赤外線に分類される電磁波の波長領域は広く,中波長領域は分子振動のエネルギー領域にかかるところから,赤外分光の化学と関係が深い.本書は他の波長領域も含めて赤外線の化学利用を外観.テラヘルツ領域,新しい光源や分光法,近赤外波の生体透過性を活用する医療応用などを見る
奈良県の飛鳥・藤原宮跡を中心とする一帯は、592年に推古天皇が飛鳥に豊浦宮を開き、続く藤原京の建設によって、日本の古代国家が本格的に始動した地。天皇陵などの古墳をはじめ、有名な高松塚・キトラ古墳の壁画、飛鳥時代の工房跡も発見され、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』などに記された当時の様子が次々と明らかになっている。本書は、世界遺産登録をめざす「飛鳥・藤原」の概要と魅力を、最新の発掘調査の成果を含む様々な視点から紹介し、日本の古代文化への理解をさらなる深みへと導く一冊。
第一章 「飛鳥・藤原」の歴史と概要
「日本国」誕生の時代とその舞台_木下正史(東京学芸大学名誉教授)
「飛鳥・藤原」の構成資産の概要と魅力_持田大輔(橿原考古学研究所)
第二章 座談会
「日本国」の誕生と、日本人のこころの原点を記憶する史跡
木下正史、松浦晃一郎、岩槻邦男、五十嵐敬喜、西村幸夫
第三章 飛鳥・藤原京の自然と文化
飛鳥時代の人と自然_岩槻邦男(人と自然の博物館名誉館長)
古代の国家デザイン:律令と藤原京_五十嵐敬喜(法政大学名誉教授)
『万葉集』のなかの明日香と藤原_井上さやか(奈良県万葉文化館)
飛鳥時代の美術と信仰_竹下繭子(奈良県)
第四章 世界遺産登録に向けて
高松塚古墳にみる石室・壁画の保存_建石 徹(奈良県)
東西交流の古代都市「パルミラ」_岡橋純子(聖心女子大学准教授)
日本古代への国際的理解をさらなる深みへ_西村幸夫(神戸芸術工科大学教授)
珠玉の1/80スケール真鍮鉄道模型ここに集結。珊瑚模型店の手がけた蒸気機関車模型の全容を写真と図面で紹介。鉄道模型マニア必見、必読の一冊。
初めて論文(多くの場合、学部の卒業論文)を書く学生にとって、役に立ち、また、教員がゼミでの論文指導で活用できるような情報を提供する1冊。『経済セミナー』誌での過去2回の特集(2020年8・9月号:経済論文の書き方[実証編]/2021年8・9月号:経済論文の書き方[はじめの一歩編])をベースに、より初歩的な「論文って何だろう?」といったテーマや、『経済セミナー』の特集では扱わなかった理論編などの新たなテーマを補充することで、より一層、学生が「読んで役に立つ」、教員が「指導に役立てられる」1冊となった。
第I部 はじめの一歩編
第1章 座談会「論文の書き方はどう教えている?」【中室牧子・平賀一希・室岡健志・森知晴】
第2章 統計分析で論文を書くための手順とコツ【小原美紀】
第3章 独自性のある経済論文を書くコツ【萩原里紗】
第4章 経済論文執筆の「はじめの二歩目」と具体例【本田圭市郎】
第5章 論文を書くということ【横山和輝】
第II部 実証編
第6章 近年の実証分析の動向と学部教育【加藤久和】
第7章 データのみつけ方・集め方【水落正明】
第8章 ミクロ実証論文執筆の落とし穴とアドバイス【安井健悟】
第9章 金融時系列データ分析を用いた論文の書き方【熊本方雄】
第10章 独自データのつくり方ーーフィールド調査の手順【高橋遼】
第11章 経済実験論文の書き方【犬飼佳吾】
第III部 理論編
第12章 「肩肘張らない」理論論文の書き方【三浦慎太郎】
第13章 理論論文を書くときに気をつけること【宮城島要】
第14章 応用理論で論文を書くーー産業組織論のケース【善如悠介】
第15章 動学的一般均衡モデルを用いたマクロ経済政策論文の書き方【廣瀬康生】
第IV部 技法編
第16章 アカデミック・ライティングを知ろう!【渡邉真理子】
第17章 研究発表のコツ【森知晴】
第18章 対談「ISFJの活動から見る経済論文を書くコツ」【赤井伸郎・千田亮吉】
第19章 ゼミの活動から見る経済論文を書く際の心得【栗田匡相】
