
 
ガンダムという名がつくかぎり、音楽は悲壮感を義務づけられている。この新シリーズも、ゲーム音楽を思わせる軽快さをベースにしながらも、どこか儚げな哀愁を感じさせる旋律が多い。ロックを基調にしているのであきないが、やや一本調子な感はぬぐえない。
 
2019年9月に発売しベストセラーとなった、チャンネル登録者数182万人超のYouTuberラファエルの自叙伝『無一文からのドリーム』が約30ページの書き下ろしを加えて待望の文庫化!
貧しい家庭に生まれ育った幼少期から始まり、過酷な自衛隊時代や数字に追われる営業マン時代を経て、YouTuberとして成功を収めるまでが描かれている。
ラファエルはどんな価値観や考え方を持ち、どのようにして成功に至ったのか!?
 
第I部 精神療法とは
日常臨床における広義精神療法
支持的精神療法
子どもの精神療法の基本
-初回面接および支持的精神療法
人生を視座とする精神療法
精神療法としての助言や指導:気分障害
急性期の関わり(1)-そばにたたずむこと
急性期の関わり(2)-少し離れてたたずむこと
統合失調症における治療合意へのプロセス
-中井先生から学んだ私の作法
第II部 思春期と発達障害
不登校の理解と対応
思春期心性とこだわり
思春期の行動の問題と発達障害
自分は発達障害ではないかと疑う人たちへ
広汎性発達障害への精神療法
初老期の自閉スペクトラム症者
第III部 番外編
精神科外来科における予診と診察の書記、陪席
生活史健忘
脳から見た心理療法
青木省三の三編について
窮すれば通ずーー治療のゆきづまりを希望へ
 
 
 
虐待、ネグレクト、貧困、いじめ、差別、災害……子ども期の逆境・トラウマ体験(Adverse Childhood Experience:ACE)は、後の人生に大きな負の影響を与える。一方で、質の高い幼児教育やレジリエンスを育む環境は、保護要因として、ACEの悪影響を緩和する。
本書では、ACEの実態やメカニズムに加え、子どもたちが困難を乗り越えるために必要な保育・教育やケアを、さまざまな事例とともに紹介する。
杉山登志郎氏(福井大学子どものこころの発達研究センター)推薦
第1章 ACEと小児期のトラウマ
逆境体験とACE研究/児童虐待とネグレクト/身近に存在するACE/小児期のトラウマとは/自然災害/人為的な災害/犯罪・暴力/難民・移民のトラウマ/宗教からくるトラウマ/ACEの定義の拡張/社会・文化的観点から見たACE/生物生態学的システムモデル
第2章 ACEはいかに人生に影響するかーーそのメカニズムと保護要因
脳科学(N for Neuroscience)/エピジェネティクス(E for Epigenetics)/小児期逆境体験(A for Adverse Childhood Experience:ACE)/レジリエンス(R for Resilience)
第3章 レジリエンスを育むーー質の高い幼児教育とは
ポンティアックの子どもの環境/「質の高い幼児教育」の定義/NAEYCの「教育の質」認定基準/「教育の質」評価基準と、レジリエンスを育む保護要因
第4章 ペリー就学前プロジェクトとハイスコープ・カリキュラム
先行研究からみえる「教育の質」の要素/ペリー就学前プロジェクトでわかったこと/ペリー幼稚園での取り組み㈰教室での指導/ペリー幼稚園での取り組み㈪家庭訪問/家庭訪問のデータの分析/ペリー就学前プロジェクトのインパクト/ハイスコープ・カリキュラム/アクティブ・ラーニング
第5章 ACEを超えてーー思春期・青年期にできること
知ることが予防や治療につながる/ポンティアック・レジリエンス計画/ポンティアック・レジリエンス計画の枠組み/より実践的な提案へ/高校生へのかかわりを始める/YMACCの活動/フェニックス・トーク本番/思春期・青年期にできること/ポンティアック・レジリエンス計画の展望/ACEの啓発活動の注意点/今後の保育・教育のあり方
 
健康な個人や集団を対象に,複数の科目で学んだ知識を統合し,栄養状態を評価する能力と,より良い栄養状態にするために科学的・計画的に実践する力を養うテキスト.国民の健康保持や増進,生活習慣病の予防などの指針となる食事摂取基準の解説のほか,各ライフステージにおける生理的特徴と栄養ケア,スポーツやストレス環境,災害などの特殊環境下における栄養学について解説する.
 
