日常的にさまざまな犯罪が頻発している。幼いときの環境のひずみから犯罪に走る場合もあれば、まじめなサラリーマンとして過してきたひとが、突然犯罪をおかす場合もある。動機は何か、また犯罪者の気質や性格・環境はどうだったかなど、さまざまなケースを多次元診断によって追究し、犯罪という極限状況にあらわれた人間の心理と行動とをさぐる。具体例によって説かれており人間について多くのことを教えられる。
607年、日本は隋の煬帝に「日出ずる処の天子」で名高い書状を送る。以後、対等の関係を築き、中国を大国とみなすことはなかったーー。こうした通説は事実なのか。日本はアジア情勢を横目に、いかなる手段・方針・目的をもって中国と交渉したのか。本書は、倭の五王の時代から、5回の遣隋使、15回の遣唐使、さらには派遣後まで、500年間に及ぶ日中間の交渉の軌跡を実証的に、「常識」に疑問を呈しながら描く。
出入国管理政策の変遷を論じることは、日本社会がどのように外国人を生み出し、処遇してきたのかを描くことにほかならない。
本書は、入管体制の成立、法的地位の変化、「多文化共生」の展開、強化される管理と監視、人種差別や労働力の受け入れなど多岐にわたる論点や課題を扱い、80年の軌跡を確認する。
はじめに
序 章 本書の対象
第1章 入管体制の成立ー1945〜52年
1 アジア・太平洋戦争の終焉と引き揚げ
2 移動と「外国人」の管理
3 非正規の移動とその管理
4 日本の再独立と「外国人」問題の発生
5 まとめ
第2章 「黒船」に至るまでー1952〜81年
1 分断国家と朝鮮人の法的地位ー1952〜65年
2 台湾人・中国人の法的地位ー1952〜72年
3 入管解体闘争とベトナム反戦運動ー1970年代
4 「黒船」とその余波
5 まとめ
第3章 「1990年体制」の成立と展開
1 旧植民地出身者の「在日」化
2 2つの「問題」
3 「1990年体制」
4 「多文化共生」の展開と課題
5 まとめ
第4章 強化される管理と監視ー2000年代
1 「テロとの戦い」と監視技術の向上
2 「不法滞在者」の排除
3 「望ましい外国人」の模索
4 新しい在留管理制度の成立
5 まとめ
第5章 人種差別と出入国管理政策ー2010年代
1 「日本型排外主義」と対抗運動
2 「日本型排外主義」と出入国管理政策
3 国籍法と出入国管理
4 重国籍者をめぐる社会と制度
5 まとめ
第6章 労働力の受け入れー2020年代
1 人口減少と外国人労働力への依存
2 技能実習制度の転換
3 非正規滞在者と収容・送還
4 まとめ
終 章 これからの選択
1 新型コロナと入国規制
2 入管政策の今後
あとがき
主要参考文献
入管法などの変遷
入管法の改廃(1997〜2024年)
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。
カナダ、オーストラリアなど15ヵ国の元首でもあった。70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇する。
W・チャーチルら15人の首相が仕え、「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評された。
本書はイギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え、96年に及んだ生涯を描く。
コロナ禍や新国王の戴冠式を増補した決定版。
古代バビロニアで粘土板に二次方程式の解法が刻まれてから四千年、多くの人々の情熱と天才、努力と葛藤によって、人類は壮大な数学の世界を見出した。通約不可能性、円周率、微積分、非ユークリッド幾何、集合論ーーそれぞれの発見やパラダイムシフトは、数学史全体の中でどのような意味を持ち、どのような発展をもたらしたのか。歴史の大きなうねりを一望しつつ、和算の成果や19世紀以降の展開についても充実させた数学史決定版。
大幅リニューアル!【P49→P65に!】
より内容を充実させ、便利になりました!
広島と並ぶ平和学習の好適地であり、異国情緒にあふれる歴史と文化の街・長崎を多数の写真と共に紹介!
