本書は、“言語”、より一般には“記号”、すなわち、“社会文化的コミュニケーション”の問題系において、イデオロギーは、どのような意味を持つのか、イデオロギーの持つ記号論的、社会文化的特徴はどのように性格づけられるのか、それを明らかにすることにより、言語、方言、語用、記号、社会文化的コミュニケーション、そして、それらを対象とする諸学、全ての学知が、どのような意味でイデオロギー的であると言えるのかを、できるだけ精確に明示する。
わたしたちが発話するとはどういうことか? メルロ゠ポンティの深い思索をたどりながら、生命論の視座から人間の言語の営みにアプローチする、〈ことば学〉の新たなる展開。
本書では、司会者として心得ておきたいことや、ちょっと高度な司会テクニック、そして、すぐに応用できる行事別の司会実例を数多く紹介している。
現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか? 光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する無限の領域を探照する知的冒険の書。(講談社現代新書)
文化を影から支配する無意識の営みをさぐる人間の文化は不透明で非合理な無意識のダイナミズムによって支配されている。言語や狂気を媒介に,意識の表層から深層にまでおもりをおろす丸山哲学の最新作。
●情念という名の言葉ーーロゴスとパトスーー
●光と闇の文化
●ソシュールの言語革命
●〈体系〉というキー・コンセプト
●共同幻想としての文化
●アナグラムの謎
●〈間テクスト性〉と意味生成
●無意識と身体
●逆ホメオスタシス
●〈カオスモス〉の現出
●無意識の解放
新郎新婦の会社の社長・部長・課長・店長、両親の来賓、恩師…。スピーチの基本から、スピーチをするときの姿勢、表情、話し方、忌みことばまで、この一冊にすべてを網羅した、主賓・来賓としてスピーチする人のための文例集。
多言語社会の実態はーヨーロッパも英語に飲み込まれるのか?多数の公用語を認めるEU諸機関、多国籍企業や大学教育では、実際にどんな言語が使われているのか。英語支配はどこまで進むのか。各国語成立の歴史をふまえつつ、グローバリズムにさらされる多言語社会の実態と課題を明らかにする。
「感じのいい人」と思われる話し方、自分の話をする時は成功談より失敗談、冗談には冗談で返すのが上手な話し方、「困る」「ダメだ」には人は反発する、穏やかな「話し方」で温かさが伝わるーあなたの話をさらに生かす「いい話し方」。
外国語教育に欠かせない「テスト」。しかし、どこに注意すれば最良のテストができるのか、テストの結果をよりよい教育につなげていくためにはどうしたらよいのか。本書は、実際にテストを作成・実施していく手順を追いながら、豊富な実践例に裏打ちされた確かなテスト作成法を紹介する。これまでにない新しい視点から包括的にテストを捉えた、今いちばん注目されている「テスト作成ガイド」の邦訳。
欧米型「多言語主義」があたかもアプリオリに肯定的な価値として称揚される現在、言語について語ることの政治性と世界の多言語性が孕む緊張を鋭く描き出し、そうした自明性そのものに、あらたな問い直しをせまる社会言語学の「古典」。
中学生の頃、自分オリジナルの文字を作ることに熱中し、青春のページをムダに破り捨てた著者は考えた。
「あれから20年、いろいろな文字を知ったうえで今、究極の文字を作ろうとしたら、もっとすばらしい文字ができるのではないか?」
そんなバカな試みに全力投球したウェブ連載は、多くのファンを獲得。そしてついにーー
前著『声に出して読みづらいロシア人』にて、津村記久子氏、恩田陸氏など、そうそうたる作家陣に絶賛された松樟太郎、満を持しての新作!!
第1章 中二病的とんがり文字VS女子高生的丸文字
第2章 どこで切るか、それが問題だ
第3章 古代の文字はロマンの香り
第4章 母音をどう表すか問題
第5章 そんなルール、ありですか…?
第6章 何かに似ている
第7章 文字で遊べ!
