アルコールがもたらす医学的諸問題をアップデートし、今後の方向性を展望する最新知見と情報を解説!
●アルコールが関わる医学的問題は基礎医科学から、身体疾患と精神科領域に広がる臨床医学まできわめて広範な領域を含む。アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
●一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
●そこで本書では、アルコール医学・医療の最新の展開、基礎医学、アルコール性身体疾患、アルコール依存症、女性・未成年者・高齢者と飲酒問題、アルコール関連問題への取り組み、という主題ごとに小項目を置き、テーマの多様性を反映した多彩な分野のエキスパートに、“最新のエビデンスを最新の視点のもとに解説いただいた。
座談会
1.アルコール健康障害対策基本法施行から6年─アルコール医療はどのように変わったか
総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
2.アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
KeyWord アルコール関連問題,アルコール依存症,生活習慣病のリスクを高める飲酒,障害調整生命年(DALY),持続可能な開発のための2030アジェンダ
3.アルコール健康障害対策基本法─制定から6年,新たな動きの数々
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,第2期アルコール健康障害対策推進基本計画,継続支援モデル事業,SBIRTS
4.アルコール生命医科学:現状と今後の展望
KeyWord アルコール関連肝疾患(ALD),細胞死,腸内マイクロバイオーム,ハームリダクション,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
アルコールの基礎医学
5.アルコールの疫学─わが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
KeyWord 飲酒,アルコール関連障害,アルコール依存症,疾病による損失
6.アルコールの法医学─事故・犯罪・異状死
KeyWord 血液中アルコール濃度,法医学,異状死,事故死,犯罪死
アルコール性身体疾患
7.アルコールと身体疾患─総論
KeyWord アルコール,アルコール代謝酵素,身体疾患
8.アルコール関連脳神経障害
KeyWord ウェルニッケ脳症(WE),ビタミンB1,コルサコフ症候群(KS),アルコール関連認知症
9.アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
KeyWord アルコール臓器障害,糖鎖欠損トランスフェリン,肝硬変,ハームリダクション,ナルメフェン
10.アルコールと膵臓疾患
KeyWord 急性膵炎,慢性膵炎,アルコール
11.アルコールと循環器疾患
KeyWord アルコール性心筋症(ACM),遺伝的要因,心臓MRI,冠動脈疾患,高血圧
12.アルコール飲酒とがん─エビデンスの現状
KeyWord アルコール飲酒,がん,コホート研究,プール解析,用量反応関係
アルコール依存症
13.脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
KeyWord 報酬系,neuroadaptation,グルタミン酸,ドパミン,内因性オピオイド
14.アルコールの精神作用と依存症の臨床
KeyWord アルコールに対する反応,アルコール依存症,遺伝因子,環境因子,中間表現型
15.依存症とハームリダクション
KeyWord ハームリダクション,物質依存,依存症治療,公衆衛生政策
女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
16.女性とアルコール関連問題
KeyWord 依存症,若年発症,重複障害,胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD),胎児性アルコール症候群(FAS)
17.未成年者の飲酒問題─20歳未満の飲酒の弊害
KeyWord 未成年飲酒,脳の発達,急性アルコール中毒,健康への影響
18.高齢者と飲酒問題─アルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
KeyWord 高齢者,アルコール依存症,アルコール関連認知症,ウェルニッケ・コルサコフ症候群
19.アルコール使用障害とDV・子ども虐待
KeyWord アルコール使用障害(AUD),ドメスティックバイオレンス(DV),子ども虐待(CA),統合的な治療
アルコール関連問題への取り組み
20.行政の取り組み
KeyWord アルコール健康障害対策基本法,アルコール健康障害対策推進基本計画,行政
21.アルコール使用障害への早期介入プログラム
KeyWord 多量飲酒,アルコール依存症,飲酒量低減,ブリーフインターベンション(BI),HAPPY
22.アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
KeyWord アルコール依存症,連携医療,早期介入,SBIRT
23.職域におけるアルコール関連問題とその対策
KeyWord 職場,アルコール,プレゼンティーズム,健康経営,両立支援
24.飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
KeyWord 飲酒運転,認知,行動
アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
25.アルコール性肝障害のキーワード
■【特集】海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に
船を造り(造船)、船を動かし(海運)、貨物を出し入れする(港)─。
海に囲まれた日本は、これら3つを合わせた「海事産業」がないと成り立たない。
だが、足元の状況は厳しい。人手不足や高齢化など、他産業よりも深刻な危機に直面しているからだ。
海事産業の現場を歩き、課題解決に向けた取り組みについて取材した。
文・中西 享、土方細秩子、マルク・レビンソン、森 隆行、編集部
introduction
日本人に知ってほしい 海洋国家・ニッポンの実像
編集部
PART 1 海事経営者に聞く
CASE 1
今治造船 世界と戦う今治造船 オーナー企業の矜持
中西 享 ジャーナリスト
CASE 2
旭洋造船 “オンリーワン”を目指す 中小造船のトップランナー
中西 享 ジャーナリスト
CASE 3
今治オーナー 世界に誇る今治の奮闘 海事大国の堅持へ“逆襲”なるか
編集部
CASE 4
向島ドック メキシコから尾道に来て確信 造船業は成長産業になる!
編集部
PART 2 人材不足
船はあっても人がいない? 日本人の“海離れ”を見直そう
編集部
interview
初の女性船長が語る 船の指揮官「船長」の魅力
松下尚美 商船三井 船長
PART 3 効率化と技術革新
省力化と技術革新の両輪で 人手不足の解消に挑む
編集部
PART 4 ルポ・コンテナ
ジャパンパッシングの阻止 国際コンテナ定期航路の死守を
中西 享 ジャーナリスト
PART 5 コンテナ物語
『コンテナ物語』の著者に聞く 革命の核心部分は何なのか?
話し手:マルク・レビンソン エコノミスト、歴史家
聞き手:土方細秩子 ジャーナリスト
PART 6 ソリューション
課題山積の海事産業 危機はこうして乗り越えよ
森 隆行 流通科学大学 名誉教授
■WEDGE_OPINION 1
・米イスラエルに覚える“違和感”日米関係に必要な“共感”
海野素央 明治大学政治経済学部 教授
■WEDGE_OPINION 2
・台湾有事の鍵握る「新領域」 法整備の課題から目を背けるな
渡邊剛次郎 元海将・元横須賀地方総監
住田和明 元陸将・元陸上総隊司令官
大澤 淳 中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員
■WEDGE_OPINION 3
・エネルギー転換に必須の多様性 日本は“地球益”の追求を
小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員
■WEDGE_ REPORT 1
・揺れる中東、迫るCOP 現地情勢から見える日本の活路
高橋雅英 中東調査会 主任研究員
■WEDGE_ REPORT 2
・なし崩し的に移民大国化する日本 台湾から学ぶべきこと
出井康博 ジャーナリスト
■連載
・MANGAの道は世界に通ず:半世紀で進化する日本 『ハイキュー!!』が示すサイクル論(保手濱彰人)
・偉人の愛した一室:川端康成 「福住楼」(神奈川県足柄下郡)(羽鳥好之)
・近現代史ブックレビュー:『中国・朝鮮人の関東大震災』 武藤秀太郎(筒井清忠)
・商いのレッスン:「製」「販」の溝を埋めるには(笹井清範)
・誰かに話したくなる経営学:起業全盛時代に心得るべきビジネスの善悪を決める基準 (岩尾俊兵)
・時代をひらく新刊ガイド:『北海道犬旅サバイバル』 服部文祥(稲泉 連)
・インテリジェンス・マインド:“存在しない”男に偽情報? ドイツを欺いた英国の奇策(小谷 賢)
・フィクサー:第一章 乱闘(真山 仁)
・モノ語り。:HIGASHIYA man 丸の内(水代 優)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
■【特集】日本社会にあえて問う 「とんがってる」って悪いこと?
