日本に、さらに質の高いアライナー矯正治療を根づかせるために。 本誌は、先人たちの積み重ねによって確立されてきた矯正歯科のセオリーとエビデンスに基づいたアライナー矯正治療のあり方を伝える「Journal of Aligner Orthodontics (JAO)」の日本版である。矯正歯科臨床に携わるすべての歯科医師、および新しい矯正歯科の治療技術に興味のある歯科医師向けに、原版翻訳ページにて日本の臨床家が目指すべき世界レベルのアライナー矯正治療の技術と知識を、日本版オリジナルページにて日本の現場で使えるアライナー矯正治療のオプションや実際をお伝えする。
目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹。五月に誕生し、五月を帰りゆく故郷とした天性天与の才能。己がことばにぬり込めた燦々たる詩篇の輝き。比類なき青春の香気。われに五月を。空に本。はだしの恋唄。血と麦。“金字塔”田園に死す。地獄篇。“遺稿”懐かしのわが家。その詩的疾走の軌跡を辿る。
パーシャルデンチャーで対応する歯の欠損は、欠損歯数が多くなればなるほど、その設計は複雑になる。しかも、その設計には約束ごとが多く、細部にこだわるあまり完成形態がなかなか把握できない。本書では細かい理論は他書に譲り、ケネディー分類による欠損形態を先ず示し、それに対応した経験豊富な臨床家の製作したパーシャルデンチャーのイラストを数多く提示して、 その完成形態が一目で理解できるようになっている。
Part1 ケネディー分類1級(両側性遊離端欠損)
Part2 ケネディー分類II級(片側性遊離端欠損)
Part3 ケネディー分類III・IV級(片側性中間欠損/前歯中間欠損)
最高の音で楽しむために!
補綴治療時に咬合高径の増大、すなわち咬合挙上の必要性に迫られることがある。しかし、「なぜ挙上するのか?」あるいは「どうやって挙上するのか?」については様々な考え方があり、ときに悩ましい問題になる。本書は、咬合の基本(用語)、咬合挙上の必要性が検討される場合の考え方、挙上時に適応できる3つの手法とそれらの実際(治療ステップ)がエビデンスベースドで、かつ臨床的な視点で臨床例とともに解説されている。
イラストでみる口腔外科手術の3巻目。補綴前外科手術、顎関節手術および関連手術、癌・前癌病変の手術、再建外科手術を口腔顎顔面領域の解剖を元に術式を解説。切開線の設定、皮弁の作成・剥離、メスを入れるごとにあらわれる動・静脈や神経、筋など術者の目に次々に映ってくる術野を詳細にイラスト化した。口腔外科のスペシャリストが臨床家を育てるために自らが描いたイラストは、 手術の各段階を追っていけるため、手術手技の習得と術前のイメージトレーニングに最適。
CHAPTER 18 補綴前外科手術 (後藤昌昭/山根源之)
歯槽整形術
骨瘤除去術
フラビーガムの切除術
小帯整形手術
歯槽堤形成術
CHAPTER 19 顎関節手術および関連手術 (栗田賢一/濱田良樹)
顎関節の構造と生理
顎関節脱臼
顎関節症に対する手術
顎関節強直症に対する手術
CHAPTER 20 癌・前癌病変の手術 (柴原孝彦/野間弘康/藤内 祝)
切除範囲の決め方
前癌病変(白板症,紅板症)の切除範囲
舌癌の切除手術
下顎歯肉癌の手術
上顎歯肉癌の手術
口唇癌の切除手術
頸部郭清術
超選択的動注化学放射線療法のための浅側頭動脈よりのカテーテル設置術
副(側)咽頭隙へのアプローチに必要な解剖
CHAPTER 21 再建外科手術 (川口浩司/山下徹郎/上田倫弘/林 信/野間弘康)
皮膚,粘膜の遊離移植
有茎皮弁による修復
Regional Flap(区域皮弁)による再建
Microvascular Free Flap
脂肪移植
神経修復手術
骨移植(Bone Graft)
軟骨移植
お口の健康や歯科治療に関する情報を一般の方向けにやさしい解説で届けする歯科健康マガジン。歯科医院では患者さんへの説明用ツールとして活用されています。歯ブラシや歯みがき剤の選び方、歯科治療に時間がかかるワケ、マウスピース矯正の進め方、歯のホワイトニング効果など、みんなが気になる話題を毎号凝縮。お口は健康の入り口。お口の健康が全身の健康や、いきいきとした生活へとつながります。月刊nicoはそのためのお役立ち情報が満載。チェックリストやフローチャートなどで楽しんで読めるのも特徴です。
歯の痛みを感じる原因は多く、象牙質知覚過敏の確定診断は簡単ではない。本書は知覚過敏の診断と治療のフローを示し、患者には象牙質知覚過敏のメカニズムや治療を上手に説明できて、また主に歯科衛生士にはその最新情報や製品情報がわかるように、イラストや図表でわかりやすくコンパクトに、この病気の研究や臨床に長年かかわってきた先生方が解説。数多くの治療法や治療剤のなかから、患者の症状に合ったものを選択できる!
