AIやデータサイエンスが注目される近年、ますます重要性を増す数理工学。多様な研究の基礎から現状までを初学者向けに明快に解説。
序章 座談会・数理工学の世界
合原一幸(東京大学生産技術研究所)
太田快人(京都大学大学院情報学研究科)
小野廣隆(名古屋大学大学院情報学研究科)
小林 亮(広島大学大学院統合生命科学研究科)
寺前順之介(京都大学大学院情報学研究科)
青柳富誌生(京都大学大学院情報学研究科;ファシリテータ)
中村佳正(京都大学大学院情報学研究科;本書編集代表)
山下信雄(京都大学大学院情報学研究科;記事執筆者代表)
第1章 力学系理論の基礎
千葉逸人(東北大学材料科学高等研究所)
第2章 現象数理
薩摩順吉(武蔵野大学工学部)
第3章 沢山たくさん からできている世界
原田健自(京都大学大学院情報学研究科)
第4章 数理最適化入門の入門
山下信雄(京都大学大学院情報学研究科)
第5章 制御
畑中健志(大阪大学大学院工学研究科)
第6章 AI・データサイエンス
下平英寿(京都大学大学院情報学研究科)
第7章 ベイジアン・ネットワークとその応用
竹安数博(元・大阪府立大学経済学部)
化学分野(有機化学・理論化学・機器分析)を先導する40人のフロントランナーが、“いま読んでおくべき革新論文”を厳選。そのブレークスルーの意味を考え、化学の未来を予測する。
▼科学と社会の未来を見通す珠玉の講演録!
▼文系・理系双方から日本を代表する研究者らが結集。トランス・サイエンス時代を迎え、科学技術開発の方向や、科学と社会との関係を問い直す。
▼自然科学系の大学生はもちろん、科学技術と社会のイノベーションに取り組むすべての人々に贈る金言集。
▼人類の命運を握るのは、峻厳な自然ではなく、人間自身の価値観です。今や、自らの倫理観や人生観、文明観を糺し、「あるべき人間社会」を設計するための「価値観のイノベーション」そして「自然と人間性への回帰」こそが決定的に大切だと思います。
100年後の後継世代まで確実に「生存の条件」を引き渡すべく、若い世代の新鮮な知性と感性が人類に大きな飛躍をもたらすことを期待して、本書をお届け致します。(「はじめに」より抜粋)
野依 良治
日本の時代を創ったカリスマは、世界を相手に「どんな英語」で「何」を語ったのか?聴衆を魅了した名スピーチを全文収録!「日本人が目指すべき英語」がここにある!
建築デザインの審査をまちづくりに生かす方法。英国CABEのデザイン・レビューを初めて紹介し、日本での景観協議の役割と課題を提示しながら今後を展望。豊富なケース・スタディとともにビジュアルに解説。
第一部 英国CABEによるデザイン・レビュー
1都市政策とデザイン/2都市デザイン政策をサポートする組織の形成/3デザイン・レビューとイネーブル/4 CABEの活動の展開/5地域主権への転換
第二部 日本におけるデザイン・レビューの可能性
1日本におけるデザイン・レビュー、景観協議の可能性/2景観協議と景観法/3デザイン・レビューにつながる国内の事例
第三部 座談会:英国CABEと建築・都市景観のデザイン評価
特別寄稿:内藤廣、リチャード・シモンズ、エレノア・ワービック
デザイン・レビュー事例:20フェンチャーチ・ストリート、イーリング・アーケディア・センター、リヴァプール・ワン、オールド・マーケット・スクエアー
輝いている中小企業の「こだわり」と「強み」はどのように育まれてきたのか。3人の研究者がヒアリングし分析した今日から実践したくなる経営ヒントの数々。
交渉・訴訟活動の実務指針を探求!幅広い事件類型を取り上げているので、一般民事事件の実践的手引として最適!代理業務だけでなく、裁判書類作成業務も重視した解説が豊富。
学習者が輝く授業をつくろう!日本語教師は、十人十色。それでいい。それがいい。教師を取り巻く様々なオキテ「〜でなければならない」を創造的に壊し、学習者の力を最大限に引き出す秘訣。
本書は、Web ブラウザにおける本格的な GUI の入門書です。Web ブラウザに期待される役割は年々増してきています。ネイティブアプリ顔負けのデザインツールや、ドラッグアンドドロップでの操作が必要なフォームを作りたくなったとして、我々は何に気をつけるべきなのでしょうか?これまで HTML / CSS / JavaScript で実装するのが大変だった UI をどう実装するべきなのでしょうか?この点を本書は重点的に扱います。本書では定番のセレクトボックスやヘッダーレイアウトの他、バウンディングボックスやツリーといったドラッグを伴う UI なども実装していきます。苦しくも楽しい、Webブラウザの複雑なGUIの世界に、エディタとブラウザを開きながら足を踏み入れてみましょう。
