たゆまない警戒はセキュリティのために支払わなければならない代償である。しかし継続的な警戒は人の得意とするところではない。このため機械を使ってその手助けをさせる必要がある。本書はこのための方法について紹介する。
インターネット関連サービスの発達により急増しているインターネット・情報関連の紛争に関するテーマについて解説しています。裁判例を読み解くことで、訴訟戦略の理解はもちろん、訴訟を見据えた平時対応や、情報漏えい発生後の損害填補のあり方まで理解することができます。
インターネット上の誹謗中傷対応をめぐる法的考え方の整理と実務指針
ヘイトスピーチ等を含めたインターネット上での他者を誹謗中傷する投稿に対し、表現の自由等を尊重しつつ実効的な削除対応が求められている。憲法・民法の研究者と実務家による検討会での議論を通じて、法務省の人権擁護機関やプロバイダ等事業者、弁護士に向けて法的な考え方や実務指針・資料を示す。
〈主要目次〉
・インターネット上の誹謗中傷をめぐる取組と「インターネット上の誹謗中傷をめぐる法的問題に関する有識者検討会 取りまとめ」の意義
宍戸 常寿 (東京大学教授)
・インターネット上の投稿等の削除に関する実務の今後の展望
〜法務省の人権擁護機関が行う削除要請を念頭に〜
唐澤 英城 (法務省人権擁護局参事官)
日下部 祥史 (東京地方裁判所判事(前法務省人権擁護局付))
・インターネット上の誹謗中傷をめぐる法的問題に関する有識者検討会 取りまとめ
・参考判例
脳科学技術の発展は社会をどのように変化させ、どのような課題をもたらすのか。技術の発展に法はどう向きあうのかを探る。
はしがき
第1部 神経科学(neuroscience)の理論と技術
第1部の構成
キックオフ座談会 脳神経科学の挑戦を法学はいかに受け止めるべきか…………牛場潤一、駒村圭吾、大島義則、小久保智淳
セッション1 BMI(Brain-Machine Interface)とは
[基調報告]…………牛場潤一、駒村圭吾(聞き手)
[ディスカッション]
セッション2 思念クラウドの世界へ
[基調報告]…………金井良太、駒村圭吾(聞き手)
[ディスカッション]
セッション3 X Communication とは何か?
[基調報告]…………笹井俊太朗、駒村圭吾(聞き手)
[ディスカッション]
セッション4 Cybernetic being の世界
[基調報告]…………南澤孝太、駒村圭吾(聞き手)
[ディスカッション]
セッション5 神経科学の多階層性ー生物学的見地から
[基調報告]…………柚崎通介、駒村圭吾(聞き手)
[ディスカッション]
第2部 神経法学(neurolaw)の事例研究
第2部の構成
セッション6 出力型BMIによるドローン・レース
事例1
コメント1:神経科学・神経法学の観点から…………小久保智淳
コメント2:個人情報保護法・プライバシーの観点から…………松尾剛行
[ディスカッション]
セッション7 人工神経接続手術による運動機能再建
事例2
事例についての技術的な解説…………小久保智淳
コメント1:神経法学の観点から…………小久保智淳
コメント2:法的・倫理的観点から…………数藤雅彦
[ディスカッション]
セッション8 エンハンスメント問題ーー脳神経科学技術による認知機能増強をめぐって
事例3
コメント1:法的観点から…………松尾剛行
コメント2:神経科学の観点から…………小久保智淳
[ディスカッション]
セッション9 脳死と神経科学ーー脳死体の脳機能回復?
事例4
コメント1:法的観点から…………大島義則
コメント2:神経科学の観点から…………小久保智淳
[ディスカッション]
セッション10 従業員の脳情報
事例5
コメント1:法的観点から…………数藤雅彦
コメント2:神経科学の観点から…………小久保智淳
[ディスカッション]
セッション11 脳神経技術と民主主義ーーニューロマーケティングを素材として
事例6
コメント1:法的観点から…………大島義則
コメント2:神経科学の観点から…………小久保智淳
[ディスカッション]
※ディスカッションに参加のIoB-Sメンバー
駒村圭吾
大島義則
小久保智淳
斉藤邦史
酒井麻千子
数藤雅彦
成原 慧
西村友海
福士珠美
松尾剛行
横大道 聡
★「こどもプログラミング本大賞2020」(絵本・読み物部門)入賞!
1924年創刊の月刊誌『子供の科学』が、未来を生きる子供たちにとって大切な科学を楽しく、わかりやすく紹介する新シリーズ“子供の科学★ミライサイエンス”シリーズの第1弾!
