長年の通訳者・通訳養成者としての経験をもとに、通訳者の訓練法および通訳者になるための勉強法を具体的に提示。
「多言語主義」は、本当に普遍的な価値たり得るのか。現代世界において「言語」はどのような問題の場としてあらわれているのか、世界各地域の多言語状況から問いかえす。「言語問題」とは、「言語」の問題ではなく、「人間」の問題なのである。
対象者は学部院生・英語史に興味をもつ方です。中上級の研究者・指導者にも資すれば幸いです。本書は英語史の知識・雑学を伝える参考書ではなく、歴史英語学の実証研究に必要な観察力・着眼点を磨く実践書です。提出物・論文の題目選定や作成に資すれば幸いです。「学生時代にこのような書があったらどれほど助かったことか」との思いより本書を書き上げました。「知識はあるが、それを活かせない。提出物・論文に対してどうしたらよいのか全くわからない」といった(大きな)悩みを少しでも解消させる書を目指しています。読者が共感し、本書より得るものがあれば、それは著者の大きな喜びです。
理論言語学が自然言語の統語・意味・形態・音韻の基本的な性質を明らかにしてきた今、言語学者の関心の主軸は、言語間のミクロな変異や同一言語の漸進的な変化の記述と、その原因の探求へと移り始めており、生物学者も、生物進化と言語変化の相同性に着目し始めている.本書は、30人の研究者が、最新の言語理論とコーパスや統計などのツールを使って、言語の変化・変異・獲得・進化の様相の記述と本質の探究を目指す論文集である。
執筆者(五十音順):青柳宏、秋本隆之、石崎保明、茨木正志郎、扆林亚、小川芳樹、岸本秀樹、佐藤陽介、佐野真一郎、下地理則、新谷真由、杉崎鉱司、鈴木亨、高橋英光、高橋康徳、田中智之、時崎久夫、中山俊秀、縄田裕幸、南部智史、新国佳祐、藤田耕司、堀内ふみ野、前田雅子、前田満、宮川創、村杉恵子、森山倭成、柳朋宏、和田裕一。
「日十大王」とは誰か、すべてはそこから始まった。在野の巨人・石渡信一郎の研究をうけ、仁徳を疑い、隅田八幡宮人物画像鏡銘文の解読から、百済から渡来した昆支・余紀(継体・男弟王)兄弟という、古代史最大の謎を解明する、画期的な書。
翻訳の第一人者である著者は、なぜ翻訳の世界に足を踏み入れることになったのか。このエッセイは、翻訳に潜む魔物に魅せられてその森に迷い込み、悪戦苦闘しながらも、同時にそこからこの上もなく大きな喜びを得てきた著者が、自身の軌跡をたどりつつ、文学との出会いや楽しみ方、翻訳をする際の心得やコツを、縦横に語り尽くしたものである。
「どうして分かってくれないの…」コミュニケーション不全に悩むあなたを応援します。
本書では、1980年代から2000年初頭までに文書として提示されたオーストラリアの言語政策を中心に、その政策策定の経過を追い、特に教育に関するところに焦点を当てている。これらの言語政策について包括的に記述すると同時に、学校の中やコミュニティに生きる人々のさまざまなことばへの思い、それらの人々をつなぐ力に光を当て、それによって何が起きてきているのかを見出そうとしている。そして、政策を動かす背景となる社会の態様や言語・文化観との相互作用についても考察を行っている。
話し上手にはなりたいけど、こわい訓練みたいなことはイヤ。口げんかみたいな激しいのや、騙すみたいなあざといのもダメ。お互い楽しくなれて、気の利いた一言がいえればそれでいいー実はそんな方のための実践書。
新郎新婦の分析マニュアル。これでOK!スピーチのポイント。立場にあわせた文例多数。
和辻哲郎の表現論と対峙しつつ、実用の観点では捉えきれない言葉の本源的な性質を問う。
恋にさびしい「サビ女」が、恋にいそがしい「魔女」に変身!好きな彼に告白させる「魔女」の手口とは。
外国語を身につけるにはどうすればよいか?翻訳はどのようにするか?文学は何の役に立つのか?英語とフランス語の東大教師が、「語学」「翻訳」「文学」をめぐってその営みの核心を語り尽くす。英語が好きでたまらなかった斎藤。フランス小説・詩に魅せられた野崎。そんな原点をもつ両者が、ふたつの言語の受容のされ方から、その文学の性格のちがいまで対話を繰り広げる。「外国語や異文化に出会うとはどういうことか」を知る絶好の一冊。
ソシュール記号学の伝統とその理論および用語体系をデザインしなおし、読者に問いかけ対話しつつ記号学の現在を問いなおす。
「聞き返されるようになった」
「口がうまく回らない」
「カラオケでうまく歌えなくなった」
「同級生を見て、ふと自分のことも気になった」
「まだ若いのに、声が低くなった気がする」
はっきりした自覚がなくても、これは「声の老化」のサインかもしれません。
「歳」だから仕方がない……とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習法で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
この本は、高い声を出したり声を遠くに響かせたり、ハリのある声を保ちたいという方に向けた発声法を紹介しています。
割りばしやペットボトルなど、身の回りの道具を使い、楽に声が変わるのを実感してください。
トレーニング時間は2分ほどと、すぐに効果が実感できるものばかり。
もちろん毎日続けることで、さらに効果が高まっていきます。
■本書の特徴
・大きな文字で読みやすい!
