≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●リハビリテーションチーム形態は各現場によりさまざまで、それぞれに最適なリーダーシップも多様である。回復期リハビリテーション病棟の責任者のように全体の統括が求められるリーダーシップもあれば、療法士長のような部門リーダー、さらに在宅医療のように顔も知らない他組織のメンバーが構成員となるなかでのリーダーシップもある。
●さらにリーダー(マネージャー)がもつべきリーダーシップや、専門職として働くスタッフがもつべきリーダーシップがあり、それぞれの立場から力を発揮することで、より貢献度の高いチームへと成長することができる。
●本特集が、現場のリーダーだけでなくそれを支えるスタッフにも参考となり、よりよいチーム作りに寄与することを期待する。
【目次】
リーダーシップ理論と研究
医学・医療におけるリーダーシップ
リハビリテーション医療チームの統括ー回復期リハビリテーション病棟を中心にー
リハビリテーション部門管理者のリーダーシップーリハビリテーションスタッフの目標管理制度と教育制度ー
在宅医療を支えるリハビリテーションチームに求められるリーダーシップ
■連載
巻頭カラー 症例でつかむ!摂食嚥下リハビリテーション訓練のコツ
14.終末期に対する食支援のコツ
リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線
20.三重大学医学部附属病院におけるリハビリテーションチーム医療
慢性疼痛のリハビリテーション
9.慢性疼痛に対する脊髄刺激療法
新型コロナウイルス感染症とリハビリテーション医療
12.コロナ後遺症(Long COVID)におけるブレインフォグと社会復帰
知っておきたい神経科学のキィワード
10. AMPA受容体を起点としたシナプス生理学のtranslational medicine
ニューカマー リハ科専門医
菱田愛加
リハビリテーションと薬剤
18.リハビリテーションにおける疾患・病態に応じた薬剤管理:2心不全
リハビリテーション医療におけるACP-治らないかもしれない障害をもつ患者に対応するー
7. 心不全におけるACP事例
回復期・生活期リハビリテーション医療に必要な内科的管理
9.不穏・暴力,せん妄 向精神薬(抗精神病薬)の使用を中心に
リハビリテーション医学・医療と私
最終回 CR創刊30周年を迎えて 連載のおわりに
臨床研究
日本における入院リハビリテーションの実施動向:NDBオープンデータ解析
TOPICS
ドイツにおける回復期心臓リハビリテーションの現状と日本の心臓リハビリテーションの比較
DXの成功に向けて、経営トップは、健全なリスクテイクを遂行していく必要があります。DXによりもたらされる利益と損失の可能性を見極め、戦略的にリスクを受け入れるための活動ーそれが「DXリスクマネジメント」です。「DXの本質とは何か」「組織としてどう対応すべきか」。経営者必携の一冊。
もう健診の基準値神話にダマされない!悪玉コレステロール値や中性脂肪値が高いといわれたらまず読んでください!まずやるべきは暴飲暴食と運動不足による肥満を解消すること!
「毒」は人類の歴史の中で無数の人の命を奪ってきました。しかし一方で、古くは矢毒で狩猟に使われたり、今では農業で欠かせないものともなっています。「薬」はこちらも人類の歴史の中で無数の人の病気や怪我を治癒してきました。しかし、使われ方を間違えたり大量に摂取したりすると、一転して人の健康を奪うものとなります。本書では、この一見相反する「毒と薬」がどのような関係にあるのかに注目しながら、毒と薬の科学を解説していきます。
体が冷えやすい、寝ても疲れがとれない、何をやってもヤセない、「今の自分」に合った食べ方をすれば毎日はもっとラクになる!美容・体・心の悩みに効く!“症状別”時短レシピつき。「食べ物」を味方につけてオトナ女子の不調を改善!
