AIDS、SARS、MERSを経て長きにわたり世界的に読まれてきたテキストの最新版。疫学の基礎から応用まで表やグラフを交えながら分かりやすく解説する。感染症を人間社会のなかで総合的に理解したい研究者・医学生・臨床医に最適の書。
新型コロナウイルス感染症拡大で、未知のウイルスと闘う医療従事者に賞賛が集まりました。ところが、コロナ討伐の裏で、これまでには考えられなかった“異常事態”が起こっていたのです。患者激減による開業医の経営危機、コロナ受け入れ病院の大赤字、医者の高額バイト急減等々……。「高ステータス・高収入」の象徴的存在であった日本の医者と医療制度が初めて直面する前代未聞の生活不安を取材しました。 また、アフターコロナでは、これまで高収入、花形だった診療科も安泰ではいられない“診療科ピラミッド激変”の可能性があります。そこで今回、3300人の医者を対象に大規模アンケートを実施。コロナの影響、必要な診療科、生き残れない診療科……、最強資格と言われてきた医者の20年後も大胆に予想しました。 さらに、昨今“働き方改革と縁遠いブラック職場”ぶりが露呈していることから志願者が減少し入りやすくなっていると言われる医学部受験や、医師国家試験に強い大学についても取材しています。なかでも、入りやすい割には大学医学部に合格者数の多い中高一貫校リストや、大学医学部の本当の国家試験合格率は必見です。 コロナで注目度が一気に高まった医者や医療業界の激変を占う一冊。ぜひご一読ください。【特集】高ステータス&高収入でいられるか!? 医者&医学部 最新序列「Prologue」コロナ後は「安定」「高収入」が終焉? 医学部受験の過熱に異変あり「Part 1」感動ストーリーに隠されたパンデミックの虚実フリーランス女医は見た! 医療界のコロナ狂騒曲 筒井冨美●フリーランス麻酔科医(Column)コロナ狂騒曲(1) 無給医問題が再燃 医局は依然ブラック職場? (Column)コロナ狂騒曲(2) 遠隔診療の解禁をなし崩された医師会の悲哀コロナで民族大移動? 存在意義が揺らぐ開業医「Part 2」アフターコロナの混迷で変わる現場の勢力地図アフターコロナの診療科ピラミッドニッチ診療科の大逆転は成るか 脚光「感染症専門医」の真実「Part 3」人口減、テックの脅威が迫る ”最強資格”の20年後を大予想覆面座談会 コスパ目的は挫折必至 もう夢の稼業じゃない「Part 4」医師になる! 最新医学部受験成功への道志願者数の減少傾向が続いた 2020年の医学部入試「高い学力」「高い学費」をどう対策する? 何が何でも医学部に入るルート偏差値と医師国家試験合格率で判定! ”おトク”な医学部はここだ(Column)PCR検査拡充に必要! でも臨床検査技師が増えない訳難関の医学部受験に欠かせない 合否を決める予備校の選び方(Column)日本の頭脳が集まる医学部の実態 「東大理三」光と影「Part 5」医学部受験に強い学校 最新版 2020現役で医学部に合格できるのは 圧倒的に「中高一貫校」入りやすくて医学部に現役合格できる! 中高一貫”高レバレッジ”校リスト(Column)子どもを医師にできる親、できない親(Interview)高久玲音●一橋大学経済学研究科、国際・公共政策大学院准教授【特集2】半導体の地政学【News】(1)Close Up デリバリー参入で脱・店内飲食主義 サイゼリヤ、出前館を実験導入へ(特別インタビュー)コロナ禍でみずほ社長が焦燥 デジタル化「圧倒的に遅れ」 坂井辰史●みずほフィナンシャルグループ社長(2)Close Up ノーベル賞本庶氏との特許闘争で 小野薬品が示す「対価」の根拠(オフの役員)氷見野良三●金融庁金融国際審議官「ウォール・ストリート・ジャーナル発」トランプ氏再選へ3大戦略 「バイデン優位」幻か米経済回復、描き始めた「V字型」の意味とは「Market」(金利市場 透視眼鏡)22年末までゼロ金利継続も長短金利操作に距離置くFRB●野地 慎(金融市場 異論百出)FRBが「長短金利操作」を採用すべきではない歴史的理由●加藤 出「Data」(数字は語る)597万人 4月の休業者数●川口大司【ダイヤモンド・オンライン発】中小企業の戦いは「フェーズ2」へ、ウィズコロナ時代の生き残り術、他新型コロナウイルス感染症拡大で、未知のウイルスと闘う医療従事者に賞賛が集まりました。ところが、コロナ討伐の裏で、これまでには考えられなかった“異常事態”が起こっていたのです。患者激減による開業医の経営危機、コロナ受け入れ病院の大赤字、医者の高額バイト急減等々……。「高ステータス・高収入」の象徴的存在であった日本の医者と医療制度が初めて直面する前代未聞の生活不安を取材しました。
また、アフターコロナでは、これまで高収入、花形だった診療科も安泰ではいられない“診療科ピラミッド激変”の可能性があります。そこで今回、3300人の医者を対象に大規模アンケートを実施。コロナの影響、必要な診療科、生き残れない診療科……、最強資格と言われてきた医者の20年後も大胆に予想しました。
さらに、昨今“働き方改革と縁遠いブラック職場”ぶりが露呈していることから志願者が減少し入りやすくなっていると言われる医学部受験や、医師国家試験に強い大学についても取材しています。なかでも、入りやすい割には大学医学部に合格者数の多い中高一貫校リストや、大学医学部の本当の国家試験合格率は必見です。
コロナで注目度が一気に高まった医者や医療業界の激変を占う一冊。ぜひご一読ください。
【特集】高ステータス&高収入でいられるか!? 医者&医学部 最新序列
「Prologue」コロナ後は「安定」「高収入」が終焉? 医学部受験の過熱に異変あり
「Part 1」感動ストーリーに隠されたパンデミックの虚実
フリーランス女医は見た! 医療界のコロナ狂騒曲 筒井冨美●フリーランス麻酔科医
(Column)コロナ狂騒曲(1) 無給医問題が再燃 医局は依然ブラック職場?
