ビートルズが死んでも、彼らの音楽は死なないー。4人の生家から、ストロベリー・フィールド、ペニー・レイン、アビイ・ロードまで。リヴァプールとロンドンを130点以上の写真で巡る、“ビートルズへのオマージュ”。
転生先で出会った美女エルフのダニエラさん。彼女とパーティを組んだ所までは良かったが、まさか伝説の魔物ベオウルフとも遭遇してしまうとは…。冒険序盤にして超大ピンチを迎えている僕。果たして、このまま転生人生もゲームオーバーになってしまうのか!? さらにダニエラさんの壮絶な過去も明らかに!?
30年以上にわたって世界を旅してきた著者が、各国で出会った「食」を切り口に、旅の日々を綴った紀行短編集。中国、ロシア、ドイツ、メキシコ、トルコ、アメリカ、インド……味の記憶とともによみがえる旅の場面を、旅情豊かな文章で紡ぐ。
第6回「斎藤茂太賞」(『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』)受賞後第一作。
はじめに
I
上海蟹とお人好しの詐欺師 -China
ラグメンとシシカワプとバイバイ・ストリート -East Turkistan(China)
ジャスミン茶とシベリア鉄道 -Russia
スーパーで一番安いパンとベルリンの壁 -Germany
タコスと密林とモクテスマの復讐 -Mexico
ザムザム・コーラと砂漠の逃げ水 -Iran
ケスターネと海峡の街 -Turkey
II
カオマンガイと花馬車の街 -Thailand
ラープとカオニャオとバナナ園 -Laos
蜂蜜と虎とマングローブ -Bangladesh
異国の寿司とトーテムポール -USA
キャンプフードと熊と極北の秋 -USA
ゲームミートと百獣の王 -South Africa
炒麺と愛玉子ととんぼ玉 -Taiwan
III
オクラ丼と路地裏の食堂 -India
チャパティとダールと黄金寺院 -India
スノーキャップ・カプチーノと勉強の日々 -India
林檎と悪路と断食月 -India
ヤクシェ・モクモクと大晦日 -India
パールGとメギと氷の旅路 India
もぎたてのマタルと畑仕事 India
IV
バター茶と夏の大祭 -Tibet(China)
ひまわりの種と夜行列車 -China
おわりに
16歳の夏、なにもかもが嫌になって家出をした徹平。もう戻らないと心に決めた旅立ちだった。丸2日、夜行列車に揺られて降り立ったのは北海道は十勝の無人駅。たまたま知り合ったおばちゃんの家に泊まり、20トントラックに乗せてもらうことに。道中、ヤザワ好きの運転手に心をゆるし、打ち明け話をする。そして彼と別れ、ひとり礼文島に渡るー青春ロードノベル、著者初の文庫書き下ろし。
駅ナカ・駅ビル・駅前で購入できる約440品。実食Check欄付き。
旅行ガイドシリーズ【地球新発見の旅】第7弾は、日本各地の島々をピックアップ!
沖縄をはじめとする南国のリゾートアイランドから、
厳島神社や淡路島など有名な観光スポットとなっている島、
ユニークな文化や歴史を持つ離島まで、
全国の島々を多彩なテーマで紹介。
美しい写真で旅のイメージをかき立てながら、
詳細なアクセス方法や島の名物グルメ、モデルプランも掲載し、
実際の旅に活用できる重要な情報も手に入ります。
◆透き通る海と輝くビーチ
奄美大島、与論島、石垣島、慶良間諸島、宮古島、伊良部島、久米島、水納島、父島、新島、角島
◆神秘に満ちた森の島
屋久島、母島、西表島、利尻島、御蔵島、加計呂麻島、隠岐島後
◆鮮やかに。花の島
能古島、礼文島、八丈島、伊豆大島、神津島、飛島、淡路島、因島、沖永良部島
◆海に多くの島が浮かぶ
松島、九十九島、英虞湾、しまなみ海道
◆海を渡り祈りの島へ
厳島、金華山、天草下島、中通島、青島、久高島
◆島に残る歴史風景
端島(軍艦島)、佐渡島、猿島、塩飽本島、壱岐、対馬、祝島、平戸島、竹富島
◆島の名産を求めて
小豆島、焼尻島、粟島、大崎下島、篠島、見島
イギリスを語るとき、どうしても欠かせないのがパブ。そこで出されるビール、佇まいは彼の地の豊かさを感じるにぴったりですが、それぞれに歴史や由来のあるパブサイン(看板)を眺めてまわるのもまた一興。本書ではイギリス全土から集めた膨大なパブサイン写真の中から300枚を厳選、個々のサインの解説はもちろんのこと、蘊蓄いっぱいのコラムやお薦めパブ情報などおまけもたっぷり掲載。
東北エリアをじっくりテーマで楽しむ、大人のための1泊2日の旅ガイド。旬の味覚に話題のスポット、エリアを幅広くご紹介します。
義経・弁慶の旅と富樫。小松が舞台の歌舞伎十八番。観劇の手引きと情理音楽劇の楽しみ方。
