最も新しい古典にして、永遠の問題作。 刊行以来世界中に影響を与えつづける カスタネダのドン・ファンシリーズ、新装刊行中!「世界を止める」「死をアドバイザーとする」「力が自分に近づきやすくなる」--呪術の至高へ出発する、シリーズ第3作。
写真家・小林廉宜氏による、JALカード会員誌『AGORA』の表紙を飾った世界各地の美しい風景を写真集として発売しました。
撮影地のエピソードをつづったエッセイ(表紙の言葉、人気連載「COVER STORY」)も再編集、約11年分のAGORA表紙ライブラリーも収録しています。
未来に残したい風景をテーマに撮影された、旅気分が高まる世界の美景を楽しめる一冊です。
日本武尊が碓氷峠を越えた昔から信州には多くの街道が通っていた。善光寺参りの庶民でにぎわい、戦国武将が軍勢を率い、参勤交代の長い行列が続き、多くの品物が馬の背に揺られていった道々。旅人たちの原風景が誘う信濃路紀行。
司馬江漢から山口晃まで、人間の「見る」ことへの情熱が生み出すアートとテクノロジーの世界江戸時代に「視覚革命」を起こした西洋由来の遠近法、鳥瞰図、だまし絵やのぞき絵、そしてミクロ・マクロの可視化まで。わたしたちは何を見てきたのかー「視覚」をテーマに古今の美術を旅する。
旅も人生も
知恵と勇気とサムマネー
異国での経験から得た旅本来の目的や心構え、
さらに我々人類の歴史上の移動の立ち位置までを掘り下げて綴った、
単なる「来た・見た・感動した」形式とは一線を画す、全く新しい旅行記。
地中海沿岸の欧州、アフリカ、中東の各都市をめぐり、その街の成り立ちや文化の魅力を紹介。古来より様々な人とモノが行き交う文明の十字路であり、まばゆい色彩を放つとともに陰の部分をあわせ持つ多様な空間を描き出し、新たな地中海世界へと読者を誘う。
若い夫婦と愛犬が、小さなヨットに乗って旅に出かけ、世界中の海でいろいろな船に出会います。船のとびだししかけえほん。
・山と自然の文庫シリーズ「モン・ブックス」第5弾。
・日本列島を貫く脊梁山脈・中央分水嶺の山々を紹介。
・登山や車で行ける場所を豊富なカラー写真とともに解説。
中央分水嶺とは、北海道から九州までを南北に貫く脊梁山脈であり、
水系を日本海と太平洋に分ける全長6000キロに及ぶまさに日本列島の背骨。
この中央分水嶺を豊富なカラー写真で紹介する本は画期的。
実際に登れる山、車で行ける場所、自然景観、動植物などを案内する。
あわせて日本の高山である日本アルプスも紹介する。
イエス誕生から青春期にいたるアジアでの修行。死海写本のエッセネ派が仕組んだ、十字架による死刑の真相と、聖骸布に残された医薬の痕跡を暴く。復活後に東方へ旅をした足跡と、老後から死までの滞在地を長期徹底調査。世界37ヶ国語で400万部のベストセラーついに邦訳刊行。
山奥の小さな村に住む働き者の夫婦が畑で見つけた大きな甕は、入れたものがなんでも100倍にふえる魔法の甕でした。夫婦は増えた笠や鍋を村の人たちに分けて喜ばれていましたが、噂を聞いた地主はこの甕を夫婦から無理矢理取りあげてしまいました。ところが、甕にろうそくを落として火が燃え上がったり、水をかければ洪水になったりと、大騒動。あげくは父親が甕の中に落ち……。
塗師という作り手でありながら、熟練の使い手でもある赤木明登氏、ギャラリストであり、洗練された選び手でもある赤木智子氏が、いま、行く価値のあるギャラリーについて考えました。日本全国(倉敷〜松江〜能登〜金沢〜高松〜高知〜郡山〜会津〜新潟〜高崎〜川越)を巡って、ふたりが気に入ったところ、新しい発見があるところ、おもしろいものが見つかるところ・・・・・・ を自ら紹介します。コラムで、書店と宿のガイドも。
いま、使いたいもの、心が動くものはどこにある?
