見応えのある美術館として、展示、運営等内外にその存在感を示し、現在も精彩を放つ個性ある活動ぶりは全国美術ファンの注目の的。創立から現在までの「鎌倉近美」50年の奮闘の跡を辿る。
鎌倉幕府の権力を支えるべく構想された御家人制は、どのような歴史的展開をとげたのか。その過程は幕府の滅亡とどのように関わるのか。御家人が幕府から離反するにいたる理由を探り、御家人制の展開過程を解明する。
“鎌倉将軍”の異名をもつ明法大サッカー部コーチの椎橋。彼が学生の房子と鎌倉山の別荘でデート中、突如寝室の外で火が燃え上がった。それに気を取られている隙に、房子がベッドの上で刺殺された!さらに、死に際に彼女が遺した一語「けまり」の意味するものとは?神奈川県警の加賀美警部が極秘捜査に動くものの、やがて第二、第三の殺人が…。
毛越寺・六義園・小石川後楽園・三渓園・有楽苑・永保寺・玄宮園・円満院・西芳寺などを紹介。付録として、名勝指定庭園一覧・重文指定の茶室一覧を付す。
日常何気なく使用している紙にも、いろいろな歴史があり、また、多くの種類があり、いろいろな性質を持っている。本書は、そんな紙について解説した本である。
何かを始めるとき、選択に迷うとき、「あの人」との将来を知りたいとき…。「宿命81星」占いには、「いい選択をし、“幸運の波”に乗って最良の人生を過ごす」ためのヒントが隠されている。
日本の宗教家がこのときほど真剣・真率な肉迫をこころみ、このときほど仏教が、新鮮な魅力を発揮した時代は、他にないー先駆者たちの足跡を辿る。
西暦一二七四年-ついにモンゴル帝国大カアン・クビライは、大遠征軍を九州に派遣した。歴史上名高い「文永の役」である。モンゴル軍は博多に上陸、日本軍と大激突するが、指揮系統の齟齬、九州御家人の奮戦、そして大嵐と、モンゴル軍は撤退を余儀なくされてしまう…。モンゴル軍の参謀として従軍した唐操嵐こと御厨太郎は、その手腕をクビライに認められ、対南宋戦においても著しい戦果を挙げた。南宋が平定されると、クビライは再び日本へ大遠征軍派遣を決定。いわゆる「弘安の役」である。史実ではまたしてもモンゴル軍は撤退。しかし遠征軍の一部隊を率いる御厨には、恐るべき秘策があった!はたして歴史は変わるのか。
「日蓮教学、破れたり!」カズタマ数理の大家が深い洞察により解き明かした鎌倉期仏教の本質。目に見えない壁の向こうの光を求めた「日蓮と道元」の体当たりの行動力と意識の世界を見据えた生き方。そこに21世紀の日本人の姿がある。