1960年代半ばから7年を超える長期政権を誇った佐藤栄作。岸信介の実弟で、吉田茂に寵愛された佐藤は、寡黙な官僚政治家との批判が強く、ノーベル平和賞受賞には違和感の声さえ上がった。だが憲法改正を回避し、日米安保体制の安定を確立させる中、沖縄返還、日韓基本条約締結、急激な経済成長に対する社会開発政策など事績は多い。本書は、佐藤の軌跡を追いつつ、核兵器を保有せず大国の地位を獲得した戦後日本を描く。
アニメーション、それはより純粋な虚構。
あなたはその魅力に抗えるか?
拡張される世界。強まる虚構の力。
現実を守る観測者にとって、虚構は敵だ。
……少し前までは。
強大になっていく虚構に対抗するためには、もうそれ自体を利用するしかない。
今や虚構は隣人となり、時には共闘し、時には敵対する。
現実と虚構が真の意味で手を取り合えたならば、次の時代へと辿り着けるかもしれない。
虚構体観測者の作成ルール、300種類以上の追加データ、アニメ作品を題材とした全6話のキャンペーンシナリオなどを収録。実写とアニメが織りなす虚構世界へようこそ。
「生きているということ」は何を指すのか。
人類がたえず考えてきた問題である。
生命はいつ誕生したのか?
私たちの起源はウイルスだった?
子は複製なのか、オリジナルなのか?
この世界は、「生命は細胞からなる」という常識では見えない驚きに満ちている。
本書は巨大ウイルスを手がかりに、古来、科学者や哲学者たちが探究してきた壮大な問いの答えに迫る。
生命の誕生と進化のからくりを、巨細に描き出す。
はじめに
第1章 細胞説の限界 生物と非生物の連続性
1 生物とは何か
2 偏性細胞内寄生体
3 細胞説は崩れるか
第2章 ウイルス 非生物としての生命の存在意義
1 進化のパートナー
2 巨大ウイルスのインパクト
第3章 半保存性への回帰 膜・ウイルス・細胞の新常識
1 ウイルスが細胞にコミットする理由
2 ウイルスの概念を覆す
3 半保存性と脂質の膜
第4章 リボソームが支配する世界 非生命が生命をコードする
1 リボソームとは何か
2 生命のイノベーション
3 生命から非生命への降格
第5章 生命の半保存性 オリジナルがオリジナルを生む
1 複製と変容
2 世界は複製でできている
3 生命の本質
あとがき
主な参考・引用文献
世界中で起きている,患者の自殺という最も重大な問題の予防に向き合うには何が重要か。
自殺の危険の高い患者に対する治療にとって,本書で紹介するCAMS(Collaborative Assessment and Management of Suicidality)の治療的アプローチは革新的な枠組みとなる。
CAMSでは治療者と患者の「協働」が鍵となる。治療者は患者自身も積極的に診断や治療に関与していくよう働きかけることで,治療の効果を最大限に引き出そうとする。著者は,初回セッションでの危険評価,治療計画の立案,その後の評価,終了の決定,終了後の計画といった治療経過で一貫して患者の関与を強調する。
また,CAMSの治療においては自殺状態評価票(SSF: Suicide Status Form)が欠かせず,危険評価用紙としてだけでなく,治療を通して応用的に使用する臨床ツールとなっている。巻末付録にはSSF本体と記入例,記入における各マニュアルを収録しており,実際の臨床での使用を見据えたつくりとなっている。
SSFには,万が一患者の自殺が起きてしまった場合の医療過誤訴訟から臨床家を守る治療の記録としての役割もあり,この問題に関する章も一読の価値がある。
本書は自殺予防に携わる臨床家にとって新たな道標となる治療の哲学と実践的アプローチの書である。
序文
はじめに
謝辞
第1章 自殺の危険の協働的評価と管理ー現代の治療領域における自殺に焦点を当てた臨床的介入
