ある夜、キングス・アボット村の診療所の電話が鳴り響いた。休養隠遁中の探偵ポアロと友人の医師は、その電話で、村の富豪ロジャー・アクロイド卿が「殺された」という報せを知る。アクロイド邸に駆け付けた医師は、書斎の中でムーア人の短剣によって刺殺されたロジャー卿の死体を発見する。家人の要請により、エルキュール・ポアロが捜査に乗り出すが、巨額の遺産相続、行方をくらました富豪の養子、過去の不可解な毒殺事件、それに絡む正体不明の恐喝者など、事件は錯綜として、混迷の度合いを深めていく。そんな中、ポアロは関係者一同の前で、「みなさんのうち、どなたもが、なにかを隠しておいでになる」と指弾するのだった。名探偵ポアロの灰色の脳細胞は、果たして、真相に辿りつけるのだろうか…戯曲版ならではの息詰まる台詞の応酬ー舞台に上がった名探偵ポアロの毅然とした千両役者ぶりに、大向こうから「待ってました!」と声がかかる!“犯罪の女王”高峰アガサ・クリスティー最後の未踏ルートー『アクロイド殺し』の戯曲化作品(マイケル・モートン脚本)『アリバイ』が、旧訳から半世紀の時を経て、新訳完全版で、遂に、その幕を開ける!
ドイツのデッサウにある「バウハウス」という名前の角ばった建物には、素晴らしいアイディアが隠れています。子どもたちがバウハウスって面白いと思えるようなことが、この本には詰まっています。バウハウス工房って何だった?どうしてバウハウスには曲線の飾りがないの?バウハウスってIKEAにもあるの?今はバウハウスの中で、みんな何をしているの?…50の質問と答え、そしてイラストが「ユネスコ世界文化遺産」にも登録されている芸術・デザイン・建築の学校のことをわかりやすく教えてくれ、理解を深めてくれるでしょう。
人類が初めて手にした戦略作物、大豆。その始まりは、日露戦争、そして日本が支配した満州大豆帝国だった。食用油から工業用インキ、肥料・飼料、食品・産業素材として広く使われ、南北アメリカからアフリカまで、世界中で膨大な量が栽培・取引されている。大豆が人間社会に投げかける光と影、グローバル・ビジネスと社会・環境被害の実態をあますところなく描き出す。
ひとりひとりにある物語。ひとりひとりにあるひみつ。
ヴェラはある島のお屋敷に向かっていた。新しい仕事につくためだ。が、ヴェラを待っていたのは、おそるべき死のゲームだった!?お屋敷に集められた十人の命が狙われる。一人また一人。島からは出られない。助けも来ない。姿の見えない殺人鬼U・N・オーエンは何者か?ヴェラは生き残れるのか?やがて衝撃の真実が明かされる。ミステリ史上もっとも有名な傑作。小学校高学年、中学生から。完訳版。
『カエル』とは、自分のネガティブな感情のこと。あなたの『カエル』にキスすれば、あなたの理想は実現する。
大富豪から学生まで膨大な数の男性を見てきて、日本最高峰の頭脳を駆使することで分かった!「世の中の男性の9割は、余計なことばかりしている…。」本当にやらなきゃいけないことは何か?難しくもなく、お金や手間もそれほどかからない。ちょっとした方法でうまくいく、男性が女性を仕留める恋愛術。
交際も求愛もなしに公爵との結婚が決まったアビーは、彼の愛人の噂を気に病むあまり式に出ることができなかった。公爵を祭壇に置き去りにした娘として英国中に非難され、結婚は破談になり、人目を避けて暮らすこと3カ月。アビーは馬車で移動中に嵐に遭い、近くの屋敷に助けを求めた。だがその屋敷はハウスパーティの最中で、公爵とその愛人、そして口さがない社交界の面々が滞在していた。私をあれほど傷つけた人たちと、再び会わなければならないなんて…。青ざめながら晩餐に下りていくと、公爵の愛人が艶然とほほえんだ。「あなたがアビーね?彼が言ったとおり、美しいわ」
1日1話!ぐっすり。たった3ページで子どもも大人も面白いほど眠くなる。睡眠スペシャリストと児童書作家が長い歳月をかけた睡眠科学と実地調査に基づいた新しい絵本です。3歳からの寝かしつけに!
奇才ヤン・シュヴァンクマイエルの異色ダークファンタジー、ついに日本初5.1サラウンドにて初Blu-ray化!
●チェコの民話に着想を得たジュヴァンクマイエルならではのダークファンタジーの傑作が日本初Blu-ray化!
不妊に悩む夫婦。悲しみの底にいる奥さんのため、偶然見つけた切り株が、子供の形に見えたことから、それを持って帰ってくる夫。
奥さんは、それを我が子と信じ、求められるがまませっせと食べ物を“子供”に与え続けるのだが。。。
チェコのグリムと評される19世紀ボヘミアフォークロア研究家のカレル・ヤロミール・エルベンが書いたお話の中で、特に慣れ親しまれた作品の一つ「オテサーネク」。このお話を現代に置き換え、実写にアニメーションを交え、シュヴァンクマイエル風味を存分に効かせた異色ダークファンタジーに仕上げた!
この物語を、ただ単に子供ができない夫婦の悲しいお話で終わらせないのが、シュヴァンクマイエル監督たるゆえん。
どんどん暴走する切り株の子“オティーク”。為す術もない両親に、ずっとこの家族を監視する少女。
そして巨大化した“オティーク”に立ちはだかるのはーーーー管理人の老婆!話はだんだんとハードボイルドな様相を呈していく。
果たして“オティーク”はどうなってしまうのか。そして、ラストシーンの先には…!
●こだわりは映像だけではなかった!日本初5.1chサラウンド収録
いい音を更にいい音へ!シネフィル・レーベルお約束、オノ セイゲンのマスタリングで、今まで知らなかったシュヴァンクマイエルの世界を堪能!
独特な映像表現で、カリスマ的存在でもあるシュヴァンクマイエル監督だが、5.1chにて蘇った作品は、さらに映像世界を広げます!!
登場人物たちをとりまく生活音や環境音など、あちらこちらに散りばめられたこだわりの音につつまれ、まさに自分も映像の中にいるかのような没入感を体現!
徹底的にこだわった音で観る本作は臨場感たっぷりで異質な世界感をさらに盛り上げます!
●映画界でもみとめられ、様々な賞を受賞
・2001年ベルリン映画祭アンジェイ・ワイダ賞
・2001年ピルゼン映画祭グランプリ
・2002年チェコアカデミー作品賞、ベストデザイン賞
●特製ブックレット封入!(執筆:木村有子)
<収録内容>
・画面サイズ:1.37:1スタンダードサイズ
・音声:チェコ語 5.1ch/(リニアPCM 48KHZ/24bit) ステレオ2.0ch
・字幕:日本語字幕(本編翻訳:寺尾次郎)(特典映像 協力:ペトル・ホリー)
▽特典映像
・オリジナル予告編1
・オリジナル予告編2
・子役オーディション(日本語字幕付)
・未公開シーン
・「動く絵本」
・フォトギャラリー
※収録内容は変更となる場合がございます。
深宇宙を航行する貨物船、スナーク号。地球への帰還の途中に目覚めた乗組員らは、知的生命体の信号をキャッチする。それは「誰も見たことがない」惨劇の始まりであった…映画「エイリアン」の脚本家、ダン・オバノンの脚本を忠実に再現。それは誰もが知るあの姿とは全く異なっていた。「エイリアン」原初の姿が、ダークホースコミックスの手で今、再誕する…。