本書は「ケンブリッジ大学言語学テキストシリーズ」の一冊、『Tense』の日本語訳である。世界の60言語から様々なテンスとその周辺の例が紹介されて、それらが明快で切れ味のいい理論によって、一つの体系の中に実に見事に位置付けられている。広い知識と明晰な分析、学問はこうでなくてはいけない。言語研究を志す人には研究に必要な基礎を、テンス研究で悩んでいる人には、迷路から抜け出すヒントを与えてくれる一冊である。
英語で説得できる力を身につけるために
ネイティブ・スピーカーを説得するには、流暢に話せることは必須ではありません。大切なのは考えをしっかりとまとめて、論理的な英語を組み立てること。そのために重要なのがロジック(論理)です。ロジックは相手と同じ土俵に乗るために必要な共通基盤。本書では、「積み木方式」というわかりやすい方法で、「説得できる英語」に必須の論理力を鍛えます。仕事で英語が必要な人は是非とも身につけてほしいスキルが満載です。
〈目次より〉
序 章 論理的であるためには
第1章 OREの基本
第2章 一本柱のOR
第3章 複数の柱の積み木を作る
第4章 反論する
はじめに
序 章 論理的であるためには
1 論理の型を「積み木」のイメージで身につける
2 はじめに要点を述べる
3 ディベート的手法で複眼的なものの見方を養う
第1章 OREの基本
1 論理的な意見
1-1 「なぜなら」と「たとえば」の重要さ
1-2 OREの積み木メソッド
1-3 英語にする
1-4 OREO(オレオ)で締める
2 キーワードの重要性
3 ORE で意見をまとめるプロセス
第2章 一本柱のOR
1 何をどの立場で論じるか
2 一本柱の積み木を作る
3 ブレーンストーミング(Brainstorming)
4 対立する立場からのORE
5 論理の型を共有する必要性
第3章 複数の柱の積み木を作る
1 アイデアの分類
1-1 キーワードを考える
1-2 事例を考える
2 ナンバリング(Numbering)
3 ナンバリングの表現をマスター
4 2本柱の積み木を作る
4-1 賛成と反対の立場で考える
5 3本柱の積み木を作る
5-1 理由と事例の階層化
5-2 prosとconsを考える
コラム1 シンプルな英語が一番
5-3 自分の意見をまとめる
コラム2 単語の定義: 勘違いをなくす
コラム3 ことわざや格言の引用
第4章 反論する
1 反論の目的
2 反論と呼べる意見
3 反論の積み木
4 反論に欠かせないブレーンストーミング
コラム4 異なる視点でものを見る
5 英語で反論
5-1 反論の表現パターン
5-2 英語の反論サンプルを読む
6 対比の視点
コラム5 ユーモアの効き目
6-1 積み木を作ってから反論
7 反論のペアワーク
コラム6 明治の偉人も楽しんだ「毒のない議論」
8 面白いトピックリストを見つける
8-1 トピックリスト
8-2 面白いトピックとは
おわりに
謝辞
国語辞典と付箋を使い、子どもが自発的に取り組む語彙学習法「辞書引き学習」が始まって約30年。
この間、画期的な学習法として広がり、定着してきたその成果を、英語や中国語など他の言語にも応用した取り組み・実践の検証報告と記録。
さらに、海を渡り、イギリスとシンガポールの教育現場での取り組みと成果を報告する。
国内外で「辞書引き学習」の汎用性について実験・導入・検証する壮大な国際研究プロジェクトの記録。
まえがき 巻頭言
研究計画の概要 複言語学習における汎用的な言語間共通学習方略モデルの開発に関する実証的研究
第1部【日本における複言語学習における汎用的な言語間共通学習方略モデルとしてのJB モデル(辞書引き学習)の導入】
高等学校の中国語授業における辞書引き学習導入実践ーー紙の辞書とオンラインツール活用の試みーー
大学初級中国語におけるシールを用いた単語学習
日本の高等学校における『中日辞典(小学館第3版)』を使った辞書引きの取り組みについて
中学校英語科における辞書引き学習実践に関する研究
日本の中学校英語科における辞書引き学習実践ーー石垣市立1中学校の場合ーー
新潟県新潟市立石山中学校の第二言語(英語)教育におけるJB モデル(辞書引き)の実践
英語辞書引きの取組(島根県 邑南町教育委員会) 島根県邑南町立羽須美中学校、瑞穂中学校、石見中学校3 校の実践から〜生徒感想アンケートと辞書引き日記から見えてきたこと〜
札幌市立南月寒小学校6 年4 組児童、同担任新地先生、英語専科千葉先生インタビュー
森脇家(森脇父母)による辞書引き学習に関するインタビュー
辞書引き学習回想( 島根県邑智郡邑南町立瑞穂小学校:森脇家)
くわな幼稚園における第一言語(日本語)辞書引き学習の実践
第2部【イギリスにおける複言語学習における汎用的な言語間共通学習方略モデルとしてのJB モデル(辞書引き学習)の導入】
英国の教育場面における辞書引き学習の意義と効果
英国の小学校の授業における辞書引き学習
語彙習得学習における語種間共通方略モデルの開発とその実践ーー英語辞書引き学習の動機づけと方略の有効性をめぐってーー
イギリスの公立小学校における辞書引き学習の導入と教師の学び
複言語主義に基づく英国の小学校におけるフランス語辞書引き学習の実践
英国・中等教育の外国語クラスにおけるLexplore(辞書引き学習)実践
第3部【シンガポールにおける複言語学習における汎用的な言語間共通方略モデルとしてのJB モデル(辞書引き学習)の導入】
シンガポール・マドラサ・イルシャド・ズフリ・アル・イスラミヤ校における辞書引き学習を取り入れた語彙学習の改良
シンガポールのアラビア語学習における辞書引き学習ーー児童の語彙習得と作文にどのような影響があるか?--
「辞書引き学習」とTeach Less Learn More (TLLM) 教育学的アプローチのリンク
研究の成果と残された課題
子どもと言葉の出会いに関する国際比較研究ーーイギリスにおける「辞書引き学習」の導入事例を中心にーー
あとがき
多文化・多言語社会において人々はどのようにして「ことば」を選択し使用しているのか。それは、人々にとってなにを意味するのか。フィリピン、インド、シンガポール、アメリカ、ニュージーランド、日本を例に、「ことば」の選択によるさまざまなアイデンティティ表出のあり様から現代人の「自分探し」を読み解く。
ルイス・キャロルの文学世界を,新たに言語表現の世界つまり《表層の世界》として捉え,、その存在の様態を明らかにした60年代ドゥルーズ思想の頂点を成す論考。
職能の異なるメンバーからなる多職種チームが「まだ存在していない」展示を制作していく際、メンバーはさまざまな困難に出会い、これをさまざまな工夫によって乗り越えていく。この巻では、多職種チームによるこうした協同問題解決が「懸念」によって駆動されるさまや、提起された問題が「表象」を利用して共有・解決されていくさまを描く。執筆者:高梨克也、平本毅、小澤淳、島田卓也、田村大
「シリーズ フィールドインタラクション分析」の狙い
第1章 何が分からなかったか?