長崎の元気な企業と元気な働きビト。
奈良県の飛鳥・藤原宮跡を中心とする一帯は、592年に推古天皇が飛鳥に豊浦宮を開き、続く藤原京の建設によって、日本の古代国家が本格的に始動した地。天皇陵などの古墳をはじめ、有名な高松塚・キトラ古墳の壁画、飛鳥時代の工房跡も発見され、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』などに記された当時の様子が次々と明らかになっている。本書は、世界遺産登録をめざす「飛鳥・藤原」の概要と魅力を、最新の発掘調査の成果を含む様々な視点から紹介し、日本の古代文化への理解をさらなる深みへと導く一冊。
第一章 「飛鳥・藤原」の歴史と概要
「日本国」誕生の時代とその舞台_木下正史(東京学芸大学名誉教授)
「飛鳥・藤原」の構成資産の概要と魅力_持田大輔(橿原考古学研究所)
第二章 座談会
「日本国」の誕生と、日本人のこころの原点を記憶する史跡
木下正史、松浦晃一郎、岩槻邦男、五十嵐敬喜、西村幸夫
第三章 飛鳥・藤原京の自然と文化
飛鳥時代の人と自然_岩槻邦男(人と自然の博物館名誉館長)
古代の国家デザイン:律令と藤原京_五十嵐敬喜(法政大学名誉教授)
『万葉集』のなかの明日香と藤原_井上さやか(奈良県万葉文化館)
飛鳥時代の美術と信仰_竹下繭子(奈良県)
第四章 世界遺産登録に向けて
高松塚古墳にみる石室・壁画の保存_建石 徹(奈良県)
東西交流の古代都市「パルミラ」_岡橋純子(聖心女子大学准教授)
日本古代への国際的理解をさらなる深みへ_西村幸夫(神戸芸術工科大学教授)
1:追悼メッセージ/マーカス・ミラー
2:■part1 デイヴィッド・サンボーン・バイオグラフィー
3:■part2 《座談会》サンボーンはジャズの歴史に何を残したか?
4:■part3 全リーダー・アルバム・ガイド24+アーカイヴ・インタヴュー
5:◎全リーダー・アルバム・ガイド
6:1〜6/7〜16/17〜24
7:◎アーカイヴ・インタヴュー
8:1981年/1995年/2014年
9:■part4 サンボーンが切り拓いた「脱ジャンル」音楽の軌跡
10:■part5 共演ミュージシャンと共演アルバム60
11:■part6 サンボーンの音楽を作ったコラボレーターたち
12:■part7 新たな魅力を発見! サンボーンの映像作品
13:《コラム》 ジャズ喫茶はサンボーンをどう聴いてきたか
14:AWARDS&HONORS
15:■デイヴィッド・サンボーン参加作品 400+
16:著者プロフィール
人のし尿の処理・処分とそのための施設・システムであるサニテーション。人間活動や環境問題と密接に関わるそれらを研究する新たな学問領域として、衛生工学や公衆衛生学のみならず、文化人類学、倫理学、開発経済学など様々な分野を横断する「サニテーション学」を提唱する。
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第5巻は、人々にとってよりよいサニテーションを作り上げるための要素とは。フィールド調査での地域の人々との関わりのなかから、技術の実装のみならず、文化的、社会的、経済的に受け入れ可能なしくみづくりと、それを実現するための多様なアクターによる共創の必要性を説く。
先の見えない避難生活、津波被災地の復興の遅れ、地域間・住民間の微妙なこころの行きちがい。原発事故被災地の人々は、どのように障害を乗り越えようとしているのか。それを可能にする仕組みを、既存の制度や観念にとらわれず考える。
遺伝子・ホルモン・腸内細菌でわかる今のあなたのプチ不調・プチ病。
“異郷”である東アジアの都市で日本人は「自己」と「他者」をどのように捉えたのかー。中国大陸部を代表する港湾都市である大連と上海、台湾最大の都市・台北に焦点を当て、19世紀後半〜20世紀前半の「外地」における都市体験を考察。日本人の異文化体験・交流から、政治史、経済史、外交史からは見えない新しい歴史を探る。
血液製剤によるC型肝炎で人生を狂わされた人々。その被害者のため、そして全ての肝炎患者のために全国5地域を結ぶ「一つの弁護団」が辿った歴史的な解決までの記録。弁護団座談会・資料も収録。DVD「命を取り戻せ!〜薬害肝炎訴訟の軌跡〜」付き。