江戸時代の東海道を、大妖怪を追って旅する蒼太、お夏、信助。大妖怪をさがす知念さんと出会い、いっしょに旅をすることになった3人は、なんとけんか。信助がお夏に贈ったプレゼントに、蒼太が怒ってしまい…。妖怪「黒ぶとん」にそれぞれ「三途の川」へはこばれ危機一発。ドキドキが止まらない、アドベンチャー・ストーリー。
ほかほかごはん、あったかいおみそ汁、おいしいおかず。毎日でも通いたいカラダにやさしい街の食卓。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
きみが三年の間どうしていたか、話してくれないかー長い間失踪していた夫・優介がある夜ふいに帰ってくる。ただしその身は遠い水底で蟹に喰われたという。彼岸と此岸をたゆたいながら、瑞希は優介とともに死後の軌跡をさかのぼる旅に出る。永久に失われたものへの愛のつよさに心震える、魂の再生の物語。
15日間、ハンガリー、チェコ、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー6カ国の車窓を見る旅。中欧から北欧へ、絶景いいとこ撮り。
高度成長の波にのって日本の都市空間が激変しつつあった一九六〇年代半ばより漁村に魅せられ、漁師や海女たちのダイナミックな暮らしぶりに共感を寄せた建築家・地井昭夫。海の彼方から訪れる神を迎えるための場所を中心とした街づくり、「核家族」や「プライバシー」といった枠にとらわれない集住スタイル、浜辺の環境保全や防災ネットワークとしても機能する自律システム…。丹念なフィールドワークにより経済至上主義とは一線を画すしなやかな生き方・住まい方の可能性を明らかにする。
仏像ブームを牽引してきた2人がまたもや出かけた見仏の旅。平城遷都1300年祭にわく奈良ではあまりの暑さに摩訶不思議な体験をする。法然上人800回忌で盛り上がる京都では、法然にすっかり心奪われる。見仏初の愛知では思いがけないところで素晴らしい仏像に出会う。人間は現れては消え、仏像は長い時間をかけて生き永らえる。消えゆくものの拠り所としてあるのが仏像ーそんなことを思いながら、ぶらりぶらりと2人旅。
イラストと表現がセットになってるから、イギリス人と指差しで会話ができる。旅に役立つ単語を「見たい!!」「食べたい!!」「買いたい!!」「行きたい!!」に分類。すべての表現に、発音のカタカナ表記とアクセント表記がついてくる。描き下ろしイラストを多数収録。情報コラムでイギリスの色んな秘密を大公開。
5年間、自転車で世界を放浪した冒険家が、人類学者に転じ日本人バックパッカーをフィールドワーク。「自分探し」をする人、「沈没」する人、十数年の獄中生活をタイで送る人、国家から逃れ実験的共同体で自由に暮らす人…多様な生の営みを描く。
世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのかー。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁、一見生ゴミなセネガルのぶっかけメシ、思わず落涙したアジアの懐かしい味。自転車旅行だから出会えた“食と人”の思い出。単行本に入りきらなかった20話を大幅加筆した文庫改訂版。
うら若き乙女が2年間をかけほぼ世界一周、5大陸90ヵ国を旅した。かけた費用はたったの150万円という、想像を絶するチョー貧乏旅行。襲われたり、盗まれたり、ストーカーされたり、危険だらけの旅のなかで、著者が出会った人情と笑いとロマンスとは!?読むだけで元気が出る型破り旅行記。文庫書下ろし。
世界を止める、死をアドバイザーとする、力が自分に近づくー呪術の至高へと出発する第3作。