(Column)コロナ狂騒曲(2) 遠隔診療の解禁をなし崩された医師会の悲哀
コロナで民族大移動? 存在意義が揺らぐ開業医
「Part 2」アフターコロナの混迷で変わる現場の勢力地図
アフターコロナの診療科ピラミッド
ニッチ診療科の大逆転は成るか 脚光「感染症専門医」の真実
「Part 3」人口減、テックの脅威が迫る ”最強資格”の20年後を大予想
覆面座談会 コスパ目的は挫折必至 もう夢の稼業じゃない
「Part 4」医師になる! 最新医学部受験成功への道
志願者数の減少傾向が続いた 2020年の医学部入試
「高い学力」「高い学費」をどう対策する? 何が何でも医学部に入るルート
偏差値
【目次】
基礎
1.老化研究とメタボロミクス
2.メタボロゲノミクスが解き明かす腸内細菌叢由来代謝物質の機能
3.肥満とメタボロミクス
4.リピドミクスからみえてきた酸化脂肪酸によるマスト細胞の制御機構
5.皮膚疾患とリピドミクス
6.がん幹細胞とメタボロミクス
7.造血幹細胞とメタボロミクス
8.がん細胞の代謝とCNC転写因子NRF1,NRF2
9.メタボローム,リピドーム解析からみえてきたオートファジーの生理機能
10.エクソソーム研究とメタボロミクス
11.トランスオミクス解析を用いた遺伝子発現によるインスリン依存性代謝制御の解明
疾患とメタボローム解析
12.がん代謝とマルチオミクス
13.疲労および慢性疲労症候群のメタボロミクス研究
14.感染症脳症とメタボロミクス
15.心不全,慢性腎臓病のメタボローム
16.メタボロミクスを活用した職業性胆管がんの研究ートランスポーターに着目した生体外異物の体内動態制御の視点から
17.認知症とメタボロミクス
18.生体試料の腫瘍マーカー探索
19.メタボロミクスを用いた胃潰瘍の血中バイオマーカー探索
20.メタボロームコホート研究とプレシジョンヘルス
紹介。「買い時」「売り時」がわかる【特集 企業に求められる環境変化への対応 株主総会の在り方】◎バーチャル株主総会の導入と課題◎今回の新型コロナの影響で現実味を帯びた総会延期と継続会/★【特別寄稿】緊急事態宣言後の改正新型インフルエンザ特措法および感染症法政令改正の枠組みの理解と企業グループの各種リスク管理/【実務詳説】LINE法務室の法務相談対応〜ステークホルダーの期待にどう応えるか/【ZoomUp! ─特別解説─】OECD「責任ある企業行動(RBC)」の運用の実際と課題─東南アジアの事例を題材に─(後編)/★【連載】新たな金融サービス仲介法制と今後のビジネスの可能性/おとなも意外と知らない法律のキホン/法もハサミも使いよう?鐵丸先生直伝! 法務プロフェッショナルへの道/<企業NOW>一人法務でも確実なステップを踏むことで強くなれる! 〜その前提は強い信念と関係者との信頼関係〜(株式会社ベアーズ)/山本孝夫の英文契約入門ゼミナール/中国ビジネス 現場で役立つ 実務Q&A/「司法の小窓」から見た法と社会/★【コーナー】経営法談/法務の回覧板/良品10選
・アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
・一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
・テーマの多様性を反映し、多彩な分野のエキスパートに“最新のエビデンスを最新の視点のもとに"執筆をお願いする。本特集がアルコール医学・医療の最先端を知るための導きになれば幸いである。
■ アルコール医学・医療の最前線2020 UPDATE 7月第1土曜特集
・はじめに
●座談会
・アルコール健康障害対策基本法施行から6年ーーアルコール医療はどのように変わったか
●総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
・アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
〔key word〕アルコール関連問題、アルコール依存症、生活習慣病のリスクを高める飲酒、障害調整生命年(DALY)、持続可能な開発のための2030アジェンダ
・アルコール健康障害対策基本法ーー制定から6年、新たな動きの数々
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、第2期アルコール健康障害対策推進基本計画、継続支援モデル事業、SBIRTS
・アルコール生命医科学:現状と今後の展望
〔key word〕アルコール関連肝疾患(ALD)、細胞死、腸内マイクロバイオーム、ハームリダクション、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●アルコールの基礎医学
・アルコールの疫学ーーわが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
〔key word〕飲酒、アルコール関連障害、アルコール依存症、疾病による損失
・アルコールの法医学ーー事故・犯罪・異状死
〔key word〕血液中アルコール濃度、法医学、異状死、事故死、犯罪死
●アルコール性身体疾患
・アルコールと身体疾患ーー総論
〔key word〕アルコール、アルコール代謝酵素、身体疾患
・アルコール関連脳神経障害
〔key word〕ウェルニッケ脳症(WE)、ビタミンB1、コルサコフ症候群(KS)、アルコール関連認知症
・アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