内容
観光・修学旅行の重要地・長崎。中世から世界との貿易の拠点であり、物品や食はもちろん、学問、宗教、技術など、様々なモノを日本にもたらした場所。その利点から幕末から明治にかけては近代化がいち早く進み、製鉄や造船業など様々な産業が発展しました。
本書は日本の近代化、異国文化と平和学習という特色あるエリアを詳細な地図とともに観光・学習施設約50件を掲載。
特色
各観光・学習物件の歴史・由来等に重点を置いて解説。 平和学習として、コラム『平和への祈り』では当時の世界情勢を交えて原爆投下までのいきさつや、原爆開発の経緯も紹介。
目次
長崎概略 1
長崎県内全図(長崎にあるふたつの世界遺産) 2
長崎市内中心部図 4
市内路面電車 6
お得なチケット 7
文化施設一覧 55~57
長崎開港、貿易そして長崎キリシタン受難の歴史年表 58~63
年中行事 64
長崎観光・交通問い合わせ先 65
奥付 65
物件ガイド
中央地区【地図 8〜9】 10~24
出島(出島和蘭商館跡)・唐人屋敷跡・思案橋・丸山町・長崎市 中の茶屋・ 高島秋帆旧宅
梅園身代り天満宮・長崎県美術館・長崎新地中華街・日本二十六聖人殉教地・日本二十六聖人記念館・サント・ドミンゴ教会跡資料館
長崎歴史文化博物館・福済寺(長崎観音)・聖福寺・諏訪神社・松森天満宮・ シーボルト記念館・シーボルト宅跡
長崎県防空本部跡(立山防空壕)・崇福寺・興福寺・眼鏡橋(中島川石橋群)・風頭公園・長崎市亀山社中記念館
中国文化の影響 13
長崎くんち 16
シーボルト 17
東山手・南山手地区【地図25】25~37
オランダ坂・長崎市東山手地区町並み保存センター・長崎市東山手十二番館・ 長崎市古写真資料館・埋蔵資料館・長崎孔子廟・中国歴代博物館
長崎市南山手地区町並み保存センター・長崎市須加五々道美術館・長崎市べっ甲工芸館・長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館
軍艦島デジタルミュージアム・大浦天主堂・グラバー園・祈りの丘絵本美術館 ・大浦国際墓地・鍋冠山展望台
信徒発見と浦上四番崩れ 24
浦上地区【地図 39】 38~46
平和公園・長崎原爆資料館・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館・如己堂・永井隆記念館・山里小学校(防空壕跡)
長崎原爆遺跡旧城山国民学校校舎・浦上天主堂・長崎原爆遺跡旧長崎医科大学門柱・山王神社・坂本国際墓地
平和への祈り47~51
長崎港西側【市内中心図参照】 52~54
稲佐山・長崎ロープウェイ・悟真寺・稲佐国際墓地・日本の近代化と三菱長崎造船所
地球は今、 四次元(霊なる世界)へと次元が上昇している。 これからの人類は自らの内に神を見出し、 神の姿を現わしてゆかなければならない。
本書には、 あなたを幸せにし、 人類の平和に貢献できる道が示されている。
なぜ人類は、 いまだに唯物的思想で生きているのであろうか? どうすれば人類は、 調和と平和に満ちた、 進化した文明を築きうるのであろうか? 既刊『日々の指針』24年を経て、 21世紀を生きる人類におくる至言集。
あなたが成功する。日本が元気になる。絶対の自信をもってあなたに贈る、成功哲学の決定版。
狂言・歌舞伎・文楽や、松尾芭蕉『笈の小文』、夏目漱石『草枕』など、近世から近代の文学作品には意外と茶の湯が登場します。自身も茶道の稽古を積む著者が、軽妙な筆致で茶の湯ブンガクの世界を案内。「サムライにとって茶の湯は出世のツールだった!?」「正岡子規が茶懐石の味噌汁を考察!?」など、思わぬ茶の湯のあり様や文学者の姿、そしてちょっと現代の茶の湯に通じる教訓も読みときます。
紀元前2600年のインダス文明を起源とするインド。
社会、文化の礎が築かれたのはヴェーダ時代からグプタ朝の間だった。
中世にはイスラーム勢力が入り、多数の王朝が乱立し分裂する。
16世紀から300年にわたり支配したのはムガル帝国だった。
イギリス統治期を経て、ついに1947年に独立。
20世紀末からの成長は目覚ましく、世界に存在感を示す。
本書は「21世紀の超大国」の、5000年に及ぶ長く複雑な軌跡を描く。
■目 次■
まえがき
序 章 長い歴史と複雑な社会
第1章 インダス文明から始まるインド史
1 ハラッパー、モヘンジョ・ダロ遺跡の発見
2 未解明のインダス文明
3 インダス文明の衰退
第2章 古代文明の展開
1 ヴェーダ時代
2 仏教・ジャイナ教の成立と発展
3 古代統一王朝の成立
4 クシャーナ朝と南インドの諸王朝
5 グプタ朝ーヒンドゥー教と古典文化の隆盛
コラム アレクサンドロス東征がマウリヤ朝を生み出したのか
コラム 文化遺産のアジャンターとエローラ
第3章 中世インド世界 イスラームとの遭遇
1 イスラーム勢力の進出
2 南インドの攻防 バフマニー朝対ヴィジャヤナガル王国
コラム 世界遺産クトゥブ・ミナール
第4章 ムガル帝国の成立と展開
1 初代バーブル帝 ムガル帝国の始祖
2 第三代アクバル帝 実質的な帝国建設者
3 ムガル朝の全盛から衰退へ
4 反ムガル・在地勢力の台頭
