女性のライフステージを通しての情報を生理学的に体系体立てて活用しやすくまとめた1冊.出生前の発生・生理の状態から,出生後のライフステージ各段階ごとに,ヘルスケアデータに基づき女性の身体の変化・精神的変化と,その対応策・なりやすい病気の予防などを解説した.
第1章 女性の特性─性的二形における女性
第2章 女性の誕生
第3章 女性のライフステージとその特徴
第4章 各ライフステージにおけるこころと問題
第5章 女性のライフステージと自然医療
こころの病いを示すに至ったその人が,現在どんな
状況,条件,対人的環境の中で生活しているのかを
知ることは,当然のことながら極めて大切です。こ
れには社会的・文化的・経済的・政治的・宗教的,
そして教育的な,ありとあらゆる条件が関与してく
るものと思われます。-待望の著作集第三弾。
帝京大学精神科学教室で長らく行われてきたグループスーパービジョンの記録を基にした精神療法の実践的入門書。下坂幸三氏の検討会から、摂食障害を中心に難治性の入院5症例が提示されて、下坂氏のスーパービジョンとグループ討論、主治医の感想、下坂氏の全体を通しての「ひとこと」から成っている。研修1、2年目の若手精神科医が熱心に治療に取り組む様子を疑似体験でき、若い精神科医が精神療法の基本を学習する書。
当教科書は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)および、2020年に改訂された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に準拠して執筆した。また、学生の立場に立ち、図表をカラーとし、学習意欲がわく編成としている。文章も出来る限り平易な表現に努めた。さらに管理栄養士養成課程の教科書としてはこれまでにない全く新しい試みとして、本文中の重要個所の文章をそのまま用いた簡単な5者択一の例題問題を随所に設けて、これを解くことで教科書内容の理解の助けとなるようにするとともに、重要事項が自然と身に付くように工夫をした。また、章末問題として国家試験の過去問題を豊富に掲載し、詳細な解説を付して応用力の養成にも心掛けた構成としている。国家試験に合格することを主眼とするなら最適の書としてお勧めする。
基礎的な病態生理から一般的な治療原則まで網羅した2707のQ&A。見やすく、読みやすい2色刷のレイアウトに変更。知識の整理に役立つ「TOP100シークレット」と「キーポイント」を新設。
過酷な医療現場で、共に苦悩を抱える人間同士として、患者と真摯に向き合った臨床家たちの、人間味と感動に満ちあふれたナラティヴなケースレポート集。
気候変動,パンデミック,人口構造の変化など,私たちはさまざまな課題に向き合っています.心身共に健やかな生活を送るには,健康・医療領域における心理学の知識や技術による貢献が,より一層求められると言えるでしょう.本書ではそのような健康・医療心理学の内容を,気鋭の著者陣が平易に解説します.公認心理師カリキュラムに対応しているため,心理職を目指す方にもおすすめです.
健康とストレスの基礎/ストレスと心身の問題/さまざまな保健活動と心理支援/自殺予防活動/医療場面における法律・制度・倫理/医療領域における活動 - 総論/精神科 - 小児・思春期/精神科における成人期・高齢期の医療と心理的支援/心療内科/産科・小児科・母子保健/脳神経内科とリハビリテーション/他
患者さんの人生が、いくらかでもくつろぎや楽しみのあるものになってほしいーそんな思いをたずさえながら臨床を続けてきた精神科医30年の覚え書き。
生活習慣病の一次予防などにおける栄養教育マネジメントや栄養状態の評価・判定能力,対象者の行動変容に効果的な行動科学やカウンセリングの応用について具体的に記載し.新しい時代のニーズにそった内容とした.「健やか親子21」(第2次)をはじめ,最新の法規改正にそった内容となるよう全面的に見直した.
1.栄養教育の概念(栄養教育の目的・目標/栄養教育の対象と機会)
2.栄養教育のための理論的基礎(行動科学理論と栄養教育/行動科学の理論とモデル/栄養カウンセリング/カウンセリングの栄養教育への応用/栄養カウンセリングの方法/食環境づくりとの関連/他)
3.栄養教育マネジメント(健康・食物摂取に影響を及ぼす要因のアセスメント/栄養教育の目標設定/他)
4.妊娠・授乳期の栄養教育
5.乳幼児期の栄養教育
6.学童期・思春期の栄養教育
7.成人期の栄養教育
8.高齢期の栄養教育
9.傷害者の栄養教育
10.障がい者の栄養教育
生々しい巨龍たちの激突を活写する! 成毛眞解説
グーグル、アップル、フェイスブック。新旧メディアの野望と苦悩。大幹部たちにベテラン記者が直接取材、風雲急を告げるIT三国志!
小児科学の全体像を俯瞰、把握できるコンパクトな入門テキスト、10年ぶりの改訂。全72章(教程)、各章左にカラー図、右に簡明な説明文を配し、膨大な小児科学の知識を順序立てて整理、解説する。改版にともない、章立ての組み替えにより疾患別の構成となり、あわせて遺伝性疾患、スクリーニング、新生児、臨床研究、緩和ケアの項目が追加されるなど、最新の知見を踏まえ内容を大幅に刷新し増強。医学、看護、リハ等各領域の初学者に最適。
対人関係療法(IPT)は、近年、うつ病患者に治療効果のある心理療法として急速に普及しつつあり、米国精神医学会のうつ病治療ガイドラインに認定され、わが国においても厚生労働科学研究に採り上げられている。IPTについては、基本的なマニュアルはあっても、その「本質」を理解し、臨床応用するための実践書はまだ少ない。実際の臨床現場においてIPTをどのように取り入れるべきかを、IPT成立の歴史から他の精神療法との違い、IPTが適用される精神科的障害に対するケーススタディを通して、専門家「ならでは」の関心と疑問から明確にしたのが本書である。