〔key word〕アルコール臓器障害、糖鎖欠損トランスフェリン、肝硬変、ハームリダクション、ナルメフェン
・アルコールと膵臓疾患
〔key word〕急性膵炎、慢性膵炎、アルコール
・アルコールと循環器疾患
〔key word〕アルコール性心筋症(ACM)、遺伝的要因、心臓MRI、冠動脈疾患、高血圧
・アルコール飲酒とがんーーエビデンスの現状
〔key word〕アルコール飲酒、がん、コホート研究、プール解析、用量反応関係
●アルコール依存症
・脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
〔key word〕報酬系、neuroadaptation、グルタミン酸、ドパミン、内因性オピオイド
・アルコールの精神作用と依存症の臨床
〔key word〕アルコールに対する反応、アルコール依存症、遺伝因子、環境因子、中間表現型
・依存症とハームリダクション
〔key word〕ハームリダクション、物質依存、依存症治療、公衆衛生政策
●女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
・女性とアルコール関連問題
〔key word〕依存症、若年発症、重複障害、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)、胎児性アルコール症候群(FAS)
・未成年者の飲酒問題ーー20歳未満の飲酒の弊害
〔key word〕未成年飲酒、脳の発達、急性アルコール中毒、健康への影響
・高齢者と飲酒問題ーーアルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
〔key word〕高齢者、アルコール依存症、アルコール関連認知症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群
・アルコール使用障害とDV・子ども虐待
〔key word〕アルコール使用障害(AUD)、ドメスティックバイオレンス(DV)、子ども虐待(CA)、統合的な治療
●アルコール関連問題への取り組み
・行政の取り組み
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、アルコール健康障害対策推進基本計画、行政
・アルコール使用障害への早期介入プログラム
〔key word〕多量飲酒、アルコール依存症、飲酒量低減、ブリーフインターベンション(BI)、HAPPY
・アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
〔key word〕アルコール依存症、連携医療、早期介入、SBIRT
・職域におけるアルコール関連問題とその対策
〔key word〕職場、アルコール、プレゼンティーズム、健康経営、両立支援
・飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
〔key word〕飲酒運転、認知、行動
●アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
・アルコール性肝障害のキーワード
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
親子で楽しく読めて、受験勉強にも役立つジュニアエラ。
8月号の特集は、「感染症の歴史から学ぶ 新型コロナとのつきあい方」です。
今年、世界を大きく揺るがした新型コロナウイルスの感染拡大ですが、日本には縄文時代からすでに感染症があったようです。縄文時代から明治以降に至るまで歴史のなかで、人々は感染症とどう闘ってきたのか、学ぶことでいまにつながることがあります。
また、スペシャルインタビューには山下智久さんが登場!
全編英語のドラマ「THE HEAD」やそのエンディング曲でもある新曲「Nights Cold」に込めた思いやなどを聞きました。
ほかにも、楽しくて勉強になる企画が満載。ぜひジュニアエラ8月号をお楽しみください。
【特集】
●感染症の歴史から学ぶ 新型コロナとのつきあい方
スペイン風邪、コレラ、結核、マラリア、麻疹など、歴史の中でもたびたび感染症は流行してきました。それぞれの時代でどのように人々は闘ったのか。
感染症の歴史を探り、今後の新型コロナとのつきあい方を考えます。
★100年前のスペイン風邪の流行で一体なにが起きた?
★縄文時代の化石からも感染症の痕跡
★平安時代『源氏物語』の登場人物も感染症にかかった
★北里柴三郎、志賀潔、野口英世 日本の感染症学の先駆者
★かつては軽視された手洗いの重要性
★新型コロナとは「つきあう」気持ちで
ニュースが知りたい
●【特別編】 日本の「妖怪伝説」を調べる
夏と言えば、お化けや妖怪。怖いけれど、ちょっと興味あるという子どもたちも多いはず。河童、雪女、天狗……。日本に伝わる妖怪について調べてみよう!リアルなイラストが迫力満点。自由研究の参考にもなります。
●ネットの誹謗中傷をなくすには
ネットの誹謗中傷を苦に女子プロレスラーとして活躍していた女性が亡くなったというニュースが最近ありました。子どもたちにも身近なネットは、便利ですが、反面とても怖いです。自分が被害者にも加害者にもなります。どうやって付き合えばいいかを、ネット社会に詳しい津田大介さんが解説します。
●レジ袋有料化スタート
7月1日からレジ袋有料化がスタートします。なぜ有料になるのでしょうか。その背景にある海洋汚染や地球温暖化の問題について、わかりやすく解説します。
●「宇宙作戦隊」って何をするの?
