我々にのしかかる常識、社会、現実。これらは実際には人々が日々再生、構成、演出しているものにすぎない。現実を固定化しようとする息苦しい社会観を打ち破り、トータルな生を照らしだす理論社会学の新傾向。
本書では、今日の情報環境の変貌をふまえて、われわれ受け手が日常生活を営むなかで、マス・メディアとどのような関わり方をしているのか、についての現代社会、地域社会、大衆文化、選挙ならびに大衆操作の問題など、各分野についての論稿を中心にしています。もとより、各執筆者にはそれぞれの問題意識や視点があります。できるかぎりそれを生かしながら、今日のマス・メディアとそれをとりまく情報環境の変化にも視点をあててアプローチを試みました。
高橋克彦、初のエッセイ集。乱歩賞作家が語る少年時代、手料理、旅、浮世絵の魅力、創作の秘密…。
著者の生涯の仕事として開講された人生道場「日常塾」。そこで、塾生は年齢性別職業を超え、悩み・考え、学び、全員が確かな生き方をつかんでいった。人はこんなにも変わり、向上できるものなのか。
人生をうまくできる人とできない人との違いは、ちょっとした心がけの差。新たな自分を探すための方法を熱く語りかける決定版。
本書の特色は、海外文通から、日常社交文に及ぶスペイン語手紙の書き方を豊富な例文によって示しており、又、随所に、スペイン文手紙の実例を捜入して、書式、要領の標準を示した。又、巻末に、手紙によく使われる語句をまとめて、利用の便をはかった。
われわれがふだんの生活のなかで何気なく話すことば、聞くことば、読むことばの積重ねが、その人その人の心の内外の環境をつくっていく。それは思考を、行動を、さらには人生までも規定していく。本書は身近な日常のことばを通じて、その背後にあるものを求め、ほりあてることによって読者を知的空間へと誘うものである。
「単語が出てこなくて会話につまってしまって…」そんな時に威力を発揮するのが、〈西村式情景発想法〉です。
1929年から1982年まで53年間、精神分析の創始者ジークムントと娘アンナの二代にわたりフロイト家につかえた家政婦-パウラ・フィヒトル。本書は、一ジャーナリストが家政婦パウラに長時間インタヴューをおこない、加えて、一家と親交のあった人々の証言や膨大な数の書簡をもとにまとめあげた「回想」である。ここからは、従来の伝記に欠落していた父娘の素顔、フロイト家の「内幕」にとどまらず、一家と苦難をともにした家政婦が経験した〈20世紀〉が浮かび上がってくる。
締切、出不精、スポーツ嫌い、と3つ揃ったら行動半径はせいぜい500m。「おでかけ」しなくても面白いことはいっぱいあるのだ。傑作エッセイ59篇。