トム、モペット、ミトンは、いつも元気な子猫のきょうだい。ところが、モペットとミトンがおびえています。家のなかで、こわい生きものを見たというのです。そのころトムの前には、大きなねずみが2ひき。なんと、トムを食べようと、おそいかかってきました!
小さくて愛らしいマウス、人とのコミュニケーション能力が高いラット、表情に癒やされるスナネズミと、どのネズミもみな、魅力にあふれています。
共通しているのは見た目や仕草のかわいらしさに加え、とても賢くて好奇心旺盛だということ。
多頭飼育をすれば、仲間同士のコミュニケーションも楽しむことができます。
カラーバリエーションが豊富なことも魅力のひとつでしょう。
家族として迎え、一緒に暮らしているとどんどんいとしさがつのっていく、そんな動物たちです。
一般的には「飼いやすい」とされるこれらのネズミたちですが、小さなネズミが家族に1匹加わるだけでも飼い主の生活には変化が生じます。
ただ「生かしておく」のと「できるかぎり適切な飼育管理を行い、その個体がもって生まれた寿命をまっとうさせる」のとはまったく違うことです。
本書では彼らのことをよく知って、よりよい暮らしを提供することがネズミたちも飼い主もますますハッピーになれることをモットーに、マウス、ラット、スナネズミの知識や情報、飼育管理のノウハウをていねいに紹介しています。
また、本書は獣医師の三輪恭嗣先生に監修して頂き、飼い主の皆さんからの経験談や工夫、写真を随所に散りばめ、飼っている方が知りたいと思うことを網羅しました。
■目次
はじめに
Chapter1 日本と世界のネズミたち
Chapter2 ネズミの行動と心理を知ろう
Chapter3 ネズミを迎えるにあたって
Chapter4 ネズミの住まい
Chapter5 ネズミの食事
Chapter6 ネズミの世話
Chapter7 ネズミとのコミュニケーション
Chapter8 ネズミの繁殖
Chapter9 ネズミの健康管理と病気
Chapter10 ネズミの文化史 江戸時代のネズミと人
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現在、大規模な野生動物の救出作戦が世界中で進められている。その舞台は、大海原に散らばる島々だ。余り知られていないが、地球の陸地の5パーセントに過ぎない島嶼に、危機的な状況にある生物の半数が棲息している。それら絶滅危惧種にとって最大の脅威は、本土から人間によって持ち込まれた動物たちだ。ネズミ、ネコ、イタチ、ブタ、ヤギ……。人類が地球全体に広がった時期に島々に侵入した捕食者たちは、無防備な先住者たちを襲い、その環境を破壊し続けた。
本書は、ニュージーランドの「飛べないオウム」カカポや、アリューシャン列島のウミスズメ、バハ・カリフォルニアの海鳥など、外来生物によって絶滅の危機に瀕した生物と、その保護に立ち上がった人々の苦難の歴史を描く。しかし、物語は悲劇では終わらなかった。近年になって、意欲的な自然保護グループが登場し、島の固有種を救出し始めたのだ。現在、地球上の800以上の島々で、生態系を破壊する動物の駆除が進められている。その手法は驚くほどスピーディーで徹底的だった。なにしろ空中からヘリで毒餌を散布し、敵を皆殺しにするのだから。その「非人道的」な駆除方法に対して、学者や動物愛護団体から激しい反撥が起きるーー。
著者は科学ジャーナリストのウィリアム・ソウルゼンバーグ。地球的規模で起きている生物多様性の減少が、人類が1万5千年前に大型捕食動物を次々と絶滅に追い込んだゆえに起きたことを指摘した『捕食者なき世界』の著者で、本書はその続編ともいえる。ひとつの種を救うためには、ネズミなどの外来生物を一匹残らず殺戮する必要があるというパラドクスを描いた、サイエンス・ノンフィクションの傑作。
やあ、ねずみくん、クリスマス・プレゼントの山じゃないか。だけど、はらぺこおおぐまのことわすれたの?クリスマス・プレゼントには目がないんだって。どうする。
まいばん、オランダのマウリッツハウス美術館にねずみのマウリッツがあらわれ、フェルメールのえがいた「真珠の耳飾りの少女」にあいにいきます。でも、あの子はどこ?ぬすまれたんだ!なかまとあの子をすくいだせるでしょうか?
世界中の小学生が夢中!世界150か国1億4千万部突破の絵ものがたり! ここはねずみ国の首都・新ねずみ市のねずみ新聞社。大スクープ!地下鉄のトンネルに、ばけネコが出たらしい。このままじゃ、みんなが地下鉄をつかえないよ!トンネルをたんけんして、ばけネコの正体をつきとめよう!
企業のCMやポスター、グッズのアート等、マルチに活躍するアーティスト松本セイジ監修のブランケット付録BOOKです!
付録は、アート作品のひとつ「ねずみのANDY」が描かれた、ふわふわのブランケット。横140cm×タテ60cmとビッグサイズのブランケットは、ボタンが付いているので、肩に掛けてボタンで留めてケープのようも使えます!
