自分の身体をどのようにコントロールするかについての科学的知識は、よりよく生きる上で最も基本的な教養であろう。しかし今日、健康観スポーツ観は多様で、表層の知識だけで見識を立てるのは難しい。自分の心との向き合い方、人と人とのかかわりと健全性をはじめ、身体的精神的健康への社会的な取り組みやスポーツをみる楽しみについて洞察を深める素地を持っておくことは、生活の質を向上させる。健康・スポーツにおける必要な基礎的事項がバランス良くかつ網羅的に論じられた好著
1章 スポーツ・身体活動の意味と意義
1:健康とスポーツを学ぶ意義 2:教科としての体育(学校体育の現状) 3:保健・健康教育の歴史と展開 コラム1:スポーツを享受する権利
2章 現代社会と健康
4:健康とは何か 5:高齢社会と健康 コラム2:21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21) 6:タバコとアルコール 7:食と健康 8:薬物と健康 9:大学生の精神保健 コラム3:我が国におけるスポーツ施策
3章 身体活動と心身の機能
10:筋の構造と機能 11:呼吸循環器系 12:脳・神経系 13:心理社会的な機能 14:運動不足がもたらすもの コラム4:日本大学学生の体力
4章 身体トレーニングの科学
15:体力とは何か 16:筋力を強くするには 17:持久力を強くするには コラム5:日本大学・競技スポーツ部 18:調整力を高めるには 19:スポーツとメンタルトレーニング 20:バイオメカニクス 21:スポーツとコーチング 22:コンディショニング・テーパーリング
5章 運動とスポーツの実践
23:身体トレーニングの原理・原則 24:健康維持と体力増進の運動プログラミング 25:体力テストの理論と実際 26:ウォームアップとクーリングダウン コラム6:シンクロナイズドスイミングを通じて学んだこと 27:熱中症と水分摂取 28:ストレッチングの理論と実際 コラム7:大学で学び、生かす 29:スポーツ外傷・障害の予防 30:救急救命と応急処置 31:身体トレーニングと栄養摂取 32:オーバートレーニング コラム8:体操競技を通じて学んだこと
6章 運動・スポーツと社会
33:オリンピック 34:アダプテッド・スポーツとパラリンピック コラム9:目が見えていない選手の方が見えていることが多い? 35:スポーツマネジメント コラム10:オリンピックと政治 36:スポーツツーリズム 37:アウトドア・スポーツ、アクティビティ 38:総合型地域スポーツクラブ コラム11:スポーツを通して得る幸せ
7章 スポーツと文化
39:文化としてのスポーツ 40:スポーツの美学 41:職業としてのスポーツ 42:アマチュアリズム 43:日本の大学競技スポーツ 44:武道とスポーツ 45:スポーツマンシップとフェアプレー精神 コラム12:世界を経験して!
8章 運動・スポーツの価値
46:リーダーシップとフォロワーシップ 47:スポーツとコミュニケーション能力 48:スポーツとジェンダー 49:健康を目的としたスポーツ 50:観るスポーツ
地中海食でボケ防止?プチ断食は健康的?老化は止められる?科学的エビデンスがあなたの疑問に答えます!
定評ある公衆衛生学のテキストを、新情報でアップデートした2023年版!