塗師という作り手でありながら、熟練の使い手でもある赤木明登氏、ギャラリストであり、洗練された選び手でもある赤木智子氏が、いま、行く価値のあるギャラリーについて考えました。日本全国を巡って、ふたりが気に入ったところ、新しい発見があるところ、おもしろいものが見つかるところ・・・・・・ を自ら紹介します。
そこからはまた、街とモノとの関係、新しい民藝についても見えてきました。
第1章 ほしいものはどこにある?
能登の暮らしから
第2章 うつわを巡る旅
〜倉敷〜鳥取〜松江〜能登〜金沢〜高松〜高知〜郡山〜会津〜新潟〜高崎〜川越
コラム 書店を訪ねて/旅と宿
はじめに 詩のかなしみと器のしあわせ 赤木明登
はじめに 旅はもうはじまっている 赤木智子
第1章 ほしいものはどこにある? 能登の暮らしから
第2章 うつわを巡る旅
書店を訪ねて
旅と宿
今回の旅で買ったもの
おわりに 赤木明登
おわりに 赤木智子
僕は死なずに帰ってきた。
そして、少しだけ“幸福”になっていた。
人生ミスったら、自殺しなければならない。
そう信じて夢破れた男が出かけた欧州独り旅。
道に迷った彼に贈られた言葉は「エンジョイ」。
語りえぬ体験談を語り尽くす哲学的紀行エッセイ。
大学卒業後7年間自宅に引きこもり、ひたすら一作の小説を書くも結果が出ず、
まるで将来の見通しは立たず、未納が続く国民年金は当然もらうべくもない、
苦しくも貧しい老後の見通しだけは立つ。
その上、いわゆるリーマンショックの翌年ゆえ、ろくな仕事の求人もない。
むろん恋人はおろか、友人もいない。つまり、人生お先真っ暗だ。
ーーそして、絶望と失意のもと、彼は全財産の40万円を持って当てもなく漂うように欧州へ旅立った。
度重なる沈黙。通じない言語ゲーム。見つからないバスタブ付きの宿。
イギリスで敬愛する哲学者の墓参り、ルーマニアで野犬に追われ、
クロアチアでカレーを奢られ、ウィーンでベートーヴェンを聴き逃し、
ドイツでホームレスを経験後「あっ」という間に自宅に帰ってきた
ヴィトゲンシュタイン情報蒐集家兼小説家兼法律事務所アルバイターは
なぜ自殺しないで生きのびたのか。
ツルツルした理論文学論考から、ザラザラした文学探究の世界へ。
【目次】
はじめに
1:自殺するなら旅に出ようーーイギリス
2:自殺するなら旅に出よーーアイルランド
3:自殺するなら旅に出ーールーマニアとブルガリア
3・1:自殺するならブルガリアを出ようーーブルガリア
4:自殺するなら旅にーー旧ユーゴ前編
5:自殺するなら旅ーー旧ユーゴ後編
6:自殺するならーーウィーン
7:自殺するなーードイツ
おわりに
はじめに
1:自殺するなら旅に出ようーーイギリス
2:自殺するなら旅に出よーーアイルランド
3:自殺するなら旅に出ーールーマニアとブルガリア
3・1:自殺するならブルガリアを出ようーーブルガリア
4:自殺するなら旅にーー旧ユーゴ前編
5:自殺するなら旅ーー旧ユーゴ後編
6:自殺するならーーウィーン
7:自殺するなーードイツ
おわりに
「ペット同伴お断り」「犬の散歩禁止」犬と一緒だと制限の多い日本。「犬は犬。だけど家族の一員」どこへ行くにも一緒でリードのいらないスイス。モフモフのカルムに癒されながらも、人と犬とのあり方を問いかける写真集。
テツ旅は時間を忘れるくらい、没頭しないと楽しめない。効率から好奇心に変わることはない。テツ旅シリーズ第3弾。
海外旅行の60シーン別に、「話しかけ、相手の返事を聞き、さらにひと言返すまで(=1往復半のやり取り)」をコンパクトな実用会話例で紹介。
本ではない。まず旅だ! ジャーナリストならではの鋭敏な感覚で、世界の姿を読者にはっきりとさしだした思想旅行記の名著。
