本書は、自分にとって最良のコーヒー抽出チャートを作成することを最終目的にしています。そのために生豆の品質がおいしい風味を生み出すことを解説し、大学院で実験をした化学的データによる裏付けも一部紹介しています。
また、抽出したコーヒーの風味をどのように表現すればよいか、また抽出したコーヒーをどのように評価すればよいかについても、理化学的な数値という新しい観点から解説しています。
アメリカでも大注目のダイエット法がついに書籍化! コーヒーに無塩バターとMCTオイルを加えると体がケトン回路になって痩せる! 合わせて実行すると効果アップのレシピも多数紹介。
料理をするように、台所で焙煎しよう。
豊かな旨味とすっきりした後味で、多くの人を魅了する「中川ワニ珈琲」。
個人焙煎家のパイオニアでもある中川ワニが、長年にわたってつちかったノウハウを凝縮して、
自宅の台所で手軽にできるコーヒーの手焙煎、そして淹れ方を詳細に解説します。
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ひたすらかきまぜて、かきまぜて、かきまぜながら、
火に近づけたり遠ざけたり、火から外したり戻したり……
自分の手で焙煎した豆を挽いて淹れる感動は格別です。
そして、いままで感じたことのないコーヒーの本当のことが見えてきます。
手焙煎にチャレンジしたけれど、うまくいかなかった人。
興味はあるけれどまだトライできていない人。
なによりコーヒーが好きなすべての人へ。
コーヒーの新しい扉を開いて、より深くコーヒーを楽しみませんか?
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[こんな本が欲しかった!]
●目からうろこの分かりやすさ!焙煎も淹れ方も、調理中の豆の状態が手に取るように分かる秒刻みの連続写真を用いて、
詳細かつ丁寧に解説。読者をおいしいコーヒーへ導きます。
●「そもそもコーヒーの味わいってどんなもの?」「苦味や酸味はどうしたら旨味に結びつくの?」
コーヒーの味わいについての基本的な考え方も分かりやすい言葉で解説します。
●まずは気軽にはじめましょう。焙煎だって特殊な道具は不要です。
取手付きザルにかき混ぜ棒……家庭用の調理器具ではじめられるレシピです。
これまでになかった手軽で画期的なハンド・ロースト&ドリップの手引書です!!
コーヒーブレイクは大切ですねーー
日本全国58都市166店を紹介
manincafeのIDでInstagramにコーヒーを飲む日常をポストする編集者岡本仁によるコーヒー店案内。コーヒーの味だけではなく、店主、音楽、そして集まる客がつくりあげる、ゆるやかな、時にはピリリとした空気……老舗の喫茶店から新しいコーヒースタンド、ナショナルチェーンから個人店、時には紅茶店や日本茶店まで、街を歩いて見つけた166店で考えたコーヒーとの幸せな関係。オールカラー。
著者プロフィール
岡本仁(おかもと・ひとし)
1954年北海道生まれ。マガジンハウスにて『BRUTUS』『relax』『ku:nel』などの雑誌編集に携わる。2009年よりランドスケーププロダクツに所属し、コミュニティづくりやコンセプトメイキングを担当。主な著書に『果てしのない本の話』『また旅。』『HERE TODAY』などがある。 音楽、本、アートetc…日々気になったことをポストするInstagramのフォロワーは4万人を超える。 Instagram:@manincafe
世界中のコーヒー豆をさまざまな抽出法で楽しめるという環境が当たり前になった日本。3人のキーパーソンが、「注目の京都」「ローカル回帰」など、9つのキーワードについて語る。美味しいコーヒーの基礎知識も紹介。
・コーヒーの経済研究の第一人者による画期的業績コーヒーの情報をよく知れば、その味わいがもっと深くなります。コーヒー好きの人はもちろん、南北問題や農業問題、フェアトレードに関心のある方々にも、必読の一冊です。
本当に美味しい珈琲はどこだ?生産地や豆の個性だけでなく、焙煎度合いや挽きの細かさ、淹れ方に至るまで多岐に渡るコーヒーは、まさに嗜好品の極み。そのすべてを知る時、訪れるのは至福のひと時。
ペーパードリップをはじめとするさまざまな抽出法から、お手軽にできるセルフロースト(自家焙煎)の方法、より珈琲を楽しめるアイテム作りまで、自宅やアウトドアで「最高の一杯」を淹れるためのハウツーとテクニックを詰め込んだ、新しいコーヒー本!