テーマは「コンピューター・サイエンス」です。
コンピューターやインターネットはものすごい勢いで世界中に広がり、身近なものになりました。
例えば、ごはんを炊くとき、お釜に火をかけたら人間が火の強さや炊く時間を見ていなければいけなかったものが、炊飯器の中にコンピューターが搭載されたことで、おいしいごはんの炊き方の手順(アルゴリズム)がプログラムされ、自動化しました。
そしてこれからは、人工知能(AI)を搭載したマシンが生活の中で使われるようになり、日常のさまざまなモノがインターネットとつながって(IoT)、ますます便利になっていきます。
自分で考えなくてもコンピューターがあらゆることを自動で考えてくれる時代……
だからこそ、未来を生きる子供たちは、コンピューターがどう考え、働くのかを知り、人間がコンピューターをどう使うかのアイディアを出していくことが大切なのです。
「スマホもコンピューター?」、「プログラミングってなに?」、「世界中のおもしろい動画が見られるのはどうして?」
本書では、そんな身近でシンプルな疑問から入って、大人でも説明することがむずかしいコンピューターのしくみを、イメージ図をながめるだけでも理解が進むように構成しています。
監修は、「日本のインターネットの父」と呼ばれる、慶應義塾大学の村井 純教授。
一流研究者が、日本の子供たちに知ってもらいたいデジタルテクノロジーやインターネット技術の最先端の話を紹介しています。
■目次
Part1 コンピューターってなんだ?
Part2 コンピューターはどう考えている?
Part3 コンピューターがつながるしくみ
Part4 コンピューターのどこが危ない?
Part5 進化するコンピューター
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Part1 コンピューターってなんだ?
Part2 コンピューターはどう考えている?
Part3 コンピューターがつながるしくみ
Part4 コンピューターのどこが危ない?
Part5 進化するコンピューター
パソコン、携帯電話、ゲーム機、家電…。インターネットは、どのようにして世界中の情報端末を接続しているのでしょうか。コンピュータ通信のしくみを定めた「プロトコル」の基礎から、デジタルデータが実際にどのように回線の中を通って行くのかまでを徹底図解。現在のインターネットの全容が本書1冊で把握できます。
オープンソースと格安パーツで作るガジェットで電子回路やCプログラミングを学びます。あわせて、USB、I2C、UART、XBeeなど各種チップ、プロトコールスタックを使ったガジェット作りにチャレンジ。
いまだかつてないスケールの「ことば」のヒストリー
アリのことば、イルカのことばからストーリーは始まり、話をするサル、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンスへと進み、ついに人類が初めて「ことば」を獲得した経緯、さらに世界中に様々な言語が生まれ、文字の発明があり、栄枯盛衰を繰り返すなか、われわれの世紀の到来、そしてラジオ・テレビなどマスメディアの影響、インターネットの出現などによって、今後われわれ人類の「ことば」はどう変わっていくのか? 「世界語」となった英語の未来は? 一気呵成に駆け抜ける壮大なヒストリー。
<目次>
第1章:動物のコミュニケーションと「言語」
第2章:話をするサル
第3章:最初の語族
第4章:文字
第5章:言語の系統
第6章:言語の科学に向けて
第7章:社会と言語
第8章:言語の未来
<著者紹介>
スティーヴン・R・フィッシャー(Steven Roger Fischer)
ニュージーランド在住。ポリネシア言語文化研究所所長、(イースター島のロンゴロンゴ、クレタ島のファイストスの円盤など)未解読文字研究の第一人者。
Rongorongo: The Easter Island Script: History, Traditions, Texts (Oxford Studies in Anthropological Linguistics, 14) Glyph-breaker (Copernicus Books, 1997)
鈴木 晶(すずき しょう:訳者)
法政大学国際文化学部教授。訳書は、『愛するということ』(紀伊國屋書店)、『死ぬ瞬間』(中公文庫)、『文字の歴史』(研究社)、『クール・ルールズ』(研究社)など。著作は、『バレエの魔力』(講談社現代新書)、『バレエへの招待』(筑摩書房)、『世界一わかりやすいフロイト教授の精神分析の本』(三笠書房)、など多数。
第1章:動物のコミュニケーションと「言語」
第2章:話をするサル
第3章:最初の語族
第4章:文字
第5章:言語の系統
第6章:言語の科学に向けて
第7章:社会と言語
第8章:言語の未来