渡部昇一45年の軌跡。「文献学とは人間の精神によって生み出されたもの、すなわち認識されたものの認識である」をモットーに、英語史・英文法史・語源学から英語教育・英文学、さらには漢詩から進化論まで、縦横無尽の筆を揮った渡部教授の珠玉の論考(単行本未収録)を上下2巻に収める。
1980年代のジャパメタから、ヴィジュアル系に影響を与えた周辺バンドまで名盤500枚を紹介!ヴィジュアル系25年の歴史を振り返る座談会や年表、ファッション、ライヴの楽しみ方等のコラムも充実。これ一冊で、ヴィジュアル系のすべてがわかる決定版!
「入管法改定」は、本当に日本社会を変えるか? 緊急刊行!
〈座談会〉日本につながった私たちの今(温又柔・高部心成 ほか)
〈寄稿〉安里和晃/石川朝子/石川美絵子/稲葉奈々子・樋口直人/小ヶ谷千穂/カルダー淑子/川上郁雄/小島祥美/近藤敦/斉藤善久/坂本久海子/佐々木てる/定松文/関聡介/高谷幸/滝澤三郎/竹ノ下弘久/田中雅子/土井佳彦/旗手明/原めぐみ/人見泰弘/藤本伸樹/丸山由紀/山口智之/山田貴夫/山野上麻衣/山本かほり ほか
「正直不動産×全宅ツイ」奇跡のコラボ!!
本書は、大人気漫画『正直不動産』で取り上げてきたテーマのうちの24テーマを、宅建業者のTwitter集団・「全宅ツイ」の各専門クラスターが数人ずつトーク形式で語る本です。
テーマは、「売買」「建築」「賃貸」「ブローカー・業者取引」それぞれに6テーマずつ、計24テーマを収録。これを読めば、漫画『正直不動産』をより深く理解できる!!
表紙は『正直不動産』の漫画家・大谷アキラ氏描き下ろし!!
全宅ツイ幹部と『正直不動産』の主人公・永瀬財地との架空座談会も特別収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の全宅ツイは宅建業者なので、本来は消費者側を向いている人たちではありません。ですが、その全宅ツイが今回特別に、消費者側に立つ漫画『正直不動産』の公式副読本を書き、プロの宅建業者からの「消費者にとって得になる情報」を授けてくれます。『正直不動産』読者、そして不動産取引を考えてる人にとって、まさに必読の書です。
急速な少子化、超高齢社会が進展する日本。重い課題を突き付けられた都市は、いかに持続可能性を高め、経済活力を維持すべきなのか。さいたま市は今年5月、国土交通省スマートシティモデル事業の「重点事業化推進プロジェクト」に選定された。その実現に向け、市内では浦和美園地区を中心に着実な取り組みが進む。未来を開くカギをスマートシティに見いだす清水市長が、目指すべき「賢い都市」の未来像を語る。
日本医師会生涯教育シリーズ25(日本医師会雑誌臨時増刊号/第105巻第13号/平成3年6月20日刊)として刊行した同名の雑誌を単行本化。
Shadowingを日本語の授業に取り入れ実践するには!シャドーイングの効果、方法、教材、時間、教室活動から、評価法や学習者へのフィードバックまで丁寧に解説。
「200CLUB」は、優れた心臓外科医の証といえる「年間執刀数200症例」にちなんだ名称。本書では、同CLUBメンバーが、プロフェッショナリズムの持論を展開し、心臓外科医の未来を推考。第一線で多くの困難を克服してきた外科医たちの、知恵と示唆の詰まった一冊。
日本海軍の戦艦大和と武蔵。誰もが知る有名艦だが、実は謎に包まれた部分も多かった。
ピットロードの1/700スケールプラモデルは、この謎を解く最新の考証によって開発された。
本書は同社の大和と武蔵の製作法を徹底的に紹介。
製作テクニックだけでなく、両艦の違いや時代ごとのバリエーション、
新考証のポイント、キット開発者座談会などを満載、
すべての大和&武蔵ファンに向けた必携ガイドブックである。
自家製の野菜が全国の食卓に!国内各地の名産品をらくらくお取り寄せ!15,000円以内で全身コーディネート!梱包の手間なく大きな家具が売れる!あなたの知らないアイデア満載!あの芸能人のメルカリ生活も!大人気フリマアプリ本第2弾!