自衛隊のなかに新たにできた、「宇宙作戦隊」。その名前を聞くと、アニメなどに登場する地球防衛軍などを想像する人もいるかもしれません。いったいどういう組織なのでしょうか。
【スペシャルインタビュー】 山下智久さん
全編英語のドラマ「THE HEAD」に出演した山下さん。海外連続ドラマは初出演ということでその思いを聞きました。山下さんはジュニアエラ4月号にも登場し、「英語」を独学で学び続けていることを披露してくれました。その努力がどのように結実しているか、ぜひインタビューをお読みください。子どもたちにたいして、3つのお悩み相談にも答えてくれました。
目力いっぱいの撮り下ろし写真もお楽しみに!
【Sexy Zone連載】 菊池風磨くん
連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」には、菊池風磨くんが登場。
好きな男の子がいるけど告白について悩んでいるという小6の女の子からの質問に答えます。風磨くん自身の小学生時代の恋愛についてもたくさん語っていますよ。
スポーツシリーズの今回は、バスケットボール姿で撮影しました!
【スペシャル企画】 サバイバルクイズ!
みんな大好きな科学漫画サバイバル。7月31日には映画「人体のサバイバル」が公開されます。
これを記念して、サバイバルクイズ!が登場。本のプレゼントもあります。
【その他も盛りだくさん!の内容】
■一色清の「一色即発」 アメリカで人種差別反対デモ
■フンダラ姫のNewsなひとこと
■「東大クイズ王」に挑戦‼ 謎解きクイズノック
■マンガ コリゴリ博士の暴投ステーション
■夕日新聞 日本全国B級ニュース
■スポーツのうんちく! セーリング
■子ども地球ナビ エストニアの男の子
■のぞき見探偵が行く‼ トイレのしくみ
■読者のページ ジュニステ・・・2コマまんがdeあ・そ・ぼ/川柳教室/こなやみ相談室
■サイエンスジュニアエラ・・・家の近くで木星・土星や流れ星の観察にチャレンジ
■歴史人物 ON STAGE・・・伊藤博文・井上馨・遠藤謹助・山尾庸三・井上勝
■中学受験に強くなる! 読解力講座
■ニュースのニューシ問題
■都道府県バトル
■コリゴリ博士と読む6月のニュース
■パックンの英会話特集:新型コロナと感染症の歴史、スペシャルインタビュー:山下智久、SexyZone連載:菊池風磨、連載:謎解きクイズノック
●世界を照らすクリエイティビティの力
私たちが大好きなアーティスト、デザイナー、作家たち32人が
逆境からインスピレーションを受け、世間から切り離された状況の中で制作した
オリジナル作品を集めたポートフォリオ。豊かな感性が、光と希望のありかを示す。
●6人の女たちが歩む希望の道
ほんの数カ月のあいだに、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは
これまで当たり前だった私たちのシステムやルーティン、そして生活のすべてを覆してしまった。
けれども実は、ずっと以前に変わるべきだった多くの問題が露呈したのも確かだった。
クリスティ・ターリントン・バーンズは世に希望を与える5人の女性たちと対話を持った。
オリンピックの金メダリスト、アリソン・フェリックス。アメリカ合衆国下院議員、ローレン・アンダーウッド。
公衆衛生の専門家、リアナ・ウェン医師。モデルのアシュリー・グラハム。ニューヨーク州知事補佐官のメリッサ・デローサ。
それぞれが新型コロナウイルス感染症後の世界に対するヴィジョンを持っている女性たちだ。
彼女たちの意見に共通するのは、誰にとっても公平で、正しく、安全な世界を目指すこと。
そして、それはこれまでの日常を切り離し、新たな異なる世界へと向かう道筋になる。
●メイクアップで元気になる!
“メイクセラピー”という言葉があるように、メイクアップは見た目だけではなく、気持ちに働きかける効果もある。
世界中が自粛ムードの今、8人のメイクアップアーティストがそれぞれの思いをぶつけた、
今シーズンだけのスペシャルフェイスチャート。
●私に愛をくれるもの
一輪の花、純粋無垢な子どもの笑顔……。
『ハーパーズ バザー』を彩ってきたクリエイターたちの心を豊かにするものとは?
彼らの日々の細部に宿る愛すべき存在についてパーソナルな思いとともに語ってくれた。
●毎日の笑顔を大切に!心が躍るおしゃれリマインダー
これまでとは違う、新しい生活様式が日常にもたらされた今。
混沌とした世界に、希望や喜び、そして夢を与えてくれるのがファッションのちから。
新シーズンの訪れは、創造性を最大限に生かして“New Normal”を謳歌しよう。
●美しいものはすぐそばに
日常の意味が加速度的に変わる今。4名の女性フォトグラファーが“現在の日常”を撮影。
彼女たちから届いたのは、家族や友人、そして自分自身のポートレート。
その等身大の姿は見るものを、引き付ける。モデルとは違う魅力。
身近な絶景。希望も幸せも、求めているものは変わらない。全部一番近くにある。
●お気に入りは変わらない
ドレスよりもセンシュアルにタキシードを纏う。フリルを楽しむ大人の余裕。
優雅さ漂うツイードのセットアップ……
クラシカルは時を超えて、なりたい!着たい!を刺激する。
●空想の世界、私のユートピア
グッチのキャンペーンも手がけるアーティスト、アレックス・メリー。
『ハーパーズ バザー』のために描き下ろしたイラストをはじめ、
ファンタジックな世界観を表現した作品の背景に迫る。
歯科補綴治療を中心に,国内外を問わず第一線で活躍する 臨床家の先生方による論文,ケースプレゼンテーションな どをお届けする補綴専門誌,インプラント,審美修復など の治療に加え,ジルコニア,CAD/CAMなどの新材料,新器 材に関する情報をビジュアルにお伝えします.
