あなたのなかには、地球46億年の大変動が隠されている。「氷の世界」に秘められた生物巨大化の謎を追え。
世界の潮流がわかる動物生態学の解説書。
持続可能な観光は、自然保護や文化の多様性を保つために役立つ。IUCN(国際自然保護連合)がすすめる実践的「ガイドライン」。海外各地の先進的な事例が満載。
本書は、半世紀にわたり、家族療法の最前線で活躍してきたリン・ホフマンによる、家族療法の歴史と理論、そして自らの実践・研究の成果を織りなすように記された魅力的な書物である。
ランドスケープ・生物多様性・遺伝子。さまざまなスケールで「生態系」をとらえ、自然再生のためのフレームワークを示す。
魚の形は多種多様である。「魚の形」を化石、発生系統と分類、稚魚などの様々な角度から紹介する。
アメリカ、フランス、スウェーデン、フィンランド、ニュージーランドを取り上げ、各国法制度から計画策定プロセスまで、現在進行しつつある自然保護・自然資源管理の転換過程とその具体的内容を総合的に把握する。
経済学は環境問題をどう捉えているのか。
生物多様性と環境の保全機能が高い評価を受ける水田は、病気を媒介する蚊や病気の原因になる寄生虫の棲み場所でもある。世界の多くの地域では、水田開発や稲作は、病気の問題と闘いながら続けられてきた。病気をなくすため、稲作が禁止されたこともある。本書は、こうした水田の知られざる一面、忘れられた一面に焦点をあてた。水田の蚊が媒介する脳炎やマラリアなどの病気は、私たちにとっても、解決ずみの過去の問題ではない。世界的な人や物の移動や温暖化などの大きな環境変化の中で、媒介動物の分布や生態も急速に変わりつつある。媒介動物対策と環境保全は両立できるのだろうか。熱帯での水資源や農業開発、病気対策などにかかわる人、水田を中心にした環境づくりや生物多様性保全に関心がある人に広く薦めたい。
サステイナブルな地域社会をつくる鍵はスウェーデンにあった。過疎化、少子化、財政赤字はこうして解決する。
睡眠研究の草創期から携わる第一人者が、豊富な学識・経験をもとに、懇切丁寧な語り口でガイドする睡眠学の手引き。眠りにまつわる素朴な疑問・誤解の数々は本書で忽ち氷解。
ヒトと動物の棲み分けが崩れ始めている。奥山から里にテリトリーを広げる森の動物たち。人里を跋扈するクマが問いかけているものは何なのか。ヒトを生かし動物をはぐくむ森のあり方を見つめ直し考える。
ポリティカル・エコロジー論による初めての比較農村研究。ナイジェリアとザンビアの農村を舞台に、経済状況や国家の政策など、より広い環境まで射程に入れて人々の暮らしを総合的に理解する。