本書は学生や技術者を対象にした情報科学,コンピュータ科学,インターネットおよびウェブ科学への入門書である.これら広範な分野に対して,その理論・形式のいわば入り口を紹介し,さらに例を通して斯学を実感できるよう配慮した.
情報と表現/離散構造/数,文字,マルチメディアの表現/アルゴリズム/コンピュータアーキテクチャ/オペレーティングシステム/プログラムとプログラミング言語/データベース/コンピュータグラフィクス/コンピュータネットワークとインターネット/ウェブ/セキュリティ,暗号,社会と情報
インターネットをめぐる状況は日々変化し、社会への影響力は増大する一方である。セキュリティや著作権の問題、住基ネットのスタートと個人情報保護法など、数年前には予想すらされなかった新しい問題も次々生じている。それに伴い、どのような新しい用語が生まれているのか。ネット社会を生きぬくための最新キーワード集、待望の続編。
インターネットが使いにくくなる中、NTTが発表したIOWN構想と5Gの次のステップであるbeyond5Gの技術をマッチングすることで、通信の危機を回避する方法を考える。
パソコンやインターネットの疑問をQ&A方式で解説した一冊。
アリのことば、イルカのことばからストーリーは始まり、話をするサル、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンスへと進み、ついに人類が初めて「ことば」を獲得した経緯、さらに世界中に様々な言語が生まれ、文字の発明があり、栄枯盛衰を繰り返すなか、われわれの世紀の到来、そしてラジオ・テレビなどマスメディアの影響、インターネットの出現などによって、今後われわれ人類の「ことば」はどう変わっていくのか?「世界語」となった英語の未来は?一気呵成に駆け抜ける壮大なヒストリー。
親の虐待や育児放棄を理由に国で擁護している約4万5000人の児童のうち、現在約7割が児童養護施設で暮らしています。国連の指針によると児童の成育には家庭が不可欠であり、欧米では児童養護施設への入所よりも養子縁組が主流を占めています。本書ではNPOとしてインターネット赤ちゃんポストを運営し、子どもの幸せを第一に考えた養子縁組を支援してきた著者が国の制度である特別養子縁組を解説。実親との親子関係を解消し、養親の元で新たな成育環境を獲得することができる特別養子縁組の有効性を、マンガと文章のミックスで検証していきます。
はじめに
第1章 児童養護の理想と現実
・少子化対策の必要性に迫られる現代
・児童養護施設ではすべてを解決できない
・養親の元で育てる「特別養子縁組」の推奨
・実親の親権が強すぎる日本
・慎重になり過ぎる専門機関
第2章 残された実母[マンガ]
・結婚への過剰な慎重さが生むデメリット
・人生を力強く支えるセーフティネットの創出を
・実親と養親どちらの育児も尊い
第3章 養子縁組を撤回した実母[マンガ]
・生活保護は人生の保険として活用する
・受給資格を確認する扶養照会の現状
・養子縁組には撤回するケースも
第4章 不妊を経験した養親希望者[マンガ]
・不妊は意外に多いという事実
・自ら味わった「待機里親」の無念
・日本では養子を出す人は貴重な存在
・法的な部分では追い風が吹いている
・実親が安心して養子を送り出せる環境を
・多くのNPOに補助金が回らない現状
第5章 単親育児に悩む実父[マンガ]
・国内の単親世帯の現状
・複合的な要因で虐待が起こりやすい
・大きな病気やケガを負う可能性も
第6章 児童養護施設で暮らす子ども[マンガ]
・児童養護施設とはどんなところか
・実質的な「親」の不在
・子どもの所属が不安定になってしまう
第7章 養子縁組NPOスタッフの日常[マンガ]
・NPO法人 全国おやこ福祉支援センターについて
・養子縁組団体スタッフの日常ースタッフ石倉の場合
第8章 児童養護施設で育った成人[マンガ]
・児童一人一人が異なる事情を持つ
・職員には極めて難しいケアが求められる
・「子どもの権利」という問題
第9章 子どもが健やかに育つ「第二の環境」の確立へ
・子ども自身の権利のために
・時代背景とともに成熟してきた海外の養子事情
・子どもが幸せに暮らせる未来へ向けて
附章1 試験養育期間中の養親からNPOへの手紙
1 さくらちゃんの成長報告
2 ひろきくんの成長報告
附章2 特別養子縁組あっせん法について
附章3 大阪市による事業不許可通知について
特別養子縁組を経験する子どもたちのために 阪口源太
私が阪口さんと本書を作りたいと思った理由 えらいてんちょう
"-いつでも・どこでも・だれでも 天体観測ー
インターネットに接続された国内外の望遠鏡を利用すれば,時間・天候・場所に関係なく天体観測が可能です.操作方法も単純なので,初心者でも簡単にパソコン,タブレット,スマートフォンで観測できます.
