高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特集は『歯内療法における痛みの真実ー闇雲に治療を続けていませんか?』です.一般歯科医師および歯内療法専門医には患者が訴える痛みを正確に診断し,マネジメントすることが求められます.本特集では,2020年1月に発表された新しい国際顎顔面疼痛分類(ICOP)に基づく痛みの病態の判断の考え方に加えて,歯内療法領域の疼痛管理,さらに最新トピックとして新機材やステロイド薬が痛みのマネジメン トに寄与する可能性についても言及していただきます.
【目次】
特集 歯内療法における痛みの真実ー闇雲に治療を続けていませんか?
特別企画 外科的矯正治療の多様性
TOPIC 保険収載された磁性アタッチメントについて
TOPIC 唾液・唾液腺研究の最前線
私の視点 コロナ禍で自分を見失わないために
巻頭TOPIC 小児期の口腔機能発達を支援するために
根管充填Update 2
失敗から学ぶマイクロスコープ活用法 2
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 13
最新のエビデンスとコンセンサスに基づく インプラント周囲疾患に対する理解とアプローチver.2021 11
TOPIC
若手歯科医師によるCase Presentation
「こんにちは! つのまち歯科です」-「生活の医療」としての歯科を確立するために 11
歯科口腔保健の新時代ーデータからのat a glance 2
若手研究者&臨床家に送る 科学英語論文の読み方・書き方 2
全部床義歯,古典文献への誘い 4
TOPIC
TOPIC
事例に学ぶ歯科保険請求 189
医科歯科連携・多職種連携 日本社会に求められる歯科医療の近未来 5
海外アカデミアへの挑戦を終えて スウェーデンから日本へ 11
経済学的視点から歯科業界を読み解く 44
歯とお金にまつわるあれこれ 11
文学を咀嚼する 19
【Book Review】
【News & Report】
【Conference & Seminar】
・この10〜15年の間に、がんゲノム領域の研究はめざましい進展を遂げた。その技術・知識の臨床応用として、わが国では2019年に固形がんを対象とした遺伝子パネル検査が医療保険の適用対象となり、日常臨床でがんゲノム医療の提供が開始されている。
・一方で、造血器腫瘍における遺伝子パネル検査の開発やゲノム医療体制の構築は大きく立ち遅れていたが、2024年3月には造血器腫瘍を対象とした遺伝子パネル検査の販売承認申請が行われ、ついに造血器腫瘍におけるゲノム医療が実現されようとしている。
・本特集ではがんゲノム医療におけるエキスパートパネルの進め方をはじめ総論を解説したのち、代表的疾患について、それぞれのゲノム異常とその臨床的有用性について述べる。
■ゲノム解析時代の血液腫瘍学
・はじめに
・がんゲノム医療におけるエキスパートパネルの進め方
〔key word〕がんゲノム医療、エキスパートパネル、がん遺伝子パネル検査
・造血器腫瘍におけるゲノム異常に基づく治療薬アクセス
〔key word〕ドラッグラグ、先進医療、患者申出療養、臨床研究等提出・公開システム(jRCT)、がんゲノム情報管理センター(C-CAT)
・造血器腫瘍におけるゲノム異常による造血幹細胞移植の適応判断
〔key word〕同種造血幹細胞移植、NGS(次世代シーケンサー)パネル検査、リスク分類
・クローン性造血と多様なヒト疾患の関係性
〔key word〕クローン性造血(CH)、遺伝子変異、コピー数異常、血液腫瘍、心血管疾患
・生殖細胞系列素因を伴う骨髄系腫瘍におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕生殖細胞系列素因、胚細胞遺伝子変異、家族性骨髄系腫瘍、遺伝子変異解析、同種造血幹細胞移植
・急性骨髄性白血病におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕がん遺伝子パネル検査(CGP)、次世代シークエンス、二次的所見
・骨髄異形成症候群におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕骨髄異形成症候群(MDS)、ゲノム異常、臨床応用、個別化医療
・骨髄増殖性腫瘍におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕骨髄増殖性腫瘍(MPNs)、HMR変異、予後予測、スコアリングシステム
・造血器腫瘍におけるスプライシング因子変異の役割と治療標的
〔key word〕RNAスプライシング、スプライシング因子(SF)、アンチセンスヌクレオチド(ASO)、ネオアンチゲン
・形質細胞様樹状細胞関連腫瘍におけるゲノム異常
〔key word〕BPDCN、MPDCP、pDC-AML
・組織球腫瘍におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕組織球腫瘍、希少疾患、MAPキナーゼ(MAPK)経路、BRAF阻害薬、MEK阻害薬
・ダウン症候群関連骨髄増殖症のゲノム異常と臨床的意義
〔key word〕ダウン症候群関連骨髄増殖症、一過性異常骨髄増殖症(TAM)、ダウン症候群関連骨髄性白血病(ML-DS)、GATA1、RUNX1
・B細胞性急性リンパ性白血病におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕B細胞性急性リンパ性白血病(B-ALL)、分子病型、層別化治療
・T細胞性急性リンパ性白血病におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕T細胞性急性リンパ性白血病(T-ALL)、ゲノム異常、遺伝学的サブタイプ
・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫におけるゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、ゲノム異常、造血器腫瘍遺伝子パネル検査
・ゲノム異常に基づく濾胞性リンパ腫の病態理解とその臨床応用
〔key word〕濾胞性リンパ腫(FL)、ゲノム異常、クロマチン修飾遺伝子、免疫微小環境、予後予測因子
・ホジキンリンパ腫の遺伝子異常と臨床的意義
〔key word〕結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫(NLPHL)、古典型ホジキンリンパ腫(CHL)、LP細胞、HRS細胞
・T/NK細胞リンパ腫のゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕T細胞リンパ腫、NK細胞リンパ腫、JAK/STAT
・成人T細胞白血病・リンパ腫におけるゲノム・エピゲノム異常と臨床的有用性
〔key word〕成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)、T細胞受容体(TCR)経路、予後予測、エピゲノム異常、メチル化ヒストン
・多発性骨髄腫におけるゲノム異常と臨床応用
〔key word〕個別化医療、多発性骨髄腫(MM)、クリニカルシーケンス
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
創薬や疾患との関わりで注目を集める「TRCチャネル」の最新研究・知見が満載!
●Transient receptor potential(TRP)チャネルは,1989年にショウジョウバエのtrp遺伝子が同定されて以来,世界で精力的に研究され,大きな機能的多様性を有するイオンチャネルファミリーを形成することが示されてきた.
●細胞のシグナル伝達因子や,温度・浸透圧などの環境因子など,物理学的・化学的刺激に対して広い範囲で応答するセンサーとして機能しており,このTRPチャネルは生命の基本的過程において重要な役割を担い,非常に多くの細胞機能に関わることが研究されてきた.
●TRPチャネル機能異常は多くのチャネル病を引き起こし,多くの後天的疾患や癌の発生においてTRPチャネルが重要な役割を果たしていることが明らかにされ,阻害薬あるいは刺激薬の有用性が大いに期待されている.
●TRPチャネルを制御することは,細胞機能,組織機能,ひいては個体機能を制御することにつながる可能性がある.今後,原子レベルでの構造解明がなされれば,TRPチャネルを標的とした薬剤の開発が考えられており,また疾患との関連についても研究が進むことが期待されている.
●本書では,このように多くの注目を集めるTRPチャネルについて,第一線の執筆陣が最新の研究・知見を詳しく解説!
