健康という病が、いま日本列島を覆っている。メディアに溢れる健康情報は、それぞれ科学的根拠や統計、資料などの専門話を駆使して、いかにも説得力のある気配をもたらしているが問題は、それらがしばしば正反対の意見を主張することだ。そして私たちはついなるほどと納得し、きのうは東、きょうは西と流されてしまう。健康への過剰な不安から右往左往するこの暮らしぶりは、一種の病気と言えまいかー。正しい情報を見つけ出すヘルスリテラシーのすすめから、養生の作法、医療との付き合い方まで、健康ストレスがみるみる解消する新・健康論。
三百年の鎖国から目覚めたばかりの日本は海軍中将・榎本武揚をロシアへ派遣した。両国間で初の特命全権公使となった榎本に託された最大の課題は樺太(サハリン)の帰属をめぐる領土交渉。わずか六年前には天皇に刃向かって国賊と呼ばれ牢獄に入っていた男が公使であることを傲慢で自尊心の強いロシア皇帝が許容できるのか。難題が待ち構えるペテルブルグへ向かう榎本が出会った若いロシア人将校は冷徹な外交の世界に心あたたまる友情をよせてくるが…。旧幕府軍の指揮官から明治新政府の要人へと数奇な人生を送った榎本武揚に惚れ込んだロシアの現代作家が描く長編外交サスペンス。
人々の病を癒し、健康を増進させるため、植物に課された宿命は錬金術よりものすごかった!毒にも薬にもなる読書の愉楽を存分に。破天荒解の本草書、刮目相看の復刊!
週一回の断食で、みるみる痩せて美肌になり驚くほど体調がよくなる。のべ約七万人に断食指導をしてきたカリスマが贈る究極の健康法。
高血圧は放置すると脳卒中や心不全などの病気に結びつくので、血圧は下げた方がいい。しかし、減塩しても血圧が下がらない人と下がる人がいる。また、薬でむりやり下げるのは副作用が大きい。そこで、足(下半身)の筋肉を鍛えて若返りホルモンを分泌させ、血圧を下げる方法を伝授。さらに食べ物や漢方薬などで血圧を下げる方法も盛りだくさん。
基本となる考え方のつながりや用語の意味をストーリーとして理解!わかりにくいこと、誤解しやすいことは図表化して整理した。保健師国家試験の過去問題で理解度のチェックと学習内容の定着を図る。
「死にたい…」「消えたい…」の本当の意味は?回復への道につながるスキルと適切な支援法!
公認心理師の基本知識。広く「いのち」にかかわる健康・医療心理学を学ぶ。
多くの大学で教科書採用されている定評のある書籍の改訂版。感染症や食中毒をはじめ私たちの健康や公衆衛生に密接に関連するさまざまな疾病の原因究明や、化学物質の健康影響とその作用機序の解析を通じて“疾病予防”に貢献する「衛生薬学」が果たす役割は大きい。本書は薬剤師国家試験の出題基準および最新のコアカリキュラムに対応し、医療の担い手としての薬剤師が身につけておくべき衛生薬学に関する基本的事項をすべて網羅している。
生物、化学、数学(計算)の基礎が身につく。やさしい問題から順を追って解いていける。入学前の課題学習や、初年次教育に役立つ。
飼育、接し方、品種、健康管理のことがよくわかる。
現場で役立つ!先輩の実践例&アドバイスいっぱい。あやしても泣きやみません!なんでも「イヤ!」という時期の子には?遊び食べや好き嫌い…ムリなく、なくしたい。2歳児のケンカにはどう入る?絵本を楽しく読み聞かせるコツは?保護者から相談を受けたときは?こんなときどうする?の解決ヒント満載。毎日役立つ健康チェックポスター付き。
「健康のため」と称しい職場健診や人間ドックを受診する日本人。だが、健診を受けたら「寿命が延びる」というデータはなく、欧米には健診すら存在しない。検査で“異常”とされ、健康人が“病人”にさせられ、ムダな手術や投薬で命を縮めていくのが現実である。その裏には、うさんくさい「正常値」の存在、金儲けと化した健診を取り巻く医療ビジネスなどが隠れている。本書は、日本の医療を憂える近藤誠氏と和田秀樹氏が、過剰な医療介入を避け、寿命を縮めないために知っておくべきことを語る。