本書では,現代天文学の基本的なことがらをわかりやすく説明するとともに,インターネット望遠鏡を利用したさまざまな観測テーマを紹介することで,天体観測を楽しみながら,天文学への理解をより深めることができます.
ただ星を眺めたり写真を撮るだけではなく,「地球から月までの距離の測定」「木星の質量の測定」などといった本格的なテーマにぜひ挑戦してみませんか? インターネット望遠鏡なら,自宅にいながら継続した観測が可能です.
個人で楽しむだけでなく,サイエンスイベントや天文教育にも役立つ一冊です."
"Part I 天文学入門
1章 天文学 -「天」からの「文」を読む「学」問ー
2章 天体としての地球
3章 月 - 地球の唯一の衛星ー
4章 太陽系
5章 太陽 -地球生命の母なる天体ー
6章 いろいろな恒星とその進化
7章 星雲・星団・銀河・宇宙
Part II 天体観測の魅力
観測A 日影曲線の観測
観測B 月の観測
観測C 彗星の観測
観測D ガリレオ衛星の観測
観測E 太陽の観測
観測F 地上の2地点での同時天体観測
観測G 変光星と超新星の光度測定"
ネットいじめなどに代表されるように、現在SNSなどのコミュニティサイトでは、多くの人権侵害にあたる表現がみられます。本書では、ネット人権侵害の現状と実際を知らせ盲目的なネット利用に警鐘を鳴らすとともに、その対策の端緒ともなるネットパトロールの実践を紹介し、ネット人権侵害対策の糸口を探ってゆきます。
シニアの私が伝えたいのはIoS(Internet of Seniors)「すべてのシニアをインターネットでつなぐ」という理念。ITは怖くありません。シニアライフを楽しくするツールです。インターネットを活用してシニアライフを満喫しましょう!