障害や逆境や社会的少数派であるなどの困難があってもなくても、すべての人が自分らしく生きることができる「だいじょうぶな社会」をめざしています。体や心に病気や障害のある当事者の方々、そうした方々を周囲で支えるヤングケアラーや親の方々、学校や地域で人々の健康を支える養護教諭や保健師の方々の、生の語りを編んでみました。「だいじょうぶな社会」について、「自分事」として一緒に考えていきませんか。
 
 
さまざまな栄養素と食品,健康の維持・増進のために必要な食生活の基礎知識について,わかりやすく解説した半期用のテキスト.大学入学後の1年生が学ぶのに適した内容を取り上げているので,栄養を専門としない学生でも興味をもって学ぶことができる.生活科学分野をはじめ一般教養の教科書としても適している.
1.私たちの食生活と健康
2.炭水化物ーその体内での働き
3.たんぱく質ーその体内での働き
4.脂肪ーその体内での働き
5.ビタミンとミネラルーその体内での働き
6.おいしくつくるための調理
7.食品の機能性
8.乳・幼児期の食生活と健康
9.学童期,思春期の食生活と健康
10.成人期の食生活と健康
11.妊娠期の食生活と健康
12.高齢期の食生活と健康13.健康づくりと食生活
13.健康づくりと食生活
14.環境,食生活と安全
15.食文化
 
各ライフステージやライフスタイルにおける栄養状態に照らし合わせた
適切な栄養ケア・マネジメントを行うことを目標に、
それぞれのライフステージやライフスタイルにあわせた栄養マネジメントの基礎理論と実践方法を、
食、運動、環境などの分野もふくめ全般的に網羅しわかりやすく解説。
最新の管理栄養士・栄養士国家試験ガイドラインにも基づき、教科書としても、
現場で栄養指導や食育活動を行う方にも、幅広く活用可能で有益な一冊。
「日本人の食事摂取基準(2020)」に対応、内容を見直し改訂を行った新版。
【執筆者一覧】
小林実夏、加藤理津子、小林理恵、塩入輝恵、佐喜眞未帆、増野弥生、木村靖子、
七尾由美子、小林 唯、山本浩範
1 栄養ケア・マネジメント(栄養管理)
1.1 栄養ケア・マネジメントの概要 / 1.2 栄養アセスメント / 1.3 栄養ケアプログラム
2 成長・発達・加齢
2.1 概念 / 2.2 成長・発達に伴う身体的・精神的変化と栄養
/ 2.3 加齢に伴う身体的・精神的変化と栄養
3 妊娠期・授乳期
3.1 女性の生理 / 3.2 妊娠期の生理的特徴 / 3.3 分娩 / 3.4 産褥 / 3.5 授乳期の生理的特徴
/ 3.6 栄養と生活習慣 / 3.7 栄養アセスメント / 3.8 栄養ケア
4 新生児期・乳児期
4.1 新生児期の生理的特徴と発育 / 4.2 乳児期の生理的特徴と発育 / 4.3 栄養素の消化・吸収
/ 4.4 栄養アセスメント / 4.5 栄養と病態・疾患 / 4.6 新生児期・乳児期の栄養補給
/ 4.7 栄養ケアのあり方
5 幼児期
5.1 幼児の生理的特徴 / 5.2 幼児の成長と発達 / 5.3 幼児期の栄養アセスメント / 5.4 栄養ケア
/ 5.5 幼児期の食生活上の問題点 / 5.6 保育所給食
6 学童期
6.1 学童期の特性 / 6.2 学童期の成長・発達 / 6.3 栄養状態の変化 / 6.4 栄養アセスメント
/ 6.5 栄養ケア
7 思春期
7.1 思春期の特性 / 7.2 栄養障害 / 7.3 食行動 / 7.4 栄養ケア
8 青年期
8.1 青年期の特性 / 8.2 青年期の成長・発達 / 8.3 栄養アセスメント / 8.4 栄養ケア
9 成人期
9.1 成人期の特性 / 9.2 生活習慣病の予防と栄養 / 9.3 成人期の栄養 / 9.4 栄養アセスメント
/ 9.5 成人期の栄養ケアプログラム
10 更年期
10.1 更年期における身体的変化 / 10.2 更年期の栄養と生活習慣 / 10.3 栄養アセスメント
/ 10.4 病態・疾患と栄養
11 高齢期
11.1 高齢期の特性 / 11.2 栄養と生活習慣 / 11.3 栄養アセスメント
/ 11.4 栄養関連の疾患と栄養ケア
12 食事摂取基準の基礎的理解
12.1 食事摂取基準の意義 / 12.2 食事摂取基準策定の基礎理論 / 12.3 食事摂取基準活用の基礎理論
/ 12.4 エネルギー・栄養素別食事摂取基準
13 運動・スポーツと栄養
13.1 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝 / 13.2 運動と栄養ケア
14 環境と栄養
14.1 ストレスと栄養 / 14.2 特殊環境と栄養ケア
 
