幼稚園教諭・保育士養成課程の領域「健康」に対応したテキスト。理論編では、幼児期における身体の発育・発達、幼児期運動指針、けがや疾病への対応、安全確保のための保育環境のあり方などを解説して基礎的理解を図り、実践編では、保育現場で活かせる工夫や、幼児の関心・興味を深める遊びなどのアイデアを豊富なイラストを用いて紹介しています。第2版では2018年からの新指針や要領、さらに「幼児期から高等学校までの教育全体を見通した教育」についての解説も加えています。
第1部 理論編 -保育における領域「健康」の理解ー
第1章 領域「健康」のとらえ方と目指すもの
第2章 幼児の発育・発達
第3章 幼児の生活習慣と健康
第4章 幼児の健康維持・増進のための身体活動
第5章 保育における運動指導と留意点
第6章 健全な発育・発達の測定と評価方法
第7章 安全管理と安全教育
第2部 実践編 -保育者のための実践アイデア集ー
実践1 ちょっとした工夫で広がる運動遊び
実践2 運動遊びにかかわる実践アイデア集
実践3 HQC手法を使った子どもの生活習慣改善法
実践4 手軽な「七つ道具」で広げる運動遊び
幼児期運動指針
高齢者専門病院の誤嚥のリハビリテーションに関するノウハウを
わかりやすい文章とWEB動画15分で解説!!
口から食べることは、高齢者の生活の質(QOL)を高める、免疫機能を高める、健康維持に重要な役割を果たしている腸管細菌叢を健全に保つなどの効果があります。
本書は、東京都健康長寿医療センターで長年培ってきた誤嚥のリハビリテーションに関する経験と工夫をまとめたものです。病気や加齢により嚥下機能の低下した高齢者が、安心して口から食べられるポイントやコツが満載です。
栄養指導を行う看護師、介護スタッフ、誤嚥が心配な高齢者のご家族の方にお勧めです。
CONTENTS
Chapter.1 摂食・嚥下の基礎知識
摂食・嚥下のしくみ/嚥下反射と誤嚥/摂食・嚥下が成立する条件と悪影響を与える要因/
高齢者に嚥下障害が多い理由
Chapter.2 誤嚥が心配な人の食事ケア
毎日のケア/経口摂取開始前の評価/経口摂取開始までのアプローチ/
冷水テスト・お試し食/食事介助の基本/食べるときの適切な姿勢/食事介助の進め方/
食形態の選び方/とろみ剤・ゲル化剤の種類と取り扱い/とろみ剤の使い方
症例
1.誤嚥性肺炎で入院し、施設退院へ向けて経口摂取と代替栄養を用いて栄養状態の支援を行った例
2.誤嚥性肺炎で入院し、自宅退院に向けて食事形態、食事環境の支援を行った例
Chapter.3 低栄養にならないために家庭&施設で実践できる食事
高齢者の「生活の質」を下げる低栄養/高齢者が低栄養になる背景/
栄養状態のチェック方法/1日に必要なエネルギーと栄養素/栄養補助食品の活用/
水分摂取量への配慮/1日の食事の組み合わせ例/嚥下調整食のつくり方/
家庭・施設で活用する調理器具/嚥下調整食のレシピ
介助・介護が必要となる原因のなかでも、上位を占めるのが「認知症」や「脳血管障害」などの脳の病気です。本書は、その主要な病気である「アルツハイマー病」「脳卒中」「無症候性脳梗塞・未破裂脳動脈瘤」「パーキンソン病」などの最新情報を一冊にまとめました。
脳の病気は、発症すると後遺症が残る可能性も高く、家族の負担も大きくなって自宅での介護が困難となるケースも少なくありません。早めの対策で未然に防ぎましょう!