日本流でイノベーションを創出しよう
イノベーション─。全36頁に及ぶ2022年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の本文中で、22回も用いられたのがこの言葉だ。
「新しくする」という意味のラテン語「innovare」が語源であり、提唱者である経済学者のヨーゼフ・シュンペーターが「馬車を何台つないでも汽車にはならない」という名言を残したことからも、新しいものを生み出すことや、既存のものをより良いものにすることだといえる。
「革新」や「新機軸」と訳されるイノベーションを創出するには、前例踏襲や固定観念に捉われない姿勢が重要だ。時には慣例からの逸脱や成功確率が低いことに挑戦する勇気も必要だろう。
平等主義や横並び意識の強い日本社会ではしばしば、そんな人材を“尖った人”と表現する。この言葉には、均一的で協調性がある人材を礼賛すると同時に、それに当てはまらない人材を揶揄する響きが感じられるが、果たしてそうなのか。
“尖る”という表現を、「得意」分野を持つことと、「特異」な発想ができることという“トクイ”に換言すれば、そうした人材を適材適所に配置し、トクイを生かすことこそが、イノベーションを生む原動力であり、今の日本に求められていることではないか。
編集部は今回、得意なことや特異、あるいはユニークな発想を突き詰め努力を重ねた人たちを取材した。また、イノベーションの創出に向けて新たな挑戦を始めた「企業」の取り組みや技術を熟知する「経営者」の立場から見た日本企業と人材育成の課題、打開策にも焦点を当てた。さらに、歴史から日本企業が学ぶべきことや組織の中からいかにして活躍できる人材を発掘するか、日本の教育や産官学連携に必要なことなどについて、揺るぎない信念を持つ「研究者」たちに大いに語ってもらった。
多くの日本人や日本企業が望む「安定」と「成功」。だが、これらは挑戦し、「不安定」や「失敗」を繰り返すからこそ得られる果実である。次頁から“日本流”でイノベーションを生み出すためのヒントを提示していきたい。
文/話し手・北野宏明、深堀 昂、小津野 将、藤田浩之、先崎彰容、服部泰宏、宮部義幸、森本典繁、加藤真平、新藏礼子、瀧口友里奈、合田圭介、江崎 浩、編集部
PART 1 “突き抜けた“人たち
・やりたいことを信じて続ける 個の突破力を生かそう
北野宏明 ソニーグループ 執行役専務兼CTO
・本業でピカイチを目指せ 大企業で新規事業を生む要諦
深堀 昂 avatarin 代表取締役CEO
・何かに没頭し、自由に挑戦する それが私の原点
小津野 将 オムロンサイニックエックス シニアリサーチャー
・日本を“黒船”で変える! 固定観念を打ち破る突破口
藤田浩之 米クオリティー・エレクトロダイナミクス(QED) 創業者兼CEO
PART 2 第二の創業時代へ
幕末混乱期と近似する現代 歴史から企業が学ぶべきこと
先崎彰容 日本大学危機管理学部 教授
PART 3 発掘のすゝめ
研究成果に世界が注目 スター社員を生み出す鍵
服部泰宏 神戸大学大学院経営学研究科 准教授
PART 4 経営層が持つべき視点
・過去の成功体験は通用しない 挑戦する人材に積極支援を
宮部義幸 パナソニックホールディングス 取締役・副社長執行役員
・「真の多様性」を定義し「意識的に」受け入れよう
森本典繁 日本アイ・ビー・エム 常務執行役員・CTO兼研究開発担当
PART 5 変革に挑む企業
・Sansan 名刺交換で終わらせない 出会いが導く新たな未来
編集部
・大阪大学フォーサイト ビジネス界と学術界の通訳で新価値の創造を促す!
編集部
PART 6 日本社会を変える
天才たちの雑談 アンコール
さらば昭和モデル 博士人材が活躍できる日本へ
加藤真平×新藏礼子×瀧口友里奈×合田圭介×江崎 浩
■WEDGE_OPINION1
・デジタル=エコの虚構 エネルギーの大量消費を見直せ
ギヨーム・ピトロン ジャーナリスト
■WEDGE_OPINION2
・「核の忘却」の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を
高橋杉雄 防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長
■WEDGE_REPORT 1
・移動を促し、体験も豊かに 進化するバーチャル技術
多賀一晃 生活家電.COM 主宰
■WEDGE_REPORT 2
・黎明期にあるスマート農業 “実装の壁”を乗り越えるには
編集部
■WEDGE_REPORT 3
INTERVIEW
・スマート農業で「ゲームチェンジ」を起こす
野口 伸 北海道大学大学院農学研究院 副研究院長・教授
■連載
・新しい原点回帰:革新を続け、ニッチで生きる 糊の「ヤマト」の事業精神(磯山友幸)
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉:高校生が身近な課題を解決するには? (佐々木周作)
・インテリジェンス・マインド:ナポレオンの命運を左右した「情報」とは(小谷 賢)
・近現代史ブックレビュー:『板垣退助 自由民権指導者の実像』 中元崇智(筒井清忠)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:日本を惹きつけるサハリンの資源 「政経分離」は可能なのか(麻田雅文)
・MANGAの道は世界に通ず:サッカー『ブルーロック』に見る シンデレラストーリー(保手濱彰人)
・さらばリーマン:アプリ製作から基礎工事まで 時流を読む叩き上げ職人
込宮英紀さん(ブレイブ代表取締役)(溝口 敦)
・時代をひらく新刊ガイド:『尚、赫々たれ 立花宗茂残照』 羽鳥好之(稲泉 連)
・Letter 未来の日本へ:仏教の基本 心と体が「今ここにいること」の意味
橋村公英 東大寺 別当・華厳宗 管長(河合香織)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
●近年、「遺伝子スイッチ」の考え方が普及してきた。2万個ある遺伝子のうち、どのスイッチがオン/オフになるかで細胞の運命が決まり、オン/オフが乱れると各種疾患の原因となるが、一方でそのスイッチの状態をきれいに戻す細胞のリプログラミングも可能である。この遺伝子のスイッチがエピジェネティック修飾であり、主にDNAメチル化とヒストン修飾により担われる。
●現在、がんのエピジェネティック診断は一部臨床応用されており、治療分野では、DNA脱メチル化剤とヒストン脱アセチル化酵素阻害剤はその使い方が深化し、薬剤の新規開発や臨床研究も盛んに行われている。
●精神・神経疾患、代謝疾患、腎臓病、循環器疾患、自己免疫・アレルギー疾患などでもエピゲノム異常が見つかっており、またエピジェネティック解析により再生医療製品の安全性や品質が評価できる可能性も高まっている。
●本書では、各分野でのエピジェネティクス研究が、現在と将来の臨床へどのようにつながるのかを最新の情報や知見をもとに広く解説した。
【AYUMI】
■総論
DNAメチル化
ヒストン修飾
non-coding RNAの多様な機能とゲノム安定性維持における役割
クロマチン高次構造
■各種疾患とエピゲノム異常
がんのエピゲノム異常
がんのエピゲノム診断
エピジェネティック制御因子の先天性変異
ヒト胎盤におけるゲノムインプリンティング
精神疾患とepigenetic age
慢性疼痛におけるエピジェネティック変容の解析
糖尿病・肥満をはじめとする代謝関連疾患とエピゲノム
腎臓病の進展に関わるエピジェネティクス
循環器疾患におけるエピゲノム異常と治療への展望
自己免疫疾患・アレルギー疾患
再生医療におけるエピジェネティクスによる安全性・品質評価の重要性
エピゲノム変化の世代を超えた遺伝
■治療への展開
DNA脱メチル化剤および変異型IDH阻害薬の臨床導入と新規開発の現状
阻害薬によるヒストンアセチル化の調節
ヒストンメチル化酵素・脱メチル化酵素阻害薬
SWI/SNFクロマチンリモデリング複合体欠損がんを対象とした最適化がん治療
・がんはゲノムの異常に起因する疾患である。がんゲノムの異常を理解することは、がんの病態と治療戦略を考えるうえで不可欠であることは論を俟たない。
・次世代シーケンスのスループットは年々加速しており、これに伴うシーケンスコストの低下を背景として、がんゲノム異常の知見に基づいた医療はますます加速することは明らかである。
・本特集では、がんゲノム医療の展開を踏まえて、がんゲノム研究・がんゲノム医療の第一線で活躍されておられる専門家の方々に、近年のがんゲノム研究の最新の成果と、がんゲノム医療の現状について解説をいただく。
■ がんゲノム医療 -網羅的解析からの知見と臨床応用の展望
・はじめに
●総論
・わが国におけるがんゲノム医療の展望
〔key word〕遺伝子パネル検査、ゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院、がんゲノム情報管理センター(C-CAT)、リキッドバイオプシー、全ゲノムシークエンス
・固形がんを対象にした改訂版遺伝子パネル検査に基づく診療ガイダンス
〔key word〕診療ガイダンス、遺伝子パネル検査、固形がん、エビデンスレベル
・治療抵抗性腫瘍におけるがん遺伝子パネル検査に基づくがんゲノム医療
〔key word〕治療抵抗性腫瘍、がん遺伝子パネル検査、ゲノム医療、precision medicine、次世代シークエンサー(NGS)
・NCCオンコパネルと海外の遺伝子パネル
〔key word〕がんゲノムプロファイリング検査、がんゲノム医療、次世代シークエンサー、遺伝子パネル
・消化器癌における血液循環腫瘍DNA解析の展望
〔key word〕血液循環腫瘍DNA(ctDNA)、ゲノムプロファイル、固形腫瘍
●がんと免疫
・がん免疫研究とがん免疫療法の展望
〔key word〕免疫チェックポイント阻害薬、T細胞養子免疫療法、バイオマーカー、複合がん免疫療法、マルチオミックス
・免疫チェックポイント阻害薬ーーがんに対するT細胞免疫応答の制御
〔key word〕がん免疫療法、免疫チェックポイント、PD-1、CTLA-4
・CAR-T細胞を用いたがん治療の現状と展望
〔key word〕CAR-T細胞、標的抗原、固形がん、疲弊
・免疫代謝を考慮した免疫チェックポイント阻害がん治療の効果予測マーカー
〔key word〕バイオマーカー、宿主免疫、エネルギー代謝、ミトコンドリア
・マイクロサテライト不安定性とがん免疫チェックポイント阻害薬
〔key word〕免疫チェックポイント、腫瘍遺伝子変異量(TMB)、PD-1、マイクロサテライト不安定性(MSI)
●各論
固形腫瘍の網羅的なゲノム解析と分子標的・食道がんの網羅的ゲノム解析
〔key word〕食道がん、網羅的ゲノム解析、遺伝子変異、変異シグネチャー、進化
・胃がんのゲノム解析と治療標的
〔key word〕胃がん、がんゲノム、個別化治療
・大腸がんのゲノム異常と分子標的療法
〔key word〕ドライバー変異、アクショナブル変異、がん局在(左右)、適合薬剤
・膵臓がんのゲノム異常とそれに基づく治療戦略
〔key word〕遺伝子パネル検査、家族性膵臓がん、がんゲノムプロファイリング検査
・乳がんの遺伝子解析に基づく治療戦略
〔key word〕乳がん、多遺伝子アッセイ、がんゲノム、個別化医療
・肝がんのゲノム解析と分子標的医療