身近な食材229種+生薬40の効能と食べ合わせがわかる!ロングセラーを大幅リニューアル!いつもの食材で、体と心を整える!季節・体質に合わせた食材の組み合わせ、使い分けのコツ。四季のおすすめレシピ、「冷え」「むくみ」などの悩み別レシピも満載!効果的でオリジナルな食べ合わせ352例。
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・薬理遺伝学検査は、薬物応答に関して生殖細胞系列の遺伝情報を扱う検査(遺伝学的検査)と定義され、日常診療で有用な検査である。
・本特集ではまず、当該研究分野における最新の情報について、がん化学療法、精神疾患治療、薬疹などの重症副作用の領域に焦点を当て、記述していただく。
・さらに、現状では臨床導入が限定的である薬理遺伝学検査の社会実装を推進するための、検査結果の返却に関するプロセスを含むゲノム医療体制の構築の現況について紹介していただく。
■ 診療における薬理遺伝学検査の社会実装に向けて
・はじめに
・がん化学療法におけるファーマコゲノミクスーー薬物代謝酵素の遺伝子多型にフォーカスして
〔key word〕ファーマコゲノミクス(PGx)、がん化学療法、薬物代謝酵素、遺伝子多型
・精神科領域の薬理遺伝学
〔key word〕Precision medicine、ヒト白血球抗原(HLA)、cytochrome P-450(CYP)、臨床的有用性
・HLA検査による重篤副作用の回避
〔key word〕ヒト白血球抗原(HLA)、重症薬疹、ジェノタイピング、特異体質性副作用(IDR)
・一般住民を対象としたゲノムコホート研究参加者への薬理遺伝学検査の情報回付
〔key word〕遺伝情報回付、薬理遺伝学検査、アミノグリコシド誘発性難聴
・院内における薬理遺伝学検査の体制構築に向けた取り組み
〔key word〕薬理遺伝学検査、電子カルテ、リアルワールドデータ、検体検査の品質・精度の確保
・日本臨床薬理学会「診療における薬理遺伝学検査の運用に関する提言」
〔key word〕薬理遺伝学検査、UGT1A1、NUDT15、ABCG2、包括同意
●TOPICS
病理学
・センチメートル規模の視野をマイクロメートルレベルの空間分解能でワンショット観察可能なトランススケールスコープ
脳神経外科学
・機械的脳血栓回収療法の最前線ーー急性期脳梗塞に対する血管内治療適応拡大
●連載
人工臓器の最前線
・12.肝機能代替のための多様なアプローチ:現状と課題
〔key word〕肝不全、機能代替、肝再生、生体組織工学
医療AI技術の現在と未来ーーできること・できそうなこと・できないこと
・7.医療AI・機械学習技術のシークエンスデータ解析への応用
〔key word〕シークエンスデータ、次世代シークエンサー(NGS)、人工知能(AI)、機械学習(ML)、深層学習(DL)
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・はじめに
医師の働き方改革・労働負荷軽減、病院の経営改革に資するICT技術
・1.病院運営をデータ利活用で最適化する
〔key word〕ビッグデータ、病院運営管理ツール、AI開発、電子カルテ、徳州会メディカルデータベース
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・9.アフリカにおけるポジティブ・デビエンス
●書評
・『乳癌診療state of the art 科学に基づく最新診療』(戸井雅和 編)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
科学的事実を歪曲した地球温暖化の人為的影響や健康診断、きれいごとばかりのSDGsや教育改革ー世界は徐々に破滅に向かって進んでいるけれど、人々はよほど騙されるのが好きに違いない。騙され続ける日本(人)に、有効な処方箋はありやなしや!?「過激リバタリアン」を自称する人気生物学者が老い先短い気楽さで物申す、深くてためになる秀逸なエッセイ。
浅田真央が表紙とインタビューに登場 「限界を超えて進んでいく。選手時代とパッションは変わらない」
巻頭特集は「没入できる本115冊」/向井康二が学ぶ白熱カメラレッスン
11月7日発売のAERA11月14日号の表紙にはフィギュアスケーターの浅田真央さんが登場。アイスショー「BEYOND」の全国ツアーの最中、華麗な姿で表紙を飾ります。座長として、スケーターとして、ショーにかける思いを語りました。巻頭特集は読書の秋にちなみ「没入できる本115冊」。俳優の南果歩さん、フリーアナウンサーの宇垣美里さん、評論家の宇野常寛さん、小説家の島本理生さんらが、非日常に浸れる本を多ジャンルにわたって紹介しています。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、前回に続き舞山秀一さんを先生にポートレートの撮り方を教わります。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、千鳥のノブさんをゲストに迎えた3回目。ノブさんと相方・大悟さんとの出会いについて松下さんがじっくりと聞きます。円安・物価高、旧統一教会、梨泰院の雑踏事故など最新ニュースに関する記事も詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:浅田真央
表紙に登場する浅田真央さんは「誰もやったことのないアイスショーをやりたいとずっと思っていました」と語り、限界を超えるという意味を「BEYOND」に込めたと言います。パフォーマンス、演出、プログラム、衣装などすべての完成度を磨いていて、「パッションは選手時代と変わらない」ときっぱり。そして「選手時代、私は孤独でした」とも吐露します。「ひとりで向き合ってつらくてもやるしかない」と思っていたと言いますが、今は、信頼できる仲間と一緒にショーをつくり上げることが楽しくて幸せだと語ります。練習するリンクでの真剣な表情を捉えた写真も多数掲載。表紙とグラビアは、華やかなショーを思い起こさせる写真。いまの真央さんの魅力を写真家・蜷川実花が撮り下ろしました。さまざまな表情を堪能してください。
●特集「没入できる本115冊」
秋の夜長を楽しむためのおすすめの本をそろえました。今回のテーマは、忙しい日常を忘れて非日常に「没入できる本」です。俳優の南果歩さんは「自分の中に新しい何かを入れたいときは、岡本太郎さんのエッセイを開く」そうです。「疲れた時によく効くお薬のようなもの」だとか。フリーアナウンサーの宇垣美里さんは「本を読んで別世界にぶっ飛びたい」と語り、旅情気分に浸れる本を紹介しています。歴史にタイムトリップできる本、お金から解放される本、怪談・妖怪を探訪する本など、さまざまなジャンルの本を、本好きたちがセレクトしています。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、舞山秀一さんを先生に迎えての第2回。「スタジオにいるのに太陽光で撮っている風に見える写真」を教えてもらいました。自身が使っているカメラで人物を撮るときの「完璧なセッティング」を教わって設定変更をした向井さんが、撮影に挑みます。2人で動きながら撮ったり撮られたり、まるで踊りのセッションのような雰囲気のなか、「たのしい! なんか、たのしい!」の声が響きました。そのためか、仕上がった写真は「こんな笑顔出てたんや。めずらしい」と向井さん本人も驚いたほどの「自然な笑顔」に。ぜひ、誌面でご覧ください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
千鳥のノブさんをゲストに迎えた3回目。松下さんが、ノブさんと大悟さんの出会いについて興味津々に質問します。高校時代の二人の出会いや、ノブさんが「それをしていなかったら、僕はたぶん芸人になっていない」と語る大阪でのナンパについて、楽しいトークが繰り広げられます。松下さんの“聞き上手”が詰まった回。柔らかい表情の撮り下ろし写真も必見です。
●円安、旧統一教会、梨泰院…最新ニュースもぎっしり
歴史的な円安水準は今後どうなるのかを取材しました。専門家は、ピークアウトも近いと指摘しますが、一方の物価高はこれから本格化するとも。経済の先行きと、インフレ防衛策を記事にしています。継続的に報じている旧統一教会の問題については、大学での勧誘の実態に迫ります。偽装したサークルやSDGsをテーマにした講演など、実態がわからないまま入り込んでいる現実を詳報します。ソウル梨泰院の雑踏事故は、今後政治的な問題に発展する可能性が大いにあると、弊誌連載筆者の佐藤優さん、姜尚中さんがともに指摘。現地ライターも事故の背景などを記事にしています。
ほかにも、
・「習近平1強体制」の中国の今後 元駐中国大使・丹羽宇一郎氏に聞く
・SNS時代の皇室 「ガン無視」脱却に期待
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