5 ムガル帝国の遺産
第5章 英国のインド支配 インドの近代
1 インド航路の開拓と欧州列強のインド進出
2 英国による植民地化と在地勢力の征服
3 一八五七年反乱
4 英領インドの誕生
第6章 独立運動の展開
1 社会改革から始まった独立運動
2 インド国民会議派の誕生
3 第一次世界大戦期以降の独立運動とガンディーの登場
4 可視範囲に入り始めた独立
5 大英帝国の落日と第二次世界大戦
6 第二次世界大戦終結から英国の撤退へ
第7章 独立インド 理念から現実へ
1 憲法の制定 世界で最長の憲法
2 ネルー時代 独立〜一九六四年
3 インディラ・ガンディーの時代 一九六〇年代中頃〜八〇年代
4 一九八〇年代 激動の一〇年
5 九〇年代の枠組み変更
コラム ガンディーの現代史的意味
第8章 日本とインド
1 憧れの国インド
2 明治時代から第二次世界大戦まで
3 第二次世界大戦後の日印関係 両国間のズレと低迷した関係
4 九〇年代に始まった日印パートナー関係
5 これからの日印関係
コラム インパール作戦
終 章 21世紀のインド
1 インドの政治経済状況
2 国際社会におけるインド
あとがき
主要参考文献
関連年表
地元の医者は逃げ、インフラは停まり、遺体が道に転がる中、僕はリベリアに派遣されたーー引継ぎゼロ、報酬1ドルもなんのその!ウイルスでパニックになった世界を救う感染症専門家のドキドキ・アウトブレイク奮闘記。
高等専門学校は中学校卒業後の学生を対象とした五年制の高等教育機関。技術者の養成を目的に実験・実習を中心とした教育を施す。一九六二年に最初の学校が開校して以来、現在では五〇校以上を数え、出身者は製造業やIT産業などで活躍している。その教育システムは二〇一〇年代にアジアへ輸出され、世界的に注目され始めた。本書ではエンジニア養成機関の戦前から二一世紀までを辿り、高等教育のあり方と課題を検討する。
大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、開国後、西洋絵画と出会った。日本美術はフェノロサによって評価され「日本画」が成立、岡倉天心らの努力により発展した。
近代篇では、幕末に盛んになった横浜浮世絵・南画から説き起こす。そして、富国強兵の空気の中、国家主導で堂々たる作品が数多く制作された国家形成期の明治、人文主義を背景にのびやかな画風が完成した大正を描く。主要な日本画を多数収載。
『「PrePoMax」ではじめる実践構造解析[三訂版]』は、フリーで使える構造解析ツール「PrePoMax」を、実務に役立つ形で解説した入門実用書です。PrePoMaxは、オープンCAEで高い評価を受ける「CalculiX」をソルバーに組み込み、Windows専用ツールとして使いやすいGUIを実現したソフトです。解析機能や計算性能だけでなく、操作性の面でも注目されており、2016年の初期版から進化を重ね、本書では2025年10月時点のVer.2.4.0をもとに解説しています。
CAEや構造解析に関心はあっても、従来のオープンソースCAEは「高機能だが扱いづらい」と感じる読者が少なくありません。本書は、そうしたハードルを下げることを重視し、難解な理論説明を前面に出すのではなく、“実践的な解析ツールとしてどう使うか”に重点を置いて構成されています。構造解析の理論を深く学ぶ専門書というより、実際に手を動かしながら解析を進めたい読者に向けた、導入と活用の橋渡しとなる一冊です。
内容は、導入手順から始まり、基本的な構造解析の流れを段階的に学べる実践型の構成です。第1章ではPrePoMaxの概要、関連情報、導入準備、インストールと動作確認を扱い、第2章では基本となる構造解析例題を通して、形状モデル、メッシュ、材料や条件の設定、解析結果の確認までを追います。さらに第3章以降では、複数の解析事例、線形座屈解析、接触解析、複数部品を扱うアセンブリモデル、精度向上や形状変化に対応するメッシュ更新まで踏み込み、実務や研究で応用しやすい内容になっています。
また、PrePoMax自体も、さまざまな3D-CADファイル形式への対応、自動メッシュ作成、形状やメッシュに基づく柔軟な境界条件設定、履歴グラフや3次元表示による結果可視化など、フリーソフトとは思えない高い実用性を備えています。本書は、そうしたソフトの強みを読者が無理なく引き出せるよう、丁寧に手順化している点が大きな魅力です。商用CAEまでは導入しにくいが、本格的な解析環境に触れたい読者にとって、有力な選択肢となります。
著者は、建設系・機械系を含む幅広いものづくり分野で構造解析、破壊解析、流体解析、連成解析を研究し、オープンCAEの普及活動も進めてきた柴田良一氏。オープンCAE学会理事・前会長でもあり、研究・教育・普及の各面に通じた立場から執筆されています。信頼できる著者が、実用重視でまとめた“現状ほぼ唯一のPrePoMax解説書”として、大学・高専・研究室・設計現場はもちろん、理工系専門書棚でも訴求力のある一冊です。
かずをおぼえるしかけえほんが3さつはいっています。ゆかいないもむし、げんきなおたまじゃくし、ぴよぴよひよこ。いっしょにぼうけんしよう!