マーヴィン・ゲイの後期の代表作といえる、82年発表のアルバム。ソウル・ミュージックのバイブル的名曲「セクシャル・ヒーリング」などを収録。シンセを導入したアプローチも新鮮だ。
日本人ジャズ・シンガー第一号の若き日の名唱が聴ける、貴重なアルバム。当時駐留していた米軍兵士の間でも絶大な人気を誇ったという、日本人離れしたハスキー・ヴォイスが魅力的だ。
CBSに移ってからのマービンは、セクシーさは相変らずだったが何となく精気が失われ、もはや抜け殻の観があったものだ。やっぱりマービンといったらモータウンの60年代から、この作品を頂点にした70年代だ。生きていても二度と立直れなかったかも…。
モータウンを代表する伝説的シンガー、マーヴィン・ゲイの初CD化ライヴ・アルバム。「悲しいうわさ」「ホワッツ・ゴーイン・オン」など時代を象徴するヒットを網羅したベスト・ヒット盤。