第2章 SSFとCAMSの発展
第3章 臨床的ケアの体制とCAMSの最適な実施法
第4章 CAMS危険評価ーSSFの協働的使用
第5章 CAMS治療計画ー患者と協力して自殺に焦点を当てた治療計画を立てる
第6章 CAMS中間セッションー自殺の危険評価のモニターと治療計画の更新
第7章 CAMS臨床結果と治療後計画ー人生からの教訓と自殺の危機後の人生
第8章 医療過誤訴訟の危険を減らす手段としてのCAMS
第9章 CAMSの適用の拡大と将来の発展
おわりに
附録A 自殺状態評価票(Suicide Status Form: SSF)第4版(SSF-4)
附録B SSF主要評価尺度ー評点マニュアル
附録C SSF生きる理由と死ぬ理由ーコード・マニュアル
附録D SSFたったひとつのこと反応ーコード・マニュアル
附録E 治療ワークシート
附録F CAMS評価尺度(CRS.3)
附録G CAMSについてしばしば尋ねられる質問
附録H ビルに対して実施したCAMSの実例
訳者あとがき
中国の地で生まれ、はるばる海を越えて渡来し、日本の茶人によって大切に守り伝えられてきた「唐物」。現代中国ではすでに失われた曜変天目茶碗や龍泉窯青磁が、日本文化の中でいまだ珍重される理由とは何なのか。日本文化を外からの視点で描くことに定評ある若き中国人研究者による唐物と茶の湯のわびに関する試論的エッセーです。「わびとは何か」という視点で「唐物」を論じ、日本にある中国文化とわびの美を読み解きます。
日本海軍は、英米協調論者とされる米内光政・山本五十六らがいながら、なぜ開戦への道を選択したのか。従来の通説に疑問を呈し、日独伊三国同盟締結にいたる海軍の対応を丹念に検証。戦間期の日本海軍像を描き直す。
序章
第一章 「海軍休日」との決別
第二章 ドイツへの傾斜
第三章 蔣介石との対決
第四章 南進への布石
第五章 太平洋上の満洲事変
第六章 三国同盟の戦略
終章 対英米開戦への道
あとがき
巻末資料
補論 戦争計画なき開戦
経済成長の起爆剤として期待されるイノベーション。
将来への新しい希望であると同時に、「創造的破壊」と言われるように、人々のスキルや生活の基盤を壊す側面もある。
本書は「人」の観点から検討し、創造の促進は元より、破壊の打撃を軽減する方策を考察する。
創造する人、破壊される人の特徴とは?
抵抗と格差を縮小する教育投資、ミドル・シニア層のリスキリングとは?
希望と幸せのための二つのリスク・シェアとは?
■目 次■
はじめに
第1章 イノベーションとは何か
1 「創造的破壊」としてのイノベーション
2 不確実性がつきもの
3 創造の恩恵と破壊のダメージには時間差がある
第2章 創造する人の特徴
1 創造性は才能なのか、環境なのか
2 動機づけ次第で創造性が変わる
3 誰がイノベーションを生み出すのか
4 「創造的破壊」の張本人は誰か
第3章 破壊される人は誰か
1 誰が破壊されやすいのか
2 どのような人が破壊されてきたのか
3 破壊されるインパクト
第4章 新しいモノゴトへの抵抗
1 抵抗を生むイノベーション
2 政府はどちら側につくのか
3 抵抗がなくなる条件
第5章 アメリカ型をマネするな
1 世界をリードするイノベーション大国
2 広がる格差と増える絶望死
3 どこかに正解がある?
第6章 自己責任化する社会
1 リスクの取り方、分散の仕方
2 個人が引き受ける破壊リスク
3 広がる自己責任と、狭まる「他者への責任」
第7章 創造と破壊のためのリスク・シェア
1 政府の再分配
2 リスク・シェアのさまざまな可能性
3 イノベーションを方向づける
おわりに
謝辞
参考文献
註記
初心者でも大丈夫!WordPressの仕組みを理解して応用できるスキルを身に付ける!この方法なら悩み解消!