本特集は前号に続き「座談会 いま,歯科教育と臨床の問 題を語ろう」です.前号では変わりゆく歯科補綴の世界に おいて,歯科医師教育の現場が直面する諸問題をディスカ ッションしていただきました.今号では「歯科ビッグデー タに基づくAI診断の将来像」と題し,既存のアイデアでは 解決策が見出せそうにない課題に対して,AI(人工知能) が一つの可能性を与えてくれるのではと話合われています. AIによる画像診断研究への取り組みを含め,歯科教育と臨 床の未来を思い描きながら熱く語っていただきました.
【目次】
座談会 いま,歯科教育と臨床の問題を語ろう
緊急寄稿 第二報 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策
新連載 口腔内スキャナー 私の臨床活用法
特別企画 次世代プレスセラミックスシステムによる審美修復の可能性
ジルコニア修復 あなたの“常識”大丈夫?(10)
補綴臨床別冊『コバルトコーヌス完全読本』連動座談会 前編
リレー連載 積層造形技術の臨床応用可能性(5) 〔最終回〕
歯科医院のための内科学講座(33)
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌日本での新型コロナウイルス感染者数や死者数が少ないことについて、「日本人のまじめさや清 潔好きのおかげ」といった論調もあります。しかし、子細に振り返ると、とても褒められたものでは ありません。PCR検査、医療体制、ワクチンや治療薬の開発、経済対策……。その場しのぎで何 とか対処したというケースが散見されます。
次の感染拡大に向けて何をすべきなのか?第1波における日本勝利のミステリーについて徹底 検証し、第2波への適切な備えについて考えていきます。
【特集】コロナ徹底検証
Part1 [ 政策 ]の功罪
8割削減にバッシングの嵐 「自粛過剰」批判は妥当か
コロナ禍を克服できるか 石油ショックからの教訓
リスクに見合った賢い対策を 経済や学業の犠牲は限界
重要情報がわからず検証不可能 疑惑深まる持続化給付金
悪影響は卒業後も続く 全国一斉休校の深い爪痕
Part2 [ 第1波 ]を検証
なぜ死者数が少なかったのか “日本勝利”のミステリー
「感染を抑え込めたのは ただ運がよかっただけ」●神戸大学大学院 教授 岩田健太郎
「教訓」生きず、PCR目詰まり 気づけば感染対策の後進国
“命の砦”で何が起きていたのか そのときICUは地獄だった
「もう次の波は来ている 短期間で体制構築を」●国立国際医療研究センター 大曲貴夫
Part3 [ 第2波 ]に備える
往来再開が「第2波」の引き金に? 水際対策の難しい舵取り
「五輪選手の感染対策 実務はかなり難しい」● 国際医療福祉大学医学部教授 和田耕治
「接触確認」の可能性と限界 ITで感染を予防できるか
「行政とIT企業が連携し ビッグデータを活用せよ」 ●慶応大学医学部教授 宮田裕章
感染爆発の米国、ブラジル 経済活動再開の視界不良
「コロナは貧困国を直撃 制圧には時間がかかる」 ●世界エイズ・結核・マラリア対策基金 局長 國井 修
PCR検査の拡充と新手法の開発 検査難民は解消されたのか
国益を懸けた開発競争 ワクチン開発 各国が火花
「感染症に強い街づくりへ 人の移動の見直しも重要」 ●北海道大学大学院教授 西浦 博
スペシャルリポート
香港問題めぐり米中激突 加速するデカップリング
国家安全法で香港を取り仕切る男の“度量”
ニュース最前線
東芝vs.モノ言う株主 取締役選任案めぐる攻防戦
不振の国内販売をテコ入れ 日産
読者の疑問に答えるビジネス情報誌もし、「東京オリンピック」が中止になったら? 東京オリンピック・パラリンピックについて、政府は運営の簡素化などを検討している。感染症対策としてPCR検査実施や観客数を削減して開催する可能性もある。開催できればまだいいが、大会開催までに新型コロナウイルスワクチンの開発、量産化は不可能。医療関係者からは2021年7月24日の開幕は難しいとの見方が出ている。国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は、5月21日に「ワクチン開発がなされても十分行き渡らなければ中止する」可能性に初めて言及している。IOCは10月を開催判断の期限にしていると言われる。では、もし、東京オリンピックが開催中止となった場合、日本経済、日本社会はどんなダメージを受けることになるのか。最悪の事態を想定しておくことも重要なことではないか。
・外国人診療を行ううえで最初の障壁になるのは外国語である。医療の専門教育について、どの程度英語を用いるべきかということは、一般教養としての英語教育とはまた異なった課題である。
・JCIのような国際的な病院機能評価システムや、JMIP、JIHのような外国人患者受け入れ体制に対する評価や推奨制度が広がりつつある。これは外国人患者が、より一層安心して医療を受けられるための仕組み作りである。
・本特集では現在、外国人患者受け入れのための体制づくりがどこまで進んでいるかと、医療スタッフの教育を含めた人的リソースの供給体制とを主眼におき、さらにスポーツ医学の観点からも執筆いただく。
■ 外国人診療
・はじめに
・外国人患者の受け入れとインバウンドの現状と体制
〔key word〕インバウンド、外国人患者、認証制度
