1 基本概念(歯科に対する恐怖とは;歯科医療における恐怖の原因;患者にとっての痛みとその軽減);2 診査・診断(恐怖を評価する;恐怖心が強い患者への接し方);3 治療の実際(特定の処置に対して恐怖感をもっている患者の治療;不信感の強い患者の治療;種々の不安をもつ患者の治療;誇大妄想的な恐れをもつ患者の治療;恐怖心をもつ子供の治療)
本書は1990年、歯科医師国家試験制度委員会の提言を受けて策定された「歯科医師国家試験出題基準:厚生省監修」の内容から、「歯科医療総論」の項目を抽出し解説するとともに、検討を加えたものである。
歯周治療の主たる対象である歯肉炎および辺縁性歯周炎の原因、治療、メインテナンスまでの具体的に論じた好著。