気候変動と並ぶSDGsの大問題。私たちの便利な暮らしが生物の大絶滅を引き起こす!?あらゆる命はつながっている。地球だけがもつ奇跡の多様性を守るためにいま知っておくべきこと。
「経営上の意思決定に対する労働者の手続的関与を法的にどのように保障すべきか」という課題について、EU法を比較対象とした理論的考察を行う。現在の労働法規制は、雇用の悪化が具体化する段階(例えば、解雇が行われたり、労働条件の不利益変更が行われる段階)で機能することを前提としているが、この段階に至ってしまっては、雇用の悪化そのものの回避は困難である。これに至る前の段階で、雇用悪化の原因となりうる経営上の意思決定に対して、労働者が関与する機会をいかに確保するか。経営関与を労働者の基本権として保障した上で、体系的な制度を設け、それらについての学説・判例の豊富な展開が見られるEU法を比較対象として検討することで、日本法に有益な示唆をもたらす。
第1編 序論
第1章 問題の所在
第2章 我が国における経営関与をめぐる法的な議論状況
第3章 本書の課題と構成
第2編 EU労働法分野における被用者の経営関与制度
第1章 情報提供・協議制度の総説
第2章 基本権としての経営関与
第3章 特別法1--EU集団的整理解雇指令における被用者関与制度
第4章 特別法2--EU企業譲渡指令における被用者関与制度
第5章 一般法ーー欧州労使協議会指令
第3編 EU会社法分野における被用者の経営関与制度
第1章 欧州会社制度の概要
第2章 欧州会社における被用者関与制度
第3章 欧州会社制度に関する小括
第4編 日本法への示唆
第1章 本書の問題意識と検討課題
第2章 EU法上の諸制度の比較分析と我が国に対する示唆
おわりに
ドナルド・トランプが大統領に返り咲き、多様性・公平性・包括性を目標とする政策を撤回する大統領令に署名しました。社会や国家をまとまりのある共同体として考えるときに、多様性と統一性は相いれないものなのでしょうか。
日本は長らく単一民族国家と呼ばれ、言語・文化・社会的に比較的均一な国であると思われていましたが、LGBTQの方々がようやく声をあげつつあるように、日本人も決して単純に括れる一様な共同体ではありません。近年になってようやく実現しつつあるように見えた、異なる個性やアイデンティティを持つ人々がそのままの自分で生きていける社会は実現できないまま終わってしまうのでしょうか。
多様性を包む社会・街づくりの試行錯誤を続ける、差別やアイデンティティの境界にいる当事者と、それをサポートする人びとによる実践者による講演集。
はしがき (吉永純)
このまちが好きだから〜被差別の歴史をもつ地域に生まれて〜(藤尾まさよ)
●自己紹介●人権学習は幸せの学習●人の可能性を奪わない考えと行動●「どんなに頑張ってもあかんねや」●PTA同和問題学習会●ふるさとのこと●父のこと●私のこと●就職差別●結婚差別●きちんと知ること●人間の強さを信じて●これからの歴史は私たちがつくる
メディアから考える「多様性」──新聞の伝え方、出来事にツッコもう!(石崎立矢)
●生涯の学びに「探究と対話」を●社会参画と子ども記者活動●「べき論」から脱しよう●「ほっとかない」と「相利型協力」●新聞・メディアに「ツッコむ」ワーク
同性婚に関する訴訟とLGBTQを取り巻く近時の状況(三輪晃義)
●1.自己紹介●2.多様な性のあり方●3.LGBTQを取り巻く日本の現状●4.LGBTQと法制度●5.経産省事件の最高裁判決について●6.同性カップルと婚姻●7.同性婚を巡る「結婚の自由をすべての人に」訴訟●8.まとめ
「持続可能な開発のための教育(ESD)」のあり方とその可能性──万人にとってのよりよい社会の実現をめざして(木村裕)
●自己紹介●本日のねらい●SDGsとは何か●ESDとは何か●ESDの要点●ESDの国際的な動向と日本の学校教育における位置づけ●教育を問い直すものとしてのESD●今後に向けて
心理学者ヴィゴツキーのユダヤ人としての苦悩と克服(伊藤美和子)
●1.なぜヴィゴツキーの学説は魅力的なのか●2.ヴィゴツキーの時代のユダヤ人政策●3.東欧のユダヤ社会とヴィゴツキー●4.ヴィゴツキーの苦悩と克服
家族分離・虐待を経験した子どもたちのその後──傷つきからの回復を支える社会のあり方とは (梅谷聡子)
●はじめに●問題意識●社会的養護の現状●児童養護施設で育つ子どもの不利・困難●困難を経験した子ども・若者のレジリエンス●児童養護施設を退所した若者のレジリエンスを促したもの●施設職員が捉える子どもの自立と自立支援●アフターケアを担う相談員が必要と考える入所中のケア●まとめ
年齢、民族や文化、国際問題、宗教や思想、多数派の中の少数派など、スリランカ出身の社会学者で経済学博士のにしゃんた氏が国際的な視点からの「多様性」の考え方を解説。
日中の書道史の碩学が、近年の新たな研究成果に基づき、古代から近代まで、自由で伸びやかな日本独自の文字文化の歩みとしての書道史を新視点から描きなおす。
文科省作成の「生命の安全教育」教材を補う事例集。性暴力から身を守るために必要な学習と理解を、包括的性教育や国際的なガイダンスの考えを基に、事例別に網羅する。発展的学習のヒントや資料・解説付きで、コピー使用可。
はじめに
【事例集】
デートDV1
デートDV2
SNS における被害1
SNS における被害2
スクールセクハラ1
●コラム「からだの権利」とは?