第1部 『アナグラのうた』入門
第2章 『アナグラのうた』への道:制作者のねらい(小澤淳・島田卓也)
column1 「研究プロジェクト」としての側面
第3章 『アナグラのうた』の基礎知識
column2 フィールド調査の対象としてのミーティング
Tips1 ビデオ撮影のためのいくつかのテクニック
第2部 多職種ミーティングでの傍参与者の気づき
第4章 多職種ミーティングへの参与
Tips2 トランスクリプトとテープ起こし
第5章 懸念導入表現「気になるのは」と傍参与者
column3 ぶれる:「観察できること」と「観察できないこと」の両方
第6章 周辺的参与者が何かに気づくとき
column4 多様だが、それぞれに一理ある反応
第3部 身体と環境を使った想像の共有
第7章 未来の存在物をめぐる協同問題解決
第8章 想像を共有するための身体的技法(平本毅)
column5 未来館撮影業務と2011年3月11日のこと(田村大)
後日談
『アナグラのうた』の制作を振り返る
参考文献
初出情報一覧
あとがき
索引
監修者・編者・執筆者紹介
両親・親族のスピーチは、一般来賓のスピーチと異なり、一定の形式があります。またそれぞれの立場や条件によって、スピーチの内容も変ってきます。そうした枠の中で、自分の心情をいかに効果的にアピールするか…。さまざまな場合を配慮して、文例に工夫をこらしたのが本書です。
スピーチの準備から心構えまやマナーにも実践的な説明を加えました。たとえあなたがスピーチに不慣れであっても、誠意のこもったスピーチを、自信を持ってしていただくことをお約束する本です。
新郎新婦の会社の社長・部長・課長・店長、両親の来賓、恩師…。スピーチの基本から、スピーチをするときの姿勢、表情、話し方、忌みことばまで、この一冊にすべてを網羅した、主賓・来賓としてスピーチする人のための文例集。
ホメる、もてなす、断る、謝る、説明する、反論する…。どんな状況でも、覚えておけば一生使える、フレーズ事典。あらゆるシチュエーションに対応できるちょっとしたモノの言い方を徹底コーチします!
◆辞書の使用
第1章
理想の辞書のために
石黒 圭(国立国語研究所)
第2章
学習者の辞書使用実態に基づく読解に役立つ辞書開発
野田尚史(日本大学)
第3章
日本語学習者が文章を産出する際に役立つ辞書
ー質の良い例文を参照できる辞書を目指してー
鈴木智美(東京外国語大学)
第4章
日本語学習者が作文を書くときに使いやすい辞書の個性
サンキュータツオ(東北芸術工科大学)
第5章
句読点・符号・記号の選択に役立つ表記辞典の提案
岩崎拓也(筑波大学)
第6章
「打つ」ことを支援するための学習者辞書の開発
ー「メールを打つ」という初級の授業実践を手がかりにー
小林ミナ(早稲田大学)
◆辞書の設計
第7章
学習者の辞書使用から見えるデジタル辞書のインターフェースの改善点
佐野彩子(国立国語研究所)
吉 甜(国立国語研究所)
第8章
初・中級学習者向け日本語学習辞書における例文の作り方
砂川有里子(筑波大学)
第9章
計量的な調査結果も提示する辞書
ー現代日本語の動態を知ることができるツールとしてー
塩田雄大(NHK放送文化研究所)
第10章
「辞書にないことばと意味」を理解できるか
ー学生に説明を書かせてみるとー
飯間浩明(辞書編纂者)
◆辞書と学習
第11章
辞書使用の語彙学習に関する効果
松下達彦(国立国語研究所・総合研究大学院大学)
木下 瞳(総合研究大学院大学大学)
第12章
『計算機用日本語基本辞書IPAL』の学習者用辞書への応用
柏野和佳子(国立国語研究所)
第13章
日本におけるベトナム語辞典の系譜
ー現在の到達点と今後の課題、学習者に役立つ辞書を目指してー
五味政信(一橋大学・〈公財〉ジャパンマテリアル国際奨学財団)
第14章
生成AIは理想の辞書になりうるか
李 羽テツ(マカオ大学)
石黒 圭(国立国語研究所)
おわりに