・国際認証Joint Commission Internationalへの取り組みの価値
〔key word〕エビデンスに基づく病院管理、病院管理ツール、質改善のサイクル
・国際化に求められる体制整備ーー外国人診療における安全性と効率性の両立をめざして
〔key word〕外国人診療における安全性と効率性の両立、多様化する通訳方法とその選択、外国人診療サポート部署
・日本への渡航受診者の受け入れと日本の医療の国際展開
〔key word〕インバウンド、アウトバウンド、Medical Excellence JAPAN(MEJ)
・臨床現場で役立つ医学英語教育
〔key word〕医学英語、医学英語教育、医療面接、医療通訳
・スポーツと医療の国際化
〔key word〕海外渡航、国際競技大会、マスギャザリング、感染症、準備
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・C型肝炎治療後の肝発癌とTLL1遺伝子多型
循環器内科学
・安定冠動脈疾患に対する新たな治療概念: AFIRE研究
麻酔科学
・慢性術後痛を予防するために
●連載
老化研究の進歩
・17.サルコペニアの診断とメカニズム
〔key word〕サルコペニア診断、筋線維タイプ、筋サテライト細胞
再生医療はどこまで進んだか
・9.疾患特異的iPS細胞を用いた骨格系統疾患の病態解明から創薬
〔key word〕骨格系統疾患、分化誘導、病態再現、創薬
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・2.自然免疫が関与する炎症ーー自然炎症と自己炎症性疾患
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築1
・今、歯科診療所からーーCOVID-19の発生を受けて
・新型コロナウイルスの抗体検査を用いた松本歯科大学学生・教職員の疫学調査
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
【有訓無訓】 若者は 人を押しのけても 経験を積む気概を持て●田村 眞一氏[そーせいグループ 取締役会会長兼代表執行役会長兼社長CEO]
【編集長の視点】 今週の名言:次期iPhoneで考える 振り子は次の時代へ
【ニュースを突く】 与野党は「ポスト安倍」の絵姿を●安藤 毅[本誌編集委員]
【時事深層】 INSIDE STORY:アクティビスト、取締役選任の株主提案 東芝、過去の危機が招く対立
FRONTLINE ニューヨーク:暴露本のボルトン前大統領補佐官インタビュー 「トランプ再選」で迫る日本の危機(ニューヨーク支局長 池松 由香)
INDUSTRY:巣ごもり消費でビール類シェアが変動 アサヒ抜き11年ぶりキリン首位
COMPANY:宅配サービス競合を2800億円で買収 ウーバー、生鮮品配送に布石
POLICY:中国本土からの投資やまず 国安法でも上がる香港不動産
INDUSTRY:大企業と町工場、特区で連携 自動運転開発、羽田がハブに
論点 コロナ・エフェクト 通信インフラも都市も前提が変わる 人を集める価値が揺らぐ
POLICY:新型コロナウイルスの感染再拡大 接触確認アプリ、有用性に課題
グローバルウオッチ:秋の学校再開を主張
【特集】 危機に強い ぽっちゃり 企業 戦略的“皮下脂肪”ランキング100 社
【スペシャルリポート】 在宅勤務中に飲んでいませんか コロナで消えた監視の目 「隠れ依存症」リスク
【ケーススタディー】 ミネベアミツミ(機械加工品、電子部品大手) M&A強者になる3つの法則
【連載小説】 Exit:第40回 「感染拡大」
【不屈の路程 SERIES7 No.4 米国に移住、社長元気で留守がいい●松田 憲幸 ソースネクスト社長 試練にこそ変革の好機あり】 0
【フロントランナー 創造の現場】 埼玉種畜牧場(豚の生産・加工・流通) 養豚の6次産業化で飛躍
【テクノトレンド】 浸水対策に遊水地など活用 水をあふれさせる「流域治水」
【編集長インタビュー】 試練が次の成長を生む●安永 竜夫氏[三井物産社長]
【敗軍の将、兵を語る】 積水改革への思い、届かず●勝呂 文康氏[積水ハウス前取締役専務執行役員]
【世界の最新経営論】 フリードマン・ドクトリンの功罪 企業は最初から嫌われている●コリン・メイヤー氏[英オックスフォード大学サイード経営大学院教授]
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 自己責任の危険な氾濫
【CULTURE】 BOOK:逝きし者への挽歌
【世界鳥瞰】 The Economist:まだら模様のポストコロナ経済
The Economist:“留学封鎖”が加速する米中分断
FINANCIAL TIMES:住む場所で給与が増減する是非
【賢人の警鐘】 再生には組織論が必要 『創る、作る、売る』を 高速で回せる組織を作れ●三枝 匡氏[ミスミグループ本社 シニアチェアマン]
今こそ性の学びをすべての人へ
