なぜ、空腹にまずいものなしなのか?なぜ、デザートは別腹なのか?五番目の基本味=「うま味」と「こく」の不思議な関係とは?遺伝子レベルの「おいしさ」、学習される「おいしさ」、欠乏による「おいしさ」…。奥深き美味の不思議を、味覚・嗅覚のしくみと大脳処理から徹底的に解明する。
桃太郎、かちかち山、花咲爺など、明治お伽噺の巨人・小波が書き直した昔話24篇。後世に決定的影響を与えた本編に加え、付録の創作童話、坪内逍遙らの序・唱歌の全て、挿絵多数を収録。
アルハンブラ宮殿、レコンキスタ、コロンブス、ロルカ…医師をやめスペインの旅を重ねる筆者が、歴史の町で綴る滞在記。
悩み深いわれらの人生。あなたはこれから、どう生き、老いて、死に臨みますか。深々と生きるためのヒントと智慧を満載。
思ったことを英語で表現したいのに、うまい言い回しがなかなか浮かばない。また、ニュアンスの違うことばを、どう使い分けていいかわからない。そんな時、日本語のキーワードからすぐ引ける事典です。
10年前にアムステルダムで出会ったカフェの主人とかわした再会の約束。半信半疑で出かけた青山通りで見たものは…。夢とも現実ともつかない奇妙な体験を描いた表題作「コーヒー党奇談」ほか、作家生活25周年、短篇の名手が紡ぐ全12篇。
天才エレクトロニクス技師ジェームズ・バロックは、特許にかかわる係争から、強盗殺人事件の犯人に仕立て上げられ、懲役十五年の刑でワシントン州マクニール島の刑務所に収監されている。わが身を陥れた者を、インターネットを駆使して調べあげた現代のエドモン・ダンテスは、復讐をはかるべく、嵐の海へ脱獄を決行する。同じころラスベガスのカジノで、まれにみる精巧な偽百ドル紙幣が発見された。FBIやCIA、財務省シークレット・サービス、インターポールを巻き込んで事件は意外な方向へ…。果たして贋札の真犯人は誰か?目的は何か?ユーロ流通を目前に、贋札をめぐって展開する、手に汗握る金融界のミステリー。
本書では、総合商社を事例として、21世紀に向けての日本大企業のあり方や「日本的経営システム」の問題点や21世紀の課題を摘出する。
一九九五年五月、チベットで六歳になる少年が、両親・兄弟とともに中国公安に連れ去られ、消息を絶った。この少年は、ダライ・ラマに次ぐ高僧パンチェン・ラマの生まれ変わりといわれており、次代のダライ・ラマの運命をも左右する。本書は、英国のジャーナリスト、イザベル・ヒルトンが、ダライ・ラマをリーダーとするチベット亡命政府と中国政府との複雑な争いの中で、将来のチベットのリーダーとなるパンチェン・ラマの生まれ変わりの子供がどのように発見され、認定されたのかを克明に描いたものである。スリラー小説さながらのこの物語は、今まで秘密にされていたチベット仏教の輪廻転生の謎に迫るとともに、悲劇的な結末に向かってクライマックスを迎える。チベットの歴史・政治、旅、数々の冒険に満ちた、注目に値する海外ノンフィクションの秀作。
本書は、マグノリアの栽培管理を1月から12月に分けて、月ごとに詳しく紹介。月ごとの生育状況、主な作業、庭植えと鉢植え、それぞれの管理のポイントをわかりやすく説明した。
内海好江、金平敬之助、今井森夫、大原健士郎、日下公人ら幾多の修羅場をくぐり抜けてきた著者が、各界各層の第一人者16人から引き出す“成功のヒント”。終章では「最後の英雄」田中角栄の秘められたエピソードを語る。
北海道・千島・樺太に暮らすアイヌの人びとは、周辺地域との交流の歴史のなかで多様な文化を創造した。日本・シベリア・北アメリカ・ヨーロッパの文化をも複合したその世界にわけ入り、アイヌ文化とは何かを考える。
全天星座88個を詳しく解説。星座を形づくる星々の結び方がよく分かる。星座にひそむ興味深い天体を解説。豊富なカラー写真とカラー図版。幻想的なKAGAYAのイラストを収録。伝説から見つけ方まで徹底的に楽しめる星座ガイド。