コーヒーの焙煎は名人上手の専売特許ではなく、職人的なカンの世界などでもない。理詰めの数学であり論理学の世界なのである。生豆の選定から抽出までの流れを一つのシステムとしてとらえ、各プロセス上に存在する複数の条件によって、さまざまな味が生み出されるメカニズムに着眼した「システム珈琲学」。
コーヒーを語ることは世界を語ること。
中世イスラームの地で生まれたコーヒー飲用文化の起源から、21世紀の新潮流まで。
コーヒーの飲用文化の起源から21世紀の新潮流までを、アラビア、欧米、そして日本の詩人たちの作品をたどりながら、独自の視点で縦横無尽に語り尽くします。巻末にはコーヒーの基礎知識、注釈、参考文献一覧も。
文庫化にあたり文筆家・喫茶写真家の川⼝葉子さんの解説文も。
「街角のカフェで何気なく一杯を口にするとき、たちのぼる湯気とともに、コーヒーが背負う光と影、コーヒーに思いを託した詩人たちの詩が浮かび上がってくる。」(解説文より)
コーヒーを愛する未知のあなたへ
おいしいコーヒーをもとめて
第1章 旅するコーヒー
1 はじめに、あるいは道草から始まる物語
2 ニコのコーヒーをめぐる冒険
3 眠りたくない夜のために
4 「カフェ的」なるものの誕生
5 日本でのコーヒー文化の進化
6 手のひらの時代のコーヒー
第2章 ソクラテスのカフェ
1 哲学カフェ
2 詩とコーヒー
3 スーフィーのコーヒー
4 移動と変容
5 ふたたび、戦争
6 戦争と映画
7 最後のコーヒー
第3章 コーヒー文化論一九六八/二○一八
1 明治維新から
2 学生たちの「反乱」
3 食の総合出版社のこと
4 コーヒーをめぐる書籍
5 コーヒーの雑誌『blend』
6 異彩を放った著者
7 二十一世紀のコーヒー文化
8 新しい雑誌の登場
第4章 「詩とコーヒー」試論
1 禁酒法の国のコーヒー
2 ユーカーズにおける「コーヒーの詩」
3 朝に一杯のコーヒーを
4 コーヒーは詩を響かせるか
コーヒーの基礎知識
注釈
参考文献一覧
本書に登場した映画
単行本のための「あとがき」
あとがきにかえて
解説 コーヒーとコーヒーをめぐる詩について私が読んだこと(川口葉子)
日常に疲れ、傷ついた青年の前に突然現れたのは、白くて小さいうさぎのモカ。冷え切った青年の心を溶かし、希望に満ちあふれていた過去を思い出させてくれたのは、モカのつくる幸せのコーヒーでした。思いやりたっぷりのぽかぽかコーヒー、あなたもどうぞ召し上がれ。ボローニャ国際絵本原画展入選作品の絵本化。
コーヒーがおいしいと評判のカフェ32店の抽出技術を一冊に。
ペーパードリップからネルドリップ、サイフォン、水出し、エアロプレス、
エスプレッソマシンまで、様々な抽出法の器具選びや抽出の考え方、
抽出メソッドを大公開する。
気候変動、パンデミック、紛争…
コーヒーを取り巻く環境悪化を乗り越えて
SDGsを実現するために、
いま、私たちができることは何か。
あなたの知らない、
コーヒーとSDGsの世界を知るために
コーヒー、経済、開発援助の専門家3名が
コーヒーで未来を変える旅にいざないます。
コーヒーには、
SDGsのアイデアがあふれている!
SDGsは、環境、経済、社会に関わる
17の目標を掲げていますが、
それらの目標は、コーヒー業界が
SDGs以前から取り組んできた課題の
縮図でもあります。
大学教授、国際NGOの元職員、コーヒーハンターという
3人の著者がコーヒーを通して
SDGsを紐解き、解説していくことで、
誰もがコーヒーを通じてSDGsに
貢献できることに気付く。
コーヒーを通してSDGsの理解を深められる
これまでにない一冊。
本書は、2021年3月に刊行された「コーヒーで読み解くSDGs」に、
最新情報を加え大幅に加筆修正し、新書化したものです。
序 章 SDGsと持続可能な開発
1 「コーヒー危機」と貧困
2 コーヒー生産で飢餓から脱する
3 コーヒーがもたらす健康と福祉
4 コーヒーがもたらす教育
5 コーヒー生産とジェンダー平等
6 コーヒー農園と安全な水
7 コーヒーとクリーンエネルギー
8 コーヒーが生み出す働きがい
9 コーヒーの技術革新
10 不平等をコーヒーで解決する
11 コーヒーとまちづくり
12 コーヒーをつくる人の責任と飲む人の責任
13 コーヒーの気候変動対策
14 コーヒーで守る海の豊かさ
15 コーヒーで守る陸の豊かさ
16 コーヒーで平和と公正を
17 コーヒーのパートナーシップ
エチオピアのスパイス・バター・コーヒーから、スペインのブランデー・コーヒー、
さらには韓国のダルゴナ・コーヒーまで、全世界のコーヒーレシピを紹介。
アフリカやアラブから始まり全世界に伝播したコーヒー。
世界中のローカルなコーヒースタイルを味わうことで、その歴史と文化の香りに触れる。
【イタリア】ビチェリン(ホットチョコレート&クリーム・コーヒー)【エチオピア】ブナ・カラ (スパイス・バター・コーヒー)【タンザニア】カハワ(スパイス・コーヒー)【イエメン】キシル(ハスク・コーヒー)【サウジアラビア】ガルフ・コーヒー(超浅煎りカルダモン風味)【トルコ】テュルク・カフヴェスィ(トルコ・コーヒー)【インド】チュク・カーピ (ジンジャー・コーヒー)【インドネシア】エス・コピ・アプルカッ (アイス・アボカド・コーヒー)、コピ・セライ(レモングラス・コーヒー)【スペイン】カラヒージョ (ブランデー入りコーヒー)、カフェ・レチェ・イ・レチェ(練乳入りコルタード)【日本】サイフォン・コーヒー、コーヒー・ゼリー【ベトナム】カフェ・チュン(エッグ・コーヒー)、カフェ・スアチュア(ヨーグルト・コーヒー)【韓国】ダルゴナコピ(泡コーヒー)【北欧】カフェ・オスト(チーズ・コーヒー)ほか。
東アフリカ原産の豆を原料とし、イスラームの宗教的観念を背景に誕生したコーヒーは、近東にコーヒーの家を作り出す。ロンドンに渡りコーヒー・ハウスとなって近代市民社会の諸制度を準備し、パリではフランス革命に立ち合あい、「自由・平等・博愛」を謳い上げる。その一方、植民地での搾取と人種差別にかかわり、のちにドイツで市民社会の鬼っ子ファシズムを生むに至る。コーヒーという商品の歴史を、現代文明のひとつの寓話として叙述する。