一年を通じて多様な花が出回り、生活の場を飾るようになった現代日本。しかし、その一方で、園芸本来の愉しみを見失いかけてはいないか。国内外の園芸事情をつぶさに見歩いてきた著者が、「花飾り」に偏りがちな家庭園芸の現状に警鐘を鳴らし、植物との対話、植物を育てることの大切さを熱く語る。好評を得た前著『園芸の極意』に続く第二弾。
自宅の鉢花をコンパクトに美しく。写真とイラストで定番の花を完全網羅。簡単な工夫でグッとよくなるガーデニングのキメ技を詳しく紹介。
園芸は知識じゃない。やってみようかなという気持ちさえあれば、だいじょうぶ!NHK「趣味の園芸」でも人気の著者による、園芸本来の喜びに満ちた、楽しくわかる入門書。
昭和農業に大きな変革をもたらした品種を育成した研究者たちの物語。
園芸学用語集をはじめ、関係学会の諸用語集や多くの参考文献から、利用頻度の高いものはもちろん、古来の園芸特有な重要用語などを1500項目を、図・写真・表などを掲げて解説。
イングリッシュローズは、多くの長所と独特な美しさをもつことで世界中に知られていますが、デビッド・オースチンはより上質で好ましい品種を求めて開発を続けています。オールド・ローズの美しさや香りと、モダン・ローズの四季咲き性や豊富な花色との組み合わせは、どのように誕生したのでしょうか。本書では、彼の作品のなかで最も人気の高い品種と新品種の数々を、美しい写真と詳細な説明によって紹介しています。
年月を経ることで美しくなってゆく日本庭園の美を、伝え、慈しんでもらうために…。異国の地に調和する「日本の風景(ジャパニーズ・ランドスケープ)」。
人類は、古代から何を育て、何を食してきたのか?暮らし、経済、環境に大きな影響を与える「食」の歴史が楽しく学べる異色の歴史入門書。
千曲川中流域にあたる千曲市内の河原に成育する野生植物約190種を環境別に5分類し、その生態をやさしく解説。栽培植物21種も加え、全種類写真付きオールカラー。