〔key word〕ドライバー遺伝子、テロメラーゼ遺伝子、多様性、リキッドバイオプシー
・個別化医療のための肺がんの遺伝子スクリーニングーーLC-SCRUM-Asia
〔key word〕LC-SCRUM、個別化医療、次世代シークエンサー(NGS)、肺がん、ドライバー遺伝子
・ALK陽性腫瘍
〔key word〕ALK、ALK融合、ALK陽性腫瘍
・遺伝性乳がん・家族性乳がんとその診断
〔key word〕遺伝性乳がん、家族性乳がん、BRCA1、BRCA2
・腎がんにおける網羅的なゲノム解析
〔key word〕腎がん、VHL
・成人グリオーマの遺伝子分類
〔key word〕グリオーマ、グリオブラストーマ(GBM)、IDH1
・骨・軟部肉腫のゲノム異常と分子標的
〔key word〕骨・軟部腫瘍、分子標的治療薬、遺伝子変異解析
造血器腫瘍・急性骨髄性白血病の分子分類と分子標的薬
〔key word〕遺伝子変異解析、予後予測システム、分子標的薬、FLT3阻害薬、IDH1/2阻害薬
・慢性骨髄性白血病のゲノム異常と臨床的意義
〔key word〕慢性骨髄性白血病(CML)、急性転化、遺伝子変異、次世代シーケンサー
・AMLに対する新規分子標的薬
〔key word〕急性骨髄性白血病(AML)、白血病幹細胞(LSC)、化学療法、分子標的薬、特定の遺伝子変異(actionable mutation)
・成熟B細胞腫瘍のゲノム解析の進歩
〔key word〕EZH2, NOTCH, Cyclin D1, BRAF, MYD88
・T/NK細胞リンパ腫における網羅的遺伝子解析とその臨床応用
〔key word〕T/NK細胞リンパ腫、網羅的遺伝子解析、バイオマーカー
・家族性白血病と胚細胞性変異
〔key word〕家族性急性白血病、胚細胞性変異、体細胞性変異、DDX41、SAMD9/SAMD9L、SBDS
小児腫瘍・小児腫瘍へのゲノム医療の展望
〔key word〕小児がん、ゲノム診断、予後予測、遺伝性腫瘍
・小児急性リンパ性白血病(ALL)の網羅的ゲノム解析からの知見と臨床的意義
〔key word〕小児、急性リンパ性白血病(ALL)、次世代シーケンサー
・小児急性骨髄性白血病におけるゲノム異常と臨床的意義
〔key word〕染色体転座、遺伝子変異、生殖細胞系列変異、パネル検査
・小児がんにおける分子プロファイリングの新展開ーー小児固形腫瘍のゲノム・エピゲノム統合解析
〔key word〕小児固形腫瘍、神経芽腫、肝腫瘍、ゲノム解析、エピゲノム解析、次世代シーケンサー
●トピックス
・分子標的薬と治療抵抗性のメカニズム
〔key word〕分子標的薬、獲得耐性、肺がん
・喫煙により気管支細胞に蓄積する体細胞性変異
〔key word〕肺がん、喫煙、正常気管支、変異
・食道がんとフィールドがん化
〔key word〕食道がん、体細胞変異、クローン進化、ドライバー変異
・がんゲノムにおけるスプライシング変異の検出
〔key word〕がんゲノム、ゲノム変異、スプライシング異常
・がん研究と一細胞解析
〔key word〕一細胞解析、マルチオミクス解析、空間ゲノミクス
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●日本の若年女性において、「痩せ」や「細さ」が美の基準とされる傾向が根強く残っている。その一方で、低体重や低栄養に起因する健康問題が顕在化し、将来の骨粗鬆症、サルコペニア、月経異常、不妊など、多岐にわたる影響が指摘され、単なる個人の問題に留まらず、次世代の健康リスクにもつながる社会的課題となっている。
●本特集では、2025年4月に発表された「女性の低体重/低栄養症候群(female underweight/undernutrition syndrome:FUS)」の概念を軸に、糖脂質代謝、骨密度、筋肉量、産婦人科・小児科的視点、さらにはボディイメージの問題など、多様な観点から現状と課題を整理する。学際的な知見の集積を通じて、この問題への理解を深めることが期待される。
【目次】
特集にあたって
女性の低体重/低栄養ー課題と対策
女性の低体重/低栄養症候群:疾患概念提唱の背景
女性の低体重/低栄養と糖代謝異常
女性の低体重/低栄養と骨粗鬆症
女性の低体重/低栄養─産婦人科における課題
女性の低体重/低栄養─小児における痩せの現状と課題
日本人女性の体型とボディイメージ
管理栄養士にもできる! オーラルフレイル予防に向けた口腔トレーニングのすすめ〈後編〉
やってみよう! オーラルフレイル・誤嚥性肺炎予防をめざしたトレーニングー応用編
スポット
食べる順番を活用する食事療法の実用化に向けて
味覚変化症状のあるがん化学療法患者に対する経口補助飲料の試飲「ONSテイスティング」の試み
病棟のプロフェッショナルたち
順天堂大学医学部附属 順天堂医院緩和ケアチーム
Break
日本の管理栄養士・栄養士たちのグローバルチャレンジーJICA栄養士隊員の活動を通じて(3)
インドネシアでの活動を通じて
ちょこっとヨガでリフレッシュ(9)
YOGA de美活ーアンチエイジング(後編)
連載
栄養支援に活かす! 行動医学・メンタルヘルス実践アプローチ(3)
ケーススタディから学ぶ 行動変容技法(2) 刺激統制法
食塩にまつわる新知見TOPICS(3)〈最終回〉
食塩と高血圧の再考ー「体液貯留」から「水分喪失ストレス」への視座転換
EBN実践につなげる! 栄養疫学研究最新トピックス(8)
国民健康・栄養調査からみえた日本人の食事
みんなで学ぶ 栄養管理のための臨床推論ケーススタディ(9)
摂食嚥下障害を呈した大腿骨骨折術後患者の症例
臨床栄養をめぐるアルファベットストーリー(5)
E's Story〜アインシュタインのエネルギーーEinstein's Energy
これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(16)
管理栄養士は経腸栄養における微量栄養素の専門家ですぞ!
こんだてじまん
じまんの一品スタミナ丼(健康会 嶋田病院)
・アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
・一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
・テーマの多様性を反映し、多彩な分野のエキスパートに“最新のエビデンスを最新の視点のもとに"執筆をお願いする。本特集がアルコール医学・医療の最先端を知るための導きになれば幸いである。
■ アルコール医学・医療の最前線2020 UPDATE 7月第1土曜特集
・はじめに
●座談会
・アルコール健康障害対策基本法施行から6年ーーアルコール医療はどのように変わったか
●総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
・アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
〔key word〕アルコール関連問題、アルコール依存症、生活習慣病のリスクを高める飲酒、障害調整生命年(DALY)、持続可能な開発のための2030アジェンダ
・アルコール健康障害対策基本法ーー制定から6年、新たな動きの数々
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、第2期アルコール健康障害対策推進基本計画、継続支援モデル事業、SBIRTS
・アルコール生命医科学:現状と今後の展望
〔key word〕アルコール関連肝疾患(ALD)、細胞死、腸内マイクロバイオーム、ハームリダクション、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●アルコールの基礎医学
・アルコールの疫学ーーわが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
〔key word〕飲酒、アルコール関連障害、アルコール依存症、疾病による損失
・アルコールの法医学ーー事故・犯罪・異状死
〔key word〕血液中アルコール濃度、法医学、異状死、事故死、犯罪死
●アルコール性身体疾患
・アルコールと身体疾患ーー総論
〔key word〕アルコール、アルコール代謝酵素、身体疾患
・アルコール関連脳神経障害
〔key word〕ウェルニッケ脳症(WE)、ビタミンB1、コルサコフ症候群(KS)、アルコール関連認知症
・アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
〔key word〕アルコール臓器障害、糖鎖欠損トランスフェリン、肝硬変、ハームリダクション、ナルメフェン
・アルコールと膵臓疾患
〔key word〕急性膵炎、慢性膵炎、アルコール
・アルコールと循環器疾患
〔key word〕アルコール性心筋症(ACM)、遺伝的要因、心臓MRI、冠動脈疾患、高血圧
・アルコール飲酒とがんーーエビデンスの現状
〔key word〕アルコール飲酒、がん、コホート研究、プール解析、用量反応関係
●アルコール依存症
・脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
〔key word〕報酬系、neuroadaptation、グルタミン酸、ドパミン、内因性オピオイド
・アルコールの精神作用と依存症の臨床
〔key word〕アルコールに対する反応、アルコール依存症、遺伝因子、環境因子、中間表現型
・依存症とハームリダクション
〔key word〕ハームリダクション、物質依存、依存症治療、公衆衛生政策
●女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
・女性とアルコール関連問題
〔key word〕依存症、若年発症、重複障害、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)、胎児性アルコール症候群(FAS)
・未成年者の飲酒問題ーー20歳未満の飲酒の弊害
〔key word〕未成年飲酒、脳の発達、急性アルコール中毒、健康への影響
・高齢者と飲酒問題ーーアルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
〔key word〕高齢者、アルコール依存症、アルコール関連認知症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群
・アルコール使用障害とDV・子ども虐待
〔key word〕アルコール使用障害(AUD)、ドメスティックバイオレンス(DV)、子ども虐待(CA)、統合的な治療
●アルコール関連問題への取り組み
・行政の取り組み
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、アルコール健康障害対策推進基本計画、行政
・アルコール使用障害への早期介入プログラム
〔key word〕多量飲酒、アルコール依存症、飲酒量低減、ブリーフインターベンション(BI)、HAPPY
・アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
〔key word〕アルコール依存症、連携医療、早期介入、SBIRT
・職域におけるアルコール関連問題とその対策
〔key word〕職場、アルコール、プレゼンティーズム、健康経営、両立支援
・飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
〔key word〕飲酒運転、認知、行動
●アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
・アルコール性肝障害のキーワード
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
■【特集】日本人なら知っておきたい ASEAN NOW
今年は、日本ASEAN友好協力50周年の節目の年である。日・ASEAN関係は今、
リージョナルパートナーからグローバルパートナーへと変貌しつつある。しかも、起業やデジタル化といった側面では、日本を大きくリードしているといえ、彼らの“進取”と“積極性”ある姿勢から学ぶべき点は多い。
一方で、政治の安定、民主化などでは足踏みが続く。
多様なASEANを理解するための「最初の扉」を開けるべく、各分野に精通した8人に論じてもらう。
文・石井順也、野沢康二、塚田雄太、福地亜希、木村昌吾、牛山隆一、山田雪乃、島戸治江、編集部
DATA 1
人口6.7億人 数字でみるASEAN経済
ISSUE 1 大国の「主戦場」ASEAN 日本は独自の互恵的関係を築け
石井順也 住友商事グローバルリサーチ(SCGR) シニアアナリスト
ISSUE 2
ASEANで揺らぐ民主主義 対外イメージ悪化の恐れ
野沢康二 BSテレビ東京 ニュース部長
ISSUE 3
新局面迎えるASEAN経済 課題は「早すぎる脱工業化」
塚田雄太 三井住友銀行グローバル・アドバイザリー部 部長代理
ISSUE 4
ASEANの経済・金融統合 保護主義拡大でも着実に前進
福地亜希 国際通貨研究所 主任研究員
ISSUE 5
存在感増すASEAN財閥 強みは世代交代と目利き力
木村昌吾 KPMG FAS ディレクター
ISSUE 6
日本の「上から目線」は時代遅れ ASEAN企業の実力直視を
牛山隆一 名古屋経済大学 教授
DATA 2
ASEAN10カ国における主要貿易相手国
ISSUE 7
「デリスキング」の恩恵を受けるASEANの脱炭素政策
山田雪乃 大和証券 チーフESGストラテジスト
ISSUE 8
デジタル化進むASEAN 日本企業はもっと貢献できる
島戸治江 三井物産戦略研究所国際情報部東南アジア・大洋州室 室長
■WEDGE_OPINION 1
・終わらぬ円安 立ちすくむ日本 今こそ必要なこの国の“決断”
唐鎌大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
■WEDGE_OPINION 2
・セキュリティー・クリアランスは世界で生きる「必須免許」
兼原信克 元内閣官房副長官補、元国家安全保障局次長
手塚 悟 慶應義塾大学環境情報学部 教授
小谷 賢 日本大学危機管理学部 教授
■WEDGE_OPINION 3
・少子化と人口減少を直視し楽観論より“ありたい姿”を描け
鬼頭 宏 上智大学 名誉教授
■WEDGE_OPINION 4
・21世紀は「宇宙の世紀」科学の力で日本の存在感を示せ
永原裕子 東京工業大学地球生命研究所 フェロー
INTERVIEW
・技術力向上に必要なのは 「継続」と「頻度」
中須賀真一 東京大学大学院工学系研究科 教授
COLUMN
・技術だけじゃない 民間の宇宙事業に必要な視点
編集部
■WEDGE_ REPORT
・加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(前編)
大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授
■連載
・MANGAの道は世界に通ず:ゴルフから人生を学ぶ 『オーイ!とんぼ』の「人間的成長」(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:解読された日本の外交暗号 米国の「黒い部屋」とは(小谷 賢)
・誰かに話したくなる経営学:インフレ下だからこそ必要な「ヒトに好かれる経営」 (岩尾俊兵)
・時代をひらく新刊ガイド:『忘れられたBC級戦犯 ランソン事件秘録』 玉居子精宏(稲泉 連)
・偉人の愛した一室:岸 信介 「東山旧岸邸」(静岡県御殿場市)(羽鳥好之)
・近現代史ブックレビュー:『陸軍将校の教育社会史 上・下 立身出世と天皇制』 広田照幸(筒井清忠)
・商いのレッスン:業績第一主義の先に顧客満足はない(笹井清範)
・フィクサー:第一章 乱闘(真山 仁)
・モノ語り。:季節の「盛り」を楽しむ 京都・志る幸(水代 優)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●一冊一会
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
生命現象全体に深く関わるサイトカインの役割について、最新の研究をもとにくわしく解説!
●日本人研究者が大きく貢献したサイトカインの発見の経緯やそのシグナル伝達機構について再認識するとともに、サイトカインの発現調節機構や病態に対する最新の知見、さらに神経系や循環器系を含むさまざまな生命現象に対するサイトカインの役割について、「サイトカインの発見と病態解析」「サイトカイン信号の制御と病態」「免疫病とサイトカイン」「生命現象とサイトカインー病態との関連」という4つの章で構成し、それぞれの研究領域の第一人者がくわしく解説。
●COVID-19においてもサイトカインストームが死因であることが強く示唆されるなど、転換期または拡張期にあるサイトカイン研究について、新たなコンセプトや融合研究がうちたてられ、それに基づいた新たな病気の予防法や治療につながることをめざす充実の内容。
■ サイトカインのすべて
・はじめに
●サイトカインの発見と病態解析
・IL-1ファミリーサイトカインのすべて
〔key word〕IL-1ファミリー、カスパーゼー1、炎症性疾患、子宮内膜症
・共通γ鎖(γc)サイトカイン
〔key word〕共通γ鎖(γc)、IL-2、IL-7、IL-9、IL-15、IL-21
・Common βファミリーサイトカインーーIL-3、GM-CSF、IL-5
〔key word〕コロニー形成因子、造血、免疫、クローニング
・IL-6ファミリーサイトカインの機能多様性
〔key word〕IL-6、gp130、STAT3、NF-κB、炎症アンプ、ゲートウェイ反射
・IL-10ファミリーによる免疫制御機構
〔key word〕IL-10、自己免疫疾患、CD4+LAG3+制御性T細胞(Treg)
・I型、III型インターフェロンファミリー
〔key word〕インターフェロン、自然免疫、ウイルス感染
・IL-12ヘテロダイマーサイトカインファミリーIL-12、IL-23、IL-35
〔key word〕ヘテロダイマーサイトカイン、IL-12、IL-23、IL-35
・IL-17ファミリー分子の生体における役割
〔key word〕IL-17、サイトカイン、自己免疫、感染防御、腸管免疫
・TGF-βファミリーーーその多彩な作用と疾患との関連
●サイトカイン信号の制御と病態
・JAK-STAT経路とその制御系
〔key word〕サイトカイン受容体、チロシンキナーゼ、シグナル伝達、負の制御
・mRNA安定化・不安定化を介したサイトカイン産生制御機構
〔key word〕mRNA安定性制御、RNA分解酵素、Regnase-1
●免疫病とサイトカイン
・各種サイトカインで誘導される2型免疫応答による組織線維化のしくみ
〔key word〕気道粘膜、IL-33、IL-25、TSLP、好酸球、記憶型Tpath2細胞、IL-5、Amphiregulin
・B細胞によるサイトカイン産生と免疫制御
〔key word〕B細胞、サイトカイン、自己免疫疾患
・制御性T細胞とサイトカイン
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、サイトカイン
・コレラ毒素による炎症性サイトカインIL-1β産生誘導機構
〔key word〕コレラ毒素、腹腔マクロファージ、Pyrinインフラマソーム
・疾患特異的マクロファージの機能的多様性ーー線維化に関わるマクロファージサブタイプ
〔key word〕疾患特異的マクロファージ、自然免疫、線維症、アレルギー、メタボリックシンドローム
・自然リンパ球とサイトカイン
〔key word〕自然リンパ球、抗原非特異的、可塑性
●生命現象とサイトカイン──病態との関連
・サイトカイン・ケモカインと造血
〔key word〕CXCL12、SCF、TPO、IL-7、骨髄
・がんの微小環境とケモカイン
〔key word〕がん微小環境、白血球浸潤、炎症、ケモカイン
・炎症性腸疾患とサイトカイン
〔key word〕炎症性腸疾患、サイトカイン、腸管免疫
・皮膚疾患におけるサイトカインの役割
〔key word〕乾癬、Th17サイトカイン、アトピー性皮膚炎、Th2サイトカイン、【掻】痒
・多発性硬化症・視神経脊髄炎の病態とサイトカイン
〔key word〕多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎(NMO)、GM-CSF、IL-6、抗IL-6受容体抗体
・骨免疫学とサイトカインRANKL
〔key word〕破骨細胞、RANKL、関節リウマチ、がん骨転移
・心血管代謝疾患とサイトカイン
〔key word〕アディポカイン、ヘパトカイン、カルディオカイン、慢性炎症
・高齢者医療から派生した在宅医療は、今やその対象は全世代であり、癌性疾患をはじめ認知症、障害者、病状が進行した慢性疾患患者、医療的ケア児まで広がる。
・2020年代は高齢化が進展するわが国にとってきわめて重要な10年であり、そのカギを握るのが在宅医療の充実である。
・これからは医療供給側が協力し、“治し支える医療”を提供するため有機的に機能分担することが重要で、地域差を踏まえたうえで標準的在宅医療をめざす必要がある。
■ 在宅医療2020
・はじめに
・在宅医療の最新概念ーー21世紀型の新しい医療の姿
〔key word〕在宅医療、概念、理念、最終目標、コアコンピテンシー
・地域包括ケアシステムと在宅医療ーー新しい健康観と規範的統合に基づく多職種連携・地域連携
〔key word〕地域包括ケアシステム、医学モデル、社会モデル、規範的統合、高齢者福祉の三原則
・在宅医療を舞台とした地域医療連携ーー医療を継続するために病院と診療所が協働する
〔key word〕在宅医療、地域医療連携、病院医療
・在宅医療分野における医師会の展望ーー在宅医療を支えるこれまでの医師会活動とこれからの医師会活動
〔key word〕地域包括ケアシステム、健康の社会的決定要因(SDH)、社会的処方
・在宅医療と臨床倫理ーー節度ある医療を提供するために
〔key word〕在宅医療、倫理、節度、人生会議
・在宅医療の教育と研究ーー在宅医療のエビデンス構築と普及のために
〔key word〕在宅医療、教育、研究、エビデンス
・災害の時代における在宅医療ーー多様化する大規模災害に備える
〔key word〕在宅医療、災害、保健医療活動
・在宅医療における市民との対話ーー自律する患者との協働作業
〔key word〕在宅医療、価値観、自律性、多職種協働、地域共生社会
●TOPICS
アレルギー学
・マダニに咬まれると牛肉アレルギーになる?