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【目次】
CHAPTER 1 社会と健康
CHAPTER 2 環境と健康
CHAPTER 3 健康、疾病、行動にかかわる統計
CHAPTER 4 健康状態・疾病の測定と評価
CHAPTER 5 情報とコミュニケーション
CHAPTER 6 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策
CHAPTER 7 主要疾患の疫学と予防対策
CHAPTER 8 感染症
CHAPTER 9 精神疾患
CHAPTER 10 自殺、不慮の事故、虐待、暴力
CHAPTER 11 保健・医療・福祉のしくみ
CHAPTER 12 医療制度
CHAPTER 13 福祉制度
CHAPTER 14 地域保健
CHAPTER 15 食品衛生
CHAPTER 16 母子保健
CHAPTER 17 成人保健
CHAPTER 18 高齢者保健・介護
CHAPTER 19 産業保健
CHAPTER 20 学校保健
CHAPTER 21 国際保健
簡単、おいしい、元気になる!初めてでも作りやすいヘルシーレシピ74品。カロリー・塩分つき。
「足裏の痛み・しびれ・不快感・マヒ・冷感・灼熱感」に悩まされ、「長く歩けない」「歩行が不安定」「外出が怖い」などと訴える中高年が多く、今、整形外科や脳神経外科では治療が難しいやっかいな神経症状として問題視されている。中には、手術を受けたにもかかわらず、足裏のしびれがいっこうに消えないという人も多い。
その背景には、1末梢神経は修復に相当な時間を要すること、2原因部位が腰椎から下肢・足裏にかけて広範囲に渡ること、3神経障害・血行障害・器質的な障害など原因が多岐に及ぶこと、4原因疾患の併発例が多くすべての原因の特定が非常に困難であること、5原因疾患自体が治療の難しい病気であることなどの問題点があるという。
本書は、そうした難治性の症状である「足裏の痛み・しびれ」にスポットを当て、その本当の原因を見極め改善・治癒に導くための最新・最善の対策を、各分野を代表する専門医に一問一答形式で解説してもらう、今大人気のQ&A事典シリーズの待望の最新刊。聞きたくても聞けない124の質問に専門医が本音で回答!
健康効果やコスパの高さから、最強野菜といわれるキャベツ。血糖値や血圧の数値改善、肥満解消、免疫力アップなどに役立つ食べ方をTVなどで人気の医師が伝授。話題の「湯通しキャベツ」をはじめ、食べ合わせで効果をあげるレシピ60も紹介。おいしく健康に
笑いに秘めたチカラはあなどれません。愉快、そして正直、親切、これらもココロにいい影響を及ぼします。
心身の不調や美容による悩み、生活習慣病や難病、ガンなど、あらゆる問題に効果のある治療法が「ホルミシス療法」です。
そもそも、ミズーリ大学の生命科学の教授トーマス・D・ラッキー博士が、アメリカのNASAより、宇宙における放射線の宇宙飛行士の体への影響についての調査を依頼された
ことにはじまり、宇宙飛行士は地上よりもはるかに大量の放射線を浴びているにもかかわらず、健康状態を調べたバイタルデータが宇宙へ行く前よりもよくなっているという結果から、
研究が進められました。その結果、人体から活性酸素を抑制する効果が見つかり、不調や病気への効果が認められました。
この治療法は、体の細胞レベルで不調を撃退するので、本来人間が持っている自然治癒力を最大限に引き出せるものです。
本書は、本人やその家族が不調や病気で困っている人に向けて、ホルミシス効果の有益性を理解していただき、この治療法によって不調や病気を克服してもらう本となります。
実際にこの治療法を行っている6名の医師にも登場してもらい、より多くの方にこの治療法を知ってもらえるような内容としていきます。
【体&心の不調改善】
慢性疲労/血行促進/肩こり・便秘・胃痛の解消/憂鬱・ストレスの解消 など
【美容・アンチエイジング効果】
肌荒れ解消/シミ・シワ解消/もの忘れ防止 など
【主な予定内容】
Part1 ホルミシス療法とは
活性酸素を除去、血糖値を抑制、脳を活性させる、ガン細胞を抑えるなど
Part2 医師が認める!! ホルミシス療法
各種ガン、糖尿病、潰瘍性大腸炎、リウマチなど、それぞれの医師がその効果を実証。体験できる全国のクリニック紹介など
Part3 家庭でできるホルミシス療法
ホルミシスを使ったグッズ紹介、購入できるホルミシスルーム、全国で利用できるホルミシスルームの紹介など
栄養バランスを取りたい、ダイエットしたい
節約したい、残った野菜を使いきりたい…
そんな「この野菜でなにかつくりたい」に
全部応える野菜尽くしの1冊です!
エッセ読者の人気ランキングや、大量消費、
2素材レシピなど、人気も「使える」度合いも
お墨付きのものばかり。
料理初心者さんでもすぐに野菜上手に!