インドを中⼼に世界を旅してきたジャーナリストが、
⾃他の旅の記憶をていねいに辿りながら
「⼈が旅に出る理由」を重層的に考察するエッセイ。
なぜ人は何度でも、何歳になろうと旅に出るべきなのか。
それは旅こそが私たちにとって最⾼のセラピーであり、
⾃分を育む⾏為にほかならないからだ。
旅好きも、旅が遠くなった⼈も必読の滋味あふれる旅論。
【スウェーデン発、欧州ベストセラー!】
(本書より引用)
不機嫌という病を治すにはまず、自分の安全領域から外に飛び出すことだ。
そうすれば、すべてをコントロールしなくても日々がうまく運んでいくと気づくこともある。
いったん異文化の中に身を置けば、足が地に着かなくなっても
「すべてうまく行くだろう」と信じることができる。
変化がなければ心は消耗する。だが新たな見方をするようになれば、新たな展望が開ける。
旅をすれば感覚が研ぎ澄まされ、世間や家庭内の状況に対して注意深くなる。
今まで無関心だったことにも、不意に何かを感じるようになるのだ。
今まで見えていなかったことが不意に見えてくるのである。
美しい言葉に言い直すとすれば、旅と遊牧民の生活様式こそイデオロギーだった。
旅は、前もって予見可能であってはならず、ページを開いた瞬間の
本のようでなければならなかった。
旅人は、自分が今から何と出会うか、誰と遭遇するかを知っていてはならなかった。
1 閉じられていた戸が開く
2 「ここではない、どこか」という憧れ
3 「明日は分からない」旅へ
4 列車よ、私を遠くに連れてってくれ
5 遠く、放浪へ
6 さまよう惑星の上を行ったり来たり
7 カメのように、カタツムリのように
8 何度も戻る。何度も続ける
9 いったいなぜ、私たちは旅をするのか
10 ヒッチハイクの愉悦と憂鬱
11 遠い過去へと戻る旅立ち
12 国境を越えて、自由に動き続ける
13 自由な旅人、無鉄砲な旅人
14 世界の旅行記を旅する
15 人は旅で本当に変わるのか
16 旅と病の間
17 世界の不安と旅不足
18 旅の終わりという始まり
英BBCの人気科学シリーズでプレゼンターをつとめた著者による、従来の解説書とはひと味違う、ロマンあふれる宇宙への案内書。「我々はどこから来て、どこへ向かうのか」という宇宙論的探究の旅を、最先端の科学知識と少年の日の好奇心をもって情感豊かに語る。科学者の明晰な頭脳と旅人のロマンあふれる想像力との絶妙なバランスが、無限の恒星宇宙へと我々を誘う。
13人の「書き手」が綴る懐かしの鉄道旅の記録。
団体旅行と聞くと、旗を持った添乗員に連れられた、主体性のない旅行者の集団、といったイメージが思い浮かぶ。
近年の観光学もまた団体旅行に対してはネガティブな評価をしがちで、団体旅行の発達によって「旅行のワンパターン化」ないし「旅行の画一化」が拡大されたといった言説が目立つ。
しかしながら、団体旅行の発展によって、誰もが安全に旅ができる「旅の大衆化」が進んだこともたしかであり、むしろ肯定的にとらえることもできよう。旅行機会そのものがまだ少なかった時代にあって、旅が体験できる貴重な手段でもあったのである。
一方で、団体旅行の発展は、交通網の整備、宿や食事の提供といった旅を支える諸条件はもちろん、旅人と旅先とを結びつける仲介者を必要とし、同時代の社会の変化と密接な関係にある。
そもそも、現代の多様化した旅も、こうした団体旅行のノウハウと経験の積み重ねを応用することで成り立っている。こうした点もまた、これまで十分に検討されてきたとは言えず、あらためて考察する意義があろう。
本書では、日本社会に団体旅行が定着していく過程を時代背景とともに読み解き、団体旅行の発展を日本の観光文化史のなかに位置づける。
運動も苦手、アウトドアはむしろ大嫌い。けれどなぜか毎年夫に連れられ、トレッキングした国立・自然公園は全11カ所。旅の悲喜こもごもをコミカルに綴った痛快エッセイ。大自然の厳しさに泣き、圧倒され、そして感動する旅。
北海道、東北、関東の鉄道の魅力と見どころを紹介。
旅する画家・安野光雅が長い時をかけ世界各国を旅して描いた思い出の風景、憧れの外国の風景、故郷の懐かしい風景など、描き下ろし40作品を含む全80作品を一挙掲載。
津和野町立安野光雅美術館開館20周年を記念して出版。
人を愛すること、他の生命に寄り添うこと、毎日を人生の旅として生きること。作家の独自の経験を鮮やかに紡ぎ出す各篇。胸を熱くし、心を丈夫にする著者のエッセイ集最高傑作、ついに文庫化。
美しい日本の森の四季に出会う旅。北海道の亜寒帯林から沖縄の亜熱帯林まで四季折々の美しい森を訪ねた著者がグローバルな視点で日本の森林文化を見つめた1冊。