本書は、精神遅滞児教育の教育内容・指導体制・教育方法論などについて、関連諸科学に裏つけられた新しい精神遅滞児教育のありようを述べ、さらにはその視点から、通常の教育の見直しと教育全般の改革の必要性を論じていく。今回の改訂にあたっては、子ども中心の教育観・指導観の確立、行動分析学に基づく行動教育の実践、統合教育・交流教育の必要性がさらに書き改められた。わかりやすい精神遅滞児教育の改訂版入門書。
コピーしてすぐ使えるエイズ・性教育の教材資料満載。エイズ教育の新技法を紹介。教師の疑問にQ&Aで答える。いじめ、セクハラ防止のワークシートも所収。
必修になった性教育。何を、どう教えたらいいのか。花田千恵先生は、手作りの教材を使う。ヘソの緒がついた赤ちゃん人形。巨大な絵本や、子宮・胎盤の模型…。そして父母への『すこやか』通信。アイデアいっぱいの教材で、いきいきハツラツと展開される小1から小6までの性教育の時間。実物見本・写真満載。
日本で初めて等身大人形を使って性交と出産の授業を試みた著者の、25年の実践記録。なぜ、小学三年生までに性交を学ぶのかー。
性に関する用語を解説した事典。署名入り。性科学、性教育、ヒューマン・セクシャリティなどの分野から500項目を収録する。財団法人日本性教育協会の機関誌『現代性教育研究月報』の1989年9月号〜91年10月号に連載された「用語解説」をもとに、さらに200項目を追加した。排列は項目名の五十音順。巻末に事項索引がある。
初・中級管理者必携。主要なマネジメント学説を時代変化との係わりで解り易く解説。
現代日本が抱える教育の諸問題への新たなアプローチを提示。不登校、いじめ、国際化、学校づくり等に独自の視点で取り組む人びとによる珠玉の論稿集。
かつて人間のセックスは「股間の問題」、すなわち「下半身の問題」と考えられてきた。今でもそう思っている人が多い。しかし人間のセックスをコントロールしているのは脳であり、その意味では「両耳間の問題」すなわち「上半身の問題」である。ところがわが国では、長い間セックスが一切タブーであって、全国どこの医科大学においても、性についての講座がない状態である。ましてや一般の人に、性についての情報は入らず興味本位の誤った情報のみが、世間を横行していた。本書に書いたものはいずれも筆者の経験した症例を、随筆風に書き改めたものである。いずれも性についての無知から起こった話を面白く分かりやすくまとめたもので、一種の大人の性教育である。
本書で取り扱われる具体的な制度資本は、信用秩序、学校教育、都市におけるセキュリティ、医療制度、「水」と森林など多様な形態をとる。また、企業制度もまた1つの制度資本としてとらえられ、とくに地球環境問題との関連で考察が進められる。さらに、社会的共通資本の管理にかんする財政的ならびに国際的側面についても序論的な考察が展開される。