【主な目次】
■はじめに
脊椎動物の温度感受性TRPチャネルの進化的な変化と環境適応
■TRPCチャネル
TRPCサブファミリーの分子構造と活性化・制御機序の新知見
神経・グリア細胞におけるTRPCチャネルの生理学的・病態生理学的重要性
TRPC1/4/5チャネルの生理機能および疾病との関連と標的創薬ーー特異的な活性化薬・抑制薬の発見による研究展開
TRPC3/C6蛋白質シグナル複合体形成の病態生理的意義
■TRPVチャネル
TRPV2を核とした心臓のメカノバイオロジー研究
心筋症・心不全治療をめざしたTRPV2阻害薬の開発
メカノセンサーTRPV2による神経回路形成の促進
温度感受性TRPチャネルと上皮バリア
脳疾患におけるTRPV4の関与
TRPV4とヒトの遺伝性疾──TRPV4病
TRPV4チャネル活性の制御機構
TRPV5, TRPV6と上皮Ca2+輸送
■TRPMチャネル
TRPM4チャネルと心血管の生理・病態生理
TRPM7と歯の石灰化制御機構
■項目別
微生物TRPチャネルの機能と役割
エネルギー代謝調節におけるTRPチャネルの役割
酸素センシングにおけるRedox感受性TRPチャネル
昆虫のTRPチャネルと感覚機能
温度センシング
TRPチャネルと痛み
消化管炎症,内臓痛,味覚受容機構におけるTRPチャネルの機能
カルシウム活性化クロライドチャネルとカルシウム透過性チャネルの相互作用ーーアノクタミン1とTRPチャネル
LGBTは、精神障害なのか?LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を集めた略語である。かつて精神医学で病理と捉えられていた同性愛を含む多様な性のあり方は、現在では精神障害とはみなされていない。本特集では、一般精神科にLGBT当事者が、生きづらさや特有のメンタルヘルス問題を抱え、訪れた際に適切に対応するために、その概念や歴史的経緯を基礎から紹介し、さらに彼らのニーズに沿った医療を提供するための具体的対応方法を取り上げた。これからの精神科医が求められるLGBTの正しい理解と適切な対応のために必読の特集。
・現在、わが国において最も対応が急がれている生活習慣病は、医療費の3割、全死亡者数の6割を占め、急速に進む超高齢化を背景に、その対策は医学的また社会的にも一層重要となっている。
・これらの罹患臓器には線維化病変が共通して認められ、肺や肝臓ではがんの発生母地ともなるため、線維化の制御は生活習慣病の進展予防に直結する重要戦略と位置づけられる。
・本特集では多角的な視点と新たなツールを用いて臓器線維症の病態を掘り下げ、全身臓器の線維症にみられる共通性と臓器ごとの特異性を理解することで、新たな治療アプローチを模索することをめざす。
■ 臓器線維症を科学する -病態解明と治療法開発への展望 12月第1土曜特集
・はじめに
●分子細胞基盤
・組織障害時におけるコラーゲンネットワーク形成に関わる分子機構
〔key word〕細胞外マトリックス(ECM)、線維化、コラーゲン、フィブロネクチン、TGF-β
・線維症とメタロプロテアーゼーーMMP・ADAM・ADAMTS
〔key word〕MMP、ADAM、ADAMTS、TIMP、線維症、癌関連線維芽細胞(CAF)、線維性癌間質反応
・コラーゲン産生細胞の起源
〔key word〕細胞系譜、線維芽細胞、臓器発生、中皮、中胚葉
・コラーゲン産生細胞の形質転換による臓器線維症治療への応用
〔key word〕コラーゲン産生細胞、脱活性化(脱分化)、分化転換、細胞系譜追跡、Tcf21
・疾患特異的マクロファージの機能的多様性ーー線維化に関わるマクロファージと非免疫系のクロストークの研究
〔key word〕自然免疫、疾患特異的マクロファージ、線維症、細胞死、non-coding RNA
・気道の組織線維化の病態形成機構
〔key word〕線維化誘導ー病原性ヘルパーT細胞、線維化、アンフィレグリン、好酸球
●病態解明とそのツール
・遺伝子改変マウス作製技術ーーPITT/i-PITT法とEasi-CRISPR法
〔key word〕遺伝子改変マウス、ゲノム編集、PITT/i-PITT法、Easi-CRISPR法
・線維化疾患のモデル動物
〔key word〕臓器線維化、線維芽細胞、誘発モデル、遺伝子改変モデル
・炎症の進行過程解明のための一細胞トランスクリプトーム解析
〔key word〕一細胞遺伝子発現解析、トランスクリプトーム、細胞系譜、炎症
・マイクロ流体デバイスを技術基盤とするOrgan-on-a-chipの臓器・疾患モデルへの応用
〔key word〕Organ-on-a-chip、マイクロ流体デバイス、疾患モデル、生体模倣システム
・エクソソームーー生体内第3の情報伝達手段が開く未来
〔key word〕エクソソーム、細胞間コミュニケーション、バイオマーカー、薬物送達システム
・バイオイメージングーー非線形光学現象を利用した線維化イメージング
〔key word〕蛍光バイオイメージング、2光子励起蛍光顕微鏡、非線形光学現象、第二次高調波発生(SHG)
●臓器特異性と共通性
・肺線維症
〔key word〕特発性肺線維症(IPF)、テロメア短縮、MUC5B、制御性T細胞、エクソソーム、マイクロRNA
・心臓疾患における線維化
〔key word〕炎症、筋線維芽細胞、組織再生
・肝線維化の分子・細胞メカニズム
〔key word〕肝線維化、細胞外マトリックス(ECM)、類洞、肝星細胞
・クローン病の腸管線維性狭窄に対する治療開発の展望
〔key word〕炎症性腸疾患、クローン病、腸管狭窄、adherent-invasive Escherichia coli(AIEC)
・腎線維化
〔key word〕Transforming growth factor-β(TGF-β)、connective tissue growth factor(CTGF)、マイクロRNA(miRNA)
・全身性強皮症の皮膚線維化の機序と治療標的
〔key word〕全身性強皮症(SSc)、線維化、病態、治療、免疫
・代謝臓器の線維症における特異性と共通性
〔key word〕慢性炎症、メタボリックシンドローム、肥満、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、マクロファージ
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
今月号の特別企画「EBMに基づいた歯周組織再生療法の現在と未来」では,歯周組織再生療法の術式,材料の観点から,その現状と今後の方向性を探ります.
【目次】
特別企画 EBMに基づいた歯周組織再生療法の現在と未来
巻頭TOPIC 新たな視点 食道期の嚥下障害とは
臨床トピック スーパーボンドマイクロシリンジは矯正歯科のブラケット装着に必須のアイテム!