最先端で高機能性フッ素系材料の創製や,独創的な合成反応の開発を目指して研究を行っている研究者の成果を集め,系統的に紹介した.
日本初の超高層霞が関ビル竣工から約50年間に大きく変貌してきた東京の、建築、都市、環境分野における都市史。
「東京都区部にあり、時代の公益的な思潮を切り拓く建築」と定義された「都市建築」。これまでの建築の超高層化の経緯とこれからの都市建築の在り方を探るべく、都市計画や建築設計の実務者の実務的挑戦を紹介する。
1 「都市建築を考える」
第1章 言葉の定義:本書で用いる「都市建築」の概念
1.1 「都市建築」とは 1.2 時代との関係 1.3 本書の対象
第2章 社会背景:「都市建築」を生じさせる諸要因
2.1 高層化:都心における超高層建築の提案と実現 2.2 複合化:副都心ターミナル駅の誕生とその評
価 2.3 不燃化:都心と副都心のレジリエンス向上 2.4 東京都の都市政策:多極分散と弊害の克服
2.5 小結
第3章 法制度の更新:「都市建築」における手法の検討
3.1 江戸・東京の都市づくりと諸制度 3.2 都市開発諸制度
第4章 関係者の視点:「都市建築」を切り拓いたプレイヤーたち
4.1 高層化を実現した協働体制 4.2 都市政策を実現した官民学の連携 4.3 「都市建築」を実現した合意形成のプロセス 4.4 「都市建築」のプレイヤーの役割の変化 4.5 小結
第5章 地区ごとの特異性:「都市建築」に向き合った設計者の思想と系譜
5.1 高層化の先に:人間的環境のための「都市建築」 5.2 複合化の先に:土木と複合して公共貢献する「都市建築」 5.3 不燃化の先に:高密度都市における都心居住像の追求 5.4時間的重なりをつくる「都市建築」 5.5 小結
第6章 地区外への影響:「都市建築」の地域貢献、エリアデザインの源流と展開
6.1 20世紀までの「都市建築」による地域貢献 6.2 21世紀の都市づくりにおける七つの論点 6.4 「都市建築」とエリアデザイン 6.5 次世代の「都市建築」に向けた素描 6.6 小結
2 「都市建築」を振り返る
第7章 資料編1:「都市建築」の実例
第8章 資料編2:「都市建築」の集積過程
3 「都市建築」を語る
第9章 座談会1:これまでの/これからの「都市建築」
第10章:座談会2:次世代価値の可能性を「都市建築」に埋め込もう
第11章:インタビュー:次世代の「都市建築」への提言
あとがき
交換価値よりも経験価値!想像を超える変化が起こっている現在だからこそ、ビジネスパーソンがすべきなのは、「あるべき姿」のために動くこと。踏み出した行動の結果としての「経験」は、どんなときも、次の一手のための貴重な価値だ。本書が著す17の取り組みと3つの特別企画が、前へと進むための智慧と勇気を提供していく!