よくある疾患を患者の訴え別、病名別に参照可能。豊富な症例写真で類似疾患にも対応。
インフルエンザ、結核、ノロウイルス感染症、肝炎など感染症対策問題を多数掲載。シリーズ第3弾。
ベッドサイドでの内科治療学の実践マニュアル。
「看護は観察で始まり観察で終わる」とはよくいわれる言葉です。しかし臨床の現場で、いったい何を、どのように観察したらよいのでしょう。そして、観察したことをどうアセスメントしいかに対処したらよいのでしょう。科学的知識と経験によって裏打ちされたベテランナースがあなたに贈る、看護観察の知識と技術の集大成。
数週間で読み込めてしまうほど簡潔でありながら、胸部画像の読影において欠かせないポイントをしっかり押さえることができる。パターンアプローチー鑑別診断を進めていくうえで最適なアプローチ法を提示。ユニークな「ティップス(工夫)」で知識を記憶にとどめる。巻末に復習する際に役立つ「セルフアセスメント」を収録。
これから脳卒中診療に従事しようとする医師にとって、代表的な個々の具体的なケースについて学習を行うことは大きな意義があると考えられる。
本書では日常診療で遭遇することの多い脳梗塞や脳出血はもちろん、比較的稀な原因による脳卒中を含めた脳血管障害を伴う疾患36例を取り上げ、疾患をイメージしやすいように、実際の症例を呈示し、その診断、病態把握、治療にいたる過程をQ&A方式で解説。また、現在の脳卒中診療は画像データなしでは語ることができないため、できるだけ多くの画像を盛り込んだ。
内科・外科を問わず、これから脳卒中の臨床に携わる初期あるいは後期研修医、さらに脳卒中専門医を目指す医師や医学生・実地医家の先生にもぜひ読んでいただきたい1冊。
序 文
執筆者一覧
1. ラクナ梗塞 山形真吾
2. アテローム血栓性梗塞 木谷光博ほか
3. 一過性脳虚血発作 中川知憲
4. Branch atheromatous disease 足立智英
5. 心原性脳塞栓症,NVAF 雑賀玲子ほか
6. 悪性腫瘍による脳塞栓 山口拓也
7. 卵円孔開存による奇異性脳塞栓 永山正雄
8. 感染性心内膜炎 青山淳夫
9. 無症候性脳梗塞 卜蔵浩和
10. 脳血管性認知症 豊田元哉
11. Binswanger病 塩田由利
12. MELAS 小黒浩明
13. RPLS 岡田和悟
14. 脳静脈洞血栓症 福田 準ほか
15. 脳アミロイドアンギオパチー 長井 篤
16. 頸動脈解離 門田勝彦
17. 線維筋性形成異常症 今岡かおる
18. 遺残原始舌下動脈 三瀧真悟
19. 抗リン脂質抗体症候群 近藤正宏ほか
20. 原発性脳血管炎 濱田智津子
21. 大動脈炎症候群(高安動脈炎) 角田佳子
22. 神経ベーチェット 安部哲史
23. ANCA関連肥厚性硬膜炎 渡邊達三
24. CADASIL 長井 篤
25. 内包膝部梗塞による自発性低下 松井龍吉
26. 一過性全健忘 小黒浩明
27. 視床内側梗塞 河野直人
28. Wallenberg症候群 高吉宏幸
29. 破裂脳動脈瘤 秋山恭彦ほか
30. 未破裂脳動脈瘤 秋山恭彦ほか
31. 高血圧性脳出血 杉本圭司ほか
32. 脳動静脈奇形 大洲光裕ほか
33. もやもや病:STA-MCAバイパス 上村岳士ほか
34. 特発性正常圧水頭症 高田大慶ほか
35. 海綿状血管腫 永井秀政
36. 内頸動脈狭窄症 杉本圭司ほか
索 引
HO
世界のすみずみとの交流が、航空機によって頻繁に行われる今、国外からの感染症の侵入は、“当然ありうること”として認めなければならない。これまで“なじみの薄かった”これらの疾病について典型的症状、初期症状、病原体の分布、潜伏期、感染経路・様式、発生状況など、それぞれの特徴を述べ、感染が疑われるときの対応を解説。