臨床トピック 三叉神経痛・顎関節症に有効な桂枝加朮附湯という漢方薬
エンド治療Q&A 2024 2
内科医×歯科医の徹底対談ーご存じですか?「肥満」と「糖尿病」の現在(いま) 2
コンポジットレジン修復Q&A 臨床での疑問点を解決して適応範囲を拡大しよう! 18
デンタルエックス線写真読影 8
お悩み解決!パーシャルデンチャー 8
エビデンスに基づく実践的な歯周治療〜日常臨床で活用するためのTips 6
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 14
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 20
さあ,睡眠歯科をはじめましょう! -睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ 8
「人」を「良」くすると書いて“食“〜歯科が生み出す“食”の新たな形を考える 2
北欧モデル スウェーデン歯科医療のホントのところ 2
いま,在宅歯科医療に求められていることとは〜在宅で最期まで“食べる”を支えるために 2
歯科医師の多様なキャリアパス 8
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 26
歯科医師に必要なビジネススキル〜経営学で歯科医師人生をもっと楽しく生きる〜 5
経済学的視点から歯科業界を読み解く 71
「顎関節症臨床医の会」だより 11
My Bookshelf〜私の本棚〜 14
ゴッホの黒猫を探せ! 2
【News & Report】
【Conference & Seminar】
・外国人診療を行ううえで最初の障壁になるのは外国語である。医療の専門教育について、どの程度英語を用いるべきかということは、一般教養としての英語教育とはまた異なった課題である。
・JCIのような国際的な病院機能評価システムや、JMIP、JIHのような外国人患者受け入れ体制に対する評価や推奨制度が広がりつつある。これは外国人患者が、より一層安心して医療を受けられるための仕組み作りである。
・本特集では現在、外国人患者受け入れのための体制づくりがどこまで進んでいるかと、医療スタッフの教育を含めた人的リソースの供給体制とを主眼におき、さらにスポーツ医学の観点からも執筆いただく。
■ 外国人診療
・はじめに
・外国人患者の受け入れとインバウンドの現状と体制
〔key word〕インバウンド、外国人患者、認証制度
・国際認証Joint Commission Internationalへの取り組みの価値
〔key word〕エビデンスに基づく病院管理、病院管理ツール、質改善のサイクル
・国際化に求められる体制整備ーー外国人診療における安全性と効率性の両立をめざして
〔key word〕外国人診療における安全性と効率性の両立、多様化する通訳方法とその選択、外国人診療サポート部署
・日本への渡航受診者の受け入れと日本の医療の国際展開
〔key word〕インバウンド、アウトバウンド、Medical Excellence JAPAN(MEJ)
・臨床現場で役立つ医学英語教育
〔key word〕医学英語、医学英語教育、医療面接、医療通訳
・スポーツと医療の国際化
〔key word〕海外渡航、国際競技大会、マスギャザリング、感染症、準備
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・C型肝炎治療後の肝発癌とTLL1遺伝子多型
循環器内科学
・安定冠動脈疾患に対する新たな治療概念: AFIRE研究
麻酔科学
・慢性術後痛を予防するために
●連載
老化研究の進歩
・17.サルコペニアの診断とメカニズム
〔key word〕サルコペニア診断、筋線維タイプ、筋サテライト細胞
再生医療はどこまで進んだか
・9.疾患特異的iPS細胞を用いた骨格系統疾患の病態解明から創薬
〔key word〕骨格系統疾患、分化誘導、病態再現、創薬
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・2.自然免疫が関与する炎症ーー自然炎症と自己炎症性疾患
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築1
・今、歯科診療所からーーCOVID-19の発生を受けて
・新型コロナウイルスの抗体検査を用いた松本歯科大学学生・教職員の疫学調査
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・ADHDの有病率は高率で、成人においては人口の5%あまりというデータも報告されている。現状では、ADHDは臨床面でも社会的にも重要な疾患であるにもかかわらず、その重要性が十分に認識されていないケースが多い。
・かつてADHDは何らかの脳の微細な損傷が原因と考えられてきたが、現在このMBD説は否定されており、他の精神疾患と同様に神経伝達物質の機能障害が想定されている。しかし、その詳細な病態は明らかではない。
・かつてADHDと自閉症スペクトラム障害(ASD)は併存しないものとされてきたが、最近では生物学的関連を指摘する研究もみられている。本特集はこのようなADHDについて、最近の知見を紹介するものである。
■ ADHDの最近の知見 -発症メカニズムと治療法
・はじめに
・ADHDの概念
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)の歴史、ADHDの疫学、ADHDの症状経過、神経多様性(neurodiversity)
・ADHDの生物学
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)、原因、病態
・ADHDの診断と診断ツール
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)、質問紙、構造化面接、併存診断、除外診断
・ADHDと自閉症スペクトラム障害(ASD)--変遷する両者の関係性
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、併存
・ADHDにおける精神疾患の併存と鑑別
〔key word〕破壊的行動障害(DBD)マーチ、情動調節障害(ED)、双極性障害、境界性パーソナリティ障害(BPD)、複雑性心的外傷後ストレス障害(cPTSD)
・ADHDの心理社会的治療
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)、心理社会的治療、ペアレントトレーニング、認知行動療法(CBT)、弁証法的行動療法(DBT)
・ADHDの薬物療法
〔key word〕注意欠如・多動性障害(ADHD)、薬物療法、自閉症スペクトラム障害(ASD)
●TOPICS
救急・集中治療医学
・日本蘇生協議会(JRC)蘇生ガイドライン2020「急性冠症候群(ACS)」のポイント
癌・腫瘍学
・難治性リンパ腫に免疫抵抗性を与えるLivinの役割
社会医学
・「医療事故調査制度」の現状と制度運営上の課題
●連載
オンラインによる医療者教育
・14.オンラインによる臨床研修ーー橋本市民病院の事例
〔key word〕コロナ禍、臨床研修、SAMRモデル、ICT、technology enhanced learning
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・12.N-NOSE:線虫を使ったがんの一次スクリーニング検査
〔key word〕C. elegans、がん、尿、スクリーニング
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・6.新型コロナウイルス検査の性能と利用法
●フォーラム
パリから見えるこの世界
・104.「科学と宗教」を考えるためのメモランダム
子育て中の学会参加
・19.整形外科医の視点から
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・損傷を受けたDNAは損傷の種類に応じた多様な仕組みにより適切に修復されなければならない。これらの仕組みに異常が生じると、がんや発生異常などのさまざまな疾患の原因となる。
・DNA損傷応答機構の研究の歴史は非常に古く、1960年代の後半には大腸菌においてDNAの組換えに必要な遺伝子が同定されている。その後もさまざまな種類のDNA損傷に対応する修復機構が同定されている。
・今後、DNA損傷応答機構への理解がさらに深まることで、がんや老化をはじめとするDNA不安定症に対する新たな予防・治療薬の開発につながるものと期待できる。
■ 多様な疾患の原因となるDNA損傷応答不全
・はじめに
・がん治療に伴うDNA損傷修復とシグナル伝達ーーDNA二本鎖切断の修復機構から免疫応答まで
〔key word〕DNA二本鎖切断(DSB)、DSBの修復経路選択、非相同末端連結(NHEJ)、相同組換え(HR)、がん免疫チェックポイント
・DNA二重鎖切断修復とゲノム安定性
〔key word〕DNA二重鎖切断(DSB)、非相同末端結合(NHEJ)、相同組換え(HR)
・眠りから覚めたSchlafen 11(SLFN11)--DNA障害型抗がん剤の真の効果予測バイオマーカーとなるか?