「ヘヴンリーハウスーー20世紀名作住宅をめぐる旅」シリーズ第6巻。
ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトとならぶ、20世紀の三大巨匠の一人で、最も畏怖された建築家、ミース・ファン・デル・ローエの代表作「ファーンズワース邸」を、シリーズ編者が満を持して取り上げる。
ミースと恋人であった施主(ファーンズワース女史)と裁判にまでなった全面ガラス張りのアメリカ・イリノイ州の川べりに建つ住宅は、ミースの美意識がこれでもかとばかりに具現化された「芸術作品」である。
本書ではその住宅をフランス人写真家フィリップ・リュオーによる撮りおろし写真とともに、案内していく。
後半は、ミース・ファン・デル・ローエの作品を見ながら、本人の口からは語られることのなかった彼の思想背景を推理していく。
広大なアメリカ大陸の辺境の町で、文化人類学者と映像作家が行き当たりばったりの旅をしながら住民と語らい、分断と社会的痛苦の痕跡を見てとったアメリカの現代社会を抉る記録文学。
<目次>
エピグラフ 「未来の伝説」 Future Legend
1 チャンプのブルーズ Champ’s Blues
ニューメキシコ州アルバカーキ?サンタフェ?ケワ、2012年
2 森の生活を讃えて Let Us Now Praise Life in the Woods
ハワイ州モロカイ島?ハワイ島、2013年
3 モンタナ・クリークとサケたちの死 Montana Creek and Death of Salmons
アラスカ州アンカレッジ?フェアバンクス、2015年
4 移動祝祭と大統領選挙 A Movable Feast and Presidential Election
ニューメキシコ州ケワ?タオス?コロラド州デンヴァー、2016年
5 水を守る Protecting the Water
ミネソタ州ミネアポリス?ノースダコタ州?サウスダコタ州、2017年
6 かいぶつたちのいるところ Where the Monsters Are
ヴァージニア州シャーロッツヴィル?ウェスト・ヴァージニア州?ケンタッキー州?ミズーリ州ファーガソン、2018年
エピローグ 「涙の道」をたどって Tracing the “Trail of Tears”
フロリダ州マイアミ〜ルイジアナ〜オクラホマ州オクラホマシティ、2011年
エピグラフ 「未来の伝説」 Future Legend
1 チャンプのブルーズ Champ’s Blues
ニューメキシコ州アルバカーキ〜サンタフェ〜ケワ、2012年
2 森の生活を讃えて Let Us Now Praise Life in the Woods
ハワイ州モロカイ島〜ハワイ島、2013年
3 モンタナ・クリークとサケたちの死 Montana Creek and Death of Salmons
アラスカ州アンカレッジ〜フェアバンクス、2015年
4 移動祝祭と大統領選挙 A Movable Feast and Presidential Election
ニューメキシコ州ケワ〜タオス〜コロラド州デンヴァー、2016年
5 水を守る Protecting the Water
ミネソタ州ミネアポリス〜ノースダコタ州〜サウスダコタ州、2017年
6 かいぶつたちのいるところ Where the Monsters Are
ヴァージニア州シャーロッツヴィル〜ウェスト・ヴァージニア州〜ケンタッキー州〜ミズーリ州ファーガソン、2018年
エピローグ 「涙の道」をたどって Tracing the “Trail of Tears”
フロリダ州マイアミ〜ルイジアナ〜オクラホマ州オクラホマシティ、2011年