〜本のサイズと文字が大きいので、読みやすく実践しやすい仕様になっています。
・動画対応でわかりやすい!
〜PCやスマートフォンから著者によるトレーニング動画を視聴することができます。
【体験すると凄さがわかる! 上野式トレーニングとは?】
上野ヴォーカルアカデミーが長年蓄積した経験と独自の発想によって、従来のボイストレーニングとは異なる視点から、効率的に声を変えていくメソッドです。
「発声はスポーツ」という理念のもと、目的に合わせて身の周りにある道具を使いながら、「声帯」「口輪筋」「腹筋」「舌」などの筋肉を効率良く鍛え、強さと柔軟性をつけていきます。
[目次]
■第1章 声が年をとるということ
■第2章 よく響く声を出す
■第3章 スラスラとしゃべれるようになる
■第4章 滑舌に抜群の効果!「らたなかさ体操」
■第5章 声に力を出すための喉を作る
■第6章 安定した声を出す
■著者について
上野 実咲(うえの・みさき)
上野ヴォーカルアカデミー代表。1989年レコードデビュー、上野たけし、上野直樹親子に師事。上野親子の楽曲でコロムビアレコードより再デビューして以降、テレビ/ラジオ/俳優/講演活動などボイストレーナーとして幅広く活躍中。出演番組は『とくダネ!』(フジテレビ)、『カンブリア宮殿』(テレビ東京)、『Rの法則』(NHK)、『チャート博覧会』(テレビ朝日)など多数。著書に『まずはこれだけ! まねるだけボイストレーニング』(学研プラス)がある。
※本書は2017年11月発刊の『声が20歳若返るトレーニング』(GTB01093583)に加筆・再編集を行い、動画対応としたものです。
専門知識、実務経験がなくてもプロになれる! 先入観と「できるわけがない」を捨てろ! 短大卒、英検3級の「ずぶの素人」が特許翻訳者になり2年後に月収100万円超を実現したその方法とは!?
専門知識、実務経験がなくてもプロになれる!
先入観と「できるわけがない」を捨てろ!
短大卒、英検3級の「ずぶの素人」が特許翻訳者になり2年後に月収100万円超を実現!
1992年、春。私は翻訳者になると決めて2週間後に、フリーの特許翻訳者として仕事を始めました。初年度の翻訳収入は7ヵ月で約700万円。翌年は1年でほぼ倍の約1300万円になりました。特別に単価の高い仕事をしたわけではありません。私は文系の短大出身、翻訳学校で勉強したこともなければ、翻訳の実務経験もありません。英語はといえば、学校のテストで平均点を割ることなど当たり前で、英検は3級どまりです。むしろハンディがありました。なぜなら、家事を1人でこなし、1歳半の娘の世話もしなければなりませんでしたから。それにもかかわらず、営業をまったくしなかったのに口コミと紹介だけでお客様が増え、数ヵ月先まで仕事の予約でいっぱいの状態になっていったのです。--<「まえがき」より>
●未経験で特許翻訳者になる
●速度を上げると品質が上がる
●やったぶんだけ収入になる仕事!
●「高い語学力」という幻想
●その「業界」で通用する訳を探す
●ネイティブが納得する英文を書く
●伸びる翻訳者が使っているもの
●「辞書を引かない」は可能か
●「文字入力」をしないですます方法
●2度引きをなくす画期的な方法
書き写して、コピーして、貼り紙ひとつで「おもてなし」。
貼り紙、案内書きに欠かせない文例を、6か国語(7つの言語)に翻訳して200余り掲載。
訪日客をめぐるトラブルの事前防止に、また、外国人が快適に過ごせる環境づくりに大活躍の1冊!
小売店・飲食店、自治会、民泊に悩むマンション管理組合…あらゆる場所・シーンで役立ちます。
<本書の特長>
■外国人にきちんと伝わる正しい翻訳
■英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語・タイ語・ベトナム語・ポルトガル語の7言語に対応
■「通行案内」「マナー」「タバコ」「トイレ」「飲食・小売り」などのシーン別にフレーズを分類
■<付録>コピーしてそのまま使える貼り紙図案つき