〔key word〕SLFN11、Precision medicine、効果予測バイオマーカー、DNA障害型抗がん剤
・ヌクレオチド除去修復の進行に必要とされるヒストン翻訳後修飾酵素の役割
〔key word〕ヌクレオチド除去修復(NER)、ヒストン翻訳後修飾、メチル化、アセチル化
・ファンコニ貧血の原因遺伝子群とクロスリンク修復経路ーー最近の研究展開
〔key word〕ファンコニ貧血(FA)、DNA損傷応答、DNA鎖間架橋(ICL)修復、複製ストレス
・マイクロRNA生合成因子DGCR8は転写と共役したヌクレオチド除去修復を制御するーーDGCR8-mediated UV response pathway
〔key word〕DNA修復、紫外線、マイクロRNA(miRNA)、ヌクレオチド除去修復(NER)
・BRCA遺伝子変異による臓器特異的な発がん
〔key word〕BRCA1/2、相同組換え修復(HRR)、乳がん、卵巣がん、臓器特異性
・DNA損傷応答による細胞老化と加齢性疾患
〔key word〕DNA損傷応答、senescence-associated secretary phenotype(SASP)、細胞老化、加齢性疾患
●TOPICS
社会医学
・生活道路の速度制限で交通弱者が守られる
臨床検査医学
・多発性骨髄腫治療薬「ダラツムマブ」使用時の効果判定検査の注意点
神経内科学
・アルツハイマー病の発症機序におけるTREM2の関与
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・13.iPS細胞を用いた角膜疾患に対する再生医療
〔key word〕iPS細胞、角膜上皮幹細胞疲弊症、再生医療
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・6.PathogenicヘルパーT細胞と組織炎症
〔key word〕ヘルパーT(Th)細胞、サイトカイン、組織炎症
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・生物に学ぶ防汚材料1:ナメクジの粘液分泌に学んだ撥液・難付着材料ーーSelf-Lubricating Gels(SLUG)
〔key word〕ナメクジ、粘液分泌、撥液、難付着性、防汚、自己修復
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・1.はじめに
・特別寄稿:新型コロナウイルス感染症におけるIgGFc-binding proteinの役割(仮説)
世界で最も豊かな国の最貧困エリアとCOVID-19
・世界で最も豊かな国の最貧困エリアとCOVID-19--米国ニューメキシコ大学病院からの報告
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
●THE ESSENTIALS 100 紳士を作る事事物物
右頁はとある紳士の書斎。世界中を旅するうちに収集した、古今東西のあれやこれ。
インテリジェンスと品格を構成する、知恵の泉の様相だ。
人間性の醸成を左右するのは、人生のキャリアで“何に触れて生きてきたか”。
ここに集めた本質のモノゴト100が、現代紳士を作る事事物物である。
●Spectacular Scene 美しい旅の装い
アメリカの思想家、哲学者、作家、詩人であるエマーソンはかつてこう語った。
「美しいものを見つけるために私たちは世界中を旅行するが、
自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう」。
それをかなえるために、マカオの世界最高峰プレミアムホテル「モーフィアス」や歴史地区へ、
最上級の美しい服やものを携えていく。成熟した男の美しい旅とは、かくあるべし。
●The High life in the Deep woods 森のジェントルマンスタイル
パリから北東へクルマで約2時間。
広大なコンピエーニュの森はかつて、ナポレオンの狩り場であった。
当時の貴族階級が集いしその場所で、現代的な紳士のクラッシースタイルを再現。
カントリーサイドだからこその素材、ディテール、機能性。
独特のクラッシーな趣を持つ、ジェントルマン必携のウエアを集めた。
●For Two People The Joy Doubles 喜びをともに…
いま腕時計の世界は、従来の“ペアウオッチ”の概念を打ち崩すような、
男女ともに選ぶことのできる、実にバラエティ豊かなラインナップにあふれている。
時には異なるコレクションで、時には同じデザインで、という選び方が可能となった。
互いに選び合う楽しみを共有しながら、そして好みや意見を尊重し合いながらーー
ともに時を重ねる喜びを、洗練のタイムピースを腕にパートナーと分かち合いたい。
●LUXURY CRUISING FOR GENTLEMEN 永遠の憧れ、船旅という贅沢 今、クルーズはこんなに進化している
一度船で旅に出ると、世界は海や川でつながっていることに気が付く。穏やかなドーバー海峡から、
熱帯ジャングルに覆われたアマゾン川…。この地球上には、船でしかたどり着けない場所がいくつもあり、
知らない風景や新しい文化に初めて触れるときの感動こそ、“贅沢”といえるのかもしれない。
移動中は優雅に、そして着岸後は未知の世界に繰り出す、そんなクルーズの旅を試してみてほしい。
●About the Bubbles おいしさの秘密
シャンパーニュほど奥の深い飲み物はない。ブレンドによる風味のレイヤー、熟成がもたらすボディの厚み。
アペリティフにそれのみを楽しむことはもちろん、さまざまな料理に寄り添わせることも可能だ。
鴨、Tボーンステーキ、上海蟹、そば、それにトウガラシのスイーツまで、
驚くほど多様なペアリングの世界へと、シャンパーニュ好きの諸兄を誘う。
そして偉大なるシャンパーニュ誕生の裏にはストーリーがある。
マリー・アントワネットとジュエリー、ヒトラーから世界を救った男、そしてシャンパーニュ好きの毛皮商。
シャンパーニュを知れば知るほど、その深みにはまってしまうのだ。
●Emotional EV EVスーパースポーツという新たなる選択肢
環境性能だけでなく、ドライビングプレジャーの新境地を切り開きながら、
EV化による絶対的パフォーマンスを誇示するスーパースポーツカーの進歩が著しい。
その革新性は「夢」と「現実」を駆け巡るタイムマシンのごとくである。
■【特集】農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち
便利で安価な暮らしを求め続ける日本ーー。これは農業も例外ではない。大量生産・大量消費モデルに支えられ、食べ物はまるで工業製品と化した。このままでは食の均質化はますます進み、価値あるものを生み出す人を“食べ支える”ことは困難になる。しかし、農業が持つ新しい価値を生み出そうと奮闘する人は、企業は、確かに存在する。日本の農業をさらに発展させるためには、農業の「多様性」が必要だ。
文・出井康博、熊野孝文、笹井清範、編集部
INTRODUCTION
農業をもっとクリエーティブに もっとイノベーティブに
編集部
PART 1 農業の価値再考
前例がなければつくればいい ベトナム発“次の農業”
編集部
PART 2 有機農業
拡大し続ける世界市場 有機農業の黎明期に立つ日本
編集部
PART 3 都市農業
農業が都市にあることの価値 絶やさないためのヒント
出井康博 ジャーナリスト
PART 4 用途広がるコメ
「ごはん」だけじゃない コメが持つ無限大の可能性
熊野孝文 元米穀新聞記者
PART 5 小売業の役割
「売れればいい」から脱し 小売業は“価値伝達業”たれ
笹井清範 商い未来研究所 代表
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・世界は「動乱の時代」へ 2023年、日本外交の課題
PART 1
米国政治は荒れ模様 それでも日米同盟は揺るがない
ザック・クーパー アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上級研究員
PART 2
「多極世界」から「多極アジア」へ インド外交の鍵握る中国
溜 和敏 中京大学総合政策学部 准教授
PART 3
「大国なき時代」の中東 日本外交の自主性が試される
青木健太 中東調査会 研究員
■WEDGE_OPINION
・原発の運転延長を前提に新増設への制度設計を急げ
遠藤典子 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 特任教授
佐々木経世 イーソリューションズ 代表取締役社長
■WEDGE_REPORT 1
・「賢すぎるAI」の大競争時代 日本よ、取り残されるな
編集部
■WEDGE_REPORT 2
・住民帰還で動き始めた双葉町 “空白の11年”をどう埋めるか
稲泉 連 ノンフィクション作家
■連載
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉:休暇取得の日数を増やすには? (佐々木周作)
・インテリジェンス・マインド:米国独立の裏側で暗躍した 3人のインテリジェンスの父(小谷 賢)
・新しい原点回帰:最先端のブランドづくりに挑む老舗洋菓子メーカー(磯山友幸)
・MANGAの道は世界に通ず:『スラムダンク』に学ぶ 最強組織のつくり方(保手濱彰人)
・天才たちの雑談【最終回】:健康の鍵握る体内の「ゴミ掃除」 実は人体は謎だらけ
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:揺れ続けるスペイン内戦への評価 歴史とは何なのか(細田晴子)
・近現代史ブックレビュー:『暗殺の幕末維新史 桜田門外の変から大久保利通暗殺まで』 一坂太郎(筒井清忠)
・時代をひらく新刊ガイド:『昭和の参謀』 前田啓介(稲泉 連)
・Letter 未来の日本へ:音楽家として、母として 知的で優しい日本の皆様へ
椎名林檎 音楽家(河合香織)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
「さらばリーマン」は休載させて頂きます。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●「フードテック」とは、Food(フード)と Technology(テクノロジー)を組み合わせてつくられた言葉で、世界的な食糧不足・飢餓問題に対応する持続可能な食糧供給の実現や、食品産業における生産性の向上、健康志向や環境志向といった個人の多様なニーズを満たす豊かな食生活の実現など、食にかかわるさまざまな課題について、最先端の技術を活用して解消し、食の可能性を広げていくことが期待されています。
●近年、フードテック分野への関心が急速に高まる中、世界におけるフードテックへの投資額は年間2兆円を超えるともされ、環境負荷の高い食肉に代わるたんぱく質供給源の開発や、計画生産が可能な植物工場、フードロボットによる調理、ICTを活用したスマート農業、フードロスや食品廃棄の削減につながる配送・物流におけるICT活用など、多岐にわたる領域で実用化に向けた研究開発が行われています。
●本特集では、「ヘルス・フードテックの未来展望ー栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる」と題して、フードテックにおても、とくに健康や疾患予防といったヘルスケアとかかわりの深いテーマを中心に、各分野の最新の取り組みについてトップランナーの執筆陣が解説しています。最新テクノロジーが拓く栄養・食の未来と可能性を詳しく紹介しています!