国家資格・公認心理師が誕生し、より一般普遍的なカウンセリングの方法が求められている今、ロジャーズのカウンセリング理論(自己一致、共感的理解、肯定的関与)から発展したフォーカシングをベースとした心理療法は、日本のカウンセリングにおける共通基盤としての実践理論にもなりうると考えられる。本書では、基礎や専門用語を解説したうえで、実際の臨床場面での実践、プロセスを、具体的な事例に即して丁寧に示す。
「世界人類が平和でありますように」というお祈りが魔法のボタンのような働きをして生まれたユーモアあふれるお話の数々。大人にも子供にも新しい発見が……。
リハビリテーション医学を平易かつ網羅的に解説しており,確かな知識がつく教科書.総論部分では全体を概観し,各論部分ではリハビリテーションに関わる各疾患について,概念,評価,治療などを簡潔に解説している.今改訂では,「がん・悪性腫瘍」の章を新設したほか,学問領域の進展にともなう情報更新を行い ,より充実した教科書となった.
戦前に外相を4度務め、経済重視の国際協調を主導、戦後は占領下、首相として日本国憲法制定に尽力した幣原喜重郎。外交官の中枢を歩み、欧米との関係を重視した「幣原外交」は、軟弱と批判されながらも中国への不干渉を貫き、政党政治を支えた。満洲事変後の軍部台頭に引退を余儀なくされるが敗戦後、昭和天皇に請われ復活。民主化や憲法9条の成立に深く関与する。激動の昭和期、平和を希求し続けた政治家の実像に迫る。
2024年11月1日から施行されたフリーランスのための新しい法律「フリーランス法」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)について、図解でコンパクトに解説します。受注者・発注者共に押さえるべき新常識がよくわかります! 新しい「7つの義務」がよくわかる! 取引適正化のポイントがよくわかる! 義務違反した時の対処法がよくわかる! 従来の下請法との違いがよくわかる!
令和7年度試験対策。出題実績に基づいた良問で、基礎力を養成!
中国語に由来する、日本の漢字の音読み。
たとえば「行」という字にはコウ、ギョウ、アンと読み方が三種類もある。なぜこんなに複雑なのかーー。
遣唐使がもたらした漢音、仏教用語に多い呉音、同じ仏教でも禅宗にまつわる唐音。
これらの音が日本に伝来した時代や経路、定着した経緯を、音韻史の専門家がわかりやすく解説。現在の体系ができあがった歴史的背景を明らかにする。
ややこしくて面白い、音読みの世界への招待。
はじめに
序章 漢字の音読みとは
漢字の「読み」はたくさん?/中国からやってきた漢字/呉音・漢音・唐音の違い/ちょっと変わった唐音/漢字は表語文字/六書と表語・表音/音読みと訓読みの由来/訓読みは漢文の訓読から/漢字で和語を表した万葉仮名/複数の音があるのは日本だけ?/中国語諸方言/漢字文化圏/漢文訓読の起源と展開/台湾の訓読み
第一章 仏教経典とともにーー呉音
呉音で読まれる語/最初は呉音ではなかった?/和音と対馬音/中国の呉音と日本の呉音/呉音伝来の経緯/当時の中国南方音/呉音の声調に関する言説/呉音には複数の層がある/万葉仮名と「古音」/仏教と漢音奨励/音読された仏教経典/仏典の字音点と音義/さまざまな法華経音義/音義と古辞書
第二章 遣唐使とともにーー漢音
最初は漢音ではなかった?/唐代の長安音/遣唐使がもたらしたもの/日本語として定着した漢語/漢音の声調について/漢音の日本語音化/儒学で学習された漢音/音読と訓読/漢音の資料/仏教教学と漢音/さらに新しい新漢音
第三章 禅宗とともにーー唐音
意外に多い唐音語/呉音・漢音との違い/中国宋・元・明代の漢字音/当時の中国との交流/新仏教としての禅宗/禅宗と漢籍/『聚分韻略』/江戸時代の禅宗/江戸時代の唐音学習/中世唐音と近世唐音
第四章 中国語音韻学
