最高の音で楽しむために!
鮫島有美子の日本歌曲選集もこのCDで完結となる。啄木の詩に寄せてゆったりと歌われた郷愁が心に染み入る平井康三郎の「ふるさとの」。美空ひばりの為に山田耕筰が書き下ろした「風が泣いている」の静かな情景描写が胸に響く。神韻縹渺たる名唱である。
大ヒットした「classical ever!」の姉妹シリーズ「composers ever!」の第2弾。かつて静かなブームとなったサティの音楽を、高橋アキ、チッコリーニらのスペシャリストの演奏で堪能する。
前作『Strange Fruits』から2年4ヵ月ぶりの新作。James Iha、Andy Chase、曾田茂一(エルマロ)など、多彩なプロデューサー陣を起用したPOP&キュートな仕上がり。
カラオケや有線などで今でリクエストの多い名曲「釜山港へ帰れ」をはじめとするヒット曲を多くもつチョー・ヨンピルのベスト・アルバム。本作は初期の音源からセレクトされている。
リラクゼーションという視点にこだわった新感覚のクラシック・コンピ・シリーズ。バッハのソナタ、ヴィヴァルディのコンチェルトなど、エキゾチックなクラシック・ギターの名演を集めた。
2000年リリースの第1弾が大好評だった『青春歌年鑑』の続編で、なんとレコード会社12社の共同企画。その84年編には、中森明菜や田原俊彦、アルフィーなどの大ヒット曲を収録。
高村光太郎、宮沢賢治、北原白秋、与謝野晶子など、日本の名詩を厳選して収録した企画CD。加藤剛、渡辺美佐子、壇ふみの名朗読で、日本語の静かな響きが心にしみわたる。
デビュー25周年を記念して代表曲をリアレンジした2003年作。(10)は作詞作曲した角松敏生がバッキング・ヴォーカルで参加し、華を添える。(12)は寺井尚子の豊潤な音色のヴァイオリンがオリジナルとはひと味違う哀感を醸し、歌もエモーショナルになっている。
逝去の1ヵ月前、2003年3月に録音された、最後のメッセージ。「音楽が慰めてくれる…そんなCDを自宅のピアノで録りたい」との願いは、愛しい初孫への想いを深くたたえた選曲と演奏に結実した。まさに子供でも弾ける優しい音楽から、万感の思いを受けとめるほかはない。★
大人気恋愛シミュレーション・ゲーム『True Love Story』シリーズのヴォーカル曲を余すことなく収録した完全保存版スペシャルBOX。岩垂徳行によるBGMも全曲収録。
約10年間活動していた青木香織の移籍第1弾は、元読売巨人軍監督・長嶋茂雄の命名で、芸名を“山口かおる”と改め再スタートを切っての勝負作。歌謡曲歌手としての世界を確立する第一歩の作品だ。