天孫降臨の地・宮崎県の高千穂、飛騨の国の秘密、山の伝承などを探る日本史再発見の旅。敗戦後まもない昭和20年代の後半、明治以来のタブーに敢然と挑み、今日の古代史ブームの端をひらいた安吾の先駆的な業績を、未発表原稿・未刊行論考をも収めて編集した、好評の『安吾新日本地理』に続く歴史三部作完結篇。
1992年、すなわちあと数年で世界は神の審判により破滅する!信じようと信じまいと、この事実は古代からの謎のメッセージ“タロットカード”に組み込まれた神の壮大なプロジェクトなのだ!20年の歳月をかけて解き明かされた22枚の神秘のカードの謎。最終カード「世界」が示す未来社会の運命とは!?“破滅への時刻表”は、すでに最終段階を迎えている…!!
インテリア空間は、人の暮しと結びついた器であり、舞台であり、住む人の心を表現するものであるはずです。その心をとらえることと、それを確実に形にしていく技術・知識が、インテリアを設計する人に求められています。この本では、写真や図版を通して、その両方をわかりやすく解説しています。
インテリア・ペーパーモデルは、自ら手を動して作成するうちに、インテリアデザインに必要な寸法感覚が自然に学べ、出来上がった作品は設計意図を立体的に把握するためのツールやプレゼンテーションとして多様に活用できます。型紙を多数収録。
本書は、大学教養課程の学生のためのテキストである。新しい概念や定理には、理解を助けるためすべてに例をつけ、標準的な計算についても計算例を示した。
伝達の手段としてパースは、たいへん大きな役割を果たします。ここでは、パースの中で、インテリアに焦点を絞って、簡単で効果的な手法を紹介し、いろいろなプレゼンテーションのシーンで、パースの有効な活用がなされることを望んで編集されたものです。
本書の内容は、著者と親交のある関西在住ないしは関西出身の美術家達との交遊録である。そして、その情感のこもった交遊を通して、美術家達の創作の空間を透視した著書である。
これからの空間づくりに役立つ情報をもりこみました。日本で初めてのディレクトリーです。
言葉に「躓く」という全意識を賭けた身読の果てに開示した、漱石の秘めたもう一つの世界。本格的な近代小説の最初の作品といわれながら、謎を残したまま中断された漱石最後の作品『明暗』を解体し、漱石が巧妙に構築した「象徴的意味」をその細部に読み込みながら明らかにする画期的論考。
敗戦後の混乱期に、新生日本文学の旗手として、伝説的光芒を放ち、時代を駆け抜けた巨星の代表的論考を一巻に集成。祖国と人間への愛につらぬかれた不滅の名評論に全集未収録作を含めた決定版。
これまで、工業製品や環境のデザインは、とかく「人目を引く魅力的な」形づくりに重点を置き、実際に使う人と物との現実のかかわりを忘れがちだった。その結果、高齢者層にとって不適当な製品環境というものが問題となってきている。この本は、高齢化と製品環境との関連が引き起こす諸問題を明らかにし、その解決のためにとるべき方法の数々を具体例を通して示している。
花祭とは何か。花祭の何が人々の心をとらえてきたのか-。神の詞・人の声の分析を通しての新しい展開!