 
専門性が高く,敷居が高い,と思われがちな小児泌尿器の分野において,小児科,小児外科や他職種の臨床で利用しやすいように,小児泌尿器の疾患を簡潔に紹介.外来診療ですぐに使えるように,周産期から思春期まで年代を意識しながら最新情報を発信.専門医への紹介のタイミングや家族への説明・対応のポイントにも留意した.
豊富な写真とチャートで様々な疾患への理解が進む.小児泌尿器疾患にかかわる医療者に,手許に置いて活用頂きたい1冊.
口絵カラー
序文
執筆者一覧
第1章 出生前にみつかる小児泌尿器疾患
Overview
胎児超音波検査と周産期管理
腎形成異常
上部尿路の異常
下部尿路の異常
第2章 外性器の先天性異常
Overview
乳幼児健診に必要な外性器異常の見分け方
性別不詳児と性分化疾患
Tips 性別不詳児への初期対応
陰茎の異常1 尿道下裂
陰茎の異常2 包茎
陰茎の異常3 小陰茎と埋没陰茎
陰囊内容の異常1 停留精巣
Tips 鼠径部・陰囊内容の診察のコツ
陰囊内容の異常2 移動精巣・挙上精巣
陰囊内容の異常3 陰囊水腫・鼠径ヘルニア
女児外性器の異常
直腸肛門の異常と泌尿器科疾患
第3章 尿の異常でみつかる疾患
Overview
異常な尿の見分け方
膿尿/細菌尿1 尿路感染症
膿尿/細菌尿2 膀胱尿管逆流
Tips 排尿時膀胱尿道造影(VCUG)のコツ
泌尿器科的血尿
第4章 排尿に関する異常
Overview
排尿のメカニズムと排尿障害
神経因性膀胱
Tips 清潔間欠自己導尿の指導のコツ
機能的排尿障害1 昼間尿失禁/BBD
機能的排尿障害2 夜尿症
第5章 思春期に多い疾患
Overview
思春期の発来と小児泌尿器疾患
精索静脈瘤
急性陰囊症
索引
編集後記
 
“実用の知と技” を読みやすくまとめ上げた、味のある精神医学のテキスト
神庭重信(本書「解題」より)
本書は『Foundation of Clinical Psychiatry : 4th ed.』の日本語訳版です。原著は、精神疾患の原因と治療の倫理的側面を調査し、臨床家が遭遇する精神疾患の全範囲を網羅した内容となっています。専門職向けの入門書としてオーストラリアで編集・出版され、四半世紀にわたり定評ある文献となっています。
日本語訳版では、各章末に翻訳者による珠玉のコラムを、巻末には神庭重信先生による解題を収載しました。
さらに、翻訳にあたり、日本精神神経学会によるDSM-5-TR病名訳、ICD-11病名訳(案)に、いち早く対応しました。
精神疾患やメンタルヘルスに関する知識と対応力の向上に資する1冊です。
【翻訳者一覧】
竹島正・後藤基行・岡村毅・渡邉博幸・古茶大樹・須田史朗・小口芳世・稲垣正俊・大朏孝治・大岡由佳・菱本明豊・西園マーハ文・荘島幸子・川野健治・松本俊彦・福田正人・福地成・今村弥生・石井美緒・北村立・田口寿子・藤井千代・根本隆洋・福井英理子・山内貴史・臼杵理人・野口正行
【主要目次】
1 臨床実践へのアプローチ
精神疾患とその治療の歴史/精神医学へのアプローチ/倫理的側面/精神疾患の原因は何か?/精神疾患の分類/精神科面接、精神状態の検査とフォーミュレーション
2 精神疾患の領域
ストレス、コーピング、適応反応症/不安症群/トラウマとその影響/気分症群/身体をとおして語るこころとコンサルテーション・リエゾン精神医学/摂食症群/性機能不全、パラフィリア症、性別不合/パーソナリティ症群/物質使用とアディクション/統合失調症および関連する精神症群/神経精神疾患
3 専門的な臨床領域
児童思春期精神医学/知的発達症を有する人のメンタルヘルスとウエルビーイング/女性のメンタルヘルス/老年期の精神医学/司法精神医学/一般診療における精神医学/文化と精神医学/自殺と自殺行動
4 治療
専門的なメンタルヘルスケア/生物学的治療/精神療法
解題
 