【目次】
特集にあたって
健康・医療に寄与するフードテック
次世代宇宙栄養学の展望
ヘルス・フードテックによる個別化食の未来
昆虫食の機能性と将来
代替プロテイン研究の最前線
ゲノム編集による食品の低アレルゲン化技術
調理支援に向けたロボット技術
嚥下調整食作成に有用な簡易粘度測定機器の開発
味覚電気刺激による食事体験の変容
新連載●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
連載開始にあたって
vol.1 転移をともなう胃癌により重度の食欲不振を呈した症例
●巻頭カラー これだけは知っておきたい 口腔ケアの基本と実際
第1回 口腔ケアとは?-アセスメントツールOHAT-Jを中心に
●スポット
家庭で簡単にできる新凍結含浸法ー拡散原理を用いた食材軟化技術
大学病院における臨床倫理コンサルテーションチームの活動
●資料
2023年 栄養関連学会カレンダー
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
長ねぎ(根深ネギ)
●こんだてじまん
じまんの一品料理 おせち料理/医療法人光風会 光南病院
●Noteworthy News
米国栄養士会(Academy of Nutrition and Dietetics)および米国栄養士会国際部会(International Affiliation of Academy of Nutrition and Dietetics:IAAND)の活動
●書評
『治せる?治せない?摂食嚥下障害への視点と対応 まだまだあるぞ!できること』
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
4.認知症高齢者における「口腔原始反射」に対する食支援ー認知症の進行に合わせて、多職種でかかわった経口維持支援の一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 13 輸液選択
●Medical Nutritionist養成講座
61.静脈栄養剤の種類と選択
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
19.タンパク質の逆襲(4)-ApoA-Iとα-シヌクレイン
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第45回 し好飲料類4
●日本栄養士会医療職域
2023年新年を迎えて
自治体病院
和歌山県立医科大学附属病院病態栄養治療部の取り組み
精神科病院
摂食障害の外来栄養指導
厚生労働省・消費者庁
第86回「がん対策推進協議会」の開催について・他
●おしらせ
女子栄養大学香友会主催 令和4年度 管理栄養士国家試験受験準備講習会《直前講座》・他
1
●複雑機構に情熱を注ぎ続けるジュウ渓谷の名門
オーデマ ピゲはロイヤル オークでのちのラグジュアリースポーツウォッチの道を開き、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのような過去に類例がない独創的な新アイコンでその名が知られる。しかし忘れてはならない。1875年に設立された時から、複雑機構の優れた担い手であり続けたことを。さらにジュウ渓谷における時計製造の歴史を遡れば、1875年以前にオーデマ家とピゲ家の名前が見付けられる。例えば1760年にこの地における最初期の時計マイスターとなったイサク=アブラハム・ピゲであり、パーペチュアルカレンダーを1830年にいち早くものにしたシャルル=アンリ・オーデマである。そうした優秀な時計一族の血脈にあり、才能にも恵まれた二人の創業者、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが、複雑機構に情熱を傾けるのは必然であった。そのDNAは、彼らの子孫によって受け継がれ、ジュウ渓谷の伝統に則った製作技術で複雑機構を革新してきた。
2
●百花繚乱のパーペチュアルカレンダー
月の大小の月末を時計が自動で判別し、4年に1度しか訪れない2月29日も正確に表示するパーペチュアルカレンダーは、実用性に秀でた複雑機構である。フランス語ではQuantième Perpetuel。ゆえに“QP”と称される。腕時計に初搭載されたのは、1925年。そしてクォーツショックさなかの1970年代後半から80年代、新コンセプトのQPが登場したことで、機械式時計が再評価されるひとつのきっかけとなり、今では多くのブランドが同機構で個性を競い合う。QPリストウォッチ100年間の進化の歴史を追う。
3
●諦められた革新を、ただ一社のプライドが形にした
1964年10月、東京・晴海。第11回東京モーターショーに展示されたマツダ コスモスポーツの試作車は、観る者の目にクルマの未来を運んで来たかのように映った。本稿では現存する希少なコスモスポーツの試作車に焦点を当てた。そこには、日本の自動車人が世界に追いつき追い越そうと邁進する姿が見て取れるからである。
4
●登頂よりも帰還を尊ぶ者たちがひっそりと選び続けた ロレックス エクスプローラー IIの物語
ロレックスに傍流があるとすれば、このモデルだ。サイケデリックが隆盛を極めた1970年代に発表されてから50年、そして最近のアップデートまで、世界一高い山頂に立つ運命にある、変わり種の“ケイブ(洞窟)ドゥエラー”を再評価しよう。
5
●ハイエンド・アナログキーボードというジャンルを確立した男の物語
ライアン・ノルバウアー氏は起業家にして工業デザイナーだ。懐古未来主義者でもある。さらにはワーカホリックときている。そんな彼が立ち上げたNorbauer & Co.は、日常的な道具に徹底した美意識と哲学を注ぎ込む、ラグジュアリーキーボードのアトリエである。スタートレックに影響を受けた審美眼と、クラフトマンシップへの深い敬意、そして非合理性さえ肯定する精神が交錯するそのガレージには、現代における新しい“ものづくり”の姿が映し出されている。
6
●天文複雑機構の粋を極めた、編集部厳選ムーンフェイズウォッチ10選
時計の複雑機構のなかでも最も伝統的で、じつにロマンチックなムーンフェイズは、日々の実用性に縛られることなく、アニメーションによって楽しさと好奇心を与えてくれる機構である。これは、時間を地球上で、あるいは月面で測定するためのものではなく、空に浮かぶ月のさまざまな姿との視覚的関係を、ミニチュアとして表現するための複雑機構なのだ。伝統的な遺産であるにもかかわらず、ムーンフェイズは現在でも、多くの新旧ブランドが天文学的要素を強調し、楽しみを加える手段として用いている。かつてはシンプルでミニマルなドレスウォッチに対して、空想的な装飾を加える要素としての役割が大きかったが、いまでは機械的要素と芸術性を融合させた多様な表現が見られ、なかには毎日満ち欠けする“自分だけの月”を腕元に備えるようなモデルさえ登場している。今回の10選では、ウォッチメイキングにおいて最も古くから存在する複雑機構のひとつであるムーンフェイズが、多くのブランドによっていかに独自に取り入れられ、洗練されているかを示すため、編集部のお気に入りモデルを10本集めた。
7
●オークションの舞台を仕切る指揮者、オーレル・バックス
オーレル・バックスは世界で最も重要な時計オークショニアであり、人類史上最高額のヴィンテージウォッチを含め、数億ドルの売り上げを誇る名ショーマンである。それはすべて称賛すべき事実だ。しかしこんな素朴な疑問には答えてくれない。彼はいったいどんな人物なのか?