自宅やオフィス、アウトドアや移動中など様々なシーンで活躍します♪
読んであげるならおよそ6才くらいから。
小さなぼくの 大きなゴミ革命!
あきらめない心を育む絵本
クチュが住むランブイエの森に続く公園は、いつも人間のゴミでいっぱい!
雨の日も、風の日も、一生懸命片づけても、毎日新しいゴミが捨てられてく。
「そんなことしても むだだよ」と 友だちのレイジーはあきれ顔だけど、 それでもあきらめずにゴミを拾い続けた。
いつになったら、きれいな公園になるのかな⁉
子ねずみのチッくんは、病気でねているお母さんねずみと“ふたり”暮らし。戦争末期の、食べるものもない時代でしたが、ご主人の千倉少尉から乾パンやコンペイトウをもらっては、おなかをいっぱいにしていました。
ある日の夜、千倉少尉はチッくんに『よだかの星』という本の話をしてくれました。それは、みにくい鳥のよだかが、乱暴者のたかにいじめられて、空にのぼって星になってしまうお話でした。
戦火は次第に激しさをまし、少尉とチッくんにも別れのときがやってきましたーーーー。
のねずみチッチは、みずうみへピクニックにいきました。「よーいしょのちゅう!」いかだもみんなでつくります。よるになると、ほしがまたたきはじめましたが、それは…?のねずみ一家の幸福感あふれる一日をのびやかに描いた絵本。
ヴァレンティノの黒いレザースーツに身をつつみ、事件のなぞをとく… わたしはスパイ!
パリの古いおやしきでメイドとしてはたらくアビゲイルは、好奇心おうせいなブタの女の子。「プライベートジェットのそうじゅうってむずかしいですか?」「そのブローチはアンティークかしら?もしかして純金?」なんでも知りたくてたまりません。質問ばかりしているせいで、ある日とうとう仕事をクビになってしまいました。
そんなとき、ボスたちがなぞの車にさらわれ…アビゲイルはもちまえの好奇心で事件を追いはじめます。手がかりはカフェ・ド・フロールの紙コップ、そしてグッチの赤いローファーをはいた人間たち…!?
シャネルやディオールと仕事をしてきたファッションイラストレーター、ミーガン・ヘスによる、大人気絵本クラリスシリーズのスピンオフ第2弾!
いつも、いろいろなスキルと道具でみんなを助けてくれるたのもしいアビゲイル。かわいいメイドさんが華麗なスパイに大変身するきっかけとなった事件を、衣装の変化とともにお楽しみください。
巻末のファッションコメントが入った著者あとがきは、日本語版のみのスペシャル特典。主人公とおそろいの衣装に身を包んだ著者の近影もお見逃しなく!
「でんかしょう、でんかしょう」。声のするほうへおじいさんが行ってみると、やせたねずみと太ったねずみが相撲をとっていて…。
●「はじめての世界名作えほん」シリーズ●
日本の昔話や世界の昔話、世界の名作を、美しいことば、親しみやすい絵、手ごろな価格でお届けします。はじめての読み聞かせをする1歳児から、ひとり読みのできる6歳児まで、子どもたちの成長に合わせてお読みいただけるシリーズです。
特徴1 ラインナップは、豊富な全80巻
古くから語り継がれてきた「日本の昔話」、グリム童話をはじめ広く親しまれている「世界の昔話」、アンデルセン童話に代表される子どもにも大人にも愛される「世界の名作」を幅広くラインナップ。お子さまの興味に合わせてお読みいただけます。(2020年10月までに、全80巻刊行予定。)
特徴2 手軽さ
お子さまの手にもぴったりの持ち運びしやすいサイズで、忙しいパパママでも読み聞かせしやすいボリューム感です。さらに、1冊350円というお求めやすい価格になっています。
特徴3 親しみやすいイラスト
『まんが日本昔ばなし』『忍たま乱太郎』などを手がけるアニメーション企画・制作会社の亜細亜堂総指揮の本格的アニメーションイラストを採用。ベテラン作家による、親しみやすく本格的なイラストをお楽しみいただけます。
特徴4 安心感
児童文学者・西本鶏介氏による充実の解説が巻末に掲載され、親子ともにおはなしへの理解が深まります。また、小さなお子さまがあつかってもこわれにくいじょうぶな製本(上製本)になっています。
特徴5 読みやすい文字
本文に「教科書体」を採用し、読みやすく、文字の形を正しく知ることができます。また、本文の漢字・カタカナにはすべてルビがふってあるので、はじめてのひとり読みにも最適です。
このいえには、にんげんのかぞくのほかに、ねずみたちのかぞくがすんでいます。ある日、ねずみたちが退治されると知ったこどもたちはねずみに手紙をかきました。すると…。ユーモラスであたたかいバーニンガム&谷川俊太郎の絵本。