激しい怒りの感情、強い抑うつ感や不安な気分は、境界性パーソナリティ障害(BPD)をもつ人に共通してみられる。これらの感情にどう対処したらいいのか。
本書は、BPDをもつ人が日々格闘しているいろいろな苦闘に対する具体的な対処法を53の場面で紹介し、解決策を提供する。本書に述べられている弁証法的行動療法やマインドフルネスの技法を用いると、強い感情や気分をやわらげ、自己破壊的衝動を防ぐことができる。本書は、当事者がいつでも参照できるコーチ役のガイドブックである。
読んであげるならおよそ2才くらいから。
デイヴィッド・ホックニー×マーティン・ゲイフォード
ロングセラー『絵画の歴史』コンビによる
コロナ禍、ノルマンディーからの最新エッセイ!
「今回のことはそのうち終わるでしょうが、その先は?
私たちは何を学んだでしょう?
人生で本物なのは、順に挙げると、食べ物と愛、それだけです
芸術の源は愛なのです。私は人生を愛しています」
ーデイヴィッド・ホックニー
80歳になったホックニーは、大都会から離れ、人生で初めて自然ゆたかな地(フランス北部のノルマンディー地方)にアトリエを構えました。この晩年の選択に、100年に1度のパンデミックという「奇妙な時間」が重なり、孤独と静寂な自然のなかで過ごしたホックニーは、自然に満ちた暮らしの中で、聖書から哲学、文学、音楽をはじめ、古今東西の芸術の先人たちへ想いを深めていきました。
本書は、ホックニーがその思索の折々を長年の友人であり美術評論家でもあるゲイフォードに宛てて発信した手紙やSNSのやりとりと、関連図版を収録したものです。テキストの端々には、一刻も早く伝えたくてワクワクしている様子や自問自答の淵にはまっている様子などホックニーの生き生きとした姿があらわれています。
ホックニーの感性の発露と深い思索、そして飽くことのない探究心に、読者は伴走するというエキサイティングな体験を通じて、「人はどのように生きるか」という永遠のテーマを投げかけられます。
1 思いがけない動き
2 アトリエの仕事
3 ラ・ヴィ・フランセーズーボヘミアン風フランス生活
4 線と時
5 楽しいクリスマスと予期せぬ新年
6 天国でのロックダウン生活
7 芸術家のための家と画家の庭
8 空、空!
9 豪華な黒と、より繊細な緑
10 いくつかの小さな水しぶき
11 万物は流転する
12 さざ波のような線と音楽的な空間
13 翻訳で失われる(そして得られる)もの
14 ピカソとプルーストと絵画
15 どこかにいるということ
16 ノルマンディーの満月
美麗で幻想的な美しいイラストが印象的なミスティカルウィズダムカード。
このカードは、人生の苦しいときも楽しいときも、あなたにインスピレーションと励ましを与えるために生まれました。
このカードには、天使以外にもさまざまな聖なる存在が登場します。
彼らは、今あなたがどんな状況に置かれていて、どんな心持ちであろうとも、前向きに取り組むことで人生が好転し、輝かしい未来が生まれることを知っているのです。
あなたのことをいつも見守るスピリットたちは、カードを通じて今取るべき行動へのヒントを与えてくれるでしょう。
何時間でも眺めていられるような、奥行きのあるアートワークを担当するのは『エンジェルオブアバンダンスオラクルカード』にも参加していたジョセフィン・ウォール。インスピレーションを刺激するアートもこのカードの魅力です。
内容:カード 全46種(日本語版ガイドブック付属)
箱サイズ:H 135 × W 100 × D 30[mm]
著者:ゲイ・ガスリー
アートワーク:ジョセフィン・ウォール
翻訳:長井 千寿
黙示録に記された世紀末を実現すべく、悪魔が、この世を滅ぼすことになる赤ん坊を外交官の一家に生まれた赤ん坊とすりかえた。しかし数年後様子を見に行くと、赤ん坊がいない!? 人類の命運やいかに?
ビブンデは、ペンギンの王子さま。でも、水あびがだいきらい。いつも空をとべたらいいな、とおもっています。ある日、飛行機が不時着しました。ビブンデは水におちたスパナをひろうために、ゆうきをだして水にとびこみます。
本書は実操業に必要な知識と情報を与え、ぬれ、ディウエッティング、熱影響、はんだ付性およびその評価方法、合金、および被覆(コーティング)の金属学、ならびに工程条件等の多くの基礎的な観点を、はんだ付のエキスパートたちが明らかにするのに役立つ。一方、本書ははんだ合金、フラックス、被覆(コーティング)、はんだ付方法、パターン設計および継手の検査基準等について価値ある詳しい実用情報を含んでいる。
18世紀ヨーロッパに開化した知的共同体の大叙事詩。全ヨーロッパ的規模で、人間精神の全領域にわたり、フィロゾフたちが交錯する啓蒙の時代ー。その時代と思想の関係を社会史的にとらえたThe Science of Freedom、待望の完結編。原テキスト・関係文献の博捜と自在な読解が18世紀を浮き彫りにする。
自らをユダヤ人と称することを断固として貫いたフロイトの不満、反ユダヤ主義者ワーグナーとヘルマン・レヴィの不思議な共生関係…。世紀の変わり目のドイツ文化に鋭い洞察の光を当て、モダニズムの本質を明らかにする、刺激的なエッセー集。
この本の目的は、高等課程の学習を終了しようとしている学生や、大学に進学しようとしいる学生や、それと同等の学習課程の学生たちに適した細胞生物学と生化学の基礎的知識に関する最新の論議を提供することである。
アメリカ随一の伝統と影響力を誇り、ヴェトナム戦争に際しては反戦報道によってその名を高めた“世界一の地方紙”、ニューヨーク・タイムズ。その毎日の紙面の裏側で、報道現場の人人は何を感じ、考え、行動したのか?紙面からはうかがい知れない彼らの日常、その激しい権力闘争、本社と支局、とりわけワシントンとの確執、そして歴代の発行者であるオックス=サルズバーガー一族の織りなす人間模様をなまなましく綴る。60年代アメリカ・ニュージャーナリズムの旗手による不朽の名作。
“事件”を追い続けるジャーナリストたちの書いたニュースが時々刻々流れ込む巨大な事実製造工場、ニューヨーク・タイムズ。そこで取材記者をつとめていたゲイ・タリーズが、それまであまり知られることのなかったタイムズの内暮を、膨大なインタビュー・資料を駆使して立体的な描いた傑作ノンフィクション。
〈科学としての精神分析〉にフロイトが固執したのは何故か?数多くの文献から、科学vs.宗教、フロイトとユダヤ人問題の実像に肉薄した、P.ゲイの意欲作。
食物の科学は食品科学、栄養学、微生物学の3本柱からなる。これに、化学的基礎知識、生理学、食品の保存、添加物およびその表示法を加え、日常欠くことのできない食物がどのような科学的作用をもっているかの概要を収めた。生活学科、生活科学科など生活に密着した学科が新設されつつある今日、食物に関する各分野を包括した総合的なテキストとして最適な1冊。
東欧の知られざる少数民族。ルーマニア北東部、南カルパチア山脈の東側一帯に居住するハンガリー系少数民族、チャーンゴー人。隣接するトランシルヴァニアとも共通する彼らの民俗的風土、宗教生活、社会風習を、わが国で初めて紹介する貴重な映像記録。