パート1
ひと皿で1日の半分量がとれる野菜たっぷりレシピ
パート2
安い!でもがっつり! モヤシの大満足おかず
人気! 豆苗のおかず
パート3
読者が選んだ野菜のベストレシピ
アボカドのおかず
パート4
キャベツ・大根・白菜を丸ごと大量消費!
パート5
ジャガイモ・タマネギ・にんじんの毎日おかず
パート6
人気! ナス×肉・魚も2素材レシピ
パート7
青菜でちゃちゃっと炒め物
コラム
傷みかけ野菜の食べ方事典
野菜のカンタン冷凍保存法
野菜の便利帖
地域の特徴に根ざした医療・介護政策の立案と実施は,健康長寿社会の実現に不可欠である.本書は,福井県の協力のもと,個人のサービス利用・特定健診情報を総合的に把握するビッグデータを構築し,根拠に基づく健康政策の立案をめざす視座を提示する.
序 章 根拠に基づく健康政策(EBHP)に向けて
第I部 費用構造の解明
第1章 医療費・介護費の集中度と持続性
第2章 死亡前1年間の医療費・介護費
第3章 高齢者の社会的入院:介護保険導入後に減少したか
第3章補論 連続入院期間から定義した「社会的入院」規模の推計
第II部 政策効果の分析
第4章 通所リハビリテーションの提供体制:介護費への影響
第5章 介護予防給付:状態像への影響
第6章 特定健診・特定保健指導:「平均への回帰」への対処
第III部 政策立案の支援
第7章 国民健康保険の財政予測
第8章 これからの健康政策への提言
補 論 プログラム評価の計量経済分析
参考文献
初出一覧
索引
Economic Analysis of Health Policy: Evidence and Suggestions from Social Insurance Claims Data
Yasushi IWAMOTO, Wataru SUZUKI, Ryoko MOROZUMI and Michio YUDA
健康寿命の延伸を阻害する要因の、生活習慣病の問題(メタボリックシンドローム)、
足腰の問題(ロコモティブシンドローム)、心の問題(うつ、認知症など)への対処法から、運動処方の必要性、
運動処方に安全に取り組むための知識を掲載する。
1章.運動処方の必要性
1.日本人の加齢変化
2.アンチエイジングは身体組成を良好に保て
3.こんなにもリスクの減る運動の効果
4.運動はオールマイティーの薬
5.日本人の健康度(心肺機能)の現状
6.運動不足がわが国の死因の第3位
7.わが国の健康づくりへの取り組み
8.運動処方は何歳頃から始めれば良いのか
2章.健康寿命を延ばすためのひと工夫
1.生活習慣病の問題(メタボリックシンドローム予防)
1-1.肥満について / 1-2.メタボリックシンドロームの予防
2.足腰の問題(ロコモティブシンドローム予防)
2-1.筋力づくり運動の必要性 / 2-2.効果的な筋力づくり運動
3.心の問題(うつ、認知症)
4.柔軟性
4-1.柔軟性の測定 / 4-2.安全で効果的なストレッチング
3章.安全に取り組むために
1.スポーツ外傷・スポーツ障害の予防と応急処置
1-1.スポーツ外傷の予防と応急処置 / 1-2.スポーツ障害の予防と治療
2.内科的障害への対応
2-1.突然死 / 2-2.熱中症 / 2-3.貧血
3.救急処置法
3-1.救急処置法の範囲と時間 / 3-2.救急蘇生法の流れ
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「病気と掃除のプロ」が教える!
インフルエンザ、ノロ、花粉、ダニ、
カビ、緑膿菌etc. から
大切な家族を守る30のテクニック
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【受験生、乳幼児、高齢者家庭は必読】
もうすぐやってくる花粉のシーズン。
加えて冬から春は、インフルエンザや
ノロなどの感染症の不安も高まります。
ところが、間違った掃除方法で
家の汚れをまき散らしてしまい、
これらの病気のリスクを高めている人が
実はとても多いのだとか!
