個人の心を支えているのは、自らの内面に養われた「精神」と、「身体(習慣)」である。かつての日本人は、論語の素読や禅の修養、あるいは時代が共有していた「向上心」などから精神の柱をバランスよく培っており、また手作業などの身体的習慣に勤しむ人も多かった。では現代の、こうした機会に乏しい日本人はどうすれば成熟できるのか。本書は身近な方法として、文化的な趣味にハマること、呼吸の工夫、10秒間体操などを提案する。二十数年身体と精神について研究してきた教育学者の意欲作。
スウェーデン、フィンランドなど北欧諸国を抑えて「子どもの幸福度」1位に輝くオランダ。400年の交流がありながら、日本人はこの小国をあまり意識してこなかった。ところが震災を経て混迷を深めるいま、1000年に及ぶ洪水との死闘を乗り越え、欧州屈指の低失業率で経済的にも安定を続けるオランダが一躍注目されている。自由闊達な対話を認め、問題解決に向け協力し合う関係性豊かな社会。日本人にもっとも欠けている「不確実性に強い知的弾力性」はどこからくるのか?“オランダ的思考”の強さの秘密。
モノや情報が氾濫する現代。周りに流されず、本当に価値のあるものを見抜くための「目利き」の能力が、あらゆる人にとって不可欠になっている。本書はカリスマバイヤー、マーケッターとして知られる著者が、自身の経験を元に本当にいいモノや人を見極めるための方法を説く。自分の判断に自信が持てない人、自分の軸を持ってブレずに生きていきたい人は必読の一冊。
アジェンダ、アセスメント、オルタナティブ、ガバナンス、コンテンポラリー、スキーム、デバイス、プロトコル、マイルストーン、リテラシー……。▼意味不明なカタカナ語を誰かが何気なく口にして、「わからないけど聞くのは恥ずかしいな……」と思ったことはありませんか?▼本書では、「新聞・ニュースに頻出する時事語」「聞いたことあるけど使えない経済・金融語」から「出てくるとお手上げのIT用語」「知らないとはいいづらい最新流行語」まで、常識として知っておきたいカタカナ語を一挙超訳&解説(超訳例:「コンフィデンシャル=二人のナ・イ・ショ!」)。▼それぞれのカタカナ語の類義語や関連語も多数紹介しているので、本書をひと通り読めば、知ったかぶりをして恥をかくことはなくなるはず。また、巻末には50音順の索引もついており、通常の辞書のように使うことも可能。▼「読む」もよし、「引く」もよし、のお得な1冊。会話でビクビクしたくない人は必携(読)!▼文庫書き下ろし
老化の原因となる物質が、ついに発見された!名前は「AGE」で、この物質こそが老化のスピードを決めている。皮膚にしわがよったり、血管がボロボロになったり、骨や筋肉が弱くなったり、認知症やがんの発症にも、この物質が関係している。本書は、この謎の物質AGEの正体を解き明かし、AGEを体の中にためない生活習慣を紹介した本邦初の書。その鍵を握るのは、主に血糖値と食事の内容で、食材と調理法によっては、老化の予防も可能だと力強く訴える。
内容を整理しないで説明したり、言いたいことだけを述べて、「何を言いたいのか、分からない」と、相手から叱られていないだろうか。ビジネスでは、自分の考えを分かりやすく説明して、さらに相手に気持ちよく納得してもらえなければ、望む結果は得られない。本書は複雑なことをシンプルに考える方法から、相手を説得するための最適な方法の選び方まで、ビジネスの現場で使える実践的ロジカルシンキングを解説する。
フライパンは持っていないのに、さくらんぼの種抜きはある! 「道具選びは、これでいいのだ」と言いきる、人気スタイリスト・伊藤まさこさんの台所道具の本ができました。▼本当に必要なものを、厳選して集めた伊藤さんの台所道具を一挙公開いたします。また、その台所道具を使ってつくる美味しい一皿も紹介。▼さらに、糸井重里さん→土鍋で杏ジャム、高橋良枝さん→チーズおろしでじゃがいものニョッキ、ケンタロウさん→鉄のフライパンでチキンソテープレート、おさだゆかりさん→北欧の鍋でサムゲタン、皆川明さん→時間を楽しむためのコーヒーの道具など、素敵な5人のゲストの道具と一品もご紹介いたします。台所に立つことが楽しくなる、愛しい道具とおいしいレシピの本です。
一次資料を満載したビジュアル解説本。