子ども・青年・学生はもとより、大人・市民の間からも性について学習する機会を求める声が切実に上がっています。2016年に本書を発刊してから、「LGBT(性的マイノリティ)」への社会・学校等せの周知がすすみ、性の多様性のとらえ方が大きく変化しました。この変化を、私たちは性自認や性的指向のちがいを超えた「ジェンダー・セクシュアリティの平等」という観点から、「人間の性をどう見るか」という新しい人間観につながる課題として受け止め、刑法や法律の改定、最新のデータを取り入れ、この改訂新版を編みました。次の時代を生きる人びとへのメッセージの意味も込めて本書を刊行いたします。(著者一同)
・カヘキシア(悪液質)の定義は明確に定まっているわけではないが、一般的には複合的な代謝異常により骨格筋量の低下ならびに体重減少を併せ持つ病態を指す。
・がんに伴うサルコペニア有病率に関しては、治療前の有病率に関して報告されたメタ解析によると38.6%(95%CI:37.4-39.8)で、術後の合併症、化学療法の副作用、さらには生命予後に関しても悪影響を及ぼしている。
・カヘキシアはがんのみならず進行した臓器不全などの消耗性疾患にも関与している。膨大な患者がカヘキシアならびにそれに伴うサルコペニア状態にあることが想定され、この分野の研究、治療法の開発が重要になる。
■ がんにおけるカヘキシア -とくにサルコペニアの問題を考える
・はじめに
・カヘキシアとサルコペニア概論
〔key word〕炎症性サイトカイン、空腹系、グレリン、神経ペプチドY(NPY)
・カヘキシアにおけるサルコペニアの分子機構
〔key word〕サルコペニア、カヘキシア、ミオスタチン経路、オートファジー
・カヘキシアにおけるサルコペニアと液性因子
〔key word〕筋萎縮、細胞外小胞(EV)、マイクロRNA(miRNA)、熱ショックタンパク質(HSP)、副甲状腺ホルモン関連ペプチド(PTHrP)
・カヘキシアにおけるサルコペニアに対する栄養療法の考え方
〔key word〕不可逆的カヘキシア、サイトカイン、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、微量栄養素、グレリン
・カヘキシアにおけるサルコペニアに対する複合介入
〔key word〕Nutrition impact symptoms(NIS)、薬物的介入、非薬物的介入、NEXTAC研究
・がん悪液質に関連したサルコペニアに対する薬物介入の今後
〔key word〕がん悪液質、サルコペニア、アナモレリン塩酸塩
・カヘキシアに対する漢方医療の可能性
〔key word〕漢方薬、補剤、グレリン、炎症性サイトカイン、ニューロペプチドY(NPY)神経
●TOPICS
循環器内科学
・高血圧治療ガイドライン2019と特定健康診査・特定保健指導
細胞生物学
・幹細胞競合が皮膚の恒常性維持と老化を担う
麻酔科学
・パルスオキシメーターの現代医学における功績
●連載
老化研究の進歩
・18.未来の老化研究(最終回)
〔key word〕環境、遺伝子、老化研究の歴史、老化研究の未来
再生医療はどこまで進んだか
・10.iPS細胞を用いたがんに対する免疫療法
〔key word〕CAR-T細胞、CAR-NK細胞、TCR遺伝子
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・3.自然リンパ球と呼吸器疾患
●フォーラム
・胞衣取扱条例からみる周産期付属物(胞衣)の価値
パリから見えるこの世界
・94.CRISPR-Cas、あるいは我々を汎心論へと開くもの
●書評
・書評『感染症大全ーー病理医だけが知っているウイルス・細菌・寄生虫のはなし』(堤 寛 著)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●グローバル化により、かつてないほど簡単に世界中を行き来できるようになったいま、日本でもインバウンドや海外渡航者が増え、日常診療でまれな輸入感染症に遭遇する可能性が高まりつつある。
●本特集では、「今、注目すべき輸入感染症」と題して、臨床検査技師として知っておきたい知識や注意点、取りうる対策などについて紹介。
●細菌感染症、蚊媒介性ウイルス感染症、輸入真菌症、寄生虫感染症の各輸入感染症について、その臨床的特徴や診断のポイント、検査法などについても解説。
・症状緩和を越えて緩和ケアをとらえなおそうという試みとして意思決定過程、とくに、諸外国で制度化されたアドバンスディレクティブからの流れをくむアドバンスケアプランニングがある。
・がん患者での診断時早期から緩和ケアを提供しようという流れ、心不全患者に緩和ケアを提供しようという流れ、そして、安楽死や自殺幇助の枠組みのなかで緩和ケアの役割をどこに位置づけるかといった領域がある。
・本特集では、それぞれの領域のまさに先端を現場から紹介し、緩和ケアの多様な方向性を伝えることができれば幸いである。
■ 急速に変わる緩和ケア -薬物療法の進歩からアドバンスケアプランニングまで
・はじめに
・変わるがん疼痛の治療ーーWHOがん疼痛ガイドラインの改訂を中心に
〔key word〕がん疼痛、WHOガイドライン、オピオイド、鎮痛薬
・がん疼痛に対する新規治療薬
〔key word〕ヒドロモルフォン、ミロガバリン、ラコサミド、ポリファーマシー、薬物相互作用
・呼吸困難の緩和治療ーーモルヒネは本当に効くのか
〔key word〕呼吸困難、chronic breathlessness syndrome、モルヒネ
・アドバンスケアプランニングーー本当の意味