公認心理師を目指す学生のための標準テキスト、国家試験の出題内容に対応して改訂!
●公認心理師として必要とされる精神科臨床に必要な基礎知識と、その治療・心理支援について、第一線の執筆陣がやさしく解説。
●総論は、精神疾患のみかたから、診断、薬物療法、心理療法・支援、多職種連携、リエゾン精神医学など基本となるところをわかりやすく解説。各論は、統合失調症やうつ病など主要な精神疾患について解説し、ライフステージ別の心理的問題についても紹介。
●第2版では「解離症群」「物質関連症」「嗜癖症」「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」「LGBTQ」などを追加。
●新たな知見・情報を取り入れ、公認心理師国家試験の出題内容に対応して改訂。
【目次】
総論
1章 精神疾患とは
2章 精神症状のみかた
3章 精神疾患の診断
4章 精神疾患と薬物療法
5章 心理療法・支援の基本
6章 多職種連携とリエゾン精神医学
各論
7章 精神疾患の理解1 統合失調症
8章 精神疾患の理解2 うつ病、双極症
9章 精神疾患の理解3 強迫症、不安症群
10章 精神疾患の理解4 ストレス関連症群、解離症群
11章 精神疾患の理解5 神経発達症群
12章 精神疾患の理解6 物質関連症、嗜癖症、秩序破壊的・衝動制御・素行症
13章 児童・思春期における心理的問題
14章 ジェンダーをめぐる問題
15章 高齢期における心理的問題
 
“原爆の子の像”のモデル・佐々木禎子と三か月間病室を共にした著者・大倉記代。当時14歳の少女・記代の目に映ったサダコは、明るく活発でちょっぴり背伸びしたい12歳の少女だったー折り鶴の“伝説”だけではない素顔のサダコの貴重な記録。そこに、記憶の扉をそっと開けたような夜川けんたろうのやわらかな絵が、サダコの心象風景を描き出す。当時のサダコの「痛みを何一つ感じ取ることができなかった」自分を「恥ずかしい」と思い、語ることは「苦痛」とこれまで拒んできた著者が、被爆60年を機に、サダコの想い出を綴った名作。
 