1章 「アルツハイマー病」改善・予防の最新対策
監修:金沢大学大学院教授 山田正仁
2章 「脳血管障害」改善・予防の最新対策
監修:湘南慶育病院院長 鈴木則宏
3章 「パーキンソン病」改善・予防の最新対策
監修:京都大学大学院教授 高橋良輔
■日本人の健康を決めているものは何か? 職歴か、学歴か、所得か、貧困の程度、社会参加の度合いなのか? 社会保障問題、「幸せ」の経済分析などで定評のある著者が、日本人の健康が、日常生活、暮らし、就職、地域、介護、夫婦関係などによって大きく左右されている実態を明らかにし、健康に関わる様々な社会問題を解決するための政策について考察します。
■本書では、たとえば、次のような発見が述べられます:
・就職氷河期世代の健康状態は、健康感、入院するリスクなど面でほかの世代に比べて劣っている。
・非正規雇用は所得面で不利であるだけはない。雇用が不安定性で、将来の見通しが不透明なことが健康にとって致命的。また、住んでいる地域の就業形態が不安定であるほど、健康面で問題が出てきやすい。
・健康面を考慮すると、社会全体の相対的貧困率はさらに高くなる。貧困は所得だけでなく、学歴や居住環境やセーフティーネットなど複数の要素で把握する「多次元的貧困」の視点でとらえる必要がある。
・社会参加活動により糖尿病や脳卒中、女性の場合は高血圧の発症リスクが抑制される傾向がある。SNSによるつながりも健康感や生活満足度とプラスの相関関係にある。
・学歴が低いほど中高年の健康状態の悪化するペースが速まり、日常生活面で問題が発生、特定の生活習慣病を発症するリスクが高くなる傾向もある。
・夫が引退すると妻のストレスが悪化するという「引退夫症候群仮説」は総じて成立するが妻(及び夫)のライフスタイルにも大きく左右されるーー等々。
■学歴がなぜ健康に直接、関係するのか? 本書の特色はしっかりしたデータ分析によって日本人の健康の社会的な要因を明らかにしている点にあります。著者は、それを平易な言葉で解説、だれもが関心を持つ健康について、新しい見方をわかりやすく提示する本です。
第1章 健康面でも不利な就職氷河期世代
第2章 非正規雇用を健康面から評価する
第3章 貧困を健康面から再定義する
第4章 社会参加活動を健康面から評価する
第5章 中高年の健康は学歴にどこまで左右されるか
第6章 家族は介護に耐えられるか
第7章 高齢者はどこまで働けるか
終 章 総括:何が明らかになったか
夜中にピキーン!あいたたたた!
多くの中高年男女が夜な夜な悩む、ふくらはぎが突然つって謎の激痛に襲われる睡眠中の謎の現象「こむら返り」。
そのこむら返りが起こるしくみを整形外科専門医が詳細解説。
こむら返りは、放っておいてはいけません。
こむら返りに潜む怖い病気から、激痛に襲われたときの応急処置法、こむら返り体質の自力克服法、こむら返りを防ぐ食事法、再発を防ぐ新薬・新治療の情報まで、こむら返りを克服して朝までぐっすり眠るための最新対策を完全網羅した、こむら返り対策の決定版ムック。
誰もが一度は経験するふくらはぎの激痛「こむら返り」。これほどありふれた症状なのに、なぜ起こるのか、どうすれば防げるのか、正しい知識を持って対処できている人はほとんどいないのが実情です。
こむら返りが起こったとき、ふくらはぎには何が起こっているのか、こむら返りにはどんな病気が潜んでいるのか、どんな対策を講じれば再発が防げるのか、整形外科の名医が「もうこれ以上くわしく解説できない」と太鼓判を押すこむら返り対策の完全版です。
◆金しばりとどう違う?「筋肉がつる」しくみを科学的に解明!
◆こむら返り体質一掃のポーズ「両ひざ裏のばし」
◆激痛・けいれんを徹底防止!ふくらはぎの衰えタイプ別「寝る前儀式」
1発痛しこりを除く「押圧足首ゆらし」
2筋肉やせを防ぐ「動的ストレッチ」
3冷えを取る「寝る前さすり」
4むくみを正す「手足ぶらぶら」
◆発見!4大原因別セルフケア
1脊柱管狭窄症2椎間板ヘルニア3下肢静脈瘤4閉塞性動脈硬化症
◆筋肉の異常発作をピタリ!「30秒応急ケア」
◆起こりそうなとき、起こったとき、再発を防ぎたいときに押す医師推奨「3大特効ツボ」
◆芍薬甘草湯・インドメタシン・リマプロスト・ブロック注射など「こむら返りの名薬・新治療ガイド」
◆こむら返りの食養生
・電解質異常を防ぐ「バナナ」と「スルメ」
・脱水を防ぐ「自家製補水液」
ほか
管理栄養士が活動の根拠として必ず理解しておくべき,人間の健康とそれを規定する社会・環境要因,健康の維持・増進や疾病予防の考え方とその取り組みを学ぶテキスト.今改訂では,管理栄養士国家試験出題基準(2019年改定)に準拠し,必須事項を精選.最新の動向,施策を解説し,統計データもアップデートした.