・Dickらにより実験的にがん幹細胞の存在が証明されてから四半世紀が経過した。この間、多くの技術的進歩に伴ってがん幹細胞の性質やその作動原理が解明された。
・当初の骨髄性白血病での証明に続いて乳がんや脳腫瘍など、他のがん種にも幹細胞が存在することが示され、さらには遠隔転移や治療抵抗性における機能的重要性も明らかになった。
・本特集では、これまでのがん幹細胞研究を振り返ってその進歩を総括するとともに、次の四半世紀のがん研究の方向性を議論する基礎となるよう、多様な研究背景を持つ先生方に執筆いただく。
《目次》
・はじめに
●がん幹細胞維持機構:総論
・がん幹細胞と薬剤耐性
〔key word〕がん幹細胞、薬剤耐性、がんの不均一性
・がん幹細胞とそのニッチ
〔key word〕腫瘍微小環境、乳がん、サイトカイン、セマフォリン、がん間質細胞
・がん幹細胞のエピゲノム制御
〔key word〕がん幹細胞、エピジェネティクス、DNAメチル化、ヒストン修飾、クローン性造血
・がん幹細胞と転写後制御
〔key word〕メッセンジャーRNA(mRNA)、スプライシング、RNAプロセッシング、poly(A)tail
●がん幹細胞を支える多様なシグナル/メカニズム
・Spred1による造血幹細胞制御と白血病化
〔key word〕造血幹細胞、自己複製、高脂肪食、腸内細菌
・乳がんと正常乳腺における転写因子NF-κB による幹細胞維持機構の相違
〔key word〕トリプルネガティブ乳がん(TNBC)、Basal-like乳がん、乳腺上皮幹細胞
・FOXOによるがん幹細胞の制御
〔key word〕フォークヘッドO型転写因子(FOXO)、抗がん剤抵抗性、がん微小環境、TGF-β-Smad3、Wnt-β-カテニン
・造血器腫瘍におけるHIF1A/ARNTシグナル経路とがん幹細胞制御
〔key word〕HIF1A、pseudohypoxia、骨髄異形成症候群(MDS)、急性骨髄性白血病(ALL)、慢性骨髄性白血病(CML)
・RB1によるがん幹細胞の制御
〔key word〕RB1、がん幹細胞、分化、代謝、炎症
・がん組織における分岐鎖アミノ酸代謝制御
〔key word〕分岐鎖アミノ酸(BCAA)、代謝リプログラミング、がん代謝
・マイクロRNAによるがん幹細胞の制御
〔key word〕マイクロRNA(miRNA)、がん幹細胞、治療抵抗性、m6A
・細胞内鉄代謝とがん幹細胞の制御
〔key word〕細胞内鉄代謝、がん幹細胞性維持、IRP-IRE鉄制御システム
・タンパク質翻訳後修飾とがん幹細胞制御ーーヒストンアシル化による遺伝子発現制御
〔key word〕ヒストンアシル化、エピジェネティクス、翻訳後修飾、代謝
●がん幹細胞の理解に向けた新技術開発とその応用
・ヒストンアセチル化酵素とがん幹細胞制御
〔key word〕ヒストンアセチル化、転写活性化、MLL、合成致死
・CRISPRスクリーニングによる幹細胞制御因子の網羅的探索
〔key word〕ゲノム編集、CRISPR-KOスクリーニング、マウスES細胞、未分化能
・iPS細胞から再生したT細胞を用いたがん免疫療法の開発ーーWT1抗原を発現する固形がんを標的にして
〔key word〕細胞傷害性T細胞(CTL)、iPS細胞、T細胞レセプター、他家移植、WT1抗原
・多発性骨髄腫の根治をめざしたCAR T細胞の開発
〔key word〕多発性骨髄腫(MM)、がん幹細胞、キメラ抗原受容体(CAR)T細胞
・患者由来がん幹細胞の三次元培養と臨床応用への展望
〔key word〕がん幹細胞、三次元培養、オルガノイド、スフェロイド
・メタボロミクスによるがん幹細胞の代謝研究
〔key word〕代謝可塑性、メタボロミクス
・合成ポリマーを用いたがん幹細胞ニッチの解析
〔key word〕がん幹細胞、ニッチ、ケミカルバイオロジー、ポリマーmicroarray
【特集】
●地球を抱きしめる「インド東部 黒いトラはなぜ?」
100年前、絶滅の縁に追い込まれていたインドのトラ。生息数は回復したものの、遺伝子の多様性が失われるという深刻な問題が新たに生じている。
●アスリートに学ぶ 健康長寿のヒント
長く生きるだけではなく、より健康的な毎日を過ごすにはどうすればいいか?中高年の現役アスリートや往年のスター選手たちの話にヒントがあるかもしれない。
●宇宙と地上から世界を見る
宇宙に滞在中の飛行士と地上の写真家が、同じ場所を二つの視点からとらえた。すると、まったく新しい世界が見えてきた。
●地球で最も高い山は?