社会医学
・看護・介護労働における腰痛予防対策と今後の課題ーーノーリフティング原則に基づいたケアの必要性
神経内科学
・筋肉由来の神経筋支配必須因子25型コラーゲンの機能と疾患
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・15.再生医療が切り開く炎症性腸疾患治療の新時代ーー炎症性腸疾患に対する腸幹細胞移植の開発と展望
〔key word〕オルガノイド、炎症性腸疾患、粘膜治癒、腸幹細胞移植
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・8.骨免疫学:創成から応用へ
〔key word〕骨免疫、炎症性骨破壊、IL-17、RANKL
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・4.生物に学ぶ胆管ステントの開発ーーバイオミメティクスを用いた防汚機能を有する胆管ステントの検討
〔key word〕バイオミメティクス、カタツムリの殻、超ナノ親水、胆管がん、胆管ステント
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・3.夏目漱石I--その幼時体験
●書評
・『管理監督者・人事労務担当者・産業医のための労働災害リスクマネジメントの実務』(佐久間大輔 著)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
特集:人生100年時代、食を考える。
日本の食文化の価値や可能性を多様な視点から解剖。料理研究家・大原千鶴さんや料理人・山下春幸さんのインタビューは必読。人生100年時代に何を選び、何を食べるのか? これからの「食べる」を考えてみませんか。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●栄養指導の実務には食事療法のエビデンス構築が重要となりますが、栄養疫学においては、人種差の問題のみならず、食習慣は文化的な特徴や多様な広がりをもつため、わが国における日本人を対象とした研究が不可欠です。
●本特集では、「臨床に活かす! 日本発の栄養疫学研究からのエビデンス」と題して、栄養疫学研究の概要や取り組みの意義を総論として解説し、さらに各論として、2型糖尿病、循環器疾患、がん、サルコペニア・フレイル、認知症、抑うつなど、幅広い疾患と栄養・食事との関連について、日本で実施された疫学研究の成果を整理して掲載しています。
●さらにコラムとして、国民健康・栄養調査について、諸外国との比較を踏まえて解説。
【目次】
日常臨床と栄養疫学研究─管理栄養士・栄養士に求められること
2型糖尿病の合併症予防のための食事療法
循環器疾患と栄養・食生活ーナトリウム・カリウム・アルコール摂取との関連を中心に
がんと栄養・食生活ー日本の栄養疫学研究からのエビデンスの現状と解決に向けた方向性
高齢者の健康と食事
抑うつと栄養・食生活
[Column]国民健康・栄養調査の特徴─諸外国の栄養調査と比較して
●巻頭カラー
簡単な脳のみかた〈前編〉
●スポット
炭酸飲料による嚥下改善効果
妊娠体重管理の新基準
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
スイカ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
テックイースト認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
食と健康を多角的に見つめながら,人間の存在そのものを学際的に追求する/大阪樟蔭女子大学大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 病態栄養学研究室(保木研究室)
●こんだてじまん
じまんの一品料理 むら雲寄せ/日本郵政株式会社 東京逓信病院
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
14.疾患における薬物治療と栄養(2) 糖尿病治療薬の特徴を知れば,栄養指導がもっと効果的に!
●Medical Nutritionist養成講座
エネルギー投与量の決定:私の考え方
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
28.エネルギーと食物繊維
●日本栄養士会医療職域
2021年栄養の日・栄養週間
自治体病院
山形市立病院済生館における「地域医療連携」の取り組み
精神科病院
一般社団法人全国精神科栄養士協会発足と全国精神科栄養士協議会解散総会報告
厚生労働省・消費者庁
「自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会」報告書・他
●おしらせ
第8回日本在宅栄養管理学会 WEB学術集会・他
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●地球にはおよそ100種類の元素が存在しており、生体の維持・活動に不可欠なものは必須元素と呼ばれています。
●必須微量元素の生体中の存在量ベスト3は、鉄、亜鉛、銅で、たとえば亜鉛は酵素の成分やタンパク質の合成、味覚、インスリンの生成や機能、免疫能の賦活や生殖機能そのものに重要な役割を果たし、その欠乏により味覚障害などの異常や疾病の進展に関与しており、亜鉛を補充することで病態が改善することも知られています。
●一方で、過剰投与や摂取による弊害も存在し、亜鉛製剤の持続的な大量投与は、銅の低下を励起し、褥瘡など皮膚疾患の悪化や、顆粒球の減少など免疫能の低下を励起する。鉄も過剰摂取をすれば、組織の酸化ストレスを介した発がんや組織障害の進展が報告されています。
●本特集では、「微量元素とMgの最新知見を臨床に活かす!-機能・代謝・疾患との関連」と題して、微量元素とマグネシウムについて、エキスパートの執筆陣が最新知見を紹介。微量元素の欠乏や過剰が生体においてさまざまな疾患に関連し、多様な病態の背景にあることを理解できるよう詳しく解説しています。
【目次】
鉄の最新知見ー鉄ホメオスタシス異常と神経疾患
亜鉛の最新知見ー亜鉛トランスポーターの生理機能:個体恒常性の維持と亜鉛シグナル
銅の最新知見ー生体内銅代謝と銅代謝異常症
セレンの最新知見ーセレンの代謝機構を中心に
マグネシウムの最新知見ーマグネシウム代謝と臨床的意義
サルコペニアと微量元素
小児の栄養管理と微量元素
微量元素の毒性・中毒
●巻頭カラー 管理栄養士の未来を彩る! 「食&色」コーディネート
第4回 季節や行事と食文化からみる色彩
●スポット
高齢者におけるスキンフレイル
障害者病棟における栄養サポートチームの有用性
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
パイナップル
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション 鈴鹿
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
栄養学の基礎研究と実践現場をつなぐ「実践栄養学」の発展のために/同志社女子大学大学院 生活科学研究科 食物栄養科学専攻 実践栄養学研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 落花生の煮物/医療法人愛生館 小林記念病院
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE8 経腸栄養(逆流)
●ビタミン栄養学UPDATE-新たな臨床的意義の確立に向けて
8.葉酸をめぐる話題
●Medical Nutritionist養成講座
経腸栄養投与経路の管理(2)-器具などの名称を統一する必要があります
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第40回 魚介類7
●日本栄養士会医療職域
2022年度国際会議・イベント等のご案内
自治体病院
プラダーウィリー症候群外来(PW外来)の取り組み
精神科病院
第24回・第25回日本病態栄養学会年次学術集会報告
厚生労働省・消費者庁