【主要目次】
第1章 社会と健康
A 健康の概念
B 公衆衛生の概念
C 公衆衛生活動の進め方
D 社会的公正と健康格差の是正
E 公衆衛生・予防医学の歴史
第2章 環境と健康
A 生態系と人々の生活
B 環境汚染と健康影響
C 環境衛生
第3章 健康,疾病,行動にかかわる統計資料
A 保健統計の概要
B 人口静態統計
C 人口動態統計
D 生命表
E 傷病統計
F その他の保健統計
第4章 健康状態・疾病の測定と評価
A 疫学の概念
B 疫学指標
C 疫学の方法
D バイアスの制御と疫学的因果関係
E スクリーニング
F 根拠(エビデンス)に基づいた医療および保健対策
G リスクのとらえ方と安全性の確保
H 疫学研究と倫理
第5章 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策
A 健康に関する行動と社会
B 身体活動,運動
C 喫煙行動
D 飲酒行動
E 睡眠・休養,ストレス
F 歯科保健行動と歯科疾患
第6章 主要疾患の疫学と予防対策
A がん
B 循環器疾患
C 代謝疾患
D 骨・関節疾患
E 感染症
F 精神疾患
G その他の疾患
H 外因(自殺,不慮の事故,虐待・暴力)
第7章 保健・医療・福祉の制度
A 社会保障の概念
B 保健・医療・福祉における行政の仕組み
C 医療制度
D 福祉制度
第8章 地域保健
A 地域保健活動の概要
B 地域における資源と連携
C 地域における健康危機管理
第9章 母子保健
A 母子保健法
B 母子保健事業
C 母子保健施策
第10章 成人保健
A 生活習慣病の発症予防と重症化予防
B 特定健康診査・特定保健指導
第11章 高齢者保健・介護
A 高齢者保健・介護の概要
B 介護保険法
C 介護予防
D 要介護認定とケアマネジメント
E 地域包括支援センター
F 介護施設,老人保健施設
G 地域包括ケアシステム
第12章 産業保健
A 産業保健の目的と制度
B 産業保健の現状と対策
C 職業と健康障害
第13章 学校保健
A 学校保健の概要
B 学校保健の現状と対策
第14章 国際保健
A 地球規模の健康問題と国際協力
B 国際機関・組織の役割
付録1 保健・医療・福祉の制度(関連法規)
A 栄養関連法規
B 一般衛生法規
付録2 情報化社会におけるコミュニケーション
A 情報収集の方法
B 情報マネジメント
参考図書
練習問題解答
索引
ゆったり楽しみながら体と心を健康に!
二十四式太極拳と八段錦を組み合わせ12回で覚えることができる健康太極拳のメソッドを、
後ろと前からの見やすい写真アングルでわかりやすく、
スロー映像とリピート機能で覚えやすくした決定版DVDブックです。
富士山、精進湖での演舞写真、映像の美しさも格別ながら、
健康にとってもっとも重要な呼吸法もフィーチャー、太極拳の優れた呼吸法を解説しています。
90分間のDVD映像は24式を全て1式ずつに分け、後のアングルから見せるシーンもあるので、
どなたにとってもわかり易い内容です。
コンテンツ
PART1:太極拳とは
PART2:基本の練習
PART3:八段錦
PART4:太極拳
コラム1:呼吸と太極拳
コラム2:楊名時太極拳の特徴
コラム3:マタニティ太極拳
笑いに秘めたチカラはあなどれません。愉快、そして正直、親切、これらもココロにいい影響を及ぼします。
著者は、口腔と全身の両方の改善を考える「口腔内科医」という立場で診療を行っています。
これまでの2万人の口腔内所見と口腔内顕微鏡像、そして2000人の血液検査および尿検査から得られたデータをもとにまとめられたのが本書。
口からはじまる全身の健康管理から、体調不良の原因となるタンパク質の不足、タンパク質の吸収を阻害している胃の萎縮の問題、皮膚免疫と腸管免疫の関係などを解説しています。
これまで常識とされていたり、もてはやされたりしている健康法が、必ずしも万人に合うものではないことが、よくわかる一冊となっています。
第1章.口は全身の縮図だ
第2章.タンパク質不足が招く不調
第3章.胃酸の分泌が健康への第一歩
第4章.貧血は冷え性を招き、万病のもとになる
第5章.交感神経過緊張による酸化ストレスを防ごう
第6章.皮膚免疫と腸管免疫 皮膚免疫を強化しよう
インド伝統のヘッドマッサージを、現代日本人向けに、疲れやストレス対策、髪と地肌のケアなど健康と美容のためにアレンジ。頭から上半身までカバーし、アロマオイルも活用するリラクゼーション・セラピーを紹介。
「水をたくさん飲んで脱水予防」「カゼを引いたら抗生物質」
「骨粗しょう症はカルシウム不足が原因」「適量のお酒は健康にいい」・・・
その間違った健康知識が、あなたの身を危険にさらす!