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」と「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に準拠したフルカラー改訂版。対象者の栄養状態を評価し、そのライフステージに基づいた栄養管理の理論、献立作成(調理後の栄養計算を表示)と調理実習の知識をバランスよく習得できる実習書。
【目 次】
◆総論
第1章 応用栄養学実習概論:1.1 ライフステージの特性、1.2 生活習慣および生活習慣病の現状と課題、1.3 生活習慣病の予防
第2章 ライフステージ別の栄養管理:2.1 栄養管理の基本的概念、2.2 日本人の食事摂取基準(2025年版)、2.3 食品の組み合わせ、2.4 献立作成について、2.5 女子大生の栄養管理の例、2.6 調理
◆各論
第3章 妊娠期・授乳期の栄養管理:3.1 母性の特性、3.2 母性栄養の特性、3.3 妊婦・授乳婦の食事摂取基準(2025年版)、3.4 妊婦・授乳婦の栄養管理例
第4章 乳児期の栄養管理:4.1 乳児期の特性、4.2 乳児期の栄養、4.3 乳児期の食事摂取基準(2025年版)、4.4 離乳食の実際、4.5 乳児期の栄養管理例
第5章 幼児期の栄養管理:5.1 幼児期の特性、5.2 幼児期の栄養、5.3 幼児期の食事摂取基準(2025年版)、5.4 保育所・幼稚園の給食、5.5 幼児期の栄養管理例
第6章 学童期の栄養管理:6.1 学童期の特性、6.2 学童期の栄養、6.3 学童期の食事摂取基準(2025年版)、6.4 学校給食、6.5 学童期の栄養管理例、6.6 児童および生徒に対する食育
第7章 思春期と青年期の栄養管理:7.1 思春期と青年期の特性、7.2 思春期と青年期の食事摂取基準(2025年版)、7.3 思春期の栄養管理例、7.4 青年期の栄養管理例
第8章 壮年期の栄養管理:8.1壮年期の特性、8.2 生活習慣病の予防、8.3 壮年期の食事摂取基準(2025年版)、8.4 壮年期の栄養管理のステップ、8.5 壮年期の栄養管理例(健康な個人/生活習慣病予防への展開食:保健指導レベル)、8.6 壮年期の栄養管理例(生活習慣病の重症化予防:保健指導レベル)
第9章 高齢期の栄養管理:9.1 高齢期の特性、9.2 高齢期の栄養、9.3 高齢期の食事摂取基準(2025年版)、9.4 高齢期の栄養管理例
第10章 身体活動時および運動時の栄養管理:10.1 身体活動と栄養、10.2 スポーツと栄養
第11章 環境と栄養管理:11.1 特殊環境と栄養ケア
付表 日本人の食事摂取基準(2025 年版)
索引
料理名索引
 
尿検査の種類・実施法,検査値の診かたや鑑別を,小児〜移行期〜成人の各年代ごとに網羅し詳細に解説した好評書籍の改訂版.簡潔かつ平易ながら,どうしてその見かた・結果になるのかの『なぜ』についてしっかりと記載し,尿検査を行うにあたり必要な知識を外来や病棟で素早く調べることができる.今回は初版で不十分であった記載を改め,近年改訂されたガイドラインの記述や尿中バイオマーカーなどの新知見を加筆し,診療現場のみならず産業医や学校医など尿検査を活用する医療従事者にとってさらに有用な一冊となった.
 
本書は、一貫して家族・夫婦臨床の現場に携わってきた著者の集大成ともいうべき技法指導書である。思春期・境界例の事例を交えて、初回面接と見立て、ロールシャッハ・テストを用いたアセスメントなど、日常臨床における治療のコツを詳しく解説している。さらに特筆すべきは、夫婦面接の事例を数多く取り上げ、ジェノグラムやロールシャッハ・フィードバック・セッション(RFBS)を駆使しての治療的取り組みを詳細に論じていることである。家族・夫婦療法面接を現場で実践するための優れた解説書である。
 
実習を通して初めて栄養ケア・マネジメントの手法を学ぶ人に最適な応用栄養学実習のテキスト。自主的に実習を進め、学びを深められるように、実習手順を具体的にフローチャートで示すとともに実習結果を整理して考察しやすいようにワークシートを用意した。食事摂取基準(2020年版)対応。ワークシートは弊社ホームページからダウンロードできる。
第1部 栄養ケア・マネジメントの基礎知識
第1章 日本人の健康と食生活状況の特徴
第2章 栄養ケア・マネジメント
第3章 食事摂取基準の概要
第4章 食事計画
第2部 ライフステージ・ライフスタイル別栄養ケア・マネジメント実習
序 章 実習を進めるにあたって
第1章 妊娠期の栄養ケア・マネジメント実習
第2章 授乳期の栄養ケア・マネジメント実習
第3章 乳児期の栄養ケア・マネジメント実習
第4章 幼児期の栄養ケア・マネジメント実習
第5章 学童期の栄養ケア・マネジメント実習
第6章 思春期の栄養ケア・マネジメント実習
第7章 青年期の栄養ケア・マネジメント実習
第8章 壮年期・中年(実年)期の栄養ケア・マネジメント実習
第9章 高齢期の栄養ケア・マネジメント実習
第10章 運動・スポーツ時の栄養ケア・マネジメント実習
第11章 特殊環境下での栄養ケア・マネジメント実習
資料編