『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』に続き「なぜ、どのように西欧近代において科学が生まれたのか」を探る、近代科学誕生史〈三部作〉の堂々たる完結篇。「遠隔力」の問題とともに、著者が17世紀科学革命への「戦略高地」の一つであったと見る天文学の近代科学化を、16世紀文化革命はいかに準備したのか。
プトレマイオス理論の復元にはじまり、コペルニクス地動説をへてケプラーの天体力学へいたる15-16世紀の天文学史の展開は、観測にもとづく天文学を、自然哲学としての宇宙論より上に据えるという学問上の下剋上をなしとげ、まったく新しい自然研究のあり方を生みだした。多くの科学史家を虜にしてきたこの一大変革を、著者は前作から貫かれる独自の視座と周到な目配りで捉えなおす。
話は、後世の天文研究の改革にとって最大級の足がかりになると同時に障壁にもなった、プトレマイオスの数学的天文学から始まる。アリストテレス宇宙論とプトレマイオス理論の屈折した関係、そしてこの理論が二千年紀にわたり通用したほどの精度をもつ理由が、スリリングに説き明かされる。レギオモンタヌスら人文主義者がその体系を復元し、数学や観測による天文学を自然哲学への有力なアプローチと位置づけることで、変革への最初の一歩を刻む第1巻。
アニメーション、それはより純粋な虚構。
あなたはその魅力に抗えるか?
拡張される世界。強まる虚構の力。
現実を守る観測者にとって、虚構は敵だ。
……少し前までは。
強大になっていく虚構に対抗するためには、もうそれ自体を利用するしかない。
今や虚構は隣人となり、時には共闘し、時には敵対する。
現実と虚構が真の意味で手を取り合えたならば、次の時代へと辿り着けるかもしれない。
虚構体観測者の作成ルール、300種類以上の追加データ、アニメ作品を題材とした全6話のキャンペーンシナリオなどを収録。実写とアニメが織りなす虚構世界へようこそ。
基本知識と実務がつながる自治体の会計担当の必読書。公会計情報の活かし方も解説!
*ポイント別にわけた解説で、知りたいことをすぐに探し出せる
*わかりやすい解説でありながら、実務にも使える点が特徴
実務に役立つ知識がコンパクトにまとまり、初心者にもわかりやすい。知識と実務がつながる自治体の会計担当の必読書。公会計情報の活かし方も解説!
第1章 地方公会計の役割と位置付け
1 地方公会計制度について
2 統一的な基準に基づく地方公会計制度の推進について
3 地方公会計と地方公営企業会計との違い
4 総務省「今後の地方公会計のあり方に関する研究会報告書(令和6年12月)」の概要
5 国際公会計基準
6 諸外国における公会計制度の導入・活用状況
第2章 地方公会計制度の基礎知識
7 官庁会計と企業会計
8 仕訳の考え方
9 財務書類等の概要
10 貸借対照表
11 行政コスト計算書
12 純資産変動計算書
13 資金収支計算書
14 注記
15 附属明細書
第3章 統一的な基準による財務書類作成
16 一般会計財務書類の作成の流れ
17 歳入歳出データを基にした仕訳の作成
18 日々仕訳と期末一括仕訳
19 資産負債内訳簿と非資金仕訳
20 主要な非資金仕訳
21 連結財務書類の作成の流れ
22 法定決算書類の読替
23 連結修正仕訳
24 連結相殺消去仕訳
25 その他連結財務書類作成の留意点
第4章 固定資産台帳の更新
26 固定資産台帳と財務書類との関係
27 定資産台帳と公有財産台帳の関係
28 固定資産台帳更新の流れ
29 新規取得に関する更新手順
30 新規取得以外の異動に関する更新手順
31 リース取引の会計処理
32 所有外管理資産
第5章 財務書類等の確認
33 チェックリストの活用
34 固定資産台帳の精緻化
第6章 財務書類等の作成早期化・効率化
35 財務書類作成の早期化・効率化
36 固定資産台帳更新の早期化・効率化
37 小規模団体における財務書類等の作成
第7章 財務書類等の公表
38 財務書類の公表のポイント
39 固定資産台帳の公表のポイント
第8章 財務書類等の活用
40 財務書類等の活用に向けた考え方
41 財務指標分析
42 セグメント分析の活用
43 公共施設マネジメントへの活用
44 使用料改定への活用
45 一般廃棄物会計基準への活用
46 財政計画への反映
47 総合計画への反映
48 予算編成への活用
49 議会での公会計情報の活用
50 首長目線での公会計情報の活用
パワー半導体デバイスにおいて圧倒的なシェアを占めているのがシリコン半導体である。しかし,最近徐々にではあるが炭化ケイ素( SiC) に代表される次世代パワー半導体デバイスが,製品としての存在感を増してきている。本書では,電気エネルギーの一層の有効利用実現に欠かすことのできないパワー半導体デバイス,特に今後その需要の拡大が大いに期待されるSiC MOSFET について,その現状と課題ならびに課題解決のための最新技術についてわかりやすく解説されている。