山の高さをどうやって測るか?新たに提唱された方法が、そんな議論に再び火をつけた。「標高」だけではない基準と方法を見てみよう。
【コラム】
●フォーカス
●寄稿者たちの横顔
●日本だけの生命「オオサンショウウオ」
外来種との交雑が問題になっているオオサンショウウオ。クラウドファンディングも後押しする研究で、絶滅が危惧される生き物の過去が明らかになってきた。
●日本版の足跡「科学技術を追った30年」
ゲノム編集やAI(人工知能)といった先端分野から、脳研究や宇宙探査の最新情報まで、一歩先を行く科学技術に光を当ててきた。
●ニュースの街角「赤道直下でアイスホッケー」
練習場所は小さなスケートリンク。そんな逆境を跳ね返し、ケニアにできたアイスホッケー・チームはオリンピック出場を目指す。
●読者の声
●ナショジオの本
●ウォッチ・ナショジオ
●次号予告
●おみやげジャパン「大きな自然と小さな人間」
●今月の表紙: インド東部にあるシミリパル・トラ保護区の森を歩くベンガルトラ。一般的なトラよりも黒っぽい。突然変異によるもので、ここに生息する約30頭のうち、半分ほどで見られる。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●少子超高齢化が急速に進展する今日では、医療や介護、地域保健に求められる機能と役割も複雑・多様化し、地域における医療・介護・福祉・保健等の連携強化や、関係機関および多職種が協働する包括的で継続的な取り組みがますます必要となります。
●このような背景のもと、本特集では「薬剤師と管理栄養士のパートナーシップ」にフォーカスし、両者の活動内容と連携・協働について紹介するほか、病棟から在宅・地域医療での栄養管理の連携やシームレスな栄養支援を実現させるための課題などについて解説しています。
●総論では、病院と薬局の医療領域での連携体制、ならびに病院ー地域をつなぐ栄養ケア活動について解説し、続く各論では、各領域のエキスパートがより実践的なテーマをわかりやすく執筆。
●病院や在宅の現場における栄養指導や栄養相談、食事療法等の栄養ケアに活かすための「くすりの知識・情報」についても、最新の知見を含めて掲載。
【目次】
病棟での薬剤師との連携
在宅・地域における管理栄養士ー薬剤師の連携ー薬局管理栄養士の立場から
急性期医療から在宅医療に“つなげる”栄養管理
薬学教育における栄養学と在宅医療教育の現状
薬物治療情報の栄養管理への活用ー処方箋と添付文書の見方
薬物と食品の相互作用
薬剤による栄養障害
管理栄養士が知っておくと役に立つ薬剤服用に関する知識
●巻頭カラー
リハ飯コンテスト(前編)
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
医療法人社団 明正会 機能強化型認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
無理なく続けられる食事と運動により健康寿命延伸に貢献する/京都女子大学大学院 家政学研究科 食物栄養学専攻(博士前期課程)/生活環境学専攻(博士後期課程)臨床栄養学研究室
●スポット
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)と健康長寿
軽度不調とかかわるG-Plus食品の可能性
●連載
リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.6 歩行困難に陥った高度肥満女性において、ADL改善、減量を目的として栄養管理を実施し、社会的支援につなげた症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(9)
歯科医院に所属する管理栄養士が配食サービス施設管理栄養士と協働で栄養介入を行った在宅療養中のパーキンソン病患者の例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 18 胆管炎
●Medical Nutritionist養成講座(66)
静脈栄養投与経路の管理(2)-PICCとCVポート
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
大葉と赤じそ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 鰯の梅煮
公益社団法人 東京都教職員互助会 三楽病院
●国家試験
第37回管理栄養士国家試験 解答・解説(2)
■【特集】災害大国を生きる 積み残された日本の宿題
「こういう運命だったと思うしかない」
輪島市町野町に住んでいた小池宏さん(70歳)は小誌の取材にこう答えた。1月の地震で自宅は全壊。9月の豪雨災害時は自宅周辺一帯が湖のようになったという。
能登半島地震から1年。
現地では今もなお、土砂崩れによって山肌が見えたままの箇所があったほか、瓦礫で塞がれた道路や倒壊した家屋も多数残っていた。
日本は今年で発災から30年を迎える阪神・淡路大震災や東日本大震災など、これまで幾多の自然災害を経験し、様々な教訓を得てきた。にもかかわらず、被災地では「繰り返される光景」がある。
能登の現在地を記録するとともに、本格的な人口減少時代を迎える中、災害大国・日本の震災復興に必要な視点、改善すべき方向性を提示したい。
文・菅野 拓、井原 裕、渥美公秀、島村菜津、山川 徹、編集部
Photo Report 奥能登4地区で見た地震・豪雨の爪痕と復興の兆し
編集部
Part 1 災害法制を“根本”から見直し持続可能な復旧と支援を
菅野 拓 大阪公立大学大学院文学研究科 准教授
Part 2 被災者の“本音”から知る 1年たった現場の実像
編集部
Part 3 いつまで雑魚寝なのか? 避難所運営に必要な発想の転換
編集部
Part 4 被災者支援に欠かせない「ケアマネジメント」の視点
井原 裕 獨協医科大学 埼玉医療センター こころの診療科教授
Column 1 仮設住宅での生活 孤立をどう防ぐ?
編集部
Part 5 参加してみて分かったボランティアの力と限界
編集部
Interview 多様性こそ真骨頂 ボランティアだからできること
渥美公秀 大阪大学大学院人間科学研究科 教授
Column 2 「非常時の人」が生むシンクロニシティ
編集部
Part 6 世界に誇る「市民保護局」 イタリアから日本が学べること
島村菜津 ノンフィクション作家
Part 7 災害関連死は氷山の一角 未来の被災者を救うために
山川 徹 ノンフィクションライター
Part 8 人口減少時代の復興に必要な「地方自治」の要諦
編集部
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
混沌とする国際情勢 動乱の2025年、日本はどう生きるか
Part 1 【新連載】MAGA解剖 MAKE AMERICA GREAT AGAIN
「MAGA派」とは何者か? トランプ政権の幹部を徹底解剖
大野和基 国際ジャーナリスト
Part 2 むき出しの「ホンネ」が横行する トランプ後の世界
佐伯啓思 京都大学名誉教授
Part 3 「戒厳」で混乱する韓国 日本のメディアが報じない“真相”
吉永ケンジ 安全保障ジャーナリスト
Part 4 欧州統合は終焉しない 今こそ真の「日本独自外交」の展開を
渡邊啓貴 帝京大学法学部 教授
■WEDGE_OPINION
・「昭和100年」を契機に 「知的インフラ」の整備を急げ
奈良岡聰智 京都大学大学院法学研究科 教授
■WEDGE_ REPORT
・「スポットワーク」バブルで人手不足は解消するのか?
編集部
■連載
・胃袋を満たしたひとびと:中内 㓛(実業家)(湯澤規子)
・偉人の愛した一室:太宰 治「起雲閣」(静岡県熱海市)(羽鳥好之)
・MANGAの道は世界に通ず:「生き方」の指南書はこれだ! 令和の仏陀・『路傍のフジイ』(保手濱彰人)
・日本病にもがく中国:日本外交の成否から学んだ 「一帯一路」のキーワード(富坂 聰)
・商いのレッスン:なぜ営業は足で稼ぐべきか?(笹井清範)
・時代をひらく新刊ガイド:『就職氷河期世代』 近藤絢子(稲泉 連)
・新幹線を支える匠たち:商品を待つお客様のもとへ 台車を扱うプロ集団の舞台裏(ジェイアール東海物流)(大坂直樹)
・モノ語り。:おいしいという感動につながる「かたち」 伊賀焼窯元長谷園「かまどさん」(水代 優)
・フィクサー:第五章 逆襲(真山 仁)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
"【特集】多様性を取込む環境建築の設計手法
監修:谷口景一朗
近年では,社会の脱炭素化やSDGsへの取組みとして,建築物の省エネ性能の高度化やパッシブデザインを取り入れた建築デザインが注目をされている。加えて,近年ではLEEDやWELLといった省エネ性能以外の側面も考慮した認証を取得する建物が多くなっている。本特集では,多様化する各種要望に対応する設計上のポイントを解説する。"
・わが国の高齢化率は28.7%(2020年)となっており、世界一の長寿国である。奇しくも2021年から2030年までの10年間を国連、WHOは“Decade of Healthy Ageing”と設定した。