本書は、健康にまつわるさまざまな「通説」を「健康神話」と命名し、その真偽を一つひとつ科学的に判定し、科学的根拠にもとづく健康知識を提供するものである。
検証で採用されている文献のほとんど全部が、海外の一流科学・医学雑誌に掲載された論文であり、企業がスポンサーになっていない(公正な)研究によって得られた論文である。よって本書が提供する健康情報は非常に信ぴょう性が高い。
幅広い健康情報を扱う本書を読むことで、良いサイエンスと悪いサイエンスを見分ける眼力が養われ、その眼力を用いて健康情報を自分で取捨選択することができるようになる。健康リテラシーが上がることで、あやしいサプリや医者に引っかからず、自分の健康を自分で守れるようになる。
<目次より>
01・バイ菌についての4つの神話
02・コーヒーについての6つの神話
03・チョコレートについての5つの神話
04・アルコールについての4つの神話
05・ビタミンサプリについての6つの神話
06・砂糖についての5つの神話
07・人工甘味料についての5つの神話
08・水についての5つの神話
09・がんについての6つの神話
10・抗生物質についての5つの神話
11・牛乳についての6つの神話
12・カルシウムについての5つの神話
13・肥満・代謝についての6つの神話
14・糖尿病についての5つの神話
15・瞑想についての5つの神話
16・ビタミンDについての4つの神話
35カ国で翻訳されたベストセラー『The 4-Hour Workweek』(邦題『週4時間だけ働く』)の著者であり、
8億ダウンロードを誇る人気ポッドキャスト「The Tim Ferriss Show」のホストが、
番組に登場した成功者たちの驚きの成功哲学、思考、戦略、ルーティンのすべてをまとめた、比類なき一冊。
この「健康」編では、身体を鍛え、心身の健康を保ち、充実した人生を送るためのヒントが盛りだくさん。
サウナ活用法、入浴の効果、エクササイズ、筋トレ、ダイエット、
ストレッチ、自重トレーニング、アクロヨガ、おすすめサプリ、朝食メニュー、
安眠の方法、時差ぼけ解消法、断食、ケトン食療法など。
一流の弁護士、アスリート、医師、分子薬理学准教授、有機化学者、スパルタンレース共同創始者、
アクロヨガ共同創始者、ストレングスコーチ、サーファー、ビーチバレー選手、クロスフィット・エンデュランス創始者、
サイケデリクス研究の権威、精神科医師、「もっとも注目すべき革新者10人」は何をしているのか?
新時代の成功法則を学び、自分らしい一歩を踏み出すノウハウを得られる一冊。
食べたいときにすぐ食べられる!いくら食べてもOK!いちばん簡単な糖質オフ!
1問1答形式で難しい内容でもスラスラ読めて、知りたいことがすぐわかる大人気・病気Q&Aシリーズに「耳鳴り・難聴」が新登場。耳鳴り・難聴は原因が不明なことも多く、治りにくいにもかかわらず放置すると重症化することも少なくない。医師から「耳鳴・難聴は治らないので上手につき合っていきましょう」といわれ、我慢しながら生活を続けている人も多い。
とはいえ、耳鳴り・難聴は、病気をしっかり理解し、原因を突き止め、適切な治療をうけてセルフケアに努めれば、症状を改善することが可能である。
本書は、耳鳴り・難聴の最新の治療法からセルフケアまで、Q&A形式でわかりやすく紹介する。主治医に聞きたくても聞けない145問に、専門医がすべて回答してくれる「耳鳴り・難聴治療・克服本」の決定版。