スクールセクハラ2
JK ビジネス
保護者・監護者による加害1
保護者・監護者による加害2
レイプ1
レイプ2
痴漢
性的いじめ
●コラム「旭川いじめ事件」
被害を打ち明けられたら
信じてもらえない性被害
SOGI ハラスメント1
◆解説 性の多様性を考えるということ
SOGI ハラスメント2
●コラム「性の権利宣言」
考えてみよう世界の法律
考えてみよう性交同意年齢
●コラム「教育の基本の『き』」
◆解説 「紛争・戦争と性暴力」
◆被害にあったら 相談先など
おわりに
1巻は、生き物の進化や生態系のしくみなど、必要な基礎知識をたっぷり収録。さらには、温暖化や狩猟などが生態系にあたえる影響のように、わたしたち人間と生態系のかかわりについても解説する。生物多様性をまもるための条約など、世界の動向についても紹介。
『歌うカタツムリ』(毎日出版文化賞)などの著作で筆力に定評ある進化生物学者が、強力な「天敵」としての外来生物の研究史を通して、計り知れない複雑さをはらむ「自然」と、そこに介入せずには済まない人間と科学の業を描く。
外来の天敵種は有害生物を制圧する救世主となりうる一方で、ときに最強の侵入者にもなりうる。それでも、生物多様性が秘める可能性に魅了された多くの生物研究者たちが、自ら「夢の」天敵種と信じる外来生物を招いてきた。本書が語るのは、そうした天敵導入をめぐる知的冒険、成功、そして、壊滅的な失敗の歴史だ。
またその歴史は、産業革命の時代からグローバリゼーションの時代まで、時々の社会が奉じてきた自然観の驚くべき変転を映しだす鏡でもある。著者は、長く信じられてきた「自然のバランス」の実像や、生態系メカニズムの今日的な理解へと、読者を慎重に導いていく。レイチェル・カーソンの『沈黙の春』に敬意を払いつつ、その自然観をアップデートする書でもある。
終盤では、著者自身が小笠原の父島で経験した、ある天敵との死闘が語られる。生物多様性の魅惑と生態学の醍醐味が詰まった、渾身の書き下ろし。
はじめに
第一章 救世主と悪魔
夢の薬 / 自然のバランスを取り戻せ / 夢の天敵 / 赤い寄生蜂
第二章 バックランド氏の夢
外来生物 / 世界を支配するものは何か / 創造主の慈悲と夢の食材 / 豚か仔牛のようで、キジのような風味がある / 素晴らしい未来のために善を為せ
第三章 ワイルド・ガーデン
帝国の恵み / グレイヴタイ・マナーの領主 / 自然な庭園 / 赤い雑草 / 侵略の生態学
第四章 夢よふたたび
金の時計とダイヤモンドのイヤリング / 不毛な大地 / これを「自然のバランス」と呼ぶ / あれこれ考えるより、まず行動
第五章 棘のある果実
ブリスベンでの出会い / 赤い染料 / サボテン旅行委員会 / 謎の蛾 / 最初の一撃 / 赤い大群
第六章 サトウキビ畑で捕まえて
旅する昆虫学者 / 葉の上を跳ぶもの / 少しでも多く獲れ / グレイバックの災い / 海を渡ったカエルたち
第七章 ワシントンの桜
旅の始まり / 異国の旅 / 悲しい成功 / 友好の証 / 退く天敵 / 高まる敵意 / 危機を未然に防ぐとヒーローになれない / 大義の前に情を捨て
第八章 自然のバランス
分類学なくして防除なし / 密度依存 / 動物集団のバランス / 自然のバランス論争 / 自然はたいてい複雑である
第九章 意図せざる結果
理論か実用か / 光と陰 / 諸刃の剣 / 反自然的行為はもうやめなければならない / パラダイムシフト / 天敵には天敵を / 前車の覆るは後車の戒め
第一〇章 薔薇色の天敵
カタツムリの悪夢 / 戦いの始まり / 病気より悪い治療法 / 薔薇色の狼 / 楽園の行方
第一一章 見えない天敵
群島にて / 賑やかな夜 / 見えない捕食者 / 防除の行方 / もうひとつの道 / 封印の解き方
謝辞
参考文献
索引
在日三世の著者は大阪の公立学校を中心に教育支援の現場に携わってきた。「民族学級」の制度保障、差別事象の対応や教育相談、外国ルーツをはじめ様々な子どもたちの教育援助、教員研修など。厳しい現実から未来を見出す報告。