第8章 オリンピックとか、国旗とか
第9章 身のまわりの文字たちの起源
言語行動を考察対象に据えた著者の既出論文約40件を集録。各論文の当初の内容を生かしつつ、部立て構成により一書として言語行動論を企図する。言語生活研究や社会言語学を考察の足場に位置付けて、言語行動の多様性を視野に入れる観点を具体的に示したのち、あいさつ・待遇表現・決まり文句・省略などの言語事象を改めて言語行動として考察することの意義や可能性について、手がかりとなるメタ言語行動表現を焦点にして論じ及ぶ。
出征兵士への送辞から戦死者への弔辞まで、あいさつ例66。出征、入営、凱旋、除隊、追悼など。
業界に名を馳せた達人たちのクロスワード。最高峰の解きごたえと、溢れ出る知識欲が持ち運びやすい新書サイズで登場!
現在売れている『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人 「あの人は深い」と言われる話し方』の著者、齋藤孝氏による『論理的な話し方の極意』(2017年小社刊)を文庫化します。タイトルも、よりわかりやすく『頭がいい人の説明はなぜ伝わりやすいのか』としました。880円で頭のいい話し方ができるようになるお得な一冊です。
〈翻訳不可能なものの翻訳〉をめぐる、ポストコロニアル研究を牽引してきた最前線の研究者たちによる一大総括にして、新たな出発点
2020年2月、ポストコロニアル研究の世界的思想家がニューヨークに集結。異文化の間、政治と文化の間、男女の間など、いたるところに翻訳不能なものはある。それを超えたところに翻訳は成り立つのか。人間関係の他性、理解不能性の根源を問う、日文研主催の国際会議の成果。
◎目次
序文 磯前順一、平野克弥、プラダン・ゴウランガ・チャラン
開会挨拶ーータイムズスクエアの日文研 荒木浩
総論 タラル・アサド(茢田真司訳)
○第一部 翻訳不可能なものの翻訳
第一章 翻訳不可能なものを翻訳することーーポストコロニアル研究の総括 磯前順一
第二章 言語の数え方・人類の分け方 酒井直樹(大村一真訳)
第三章 翻訳とポストコロニアル研究の遺産 ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク(舟橋健太訳)
第四章 神(々)を翻訳することーーポス トコロニアルという契機以後の宗教研究 ヘント・デ・ヴリース(久保田浩訳)
○第二部 東アジアにおける翻訳のポリティクス
第五章 日本酒 vs ワインーー夏目 漱石の「文化的翻訳(不)可能性」概念をめぐって プラダン・ゴウランガ・チャラン(山本昭宏訳)
第六章 セトラーコロニアルな翻訳ーー「文明化」作用とアイヌの声 平野克弥
第七章 日本の拡張主義イデオロギーを読み換えるーー戦時期の東亜聯盟運動に参加した朝鮮人 松田利彦
第八章 翻訳としての二〇世紀中国ーー中国及び空間革命における条件 汪暉(村島健司訳)
○第三部 円卓討論
ポストコロニアル翻訳論における翻訳不可能性とは何か?
酒井直樹、マリオン・エガート、ヘント・デ・ヴリース、ガヤトリ・C・スピヴァク、安井眞奈美、楠綾子、平野克弥、徐禎完、松田利彦、プラダン・ゴウランガ・チャラン、磯前順一(村島健司訳)
エピローグ 磯前順一、プラダン・ゴウランガ・チャラン
あとがきーー人文社会科学の今後に向けて 安井眞奈美
話し方が変われば人生が変わる!
呼吸、発声、滑舌の方法から無声化、鼻濁音、アクセントのルールまで従来の常識を覆す画期的講座!
プロの常識を破る画期的新理論!
声に自信をつけたいすべての人に贈る、これまでどの指導者も教えなかった「本当に声がよくなる」3大新理論!
発声を劇的に変える「笑うツボ」「舌の反り」、滑舌に問題を起こす最大の原因「前位舌」、これらを知れば、生涯を通じてあなたの声はあなたの強力なパートナーになります。
さらに「鼻濁音」「無声化」「アクセント」では日本語表現の豊かさ、奥深さをも追求し、「魅せる声」のメカニズムを解明!