〔key word〕アドバンスケアプランニング(ACP)、プロセス、機序、目標
・診断時からの緩和ケアーー本当の意味
〔key word〕オンコロジーと緩和ケアの統合(IOP)、診断時からの緩和ケア、早期からの緩和ケア、日本がんサポーティブケア学会(JASCC)
・心不全の緩和ケアーー今わかっていること、そしてこれから
〔key word〕慢性心不全、緩和ケア、非がんの緩和ケア
・安楽死・自殺幇助と緩和ケアの接点
〔key word〕緩和ケア、安楽死、自殺幇助、尊厳死、鎮静
●TOPICS
病理学
・ヒトが進化の過程で失った異種糖鎖Neu5Gcと動脈硬化との関連
医用工学・医療情報学
・新型コロナウイルス感染症感染拡大を経たオンライン診療の提供価値の変化
遺伝・ゲノム学
・日本人におけるアルツハイマー病感受性遺伝子
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・11.臨床応用をめざすヒューマンオルガノイド研究
〔key word〕オルガノイド、NAFLD/NASH、がんオルガノイド(tumoroid)、精密医療(precision medicine)
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・4.T細胞機能と細胞内エネルギー代謝
〔key word〕T細胞、解糖系、酸化的リン酸化、ミトコンドリア、脂肪酸代謝
●フォーラム
・リワークプログラム
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・形成外科分野では自家組織移植、自家細胞を用いた組織再生が実臨床として長年行われてきている。わが国ではじめて承認された細胞使用製品である自家培養表皮は600例以上の患者の皮膚再生に用いられている。
・また、脂肪細胞を併用した乳房再生、軟骨細胞を用いた耳介形成手術と、細胞を自家組織と組み合わせた組織再生も行われてきている。最近では、付属器まで含めた皮膚・皮下組織全体の再生も提唱されている。
・微小循環評価、ロボット手術など組織生着に必要な検査、手技も実臨床に基づいた評価が行われている。また、瘢痕・ケロイド治療、レーザー治療など、“きれいになおす”ためにはこれらすべての理解が必要である。
■ 形成外科の最前線
・はじめに
・細胞リプログラミングによる潰瘍面からの新規上皮化ーー高齢化社会における皮膚潰瘍治療のブレークスルーをめざして
〔key word〕リプログラミング、難治性潰瘍、上皮化、誘導重層【扁】平上皮前駆細胞(iSEPs)
・同種細胞を用いた皮膚再生
〔key word〕同種培養表皮、創傷治癒、熱傷、皮膚潰瘍
・自家培養軟骨による小耳症手術とその長期経過
〔key word〕培養軟骨、小耳症、長期経過
・脂肪注入による乳房再建と最近の進歩ーー皮弁再建との併用、鏡視下乳房切除後の再建、培養脂肪幹細胞の付加まで
〔key word〕乳房再建、脂肪注入、鏡視下乳房切除、培養脂肪幹細胞、遊離穿通枝皮弁
・Robot-assisted microsurgeryの最前線
〔key word〕マイクロサージャリー、ロボット支援手術(RAS)、ロボット支援マイクロサージャリー(RAM)
・光音響イメージングを用いた術前血管マッピング
〔key word〕光音響イメージング、皮弁、穿通枝、マッピング
・ケロイド・肥厚性瘢痕治療の最前線
〔key word〕ケロイド、肥厚性瘢痕、ステロイドテープ、レーザー治療、放射線治療
・レーザー治療の最前線
〔key word〕パルス色素レーザー(PDL)、Qスイッチレーザー(QSL)、脱毛レーザー、フラクショナルレーザー、ピコ秒レーザー
●TOPICS
臨床栄養学
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を防ぐ栄養学
消化器内科学
・肝疾患の病態形成・制御に寄与する細胞外小胞(extracellular vesicles)の役割
社会医学
・第15回タバコ病予防国際学会・学術総会Global Tobacco Free Summit:タバコゼロ社会の実現〜生命の源から見える現実と未来〜を主催して
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・12.内耳性難聴に対するiPS細胞創薬
〔key word〕内耳性難聴、iPS細胞創薬、推定最小有効濃度
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・5.制御性T細胞
〔key word〕制御性T細胞、エピゲノム、自己免疫疾患
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・はじめにーーバイオミメティクス総論
生物模倣
・1.新たな観察法としてのNanoSuit®法ーーウジ虫から学ぶ
〔key word〕NanoSuit【○R】、走査型電子顕微鏡(SEM)、Drosophila、導電性、ナノ薄膜
●フォーラム
医療社会学の冒険
・26.(最終回)医療問題における社会と個人
パリから見えるこの世界
・95.汎心論、それは物理主義を乗り越えることができるのか
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。