第1章は,パワー半導体デバイスの種類,構造,そして新しいパワー半導体デバイスを開発する位置づけについて説明されている。また,パワー半導体デバイスがもっとも使われているパワーエレクトロニクス回路のひとつであるインバータ回路の動作についての解説,そこからパワー半導体デバイスの役割について書かれている。そして第2章では,現在のパワー半導体デバイスの主役であるシリコンMOSFET とIGBT の現状,ならびにその最新デバイス技術や実装技術について解説しており、この最初の二つの章には,パワー半導体デバイス構造,動作,並びにその適用回路動作について解説されている箇所がある。第3章から第5章には,今後の発展が大いに期待されるSiC MOSFET について,その現状と課題,そしてその課題解決のための最新技術について,素子技術ならびに実装技術に分けて丁寧に解説されている。SiC MOSFET 最新技術については,未だ製品化には至っていないが将来有望な技術についても紹介しており、そして本書では特に,第4章として,SiC MOSFET の高信頼性特性実現のために非常に重要な「 素子破壊耐量」 について取り上げ,最新の解析結果を紹介しながらSiC MOSFET がどのように壊れるのか,シリコンIGBT よりも強いのかなどについて,その破壊メカニズムの特徴を説明し,破壊耐量向上のための最新技術について詳細に解説されている。
薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴くーー。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。
中国の地で生まれ、はるばる海を越えて渡来し、日本の茶人によって大切に守り伝えられてきた「唐物」。現代中国ではすでに失われた曜変天目茶碗や龍泉窯青磁が、日本文化の中でいまだ珍重される理由とは何なのか。日本文化を外からの視点で描くことに定評ある若き中国人研究者による唐物と茶の湯のわびに関する試論的エッセーです。「わびとは何か」という視点で「唐物」を論じ、日本にある中国文化とわびの美を読み解きます。
クラブや委員会など、グループで協力してつくる新聞。
分担して作業する方法や、割りつけについてもくわしく説明。
読みやすい新聞にするためのチェックシートや作例も掲載。
(本書の内容)
「好きなこと」「やりたいこと」ができる学校に行きたい、自分の生活リズムに合う学校で学びたいなど、自分の目的・気持ちから学校を探せるガイドブックです。
高校でやりたいが決まっている人はもちろん、まだやりたいことがわからない人も今の自分の「気持ち」から学校探しが始められる内容となっています。
収録している学校の多くは、個々の状況に応じて、登校日数や時間帯が選べるところばかり。自分のペースで無理のない学校生活が送れ、好きなことややりたいこともできる、そんな理想な学校を本書で探してみてください。
●読み切りマンガ付き!
「通信制高校STORY やりたいこと中心の学校生活で得られた自信!」
(原作:学びリンク編集部/マンガ:藤島 美音)
今まで様々な通信制高校・サポート校の生徒に取材してきた学びリンク編集部が、「好きなこと×学校生活」をテーマにリアルな通信制高校生の様子をマンガ化!
●“好きなこと”“やりたいこと”から学校を探してみよう!
音楽、スポーツ、芸能、マンガ、ファッションなどの興味関心。
みなさんが高校生活で打ち込みたいことや学校に求めるサポートを全26の項目にまとめました。項目に当てはまる学校をすぐ見つけることができます。
●「やりたいことがわからない…」そんな人でも今の“気持ち”から進路を考えられる!
「好きなことを楽しみたい!」「勉強をしっかりしたい!」「安心できる環境で過ごしたい!」など、大まかに6つに分けられた“気持ち”から学校探しができます。
(目次)
≪Special Interview≫
☆お笑いコンビ はんにゃ. 川島章良さん
リズムネタで大ブレイクしたお笑いコンビ・はんにゃ. 川島章良さん。昨年開校したeスポーツ高等学院ではアンバサダーを務め、通信制高校生と接する機会も多いといいます。そんな川島さんに通信制高校への印象やご自身の学生生活、好きなことを仕事にすることについてお伺いしました。
≪読み切りマンガ≫
「通信制高校STORY やりたいこと中心の学校生活で得られた自信!」
(原作:学びリンク編集部/マンガ:藤島 美音)
≪生徒インタビュー≫
それぞれの目的を叶えられる学校を見つけた先輩たち。今は、トコトン好きなこと、やりたいことに突き進んでいるようです。そんな先輩たちに、学校と出会うまでの道のりや高校生活の様子を伺いました。
≪特集≫
【特集1】どんなことができるの?通信制高校のeスポーツ
【特集2】海外留学特集
・通信制高校だからこそできる 効率よく自由で安心な留学
・教えて先輩! 高校の留学ってどんなの?