黎明期の実験、CGの発展、マルチメディアの熱狂、ネットの普及、
そしてシンギュラリティの未来……デザインとテクノロジーの来し方・行く末を一望し、
イノベーション幻想を超えた本質へ。
デジタルメディアとグラフィックデザインの関係を各時代の最前線で生み出された作品群で辿った企画展を凝縮し、
独自の論考や資料を加えた決定的な一冊。
デザインはデジタルテクノロジーの革新とともに拡張と発展を続けてきた。
近い未来には人工知能の発達が人間社会に大幅に変化をもたらし、
デザインのありかたも根本的に変容するとまで予想されている。
そのようなセンセーショナルなヴィジョンを前に今後のデザインを見通すためには、
デジタルメディアとデザインの本質的関係をつかむ必要がある。
本書ではグラフィックデザインの領域を主軸に、デジタル黎明期から現在にいたるまで、
コンピュータを「環境」や「素材」として制作されたパイオニア的なプロジェクトを
関係者の貴重な証言や資料とともにドキュメント。
さらに気鋭の評論家・山本貴光による特別寄稿も収録し、人間とテクノロジーをつなぐデザインのあり方について考える材料を提供する。
目次
[巻頭文]永原康史「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン小史」
ー70’s プレ・デジタルメディアの時代
80’s CGの時代
90’s マルチメディアの時代
00’s ウェブ広告の時代
2045- シンギュラリティの時代
[インタビュー]
証言 コンピュータとデザイン
幸村真佐男「コンピュータアートが生みだした表現の可能性」
藤幡正樹「技術と知覚の関係性へのまなざし」
東泉一郎「テクノロジーと身体感覚」
田中良治「チャレンジ精神をもったアマチュアでいつづけること」
暦本純一「テクノロジーが拡張させる人間機能」
JAGDAとデジタルメディア 1982-2014
展示書籍一覧
[シンポジウム]
知性と技術の関係性をめぐって デジタルメディアの未来
久保田晃弘、福原志保、脇田玲 モデレーター:高橋裕行
[特別寄稿]
山本貴光「潜在性のデザイン─コンピュータと表現と人間」
展覧会概要、作品リスト、出展者プロフィール
[折込]
年表と統計で見るデジタルメディアと日本のグラフィックデザイン
構成:楠見春美 デザイン:中野豪雄
われわれの世界はゆっくりとグローバルな全体主義的完全監視社会に向かおうとしている。政府や一部の大企業は自らの活動を隠匿しながら、一方でユーザーを監視し、その検索履歴を搾取し会話内容を盗聴する。それに対する唯一の防御は、自分で自分のプライバシーを守るために踏み出すところにあるのだ。政治からも商業からも自由なインターネット世界をつくるために、最前線で闘い続けるジュリアン・アサンジと3人の情報技術者が繰り広げる、荒々しくも鋭いディスカッションの記録。
今日,インターネットは生活と仕事に欠かせない存在である。本書はインターネットの仕組みと原理を理解するため,TCP/IPと各種プロトコルおよび周辺通信技術をすべて図解によりわかりやすく述べた。情報ネットワークの基盤技術であるコンピュータネットワークの全体像を理解するためのテキスト。
1.インターネットの概要
2.ネットワークの構造
3.インターネット通信の基礎
4.通信のモデル
5.データリンク通信の基礎
6.ケーブルデータリンク
7.無線データリンク
8.ホスト間通信とIPアドレス
9.IPパケットの配送
10.ホスト間通信の通信制御
11.ルーティング
12.DNSとプライベートLAN
13.遠隔ログインとファイル転送
14.電子メール
15.WWW
今は人類史上、もっとも簡単にアダルトコンテンツが観られる時代である。スマートフォンの登場でその傾向は加速し、人はいつでもどこでもインターネットポルノを簡単に見ることができるようになってしまった。結果、YouTubeの次に見られている動画コンテンツが、実はアダルト動画だという報告もある。そして何が起こったか?一説には全体の30%ともいわれる、深刻な男性のポルノ依存である。
YouTubeでは、インターネットポルノ依存の解説動画が多数投稿されており、なかには400万回再生数を超えているものも。水面下で悩みを抱え、解決のための情報を求めている当事者は多い。本書では「改善率9割」を誇る現役牧師のポルノ依存症専門カウンセラーが実践してきた、ポルノ依存症から3ヶ月で抜け出すための方法を、具体的にイチから伝授する!
【目次】(仮)
第1章 インターネットポルノ依存症とその影響
第2章 依存症のメカニズム「やめたいのにやめられない」のはなぜ?
第3章 ポルノ依存症から抜け出すには“ポルノ断ち”ではなく“ポルノ減”
第4章 ポルノ依存症から抜け出すための5ステップ
第5章 ポルノ依存症を根本から解決するための生活習慣
第6章 10代の子どもと保護者に伝えたいアダルト動画の悪影響