名門P&Gの最高研究スタッフでも歯が立たなかった超難題を解決したのは、名もない科学者たちの寄せ集めだった。多様な人間集団がときに恩恵をもたらし、ときに害悪をもたらすのはなぜか?複雑系研究の俊英が「多様性」の謎に挑んだ注目作。
不可思議な大規模災害が頻発する北関東。そんな折、元大手建設会社で技術者だった木龍のもとに奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく木龍の力を借りたいという。やがてマグマは東京へと南下していく。このままでは関東が壊滅、日本が滅んでしまうー。未曾有の危機にゼネコン技術者たちが挑む、パニックサスペンス。『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』に続く“ゼロ”シリーズ、最新文庫!『このミス』大賞シリーズ。
経済ヤクザとして世界を股にかけ暗躍、巨額のアングラマネーを稼ぎだした猫組長による問題作、ついに出来!
恋愛と経済はよく似ている。情報を集め、戦略を練り、判断を下す。この点ではどちらも同じだ。「うまい話」は存在しない、愚かな過ちを(しばしば)犯す、という点でも両者は同じ問題を共有している。本書では、ロマンスの効用と戦略をまじめに考え、「経済学のツボ」と「恋愛のコツ」を同時にお伝えする。軽妙な語り口に思わず噴き出す、恋愛と経済学の極意書。
国内・海外の最強エンターテインメント発表。
昨日と同じ光景が繰り返される学校で、俺は時間がループしていることに気づく。しかし、俺にはループを引き起こすような出来事に心当たりがない。きっと俺は、この“物語”の主人公ではなく、“モブキャラ”として誰かのループに巻き込まれているのだ。そう考えた俺は、このループの原因となっている人物を探しはじめた。すると、他にもこのループに気づいた生徒たちが俺の前に現れてー。
「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」とは、環境への負荷を最小限に抑え、同時に最大限の経済効果を得るための新しい経済・産業システム。企業におけるSDGsの実践方法としても注目を集めている。本書では、先端企業による業界別の取り組みを通して、新しい発想や仕組みづくりを提案する。
リフレッシュ休暇で、八十八ヵ所を巡拝する四国遍路に出た玉村警部補。しかし、なぜか同行してきた警察庁の加納警視正と、行く先々で出くわす不可解な事件に振り回され…。お遍路の道中に遭遇した賽銭泥棒事件「阿波 発心のアリバイ」や、蚊を信仰する寺で起きた不審死事件「伊予 菩提のドラキュラ」など、「バチスタ」シリーズの“加納&玉村”コンビが活躍する珠玉のミステリー四編!
東啓大学理学部に新たに開設された寄附講座『科学警察研究講座』。科学捜査に関するテーマを扱うというその講座に配属された松山悠汰は、科捜研から派遣されてきた研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わることに。松山たちが行き詰まったとき、かつて「科警研のホームズ」とまで称された講座責任者の土屋准教授が、驚くべき洞察力と推理力を発揮する!
「ミステリー史上、これだけは絶対に見逃せない!」傑作100冊。ミステリーの魅力を知りつくした著者が、慎重かつ大胆にセレクトした最高のミステリー指南書。本格物からスパイ物まで、そしてシャーロック・ホームズからケイ・スカーペッタまでの新旧名探偵をすべて網羅。ミステリー通が泣いて喜ぶブックガイド。
アメリカの十年に及ぶ好況はニュー・エコノミーともてはやされ、IT革命の成果による繁栄と謳われて、日本経済の停滞をこの革命の立ち遅れに求める見方が多かった。だが、果してそうだろうか。本書は情報の歴史を経済的側面からたどり、その最新段階としてのIT革命を分かりやすく分析。それがもたらす経済社会と新しい経済学への変貌を描くことで、IT革命の日本的展開のありかたを明示する。IT社会を生き抜くための、この一冊。
トヨタ、松下、セブンーイレブン…。ニュースでよく見る企業はどこでどう儲け、何を武器に競争に勝とうとしているのか。価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、国際経済学など経済理論を駆使して企業の動きを見抜く!経済学でビジネスを読み解く、画期的テキスト誕生。
日本映画全盛期の一九五〇年代から六〇年代、稀代の役者と称され一世を風靡した市川雷蔵。六九年三七歳という若さで肝臓ガンのためにこの世を去るまで、「眠狂四郎」「若親分」「陸軍中野学校」などのシリーズや、三島由紀夫原作の「金閣寺」を映画化した「炎上」など数多くの文芸作品にも出演した。今なおファンに惜しまれ、高い評価を得ている。その雷蔵の生き方に激しく迫る評伝小説。
驚異のグーグル活用法から、絶対トクする検索ワザまで。そうだったのかと、目からウロコ!欲しい情報が一瞬で手に入る最強の情報収集術。