【特集3】進学・就職にもつながる探究学習
その他、好みの制服から学校を探せる「制服COLLECTION」や学校のしくみがわかる解説など掲載!
in high spirits -上機嫌でいつも明るく朗らかな人 はハイスピリットです。 不機嫌な時代に生きるハイスピリットさん。本領を発揮すれば運命が開けます。
常に機嫌よく明るくあるにはどうしたらよいか、 その方法をやさしく教えます。
朝、ふと目が覚めて、少ししてから「死にたい」と思った。理由はわからない。わからないけれどなんだか「死にたい」と思う。そのことについて考えてみる (冒頭より)
若手批評家の小川和による単著第1作。2024年発行の初版の表現や記述を見直した改稿新版です。
著者は「『死にたい』とはどのようなものなのか。無論、答えは人それぞれに異なっている。だからこれは、自分で自分の悩みに答えを出すために書いたものである」と語っていますが、共感できないものだけでなく、どこか共感さえできてしまう範囲の「死にたい」にまで思考が巡らされていることが本著の特徴です。
表紙は、2024年VOCA大賞の若手現代美術家・大東忍が本書のために描き下ろし。
序論 承認欲求社会の生きづらさ
第1部 安心欲求論
1章 「死にたい」の宛先
2章 「死にたい」に込められた2つの願望
3章 安心欲求の摘出
4章 制作で流れる
5章 ひきこもり移民というダイブ
6章 個人作家アニメーションと抽象性の現在
補遺 自殺予防のセーフティネット
第2部 バーチャル/アクチュアル主体論
7章 相対性のブラックホール
8章 筋トレと自己準拠的な身体
補遺 『呪術廻戦』、 『ONE PIECE』 の断片的な考察
第3部 幽霊的「死にたい」論
9章 郵便的不安の重なり
10章 2010年代の躁鬱
補遺 Z世代にみる承認と安心の掛け算
第4部 フランツ・カフカ論
11章 だれが 『変身』 するのか
12章 『訴訟』 の謎多きプロセス
日常的な延命
序論 承認欲求社会の生きづらさ
第1部 安心欲求論
1章 「死にたい」の宛先
2章 「死にたい」に込められた2つの願望
3章 安心欲求の摘出
4章 制作で流れる
5章 ひきこもり移民というダイブ
6章 個人作家アニメーションと抽象性の現在
補遺 自殺予防のセーフティネット
第2部 バーチャル/アクチュアル主体論
7章 相対性のブラックホール
8章 筋トレと自己準拠的な身体
補遺 『呪術廻戦』、 『PIECE ONE』 の断片的な考察
第3部 幽霊的「死にたい」論
9章 郵便的不安の重なり
10章 2010年代の躁鬱
補遺 Z世代にみる承認と安心の掛け算
第4部 フランツ・カフカ論
11章 だれが 『変身』 するのか
12章 『訴訟』 の謎多きプロセス
日常的な延命
〈今見ることのできる能を網羅した261番を紹介〉
〈幽玄な能の世界へいつでもどこでもワープできる1冊〉
現在上演されている現行曲と定着した復曲能・新作能を収録。あらすじ・みどころに加え、流派・登場人物・舞台となった場所など、基本情報も明記しています。能は神様の話、戦の悲哀、恋の機微、家族愛など、喜怒哀楽をさまざまに描いて、われわれの胸をゆさぶります。本書はコンパクトにして充実した内容で、能の世界をいながらにして楽しめ、観に行きたかった能がわかります。
ルターに端を発する十六世紀ヨーロッパの宗教的動揺は、イエズス会というまったく新しい組織を生んだ。霊操と教育を重視し、異教徒への宣教を実践するイエズス会は、ポルトガル・スペインの植民地開拓と軌を一にして、新大陸やアジアへと進出した。かれらの思想や布教方法はどのようなもので、それはどんな経済的基盤に基づいていたのか。現地社会に与えた影響や「キリスト教の世界化」の行く末はどうだったのか。
人口増、鉱物資源など潜在力への注目から、各国が関与を強めるアフリカ。
覇権が揺らぐ米国、歴史問題を抱える旧宗主国、進出する中露、地政学的な緊張関係にある中東など、複雑に絡む利害を繙く。
アフリカは独立から現在まで、食料難、環境問題、強権化などを抱えつつも、国際情勢の変動にしたたかに対処してきた。
その独自の行動原理を読み解く。地域大国エジプトvs.エチオピア、崩壊国家ソマリア、「優等生」ボツワナなどを一望。
第1章 希望と絶望の交錯する経済大陸
1 人口増加と経済市場の拡大
2 人の移動と食料問題
第2章 国家と政治体制の変容をとらえる視座
1 脱植民地化から冷戦崩壊後まで
2 「外向」という分析概念
3 アフリカにおける民主主義体制?