本書の著者である松本忠男さんは
亀田総合病院の清掃責任者をはじめ、
30年間、さまざまな病院の現場で
「感染を防ぐ掃除メソッド」を
培ってきました。
☆掃除は水拭きよりも「乾拭き」
★トイレ掃除ではまず「ホコリ除去」
☆部屋の掃除は「中央→隅っこ」の順
★雑巾がけで「往復するのはNG」
☆「スクイージーに切れ込み」を入れる
と魔法の掃除グッズに
★台所の「換気扇には石鹸」で汚れ防止
……など、今日からできるテクニックが
満載です!
病気のモトとなる汚れをピンポイントで
攻めるから、「時短」にもなります。
「家のお掃除は取るに足らないものでは
なく、家族の健康を支える尊い仕事です」
と著者は言います。
科学的根拠にのっとった本書の掃除術で、
身体も心も明るく健やかな毎日を
手に入れましょう!
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亀田総合病院 名誉理事長・亀田俊忠氏
も太鼓判!!
「入院患者さんを感染症から守るには、
科学的エビデンスに基づいた松本さんの
掃除メソッドが欠かせません」
第1章 家の掃除は間違いだらけ
第2章 病気別・未然に防ぐ掃除術
第3章 部屋別・病気にならない掃除術
第4章 「病気にならない掃除」を続けるために
●現代の高齢者の特徴、社会的位置付け、高齢者にとっての健康やQOLの意義などを、国家試験必須の統計データなどと共に詳しく理解できます。
●高齢者をサポートする法と制度や社会保障について、看護師の役割を絡めてわかりやすく解説しています。
●長期療養施設や在宅などの多様な生活の場における、それぞれの特徴やケアについて、各施設やサービスのAR動 画と併せて、理解を深めることができます。
●高齢者看護の特性や、活用できる看護理論、倫理、アセスメント、高齢者特有のバイタルサインや疾患などについて、ポイントを絞って解説しています。
●健康な高齢者の生活面への支援について、加齢変化のポイントを押さえながら理解することができます。
●高齢者看護実習の基本を、疑似体験の方法なども交えてわかりやすく解説しています。
本書の初版発行以来、約10年の間に、体育・スポーツ・健康科学に関連する新しい内容が加わり理解すべき事柄も変化してきた。本書はそうした変化を踏まえ、今日の健康づくりに関しての考え方や実践のしかたをわかりやすく解説している。
寒さ本番! 腹巻1枚で健康美人!! おなかを温めるだけで冷え、むくみ、生理痛、便秘、腰痛、肌荒れなどが改善! ダイエット効果も!!テレビなどで美人女医として話題の石原新菜先生が効果的な温め方を分かりやすくレクチャー!!
1.スポーツ栄養・健康栄養の歴史と位置づけ(スポーツ栄養学とは何か/運動時の栄養の役割と関係する栄養素/栄養学の歴史そしてスポーツ栄養はいつから発展してきたか)
2.スポーツと栄養素(栄養とは/糖質/脂質/たんぱく質/ビタミン/ミネラル(無機質))
3.エネルギー代謝(エネルギー代謝/エネルギー供給機構/基礎代謝量とは何か/安静時代謝量とは)
4.栄養素の摂取方法(糖質/脂質/たんぱく質/ビタミン/ミネラル)
5.スポーツ選手の食事摂取基準と栄養ケア(スポーツの種目特性/スポーツ選手のエネルギー消費量/スポーツ選手の栄養素摂取量(食事摂取基準))
6.スポーツ選手のシーズンごとの食事(試合期(オンシーズン)の食事/休養期(オフシーズン)の食事/トレーニング期(体づくり))
7.スポーツ選手のライフスタイル別の食事(学童期のスポーツ選手の食事/思春期のスポーツ選手の栄養/成人期のスポーツ選手の栄養)
8.スポーツ選手の体づくり(増量/減量)
9.障害予防と栄養(鉄欠乏性貧血/炎症/骨折/摂食障害/月経障害)
10.熱中症予防と水分補給(体温調節のしくみ/熱中症とその分類/熱中症になりやすい環境/熱中症にかかりやすい人/熱中症の予防/水分補給/熱中症の応急措置)
11.健康の維持・増進のための運動と栄養
12.生活習慣病予防のための運動と栄養
13.スポーツ・健康とサプリメント
14.スポーツ選手の献立
15.生活習慣病予防の献立