「第11回健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」募集開始について・他
●おしらせ
女子栄養大学香友会主催 令和4年度 第2回専門家講座・他
・インスリンが発見されてから100年が経過し、その間にインスリン製剤や投与法の開発、膵・膵島移植療法の開発、1型糖尿病の病態や成因を解明するための研究など、世界中でさまざまな取り組みが行われてきた。
・わが国においても、日本人1型糖尿病の発症・進展様式における多様性に基づき、急性発症1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病、劇症1型糖尿病のサブタイプが確立され、その成因や病態に関する知見が積み重ねられてきた。
・本特集では、1型糖尿病診療・研究の進歩や課題に関する現状や取り組みについて、広範囲にわたって各分野の最前線でご活躍されている先生方に解説いただく。
■ 1型糖尿病 -診療と研究の最前線 5月第1土曜特集
・はじめに
●総論
・わが国の1型糖尿病研究の歴史と展望
〔key word〕NODマウス、膵生検、緩徐進行1型糖尿病、劇症1型糖尿病
・1型糖尿病の疫学
〔key word〕小児1型糖尿病、発症率、年次推移、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)
・日本人1型糖尿病の発症・進展様式における多様性
〔key word〕1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病(SPT1DM/SPIDDM)、劇症1型糖尿病(FT1DM)、急性発症1型糖尿病(AT1DM)、エンテロウイルス(EV)、急性感染、持続感染
●治療技術の進歩
・インスリン製剤のUPDATE
〔key word〕超速効型インスリン製剤、持効型溶解インスリン製剤、スマートインスリン
・カーボカウント最前線
〔key word〕カーボカウント、糖質、経験則
・CGMの進化と有用性
〔key word〕持続血糖モニター(CGM)、レトロスペクティブCGM、リアルタイムCGM(rtCGM)、間歇スキャン式CGM(isCGM)、血糖変動、遠隔医療
・インスリンポンプ療法の進歩
〔key word〕インスリンポンプ療法(CSII)、sensor augmented pump(SAP)療法、ハイブリッドクローズドループ(HCL)
・1型糖尿病に対するSGLT2阻害薬併用療法を安全に活用するために
〔key word〕1型糖尿病、SGLT2阻害薬、正常血糖ケトアシドーシス
・膵・膵島移植の現状と展望
〔key word〕膵移植(膵臓移植)、膵島移植、異種移植、再生医療、インスリンポンプ
●診療上の課題
・緩徐進行1型糖尿病の管理
〔key word〕緩徐進行1型糖尿病、抗glutamic acid decarboxylase(GAD)抗体、Tokyo Study
・1型糖尿病合併妊娠の管理ーー指標をもって治療を行う
〔key word〕1型糖尿病合併妊娠、計画妊娠、持続血糖モニタリング(CGM)、インスリンポンプ療法(CCSII)
・低血糖の病態と対処法
〔key word〕重症低血糖、無自覚性低血糖、低血糖関連自律神経応答不全
・COVID-19と1型糖尿病
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、糖尿病、高血糖
・1型糖尿病診療におけるトランジション
〔key word〕1型糖尿病、小児、トランジション
・糖尿病キャンプと患者会活動ーー心理社会的支援の重要性
〔key word〕サマーキャンプ、患者会、先進医療、チーム医療、地域医療連携
●病態研究
・日本人1型糖尿病のデータベースーーTIDE-J研究を中心に
〔key word〕1型糖尿病、3亜型、データベース、日本人、TIDE-J研究(Japanese type 1 diabetes database study)
・1型糖尿病の遺伝素因
〔key word〕1型糖尿病、疾患感受性遺伝子、HLA遺伝子、全ゲノム関連解析(GWAS)
・劇症1型糖尿病研究UPDATE--irAEも含めて
〔key word〕劇症1型糖尿病、膵β細胞傷害、免疫チェックポイント阻害薬関連1型糖尿病(ICI-DM)
・1型糖尿病の病態と診断における膵島関連自己抗体の意義
〔key word〕膵島関連自己抗体、緩徐進行1型糖尿病、親和性、予知
・1型糖尿病モデル動物を用いた成因研究
〔key word〕1型糖尿病(T1D)、自己免疫、腸管ホメオスタシス、腸内細菌叢、免疫細胞内代謝
・1型糖尿病における膵島特異的細胞性免疫
〔key word〕1型糖尿病、T細胞、インスリン、GAD、NODマウス
・膵組織所見から1型糖尿病の成因を探求する
〔key word〕1型糖尿病、膵島炎、膵重量、Pseudo-atrophic islet
・1型糖尿病とグルカゴン分泌調節異常
〔key word〕グルカゴン、α細胞、1型糖尿病
●治療研究
・バイオ人工膵島の可能性
〔key word〕バイオ人工膵島、膵島移植、1型糖尿病(T1DM)、再生医療
・膵β細胞再生医療の可能性ーー脂肪由来幹細胞の有用性
〔key word〕再生医療、脂肪由来幹細胞(ADSC)、インスリン産生細胞(IPC)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
1
●再会のエレガンス
隔離生活、外出自粛の反動で、来るアフター(ウィズ?)コロナの世界で一気に人流が増すことは、誰の目にも明らか。
気楽な家着に慣れた我々は再び外へ出て人と会うために人間らしい社会性を取り戻す必要がある。
関わる他者に対する敬愛の念を表明するために、エレガンスの含みを持った紳士的態度をとるのだ。
2
●ホテルで逢いましょう
さまざまな変化を経験し、対応を迫られたこの数年。リモートワーク、オンラインMTG、ワーケーション…、
ビジネスを中心に、知恵を絞り、新しいスマートなスタイルや価値観を獲得したが、
リアルに人と会い、顔を合わせ、語り合う、そんな当たり前だった日々は制限を受け続けてきた。
それでも暖かな陽光と共にようやく光が差し始め、久々に旅に出る。
気兼ねなく集うことができる幸せ、意義を再認識し、平和な日常に感謝。
改めてエレガントなウエアに身を包み、友と共に過ごす時間を心ゆくまで楽しもう。
3
●自然、共生、未来
未来は自然に満ちている──。願いではなく、これを実現するために日々を重ねていく必要がある。
ここでは、海外のメゾンブランドとのコラボレーションでも注目を集める造形作家・池内啓人の
アートピースを用いて、最新のドレススタイルを紹介する。ビジネススタイルを格上げするスーツや、
モードの最前線を表現したスーツなど、日々のパフォーマンスを上げてくれる逸品をピックアップ。
レトロフューチャーなアートと最新スーツの共演で、新しいドレススタイルを模索した。
4
●メゾンであり、実力派ウォッチメーカーたる理由
スイス時計産業は、黎明期から分業制とすることで個々の技術を磨き上げ、発展してきた歴史を持つ。
今もムーブメントやケース、ダイヤルはもちろん、ネジだけを専業とするような多様なサプライヤーが存在する。
彼らの手を借り時計市場に進出したブルガリとシャネル、エルメスは、1990年代後半から積極的に投資を敢行。
優れたサプライヤーを買収、あるいは資本参加することで、時計ブランドに比肩する技術と設備を得るに至った。
5
●きっと、会えるさ
彫刻というものの概念を、すっかり変えてしまうような、自在奔放な造形。
あまりに変貌をしすぎるために、美術界をうろたえさせ続けた不服従のマエストロ GORO KAKEIさんは、
昨年の11月に91歳で召天されましたが、厖大な作品が残されています。
マエストロの手にかかったものは、どれも生きる歓びにあふれていて、ジッとしていない。
たとえ悲哀に沈んでいるようなものでも、打ちひしがれていないで、運命にむかってカエル跳びをして、
パンチのひとつも食らわせてやろうというふうだ。あなたは、KAKEIさんの作品に合ったことがあるだろうか?
一瞬も止まることがなかった創造力のマグマは、わたしたちを励まし続けますーー
もっと、生きなさい ! もっと、愛しなさい ! もっと、超えてゆきなさい !