CHAPTER 1 患者さんと歯科衛生士のための象牙質知覚過敏入門
CHAPTER 2 象牙質知覚過敏の新常識
CHAPTER 3 象牙質知覚過敏の原因と見極め
CHAPTER 4 こんな場合にはどうする?! 象牙質知覚過敏の対応1
対応の決め方
CHAPTER 5 こんな場合にはどうする?! 象牙質知覚過敏の対応2
象牙質知覚過敏用歯磨剤,抑制剤
CHAPTER 6 こんな場合にはどうする? 象牙質知覚過敏の対応3
象牙質知覚過敏用歯磨剤,抑制剤ベスト23解説
CHAPTER 7 こんな場合にはどうする?象牙質知覚過敏の対応4
ブラッシング指導,スプリント,レーザー
CHAPTER 8 象牙質知覚過敏のケースと対応
さぁ、始めよう!ワークシートを埋めるたびに、チームが軌道に乗っていくのが実感できます。メンバーが動き出すしくみを7つのステップできっちり解説。
2016年「ザ・クインテッセンス」の人気連載が一部加筆を経て待望の書籍化。新旧の世界的なエビデンスと近年大きく進化した器材を踏まえ、卒後、臨床の現場に出た際に「まず、これだけ知っていれば、エンドは困らずできる!」という内容を、900点以上の豊富な写真とイラストで治療工程順に詳説。本書では、日本で手に入らない特殊な器材は一切使っていない。大学で教わった学問と実際の臨床との隙間を埋める、エンド臨床の最良の教科書!
第1章 ラバーダムのかけ方
第2章 根尖撮影法
第3章 髄腔開拡
第4章 根管形態,根管上部形成,根管形成
第5章 根尖部の形成
第6章 根管洗浄
第7章 根尖部の肉芽と根管長測定
第8章 根管充填
第9章歯髄に対する臨床的対応
第10章 MTAと穿孔への対応
第11章 歯根吸収,歯の破折
第12章 エンドドンティックリーケージ
主に小手術を手がけていない一般開業歯科医を対象に“まずはここから”“これならできる”という手技に絞り、習得のポイントを解説。1章では効果的で確実な局所麻酔や無理なくきれいにできる切開・剥離・縫合など、基本的なテクニックを動画つきで、2章では抜歯や膿瘍切開、嚢胞摘出、小帯切除など、術式別の要点と実際を、3章では有病者や偶発症への対応について、簡潔にやさしくまとめた。自院の治療オプション拡大に役立つ必携の導入ガイド。
第1章 小手術の基本事項
第2章 術式別 手技とポイント
第3章 リスクマネジメント
人間に欠かせない質の高い睡眠がいかに健康にとって大事か、米国プロバスケットボールチームの睡眠指導も行い、7000人以上の患者を治療してきた睡眠障害研究の第一人者が解説する「良い睡眠を取る方法と健康の関係」。
2018年7月に開催された、OJ年次ミーティングの抄録集。OJ初となる北海道・札幌で開催された今回は、インプラント治療との親和性が高いと言われている「デジタル・デンティストリー」をテーマに"最新インプラント補綴 -デジタルとアナログの融合ー"と題し、2つのシンポジウムおよび教育講演を掲載した。また、新進気鋭の歯科医師による会員発表6編、正会員コンテストの講演4編も収録。ハイレベルな臨床家たちによる現在のインプラント治療の最先端の技術と、明日の臨床に役立つ情報の双方が学べる充実の一冊である。
シンポジウム1 最新インプラント補綴 Up to date ─AnalogとDigitalの活用
シンポジウム2 長期症例から問題を探る ─補綴的合併症と咬合、メインテナンス
教育講演
会員発表
正会員コンテスト
歯科衛生士セッションレポート