先の見えすぎた男が背負った重き十字架。信長が惚れこみ、秀吉が畏れた武将・蒲生氏郷の知られざる生涯を描く。
今、日本が世界を圧倒する業界の現場を大公開!日本中が不況に泣いていた時期から右肩上がりを続けるソーシャルゲーム市場。テレビを見ていてもソーシャルゲームのCMが日に日に増えていくようだ。ユーザーでない人にとっては、一体なぜここまで儲かっているのか不思議でならないだろう。本書では、その秘密について、ゲームをしない人にもわかりやすく解説、他産業へのヒントとなるノウハウを可能なかぎり抽出した。
最終シークエンスが発動!?UFOカルト集団に拉致された地球外知的生命体!?地球は監視されている。
本書は、欧米MBAではポピュラーなのに、日本ではほぼ浸透していない“人・組織を動かす仕組みと技術=マネジメントコントロール”をわかりやすく解説した初の新書である。「人を動かす力」を科学的に解明したこの仕組みは、アルバイトの管理を任された新人マネージャーから経営者まで、すべてのリーダーにとってヒントとなる。
宇宙は何で作られているのか?重さの素となる「ヒッグス粒子」、宇宙創生の秘密につながる「超ひも理論」、莫大なエネルギーを生む反物質、あまりにもふしぎな仮説の数々…。
戦場のスクープ写真が物語る「残虐な日本兵」という虚像。“自虐史観”を終焉させる写真満載のビジュアル解説本。
「自分らしく生きたいのに、自分らしく生きられない」「社会の価値観や“幸せの基準”にとらわれて、振り回されてしまう」……そんな風に、「周りの目を気にした人生」ではなく、あなたが「心から納得できる人生」を、始めていきませんか?▼本書では、ブレることなく、心から満たされ、深い幸せや安らぎを感じながら、嬉しいことが次々と起きていくーーそんな、「望んだ以上の幸せ」を手に入れる方法を紹介します。プロフェッショナルコーチである著者は、「個人セッションの予約が1200人待ち」という人気で、これまでに3000人以上の人を幸せに導いてきました。「あなたの足を引っ張る本当の原因」「あなたはもっと甘えてもいい」「いつも100%愛される人の共通点」「賢いお金の使い方」など、仕事や恋愛、お金編の実践的なアドバイスも充実しています。そして、効果は絶大です。▼次はあなたが幸せになる番です。さあ、一緒に始めていきましょう。
扉を開けたその先には、不可解な景色が広がっていた。深い眠りに就いた少女は、ひとり夢の中をあてもなく歩きはじめる…伝説のフリーゲーム『ゆめにっき』小説化。
あなたの町にある、その「いわくつきの舘」に安易に足を踏み入れてはならないー▼惨劇から1週間後、シュンは町外れの洋館<ジェイルハウス>へ近づかないでほしいとクラスの仲間たちへ強く歎願する。しかし、逃れえぬ運命なのか、再び洋館へと引きずり込まれることになったひろし、卓郎、美香、たけしの4人。現世とは隔絶された館の中で、この世のものとは思えぬ造形をした青い肌の怪物が追ってくる! 生還できるのは誰なのか?▼超人気フリーホラーゲーム「青鬼」公式ノベル化シリーズ、待望の第2弾始動!
教科書では教えてくれない生物のはなし。▼進化生物学者であり、ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が、生命の不思議を鮮やかに解き明かす。▼○本書の目次より▼生命の誕生はただ一度の奇跡/伝わらないものは残らない/生物は合理的にできている/DNAはなぜ二重らせんなのか/細胞の誕生/ゲノムの戦い/植物はなぜ緑色?/細胞は協力しあう/ハチはなぜ協力するのか?/あなたはどの臓器になりたい?/超個体の誕生/アリはバカなのになぜ一番良いものを選べる?/脳とアリは似ている/ヒトもミツバチも鬱になる/メスとオスがあるのはなぜ?/できるだけ得をするための雌雄の戦い/雌雄で別種/生き延びるために闘う? 逃げる?・・・
「エクサスケール・コンピューティング」によって、すべてが変わる。世界コンピュータ・ランキング消費電力性能部門「Green500」で独自技術により世界第2位を獲得した気鋭の研究開発者が描きだす鮮烈な未来。
必要でない物と人を捨てる。無理をしている自分に気づく。仮面をつけて生きてきた過去を消化する。見失った自分の本性を探す。…世の中には、本当のやさしさと偽りのやさしさがある。あなたが幸せになるために必要なのは、「本当のやさしさ」である。