6
●ファッションにおける“男らしさ”の変遷
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で、メンズファッションにまつわる展覧会が開催中だ。
理想の身体を具現化した古典的な彫刻から、ルネサンス期の絵画、18世紀のスタイルアイコンを
描いた肖像画に、現代の注目デザイナーによるコレクションーー来場者は、現在と過去が交差する多彩な展示を通じ、
服を介して表現されてきた“男らしさ”の変遷をたどることになる。
7
●シッキムの有機的生活
ジャーナリスト、マッテオ・ファゴットとフォトグラファー、マチルダ・ガットーニから寄せられた
サステナブルリポートをここに紹介する。
彼らは、多くの日本人がまだ知らない、シッキムの近況を知らせてくれた。
今、世界が目指そうとしている持続可能な社会の在り方を
自分たちのやり方で実践しているシッキムのケースは、未来への申し分のない事例となる。
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●名声から距離を置いて
クリストファー・ノーランが監督する話題の歴史大作『オッペンハイマー』で
主役を務めることが決まった俳優のキリアン・マーフィーに会いに、ダブリンへ。
彼が住む街を歩きながら行ったインタビューの話題は、多岐に及んだ。
若いころ夢中になった音楽活動に、歴史的な人物を演じることに対する興奮と不安、
それから、ついに最終シーズンを迎えた人気ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』…。
同作で共演していたヘレン・マックロリーの早すぎる死についても、その思いを率直に語ってくれた。Reunion 再会のエレガンス 友人、恋人、同僚、シェフ、ライバル、名車、ワイン。様々な「再会」をエレガントに彩るモノコト。
■【特集】新たなエネルギー地政学 脱ロシア、脱炭素時代を生き抜く
ロシアによるウクライナ侵攻は国際的な燃料価格の高騰を招き、
エネルギー情勢の“世界地図”は大きく書き換えられた。
脱ロシアに苦心する欧州、存在感を増す産油地域・中東、
日本との距離を縮める豪州、石炭火力から逃れられないインド・ASEAN、
そして、毎夏のように電力逼迫が叫ばれ、節電要請を強いられる日本─。
石油危機から50年。「安定供給」と「脱炭素」の狭間で揺らぐ
世界の潮流を読み解きながら、わが国のとるべき道を探ろう。
文・小山 堅、進士義友、今里和之、高橋雅英、アームストロング士郎、南 亮、有馬 純、大場紀章、編集部
PART 1 総論
世界の分断深刻化 脱炭素と安定供給との“二兎”を追えるか
小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員
PART 2-1 欧州 1
「ロシア産天然ガスには頼らない」 欧州の新たな戦略とは
進士義友 海外電力調査会(JEPIC)欧州事務所長
PART 2-2 欧州 2
欧州が新たに直面する課題 脱中国依存と技術革新
今里和之 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)欧州事務所長
Column 1 太陽光 次世代太陽光技術がカギ 充電いらずの“究極のエコカー” 編集部
PART 3 中東
石油危機から50年 日本は中東諸国にこう向き合え
高橋雅英 中東調査会 主任研究員
Column 2 LNG 電気は「あって当たり前」 安定供給支える現場の苦悩と矜持 編集部
PART 4 豪州
重要性高まる豪州 エネルギーを軸に日豪関係強化を
アームストロング士郎 オーストラリア国立大学 豪日研究センター長
Interview 脱炭素戦略
脱炭素社会実現に向けて 多様で現実的な道筋づくりを
南 亮 経済産業省 首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官
Column 3 核融合 持たざる国日本の切り札に? 核融合は希望の“光”となるか 編集部
PART 5 インド・ASEAN
途上国の現実を受け止め 日本はアジア地域の“代弁者”たれ
有馬 純 東京大学公共政策大学院 特任教授
Column 4 石炭火力 日本発で世界に貢献 石炭火力のゼロエミッション技術 編集部
PART 6 日本
原発・再エネフル活用で燃料価格変動への抗堪性を高めよ
大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表
■WEDGE_OPINION 1
・世界経済はまるで「モナ・リザ」 金融危機のリスクに備えよ
倉都康行 RPテック 代表取締役、国際資本システム研究所長
■WEDGE_OPINION 2
・薬剤師ってこんなにいるの? 定員制限と役割拡大を急げ
成瀬道紀 日本総合研究所調査部 副主任研究員
・COLUMN 薬剤師余り 厚労省と文科省に問う 編集部
■WEDGE_REPORT 1
・エルドアン再選後のトルコは何を守り、何を変えるのか
今井宏平 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 海外派遣員
■WEDGE_REPORT 2
・日本人のアフリカ観は時代遅れ 悲観か楽観かで捉えるな
白戸圭一 立命館大学国際関係学部 教授
■連載
・新しい原点回帰:「本屋」の代名詞・三省堂書店が考える新時代の書店とは(磯山友幸)
・MANGAの道は世界に通ず:『推しの子』 負の原体験が強さを生む (保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:明石元二郎と石光真清は日露戦争勝利にどう貢献したか(小谷 賢)
・各駅短歌:トランプ(穂村 弘)
・近現代史ブックレビュー:『近代日本の政治家』 岡 義武(筒井清忠)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:日ソの「宣戦布告なき戦争」 ノモンハン事件が示す教訓(花田智之)
・さらばリーマン:豊富な経験と深い郷土愛 奈良に誕生したECメーカー
坂口竜一さん ライズクリエイション代表取締役(溝口 敦)
・時代をひらく新刊ガイド:『アンビシャス』 鈴木忠平(稲泉 連)
・Letter 未来の日本へ:自らと他者の「死」に寄り添い お別れを“より良い”ものに
木村光希 納棺士、ディパーチャーズ・ジャパン 代表取締役 (河合香織)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
予防,歯周治療,口腔ケア,医院力アップのためのチームアプローチといった臨床の情報から,仕事のやりがいやライフスタイルをテーマとした話題まで,どのページを開いても歯科衛生士のあなたを応援するコンテンツが満載!徹底した読者目線で歯科衛生士の臨床を総合的にバックアップします!
本特集は「徹底解剖! 日本人の歯根形態」です.デブライドメント,SRPは歯科衛生士にとって日常的な業務の1 つですが,患者さん一人ひとり,また一歯ごと,一歯面ごとの形態の違いに日々悩み,目に見えない歯根形態の多様性に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません.しかし,科学的根拠に基づき歯根形態をイメージできたのなら,見えない歯根形態でも恐れることなく処置することができるようになるのではないでしょうか.そこで,本特集と今後の連載では,日本人の抜去歯のみから収集した貴重な研究データをもとに,日本人の歯根形態の特徴について解説していただきます.
【目次】
特集&新連載 徹底解剖! 日本人の歯根形態
DH Eye 薬物性歯肉増殖の基礎と実践〜慢性歯周炎の症例から考える〜
ーステップで考えるSRP アプローチ集ー やるぞ! SRP(4)
教科書どおりにいかない?! 歯周治療臨床のピットフォール2(3)
実践で活かせる 患者教育と行動変容(6) 最終回
まるっとわかる ブラキシズム(5)
難易度から考える ペリオへのアプローチ〜治りやすいペリオ,治りにくいペリオのケースから〜(6) 最終回
あなたの歯科医院に障がい児・者が来院したら?(3)
国試でおさらい! 臨床力アップデート講座(11)
訪問先で出会った 患者さん・ご家族との日々(3)
My Recommendation
Welcome aboard! 私の職場を紹介します(14)
Essay from Dentist 力をあわせてその先に(16)
DH's Essay 世界でひとつだけのストーリー(16)
News & Report
■一冊まるごと「やさしくなりたい」特集
・巻頭インタビュー:小山薫堂「他者を思う力を磨けば人生は豊かになる」/水卜麻美アナ、マリウス葉、ヘラルボニー
巻頭ではインタビューを通して、加速度的に変化する社会での「やさしさ」を考えます。小山薫堂さんは「他者を思う力」を磨けば人生は豊かになると語り、感謝がやさしさを生むと語ります。日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんは「多くの人が救われるような言葉を選びたい」と、またマリウス葉さんはスペインの大学に編入し多様な友人との対話から、思い込みを一度すべて捨てて聞く姿勢と「わからないから怖い」という壁を乗り越え、聞く耳を持つことの大切さを語りました。ヘラルボニーを起業した松田文登さんと崇弥さんは、重度の知的障害を伴う自閉症がある兄・翔太さんと一緒にいることで喜びや幸せに「出合ってしまう」豊かさについて語りました。
・「人にやさしくあれ」を、いま伝える意味/SKY-HI&STARGLOW
SKY-HIさんは3年前のAERAのインタビューで、CEOを務めるマネジメント/レーベル「BMSG」で一番大切にしていることは、「人にやさしくあれ」ということ、と語りました。AERAでは今回、SKY-HIさんに改めて「やさしさ」について聞くと、「やさしくないことは才能を殺す可能性がある」と語りました。また、オーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」から誕生し、来年1月にデビューを控えるダンス&ボーカルグループ、STARGLOWが「やさしさ」について語ったインタビューも掲載します。
・吉田修一書き下ろし短編小説【特別広告企画】
邦画の実写作品の興収歴代1位に躍り出た映画「国宝」。この原作者の吉田修一さんが「やさしくなりたい」特集号に特別に書き下ろした短編小説「飛行機雲」を掲載します。「生きがい」をテーマに書いた本作は、日常にある愛おしい瞬間を映しだします。
・山里亮太 「やさしさは連鎖していく」
NPOと協力し、フィリピンの小学校内に「赤メガネ食堂」を開設した芸人の山里亮太さん。100人の低栄養児童へ、平日無料で給食を提供しています。「売名」「偽善」などと言われても歩みは止めず、子どもたちの身体が少しずつ大きくなっていく様子に喜びを感じると言います。誰かのために何かしたいけれどもなかなか踏み出せない人にたくさんのヒントが詰まったインタビューです。
・いつもの連載も「やさしさ」をテーマに
AERA連載陣も「やさしさ」について姜尚中さんはコラムで「やさしさとは、自分にも他者にも選択肢を増やす、したたかな柔軟さを指している」と書きます。武田砂鉄さんは「『便利』とは『やさしい』ものだったはずなのに」、便利の目指す方向が誰かを取り残す結果になっているのではないか、と指摘します。田内学さんや稲垣えみ子さんもAERAの「やさしくなりたい」プロジェクトの話から展開。けらえいこさんが描く「あたしンち」では、やさしい味のスープがテーマ。充実の連載陣のやさしい世界観をお楽しみください。
・やさしさを日常にも広げていきたい!
AERAでは「やさしさみつけた!キャンペーン」を実施中です。AERA公式X(@AERAnetjp)をフォローし、「#やさしくなりたい」をつけて「身のまわりのやさしいなと感じたエピソード」を投稿してください。
さらに、公式Xでは「やさしくなりたいステッカープレゼント企画」も実施します。今号のAERAの表紙を飾った、セルジュ・ブロックさんのかわいいイラストがついたステッカーを2種4枚セットで20名様にプレゼント。周りの人にもやさしさを広げてください!