第3章 旧宗主国からの再離脱ーーサヘル地域、西アフリカをめぐる国際関係
1 「アフリカ+1サミット」開催の動き
2 アフリカへの関与を深める中国
3 サヘル・アフリカとロシア
4 旧宗主国の「撤退」と第二の「脱植民地化」
5 揺らぐアメリカの関与
第4章 「アフリカの角」をめぐる地政学ーー 中東諸国と米中の思惑
1 エリトリア独立とソマリア問題
2 中東諸国の関与
3 不安定化するアフリカの角
第5章 南部アフリカの政治変容ーー「優等生」ボツワナの変化を読み解く
1 南部アフリカの地域的特徴
2 民主主義と権威主義の間で揺れるボツワナ
3 二つの選挙と民主主義
第6章 日本とアフリカーーTICADは何をめざしてきたか
1 トップドナーの地位から「ODA冬の時代」へ
2 平和構築と自衛隊派遣
3 New TICADへの転換
学校が今抱える課題を教育心理学の視点から
事例を交え紹介,まさに実践知!
今,学校はさまざまな課題に直面しています。不登校・いじめ・暴力等やこどもの虐待の対応,ヤングケアラーへの支援,外国につながりのある子ども,性の多様性をもつ子どもへの教育……
学校教育は,「心」への支援を強めていく時代となっています。
本書は,子ども,学校,家庭を支援へとつなぐをコンセプトに,「日本学校心理士会神奈川支部」発足25周年を記念し,発刊されました。神奈川支部役員が中心になって作られた本書は,学校心理学の視点を交えながら,実際の支援制度や事例,取り組みを紹介する,まさに「実践知」となる1冊です。
第1章 子どもを支える
01 子ども(児童生徒)を支えるとは
02 小・中学校のソーシャル・スキル・トレーニング
03 「子どもの社会的スキル横浜プログラム」の目指すもの
04 高等学校における教育実践と課題
05 子どものメンタルヘルス
06 不登校児童生徒へのかかわり
07 生命尊重の心を育むための「Think Globally」の視点に立った「Act Locally」の実践
08 不注意・多動傾向を示す児童生徒へのかかわり
column 1 学級担任を支える特別支援教育コーディネーターに必要とされるもの
column 2 性の多様性について
column 3 院内学級に通う児童生徒への支援
column 4 児童心理治療施設の児童とのかかわり
第2章 教員・学校を支える
01 教員・学校への支援を俯瞰する
02 いじめ防止の学校・学級づくり
03 地震・津波による災害の危機対応
04 自殺企図・自傷傾向がある児童生徒の支援
05 教員のメンタルヘルス
06 「発達支持的生徒指導」の実践としての授業づくり
column 5 高校の授業
column 6 コンサルテーション -私の実践ー
column 7 通級指導教室が救うもの
column 8 学校と医療機関の連携
第3章 保護者・家庭を支える
01 家族支援の必要性
02 相談ニーズの高くない保護者への支援
03 教育支援センターでの保護者支援
04 教育行政の立場からみる地域包括的支援システム
05 外国につながりのある児童生徒の家庭への支援
06 福祉と教育による協働(コラボレーション)の実践
column 9 PTAの現状と今後
column 10 保護者に寄り添う支援 -作戦会議の視点ー
column 11 地域による学校の活性化・安定化
column 12 虐待家庭へのかかわり
「古池や蛙飛び込む水の音」芭蕉のこの俳句を英語で説明するとき、「蛙」をfrogとfrogsのどちらで訳すべきだろうか。単数か複数かを決めないまま翻訳することは英語では許されない。
ほかにも「ちらちら」「どんどん」などのオノマトペ、「雨ニモ負ケズ」の漢字カタカナ交じりの表記、「顔が能面のようだ」といった比喩など、翻訳困難な日本語表現を紹介。
夏目漱石も村上春樹も登場する、海を越えた日本語論。