ソーシャルメディア,ビッグデータ,IoT,急速な人工知能の進展,さらには学習指導要領の改訂といった近年の社会動向に対応した,新しい情報倫理のテキスト。各トピックスを2〜6頁読切で解説。巻末に本文内容と対応した練習問題50問(別冊で切り離し可能)を組み入れ,学習者の利便性向上を図った改訂新版。
序 章 インターネットと情報社会
0.1 インターネットの光と影
0.2 情報の意味と特性
0.3 メディア
0.4 情報社会の現在と将来
コラム:これからの社会で求められる能力
第1章 インターネットと個人情報
1.1 個人情報
1.2 個人情報の漏えい
1.3 個人情報の保護
1.4 プライバシー侵害
1.5 名誉毀損
コラム:肖像権・パブリシティ権
コラム:共通番号(マイナンバー)制度とプライバシー
第2章 インターネットと知的財産権
2.1 知的財産権
2.2 著作物と著作権
2.3 著作権の侵害
2.4 著作物の利用
2.5 著作隣接権
コラム:オープンソース
コラム:特許や実用新案
第3章 インターネットと生活
3.1 情報社会における生活
3.2 携帯情報端末の活用
3.3 ネットの利用と依存
3.4 情報と行政サービス
3.5 情報と文化
3.6 情報と医療
3.7 情報と福祉
コラム:共生(ともいき・きょうせい)
第4章 インターネットとビジネス
4.1 インターネットビジネス
4.2 インターネットショッピング
4.3 電子マネーとネットバンキング
4.4 インターネットビジネスにおける消費者保護
4.5 ネット社会におけるワークスタイル
コラム:マルチ商法
第5章 インターネットと教育
5.1 インターネットと学校教育
5.2 ネット上の問題行動
5.3 ネット上のいじめ
5.4 有害情報とフィルタリング
5.5 生涯学習とeラーニング
コラム:情報モラルの教育の必要性
第6章 インターネットとコミュニケーション
6.1 コミュニケーションのマナー
6.2 電子メールのマナーと宛先
6.3 電子掲示板やブログにおける情報発信
6.4 ソーシャルメディアによる情報共有
6.5 Webページによる情報発信
6.6 遠隔コミュニケーション
コラム:チェーンメール
第7章 インターネットと犯罪
7.1 サイバー犯罪
7.2 不正アクセス
7.3 ネット詐欺
7.4 違法物の販売
7.5 ネット上の出会いと犯罪
コラム:プロバイダ責任制限法
コラム:ウイルス罪
第8章 インターネットとセキュリティ
8.1 情報セキュリティと認証
8.2 コンピュータウイルスとスパイウェア
8.3 Webブラウザと電子メールのセキュリティ
8.4 暗号化技術
8.5 マルチメディア情報のセキュリティ
8.6 電子認証と電子公証
コラム:無線LAN
コラム:パーソナルファイアウォール
終章 健全な情報社会をめざして
9.1 電子メールによるダイレクトメール
9.2 個人情報の漏えい経路
9.3 子どものインターネット使用の問題と対策
9.4 健全なネットワーク社会をめざして
コラム:図9-4「健全なネットワーク社会のモデルについて
一番大きな字で解説しています。手順を一切省略していません。専門用語もゼロから解説しています。
われわれの世界はゆっくりとグローバルな全体主義的完全監視社会に向かおうとしている。政府や一部の大企業は自らの活動を隠匿しながら、一方でユーザーを監視し、その検索履歴を搾取し会話内容を盗聴する。それに対する唯一の防御は、自分で自分のプライバシーを守るために踏み出すところにあるのだ。政治からも商業からも自由なインターネット世界をつくるために、最前線で闘い続けるジュリアン・アサンジと3人の情報技術者が繰り広げる、荒々しくも鋭いディスカッションの記録。
インターネットが生み出した世界・サイバースペース。その特徴を概観し,「差別的ホームぺージ」「個人情報の保護」「情報弱者」など,人権的観点からみた問題点とキーワードを平易に解説。日進月歩以上の速さで発展する変化を取り入れて改訂。
■ 主な設問
問. インターネットと人権はどのような関係があるのですか?
問. インターネットの中で誹謗中傷された場合どうすればよいでしょうか?
問. 個人情報の保護についてはどのような問題がありますか?
フェイクニュースをテーマに、ニセの情報を受け取らない、出さないためにはどうすればよいか考えるシリーズ。2巻は、インターネットで情報を獲得する際の手段の種類や特徴を説明し、ネットの情報の真偽を判断の仕方を簡明に解説。
初等教育から始まる情報系の教育改革が進む現代において,教養となる基礎的な部分を,専門家が一般読者向けにやさしく解説.社会生活において不可欠なインターネットの重要性を学ぶことができる.
社会の中のコンピュータネットワーク/データ転送を行うアプリケーション/データを運ぶネットワークの構成/データ転送を制御するコンピュータ/データを安全に運ぶ/ネットワークコンピューティング