訳がなされていなかったり、そこでの設定がどのような意味をもつかわかりにくい部分もあります。こうした部分についての解説も加えました。
KNOPPIXは1CD Linuxとして開発されたものですが、デスクトップOSとしてもサーバーOSとしても実用的に使うことが可能。KNOPPIXの利用に必要な各種設定から、Webブラウザ、メーラー、OpenOfficeなどのLinuxデスクトップの利用方法、コマンド操作、各種サーバーの構築方法などについて解説する。
本書ではC言語の良い面を活用し、悪い面をできるだけカバーするようなプログラミングを目指し、プログラミングの手順の紹介から、豊富なサンプルソースまで、盛りだくさんな内容で紹介している。
初級者の標準装備。ゼロからわかる入門ページ、いつでも引けるリファレンスページ。
Red Hat Linux9のインストールと設定、Samba(2.2.7a)の設定、ユーザー側の設定、日常的に必要になる運用・管理方法、セキュリティへの考慮など、ファイルサーバーを構築するために必要な知識を詳細に解説しました。