逢瀬を重ね、距離を縮める千穂と白火。しかし白火には千穂に語らない過去があった。そんなとき、秋人の再入院が決まる。千穂は弟にも自分から踏み込もうと決意するのだが、秋人はある楽譜に魅入られてしまいーー?
超高齢社会に突入した現代社会において、地域の生涯学習機関である公共図書館は
どのような役割を担っていくべきなのだろうか。
現在、遅れがちである図書館の高齢者サービスの具体的取組みの事例を紹介していく。
(横浜市中図書館や富山県、鳥取県立図書館、海外ではスウェーデン、アメリカ、韓国の公共図書館など)
超高齢社会日本における公共図書館のあり方について考える。
情報検索の歴史、基礎的な考え方から、商用データベースの正しい利用法まで、全五章にわたり、分かりやすく詳細に解説。図書、雑誌から、新聞記事、法律、統計、特許、人物やビジネス、地図に関する情報など、各情報に応じた正しい検索術を習得する。
背すじがゾーッとするようなたのしいお話を、どうぞ存分にご賞味くださいませ。なお、誠に勝手ながら、当店自慢のオリジナルスパイスを利かせてございますので、心臓のお弱い方はご遠慮いただいたほうがよろしいかと…。
病院図書館について何の知識もない状態から病院図書室を立ち上げた著者が、あまり知られていない病院図書館の活動実践をくまなく伝える。時々刻々と増え続ける医学情報ーそれらを医師・患者に結びつけるには? 病院・医学関係者にとどまらず、情報に携わるすべての人に。
平凡なサラリーマンの主人公が、ある日、車にはねられたことから、人生が変わりはじめる。幸いにも死ななかった彼は、「何ものでもないまま死ぬなんて無念だ」という思いが、自分の頭をヘルメットのように守ってくれたにちがいないと考え、新しい人生を探そうと決心する。しばらくは何をしていいかわからず、毎日ワインを1本ずつ飲んでいるが、やがて、世界に存在するさまざまな楽器と、それらが出す無数の音色に出会う…。
図書館は、本を貸すだけの場所じゃない!
「与謝蕪村全集はありますか?」「ワニの捕まえ方を書いた本はありますか?」「昭和が終わったらどうしたらいいでしょう?」……
レファレンスカウンターには、毎日いろんな人がやってくる。
昭和最晩年、レファレンス現場の「ジグザグ」な実態を描いた名著、『ある図書館相談係の日記』を大幅に増補復刊。
ーー当時レファレンスは、貸し出しの付属サービスだと思われていた。そうではなく、レファレンスは、 サービスを通して社会全体の情報資源を有効に活用するためのもの。もっと言えば、ひとびとの生活や仕事、地域社会をよりよいものにしていくと同時に、「知る権利」をはじめとする憲法的な価値を実現するサービスだという、今のぼくの考え方に近い考えを、当時持ちはじめていた。これは今の社会の中で非常に重要な考え方だと思う。(解説対談より)
はじめに─相談係の1日
ある図書館相談係の日記文献・情報の調べ方
思い出に残るレファレンス相談質問事例
解説対談 レファレンスのこれまでとこれから 大串夏身×小林昌樹
『ある図書館相談係の日記』成立前史/「でもしか司書」からの脱却/貸し出しとレファレンスの質的な違い/商用オンラインデータベースが登場した時代/レファレンスは図書館の存在意義の要/「ある図書館相談係」の日々/現場のレファレンスは「ジグザグ」している/東京都立図書館の先輩・同輩たち/『ある図書館相談係の日記』の反響/書誌調査と事実調査/図書館には多様性があっていい/日本文学学校のこと/いろいろな「図書館本」を作る/「チャート式」はどうしてできたか/名作ビデオ『図書館の達人司書実務編』/大学での仕事/これからのレファレンス
参考資料
索引