第1章 子ども支援の原点
第2章 出来事の背景を深くさぐって
第3章 生野コリアタウン体験学習
第4章 彼女が学校に行けなかった理由
第5章 クラスにおいて子どもをどう見るか
第6章 対話力を培う
第7章 人こそ宝だ
第8章 コロナ禍と子どもたち、そしてその後
ジェンダー,メディア,アート,ファッションという観点から浮かび上がってくる現代社会とは?
学術・アート・ファッションといった様々な分野で活動する専門家らが今世紀の新展開を見据え,現代社会の多様性と創造性を論じる。明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンターの運営委員として携わってきた編者たち等が中心となり, 学内外の研究者と共同で行った研究成果。
デジタル社会の新地平を探る
序文 牛尾奈緒美
第1部 今世紀転換期のジェンダー研究
第1章 日本におけるジェンダー研究の新展開ーー非正規化と多様化の中で 江原由美子
第2章 フェミニズムにおける過程的インターセクショナリティと闘争ーードイツと日本の比較 イルゼ・レンツ [訳者:加藤穂香]
第3章 歴史学におけるジェンダー研究の展開ーーアメリカ史の場合 兼子歩
第4章 スポーツ・ジェンダー学における新展開 來田享子
第5章 日本における性的マイノリティ受容の陥穽 風間孝
第6章 セクシュアル・ハラスメント研究のこれまでとこれから 高峰修
第2部 デジタル社会における多様性とメディア,アート,ファッション
第1章 メディア論と芸術の変容 大黒岳彦
第2章 メディアアートの過去・現在・未来ーーキュレーターの軌跡から 四方幸子
第3章 デジタルテクノロジーとジェンダーーーソーシャルメディア,データ,人工知能をめぐる権力論に向けて 田中洋美
第4章 デジタル社会におけるファッションメディアとジェンダー表象 高馬京子
第5章 社会現象としてのファッションーーデジタル化により加速する記号化 小石祐介
対談1 生命・身体・社会へーー境界を問うアートの新地平 森永邦彦/シャルロッテ・クロレッケ/岩崎秀雄/シュー・リー・チェン/四方幸子
対談2 日常,アイデンティティ,メディアーー境界を問うファッションの新地平 アニエス・ロカモラ/小石祐介/門傳昌章/高馬京子
明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター沿革・活動記録 作成:石田 沙織
従来の中小企業研究は大企業の存在を前提とした中小企業論だった。そうしたことは得てして大企業に対する弱者の救済としての中小企業論であることが多いが、本書は中小企業の役割を新しくとらえ直すための中小企業論である。
企業の多様性と持続可能性の視点から中小企業を分析しようとの試みであり、経済の仕組みだけではなく、多様性を包摂でき、変化に対応できる社会や個人の在り方が今後ますます問われてくるであろうから、その在り方に応えられる中小企業論となっている。
日本の諸都市を初め、中国、イギリス、カナダ、そしてデンマーク、モンゴル、さまざまな場所で、住まうことの豊かさを求める市民の暮らしと活動を伝える。
「1 参加型まちづくり」「2 子育てしやすいまちづくり」「3 高齢者が暮らし続けられるまちづくり」「4 少数民族等の文化を生かしたまちづくり」「5 人口減少と持続可能なまちづくり」の5つの柱から、地域での暮らしを重視した「まちづくり」のあり方を、興味尽きない図版、写真を多数駆使して考える。
地球温暖化、原子力発電、安保三文書の改訂、少子高齢化など、都市計画の制約条件が変化する日本から、地域空間とそこで営まれる人々の暮らしを研究対象とする地域居住学の可能性を問う。
国連「家族農業の10年」とSDGsを手がかりに持続可能な食と農を学ぶシリーズ。第3巻は、社会の視点から考える家族農業の重要性。