詳しくは➡ //dot.asahi.com/articles/-/271091
そのほか
・脳研究・池谷裕二さんや動物言語学・鈴木俊貴さんら専門家がやさしさを分析
・「やさしさからはじまった」起業や商品やサービスの開発ストーリー
・バリアフリートイレの「やさしさ」を考える
・[時代を読む] 日本でも広がる「こどもホスピス」
・大宮エリーさんがVR映画に込めた想い
・セルジュ・ブロック「やさしさを分かち合いたい」
・やさしくなりたい連載 叱る03 社会のプレッシャーが怖くて外出できない
などの特集関連記事もあります。
■現代の肖像 安野貴博
創刊以来続く人物ルポルタージュ欄「現代の肖像」に登場するのは、AIエンジニア、起業家、SF作家などさまざまな肩書を持つ安野貴博さんです。今年、「チームみらい党首」と「参議院議員」も加わりましたが、背景にあるのは「既存のシステムを更新し、問題を解決したい」という思いと、先端テクノロジーがどのように社会に影響を与え、社会をより良い方向に変えていけるのか、という関心です。書き手は文筆家で情報キュレーターの佐々木俊尚さん。ご本人へのインタビューに加え、東大時代の研究室の教授や共に起業した友人、コンサルティング会社時代の同僚にも話を聞き、安野さんの人物像を立体的に描き出しました。
■【特集】資源ウォーズの真実 砂、土、水を飲み込む世界
現代文明を支える「砂」、「土(レアアース)」、「水」─。
世界ではいま、これらの戦略資源の奪い合いが起こっている。
ありふれた素材の「砂」は高層ビルから半導体まであらゆるものに使われ、
「土(レアアース)」は世界の自動車メーカーが参入する電気自動車(EV)に欠かせない。
そして生命に欠かすことのできない「水」……。
それぞれの資源ウォーズの最前線では何が起こっているのか。
文・石弘之、ヴィンス・バイザー、土方細秩子、ギヨーム・ピトロン、木村正人、
中村繁夫、沖大幹、濱崎宏則、編集部
イラスト・マグマジャイアンツ
Part 1-1:“サンドウォーズ”勃発! 「砂」の枯渇が招く世界の危機
石 弘之(ジャーナリスト)
Part 1-2:ハイテク機器からシェールまで 現代文明支える「砂」の正体
ヴィンス・バイザー(ジャーナリスト) 聞き手、構成・土方細秩子(ジャーナリスト)、編集部
Part 1-3:砂浜、コンクリート…… 日本の知られざる「砂」事情とは?
編集部
Part 2-1:レアアースショックから10年 調達多様化進める日米
編集部
Part 2-2:中国のレアアース戦略と「デジタル・リヴァイアサン」
ギヨーム・ピトロン(ジャーナリスト) 聞き手、構成・木村正人(ジャーナリスト)
Part 2-3:“スーパーサイクル”再来 危機に必要な真実を見極める眼力
中村繁夫(アドバンストマテリアルジャパン会長)
Part 3-1:「枯渇」叫ばれる水 資源の特性踏まえた戦略を
編集部
Part 3-2:重み増す「水リスク」 日本も国際ルール作りに関与を
沖 大幹(東京大学大学院工学系研究科教授)
Part 3-3:メコン河での“水争奪” 日本流開発でガバナンス強化を
濱崎宏則(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
「共産党100年」論に踊らされず
中国にはこう向き合え
Part 1:1000年経ても変わらない「盗賊王朝」中国共産党の本質
岡本隆司(京都府立大学文学部教授)
Part 2:繰り返される「天皇工作」 日本はもっとしたたかさを持て
城山英巳(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授)
Part 3: “社会的挫折感”と対峙 自信と警戒の間で揺れる中国共産党
加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
Part 4:対談
転換期の世界経済と中国
問われる経営者の覚悟
中島厚志
(新潟県立大学国際経済学部教授)
×
阿古智子
(東京大学大学院総合文化研究科教授)
■WEDGE_OPINION
・日本に必要な国産ワクチン 「掛け捨て」で次の危機に備えよ
森内浩幸(長崎大学大学院小児科教授)
■WEDGE_REPORT 1
・ワクチン接種は“安全保障” 有事の思考で国が前面に立て
編集部
■WEDGE_REPORT 2
・コロナ禍に逆風のスーツ業界 復活に向けたヒントは何か?
編集部
■WEDGE_REPORT 3
・『空の宅配便』の理想と現実 ドローンの真価は“目”に宿る
編集部
■POINT_OF_VIEW
・進むワクチン 広がる格差 世界で冴えぬ日本経済の悲哀
Part 1:世界経済で鮮明になる米国一人勝ち 渦巻くリスクは「日本」と「新興国」
唐鎌大輔(みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト)
Part 2:各国に先駆けて“方針転換” 英国の法人税引き上げ表明から何を学ぶか?
伊藤さゆり(ニッセイ基礎研究所経済研究部研究理事)
■連載
・ONCE UPON A TIME:夏(生津勝隆)
・新しい原点回帰:創造をサポートし、60年 マルマンの「図案スケッチブック」(磯山友幸)
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学: 有給取得の推進に困った(佐々木周作)
・MANGAの道は世界に通ず: 『呪術廻戦』が教えてくれる「好き」と「自己犠牲」(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:世界に築かれた大英帝国の諜報網(小谷 賢)
・時代をひらく新刊ガイド:『平成都市計画史』饗庭 伸(稲泉 連)
・CHANGE CHINA 〜中国を変える“中国人”〜: “声を上げる”ことの重要性を証明し挑戦続けるNGO代表 張 伯駒(房 満満)
・道半ばの社会保障改革 最終回:国民の負担力を上げるために企業は「価格転嫁力」を高めよ(土居丈朗)
・さらばリーマン:製造業を制すれば道が拓ける 辿りついた逆転の着眼点
今西竜一さん(ユニフェイス代表取締役社長)
・イノベーションを阻む“法律たち”:求められる多様な「対話」 株主総会は再生なるか(宗像 雄)
・近現代史ブックレビュー:『夏目漱石と帝国大学』大山英樹(筒井清忠)
・背負うということ:「聞く」を通じて実現する 患者の居場所をつくるということ
片木美穂さん(「卵巣がん体験者の会スマイリー」代表)(木村俊介)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●一冊一会
●世界の記述
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
■【特集】日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
“人手不足”でも安いニッポンが成り立つ理由
“人手不足”に喘ぐ日本で、頻繁に取り上げられるフレーズがある。
「外国人労働者がいなければ日本(社会)は成り立たない」というものだ。
しかし、外国人労働者に依存し続けることで、日本の本当の課題から目を背けていないか?
ご都合主義の外国人労働者受け入れに終止符を打たなければ、将来に大きな禍根を残すことになる。
文/話し手 出井康博、安田峰俊、李 惠珍、ティック・タム・チー、鈴木江理子、倉田良樹、高橋信行、編集部
Introduction:日本社会の本当の課題から目を背けるな
編集部
Part 1:あえて問う 外国人なしで日本社会は成り立たないのか?
出井康博(ジャーナリスト)
Column 1:“安いニッポン”を支える外国人労働者たち
編集部
Part 2:ときに「大胆」で「したたか」な外国人労働者の“実像”に迫る
安田峰俊(ルポライター)
Part 3:移民政策を大転換した韓国 日本も“矛盾”から脱却する時
李 惠珍(日本国際交流センター シニアプログラムオフィサー)
Column 2:「勤勉さが失われつつある」ベトナム人尼僧が見る日本社会
ティック・タム・チー(在日ベトナム仏教信者会 会長)
Part 4:再考・技能実習制度「建前論」はもうやめよう
編集部
Column 3:日本はすでに「移民社会」現実踏まえオープンな議論を
鈴木江理子(国士館大学文学部 教授)
Part 5:付加価値を生み出すのは「人」外国人高度人材が輝く現場
編集部
Part 6:なし崩し的外国人労働者受け入れに終止符を打て!
出井康博(ジャーナリスト)× 高橋信行(NTグループ代表)× 倉田良樹(福知山公立大学地域経営学部 教授)
Opinion:日本人が外国人に便利使いされる日
編集部
■WEDGE_OPINION 1
・ソ連の遺産を損なうプーチン ロシア社会に不足する「力」
山添博史(防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室 主任研究官)
■WEDGE_OPINION 2
・止まらぬ円安 耐える国民 機運を変える3つの処方箋
唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
■WEDGE_OPINION 3
・高齢者の「健康・幸福長寿」実現へ カギを握るフレイル予防
飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構長・未来ビジョン研究センター教授)
■COLUMN
・健康長寿のその先へ フレイル予防が生み出す地域交流
編集部
■WEDGE_REPORT 1
・習政権のスローガンに惑わされず中国の実態を見極めよ
梶谷 懐(神戸大学大学院経済学研究科 教授)
■WEDGE_REPORT 2
・日本が抱える色覚の課題 宇宙飛行士にも“多様性”の確保を
川端裕人(ノンフィクション作家・小説家)
■WEDGE_REPORT 3
・ますます進む若者の政治離れ 日本は民主主義を守れるか
編集部
■連載
・社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉:要支援者からの確認書返送率を上げるには? (佐々木周作)
・新しい原点回帰:亡き父の思いをカタチに 「雨の日を楽しくする」傘づくり(磯山友幸)
・インテリジェンス・マインド:露の侵攻で新局面を迎えたインテリジェンス戦争(前篇)(小谷 賢)
・MANGAの道は世界に通ず:「地動説」に命をかける『チ。』に学ぶ自己決定能力の確立(保手濱彰人)
・近現代史ブックレビュー:『物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年』 石野裕子(筒井清忠)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:ナチ台頭許した「ヴァイマル共和国」 社会の分断が招く破滅(板橋拓己)
・時代をひらく新刊ガイド:『ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』 西田亮介(稲泉 連)
・さらばリーマン:目指すは業界での有名人 窓と庭で勝負する男の野望
巾 竜介さん (ワイドアルミ代表取締役)(溝口 敦)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●世界の記述【最終回】
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから