「上司、部下と二人きり」で困らない方法、エレベーターの気まずい沈黙を乗り切るワザ、知り合いとバッタリ会ったときに使える言葉。相手に9割しゃべらせて、雑談を盛り上げる方法を図やイラストとともに解説する。
ひな壇では強い存在感を示し、MCから絶大な信頼を得る土田晃之。ポジション取りの巧さに加え、トーク技術、プレゼン能力の高さなど、その武器はビジネスマンが身につけたい要素ばかり。トークのプロである芸人が「話し方」について説いた必携ビジネス書!
言いたいことをキチンと伝える。我慢せずサラッと言い返せる。バカにされず、一目置かれる。また話したいと思われるちょっとしたコツ。言葉に気をつけて、幸せになろう!!
心の中の辞書は、単に単語がリストされ記憶されている場所なのだろうか?本書では、いくつかの具体的な言語事象を取り上げて、心的辞書が「語の文法」と呼べるような規則性を有することを示すと同時に、話者の日々の経験に根ざす豊かな情報を含むことを明らかにし、そのような情報をもとに新たな語を作り出したり、文脈にそった解釈を柔軟に生み出すダイナミックな側面があることを明らかにしていく。
少数者/情報弱者の言語権とはなにか。はなしことば/かきことばとしての現代標準日本語の支配的現状に疑問をもたない多数派日本人と、その社会的基盤に知識社会学的再検討をくわえる。自明性のもつ権力性・差別性に社会学/社会言語学から根源的な異議をつきつける注目すべき論集。
表現の「うまい・へた」に能力は関係ありません。正しいトレーニングで、誰でも必ず「話せる人」「書ける人」になるのです。
新郎の上司、新婦の上司、共通の上司、新郎の同僚、新婦の同僚、共通の同僚…。スピーチの基本から、スピーチをするときの姿勢、表情、話し方、忌み言葉まで、これ一冊で、永く、何度でも使える。上司・同僚のスピーチ文例集。
本書のテクニックを使えば、どんな相手とも沈黙を埋めたり、その場をやりすごすことはできます。しかし、雑談の真の目的とは、相手と心を通わせるためであることを忘れないでください。
発声を劇的に改善するアキレス腱ストレッチ!腹式呼吸が自然に身につくミラクル・ボイトレ!
3分のトレーニングを続けることで、上手な話し方の基礎を身につけることができます。ハキハキと歯切れよい発音をするためのトレーニング法、相手にしっかりと届く声のつくり方、伝達スキルの高め方、「ウマい!」と言われるためのテクニック、あがってしまったときの対処法などなど、今すぐに実践できる内容です。
従来の意味論や語用論が対象とする意味や文脈情報が部分的で局所的なものであることを批判し、ことばのひろがりに応えるために何ができるかを探っている。言語活動が一方で人間の生得的能力に由来し、他方で社会の影響を受けているとすれば、その両面から分析する必要がある。意味分析に言説(の秩序)という概念を導入し、談話全体に埋め込まれている話し手の思い(主張や価値観など)を全体的文脈との関連で考察している。
75刷30万部突破の超ロングセラー改訂版! あなたは自分を話しベタと思っていませんか?この本を読めば言いたいことを相手にしっかり伝えるコツが短時間で身につきます。話すセンスは磨けば光る!
本書はAI研究におけるコミュニケーションの現状や、様々なコーパス及び在外資料を活用したコミュニケーションの実態の把握と検討、また日本語学習者や発達障害児の言語とコミュニケーションの関係などをまとめた論文集である。
■「まえがき」より
中島氏の論考は「AI and 対話」と「AIを相手として対話する」の2つの視点からAI研究の歴史と現状を検討し、人間とAIシステムの違いを解説したものである。続く5つの論考は、国立国語研究所が構築してきた方言コ -パス、歴史コーパス、日常会話コーパス、学習者コーパス、在外資料など言語資源を活用して、配慮の表現・行動の観点からコミュニケーションの実態を探り、そこに潜む問題点を検討している。
後半の4つの論考は、「健常な成人の母語話者によるコミュニケーション」を対象にした旧来のコミュニケーション研究から、外国語として日本語を学ぶ人(日本語学習者)や障害を持つ人、さらには外国語との比較などに視点を広げ、言語とコミュニケーションの関係を考察したものである。
本書の刊行を通じて、言語とコミュニケーションの研究がさらに深まることを期待したい。
第1章
AIと対話
中島秀之
第2章
丁寧表現形式「デス」の地域差ー日本語諸方言コーパス(COJADS)からー
木部暢子
第3章
対人配慮の歴史をどう捉えるかー『平家物語』の〈受諾〉〈断り〉表現をめぐってー
高山善行
第4章
書き言葉・話し言葉における縮約形の実態ーコーパスに基づく分析を通してー
小磯花絵
第5章
ハワイとカリフォルニアに渡った日本人女性たちによる敬語と女性文末詞
朝日祥之
第6章
日本語学習者の配慮の表現・行動から出発するコミュニケーションの対照研究
野田尚史
第7章
日本語学習者のフィラーの習得と評価ー中国語を母語とする日本語学習者3名を対象にしたケーススタディー
石黒 圭
第8章
自閉スペクトラム症の言語コミュニケーション
藤野 博
第9章
NPCMJを用いた文構造の出現頻度に関する調査ー主語省略文と受身文を例にー
プラシャント・パルデシ、長崎 郁
第10章
プロソディーの多様性と音声コミュニケーション
窪薗晴夫
索 引
編者・執筆者紹介