・高齢化はグローバルな現象であり、健康寿命の延伸は世界的な願いであるが、世界一の高齢化率を誇るわが国の果たすべき役割はきわめて大きい。
・超高齢社会のフロントランナーとして医学・医療の領域から提案すべき内容について老年医学・老年学の力を結集すべく、それぞれの分野のエキスパートから重要かつ最新のトピックスを多面的に取り上げていただく。
■ 超高齢社会を支える医学・医療の提案
・はじめに
●総論
・超高齢社会における日本老年医学会の役割
〔key word〕フレイル、老年症候群、高齢者総合機能評価(CGA)、ポリファーマシー
・超高齢社会を支える地域包括ケアシステムとかかりつけ医の役割
〔key word〕地域包括ケアシステムの構築、かかりつけ医の社会的機能、尊厳の保障
・超高齢社会における高齢者の定義の意義
〔key word〕高齢者、准高齢者、エイジレス社会、日本老年学会、日本老年医学会
・21世紀の慢性期医療を考える
〔key word〕慢性期医療、高齢者医療、医療・介護連携、科学的介護
・高齢者の在宅医療の展望
〔key word〕地域包括ケアシステム、多職種協働、地域共生社会、コアコンピテンシー、ポジティブヘルス
・超高齢社会におけるエイジングサイエンスの展望
〔key word〕老化制御、老化細胞、細胞老化、健康寿命、Senolytic薬、細胞老化関連分泌形質(SASP)
●基礎老化研究
・老化制御機構の新展開ーー慢性炎症除去やセノリシス
〔key word〕テロメア、ニコチナアイドモノヌクレオチド(NMN)、セノリシス、慢性炎症、細胞老化関連分泌形質(SASP)
・睡眠と脳内の寿命制御因子
〔key word〕老化、睡眠、記憶固定、老廃物除去、免疫応答、視床下部
・サルコペニアにおけるミトコンドリアの役割
〔key word〕サルコペニア、ミトコンドリア、筋線維タイプ、呼吸代謝機能
・老化ストレス応答研究
〔key word〕老化、ストレス応答、生体防御
・臓器間ネットワークと個体・臓器老化
〔key word〕臓器連関、恒常性、適応修復機構、個体老化、神経ネットワーク
・SASPによる疾病発症メカニズム
〔key word〕細胞老化、細胞老化関連分泌形質(SASP)、セノリティック、セノモルフィック
●認知症
・高齢者の多様な認知症
〔key word〕ATNシステム、非AD型変性性認知症(SNAP)、バイオマーカー
・認知症における修飾可能な危険因子と推奨される介入
〔key word〕認知症予防、認知症、危険因子、多因子介入
・認知症のバイオマーカーーーアルツハイマー病の血液バイオマーカーを中心に
〔key word〕認知症、アルツハイマー病(AD)、ATN、バイオマーカー、血液検査
・認知症とイメージング
〔key word〕アミロイドPET、タウPET、MRI
・認知症のゲノム解析
〔key word〕認知症、ゲノム解析、疾患関連変異
・認知症の人の介護者支援の展望
〔key word〕介護者支援、家族教室、エビデンス、psycho educational intervention(PEI)、集団型・多要素支援(group based multi-component intervention)
・認知症のリハビリテーション
〔key word〕認知症、リハビリテーション、意義、診断、評価
・認知症の権利擁護と地域生活支援
〔key word〕権利擁護、意思決定支援、地域生活支援、独居認知症高齢者、地域共生社会
●フレイル・サルコペニア
・フレイルの概念・診断UPDATE
〔key word〕身体的フレイル、精神心理的フレイル、社会的フレイル、認知的フレイル、オーラルフレイル、後期高齢者の質問票
・サルコペニアの概念・診断UPDATE
〔key word〕サルコペニア、アジアサルコペニアワーキンググループ(AWGS)、四肢筋量、握力、身体機能
・社会的側面からみたフレイル
〔key word〕フレイル、社会的側面、地域支援事業、一般介護予防事業、生活機能
・超高齢者社会の口の機能を支える視点ーーオーラルフレイル
〔key word〕オーラルフレイル、健康寿命、口腔機能低下症
・骨粗鬆症とフレイル・サルコペニア
〔key word〕骨粗鬆症、フレイル、サルコペニア
・フレイル・サルコペニアのバイオマーカー候補
〔key word〕バイオマーカー、フレイル、サルコペニア
・フレイルと介護予防
〔key word〕フレイル、介護予防、運動、社会参加
●高齢者疾患の包括的管理
・高齢者総合機能評価アップデートーー老年病専門医による臨床的観点から
〔key word〕包括的高齢者機能評価(CGA)、基本チェックリスト、DASC、MASA、転倒ハイリスクスコア
・高齢者糖尿病の管理ーー認知機能とADLの評価に基づいたカテゴリー分類による包括的治療
〔key word〕高齢者糖尿病、認知症、ADL、フレイル、認知・生活機能質問票(DASC-8)、包括的治療
・高齢者の二次骨折予防
〔key word〕高齢者、大腿骨近位部骨折、周術期合併症、多職種連携、二次骨折予防
・誤嚥性肺炎予防に向けた包括的アプローチ
〔key word〕嚥下調整食、とろみ、トロマドラー【○R】
・高齢者下部尿路機能障害ーーフレイル・認知機能低下と下部尿路機能障害の関係
〔key word〕下部尿路機能障害、フレイル、サルコペニア、ウローフレイル
・高齢者のポリファーマシー対策
〔key word〕multimorbidity、ポリファーマシー、とくに慎重な投与を要する薬剤(PIM)
・高齢者の外科手術
〔key word〕高齢者、周術期管理、身体的フレイル、精神心理的フレイル
・高齢者に対する脳梗塞治療
〔key word〕心原性脳塞栓症、組織型プラスミノーゲンアクチベータ(rt-PA)静注療法、経皮的血栓回収術、高齢者
・人生100年時代における共有意思決定支援を取り入れた日本のアドバンス・ケア・プランニングの展開ーー対話による多様性重視の社会にむけたACP実践のための教育強化の必要性
〔key word〕人生の最終段階、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、共有意思決定支援(SDM)
・高齢者の睡眠を考える
〔key word〕高齢者、不眠症、睡眠衛生指導、薬物療法
・高齢者へのワクチン治療
〔key word〕インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、帯状疱疹
・COVID-19禍におけるフレイル・認知症予防
〔key word〕コロナ禍における健康二次被害、コロナフレイル、ハイブリッド型の地域コミュニケーション
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
|特集|経営者の右腕なぜあの人は必要とされるのか●[インタビュー] サイバーエージェントの共同創業者が語る組織のナンバー2の役割は、経営者の価値観を感覚でつかみ、実装することサイバーエージェント 取締役兼執行役員副社長 日高裕介●パートナー選びが命運を分ける理想の共同創業者の見つけ方ハーバード・ビジネス・スクール 上級講師 ジュリア・オースティン●[インタビュー] 単なる戦略家に留まらない参謀にこそ、リーダーシップが必要である元 ブリヂストン CEO 荒川詔四●協力関係の構築を阻む3つの課題並外れた成長を遂げるために、創業者CEOは投資家とどうつき合うべきかghSMART ディレクター サマンサ・ヘラウアーghSMART パートナー サーニャ・コスghSMART シニアプリンシパル ジュリー・バームートghSMART パートナー BJ ライト|HBR翻訳論文|【サプライチェーンマネジメント】●バリューチェーンの再構築がもたらす新たな機会デジタルインテグレーションはビジネスの何を変えるのかハーバード・ビジネス・スクール 准教授 アントニオ・モレノ【チームマネジメント】●文化的知性を磨くことで心理的安全性や多様性が活きるグローバルチームのリーダーが陥りがちな4つの落とし穴カルチュラル・インテリジェンス・センター 創設者 デイビッド・リバモア【販売戦略】●単なる値引きではないバンドル販売を賢く戦略に組み込む方法カルチャー・オブ・プロフィット 創業者 ラフィ・モハメド|連載|●世界標準の経営理論[第11回] 直感の理論直感はAI時代に欠かせない、人間ならではの武器である早稲田大学大学院経営管理研究科・早稲田大学ビジネススクール 教授 入山章栄|Idea Watch|●ライバルをけなすと消費者の反応が活発になる●CEOとの格差が従業員を内部告発に駆り立てる●情報は「アドバイス」として提示されたほうが重視される●CEOは戦争に関する比喩を使うべきではない●生成AIが職場のスキル格差を埋める●自分より給与の高い同僚との協働を選ぶ理由『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編|EI[Emotional Intelligence]|●潜在的なやる気を引き出す3つの方法ロンドン・ビジネススクール 教授 ダン・ケーブル|視点のデザイン 思考の殻を破る|[第5回]判断とは整え続けるプロセスである脳神経外科医 加藤庸子