能に親しみ、古寺を巡り、かくれ里に分け入って、日本の美と日本人の魂に迫った白洲正子さん。白洲さんほど、日本文化の要、京都を愛したひとはいないだろう。幼い頃から母親に連れられて歩いた山河や里。出会った風景、ほとけさま。惚れ込んだ手仕事。通い詰めた味…。白洲さんが好んだ京都は、いわゆる観光情報誌で紹介される場とは、かなり異なるだろう。しかしわたしたちは、“本物への厳しい眼”が選び抜いた、“本物の京都”をここに見ることができる。
交通問題を「社会の問題」としてとらえ直し一人ひとりの行動の転換を促す新しい交通まちづくり。パース、ロンドン、宇治、龍ケ崎…など先進事例を掲載。
自分の眼で見たことしか信じない「時代観察者」の面目躍如!「映画」と「東京」の現在とうつろいを克明に記す。
世界遺産を含む名庭園131景。
温暖化して本当に困る人はいるのか?怪しい数字マジックに洗脳されるな!地球温暖化問題ー。その論議に隠された巧妙なトリックを暴く!
お金があって、権力があるから隠されてきた。キリスト教の裏世界の真実を知ったら、あなたは「こんな宗教は要らない」ときっと思うはず!全てのものには、善と悪、光と陰の部分がある。これまで、光の部分ばかりが強調されてきたキリスト教の陰の部分、闇の部分を赤裸々に暴く。
日本古来の天然素材で10年後のお肌も美しく。日本女性の美肌をつくる和の知恵がたっぷり。
日陰の身に泣かされたり、物の怪にとりつかれたり、入水したり…彼女たちの人生はつらいことばかり。それもこれもあの男のせい…。浮気な男にふりまわされた八人の姫君たち。千年ぶりに恋の舞台を訪ねる。浮気な男・光源氏も言い訳しながらご案内。
文明が都市を生み、都市が文明を生む。そして文明の骨格を形成するのが文化である。本書では、このような基本認識に立ちながら、芸術・文化の創造性と都市の関係について考察する。そのために、横浜市の「文化芸術都市創造政策=クリエイティブシティ・ヨコハマ」をとりあげ、それが生まれた背景、基本的な視点、政策内容、実施手法、成果、課題などを紹介、考察し、これからの自治体政策の方向を示した。
姪の千代と和久井をどうしても結びつけたい志垣警部は、ふたたびお見合い計画を強行。こんどの舞台は富山県の秘境黒部峡谷-トロッコ列車だけで行ける黒薙温泉。しかし、またしても一行は殺人事件に遭遇!被害者は大学教授。容疑者は一軒宿の秘湯にやってきた客の中にいる。つづいて京都嵯峨野を走るトロッコ列車で第二の殺人。関係者のひとりが殺された。そして、いったんは解決されたと思った事件に、大逆転の真相が…。
「寺田屋騒動」「龍馬遭難事件」の舞台となった「寺田屋」。歴史家の詳細な史料検討で明らかにされた幕末・明治期の真実とは!「篤姫のみた洛中洛外」など、京の江戸時代の謎を歩いて読み解く59話。
最高の音で楽しむために!
「アサーティブ行動」って何?不平等な人生も不完全な自分も全て受け入れ、肯定的に生きていく。あなたの「過去」は変えられなくても、あなたの「今」は変えられる。その道しるべが「アサーティブ行動」なのです。
千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。その主人公、光源氏や女人たちが見た平安の都の場景とはー。本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった洛中、東山、北山、嵯峨野の名所へ…。小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。カラー写真も揃え王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版。