中国語音について/中国語諸方言音/中国語音韻史/詩文押韻の規範となった韻書/反切について/詩作のルール/切韻系韻書以後の韻書/漢字を図面で表した韻図/中古中国語音の音価推定
第五章 江戸時代の漢字の音整備
漢語の仮名遣い/「宝」の仮名遣い/「明」「寧」の漢音/漢音・呉音の区別の実際/漢音・呉音の認識/伝統音と韻書の音との狭間/『韻鏡』による漢字音整備/文雄の『韻鏡』研究/本居宣長と字音仮名遣い/人為的な漢音・呉音の区別/漢音・呉音から外れた俗音
終章 作られた漢音・呉音の枠組み
漢和辞典の漢音・呉音/明治時代の漢和辞典/日本版『康熙字典』/台湾語研究と漢字音/東アジアにおける流れ/漢字音の蒐集と整理/漢音・呉音の規範と実際/慣用音について
あとがき
参考文献
1945年の敗戦後、マッカーサーを頂点にGHQの支配下に置かれた日本。当初占領政策は非軍事化・民主化を推進、平和主義を追求した日本国憲法が花開く。だが冷戦が深まる中、日本を「反共親米」にすべく、政策は経済復興に転換される。51年、朝鮮戦争の最中に結ばれたサンフランシスコ講和条約は日米安保条約とセットの締結となった。本書は、21世紀まで続く「戦後体制」が創られた日本占領7年間の全貌を描く。
(本書の内容)
「好きなこと」「やりたいこと」ができる学校に行きたい、自分の生活リズムに合う学校で学びたいなど、自分の目的・気持ちから学校を探せるガイドブックです。
高校でやりたいが決まっている人はもちろん、まだやりたいことがわからない人も今の自分の「気持ち」から学校探しが始められる内容となっています。
収録している学校の多くは、個々の状況に応じて、登校日数や時間帯が選べるところばかり。自分のペースで無理のない学校生活が送れ、好きなことややりたいこともできる、そんな理想な学校を本書で探してみてください。
●読み切りマンガ付き!
「通信制高校STORY やりたいこと中心の学校生活で得られた自信!」
(原作:学びリンク編集部/マンガ:藤島 美音)
今まで様々な通信制高校・サポート校の生徒に取材してきた学びリンク編集部が、「好きなこと×学校生活」をテーマにリアルな通信制高校生の様子をマンガ化!
●“好きなこと”“やりたいこと”から学校を探してみよう!
音楽、スポーツ、芸能、マンガ、ファッションなどの興味関心。
みなさんが高校生活で打ち込みたいことや学校に求めるサポートを全26の項目にまとめました。項目に当てはまる学校をすぐ見つけることができます。
●「やりたいことがわからない…」そんな人でも今の“気持ち”から進路を考えられる!
「好きなことを楽しみたい!」「勉強をしっかりしたい!」「安心できる環境で過ごしたい!」など、大まかに6つに分けられた“気持ち”から学校探しができます。
(目次)
≪Special Interview≫
☆お笑いコンビ はんにゃ. 川島章良さん
リズムネタで大ブレイクしたお笑いコンビ・はんにゃ. 川島章良さん。昨年開校したeスポーツ高等学院ではアンバサダーを務め、通信制高校生と接する機会も多いといいます。そんな川島さんに通信制高校への印象やご自身の学生生活、好きなことを仕事にすることについてお伺いしました。
≪読み切りマンガ≫
「通信制高校STORY やりたいこと中心の学校生活で得られた自信!」
(原作:学びリンク編集部/マンガ:藤島 美音)
≪生徒インタビュー≫
それぞれの目的を叶えられる学校を見つけた先輩たち。今は、トコトン好きなこと、やりたいことに突き進んでいるようです。そんな先輩たちに、学校と出会うまでの道のりや高校生活の様子を伺いました。
≪特集≫
【特集1】どんなことができるの?通信制高校のeスポーツ
【特集2】海外留学特集
・通信制高校だからこそできる 効率よく自由で安心な留学
・教えて先輩! 高校の留学ってどんなの?
【特集3】進学・就職にもつながる探究学習
その他、好みの制服から学校を探せる「制服COLLECTION」や学校のしくみがわかる解説など掲載!