地球上の海洋生物の種数の70%以上を占める海産無脊椎動物。中でもとりわけ高い多様性と独自性を有する日本とその関連地域における海産無脊椎動物の研究の最前線を、系統分類、生態、行動、保全を軸に紹介する。京都大学瀬戸臨海実験所の創立100周年を記念し、日本の海産無脊椎動物研究の英知を結集した一冊。
なぜ進化生物学を学ぶのか? それは過去から現在までを知り、生物多様性を生み出した普遍的なメカニズムを明らかにして、さらに生物の本質を知るためである。ネズミ、アシカ・アザラシ、そしてパンダまで、さまざまな動物たちの進化の謎に迫る。
はじめに
第1章 美しい島
1.1 多島海/1.2 素朴な疑問/1.3 記録媒体/1.4 遺伝的変異/1.5 島のネズミと地史/1.6 第1章のまとめ
第2章 日本列島と進化
2.1 進化の仕組み/2.2 有限がもたらす進化/2.3 日本列島の特殊性/2.4 どこからきたのか?/2.5 なぜそこにいないのか?/2.6 第2章のまとめ
第3章 進化の痕跡
3.1 大進化/3.2 パンダではあるがパンダではない/
3.3 分類論争/3.4 収斂進化・平行進化/3.5 地球環境と進化/3.6 第3章のまとめ
第4章 退化の痕跡
4.1 退化と遺伝子の死/4.2 味覚の意義/4.3 味覚の退化/4.4 発見/4.5 味覚喪失の意味/4.6 第4章のまとめ
第5章 テクノロジーと進化
5.1 DNAの増幅/5.2 DNAの解読/5.3 シークエンス技術の革新/5.4 第2世代DNAシークエンサーを使った進化生物学/5.5 テクノロジーとの付き合い方/5.6 第5章のまとめ
第6章 なぜ進化生物学を学ぶのか
6.1 進化の面白さ/6.2 生物の本質/6.3 役に立つのか/6.4 危機にある社会/6.5 進化生物学と歩む/6.6 第6章のまとめ
さらに学びたい人へ
引用文献
索引
「多様性」をテーマに、あらゆる視点から描くアンソロジー。「多様性」とは何だろうと考えさせられます。主人公は小学校高学年から中学生。巻分けは主人公と登場人物との関係性で。1冊に4作品収録されているから、きっとお気に入りの作品が見つかります。周りの人、そして自分自身を見つめ直すきっかけに!
君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー(全3)
ちょっと気になるあの人
戸森しるこ・作/ひこ・田中・作/吉田桃子・作/魚住直子・作/佳奈・絵
いつも側にいるあの人
高田由紀子・作/光用千春・作/小手鞠るい・作/いとうみく・作/佳奈・絵
SNSで繋がるあの人
如月かずさ・作/おおぎやなぎちか・作/朝比奈あすか・作/佐藤まどか・作/佳奈・絵
アスペルガー=不幸ではない。
その個性を愛することができれば、大丈夫!
真っ白なノートに書いた人生の未来地図。未来を伝え希望を与え発信する革新的な「自伝」が頭の中に浮かんだ。
私という個性的な人間だからこそ感じる表現と世界が舞い降りてきたことを意味する。
その瞬間と場面は不思議な存在であって、葛藤や絶望を繰り返し続けた人間にしか見えない光景である。
(「まえがき」より)
本書は、著者がアスペルガー症候群と診断されるまでの半生と、さまざまな挫折や葛藤の末に導き出した、これから先の「未来」について綴った予言書のような「自伝」です。
経験者だからこそわかる間違いだらけの精神医療、生活支援、就労支援プログラムによって将来と自由を奪われる現状の問題。薬の処方では何も快復、改善ができない事実と、ドクターハラスメントの実態。個性を引き出すことのできるプログラムや多様性を尊重する環境づくりの必要性など。
報道や他の書籍では伝えられていない「真実」について、ありのままを記した一冊。
1:ちゅ、多様性。
2巻は陸の生態系に目を向けて、水田・熱帯雨林・高山・地中など、それぞれの生態系を解説。生物たちのおもしろい生態や生態系にかかわる重要な役割などについても紹介する。また、動物による食害、感染症の媒介などの問題点についても取り上げる。