2巻は陸の生態系に目を向けて、水田・熱帯雨林・高山・地中など、それぞれの生態系を解説。生物たちのおもしろい生態や生態系にかかわる重要な役割などについても紹介する。また、動物による食害、感染症の媒介などの問題点についても取り上げる。
先を見通すことが難しい時代に、これまでにない問題に直面する子どもと教師。
多文化共生社会における多様性を尊重する教育相談とはーー新しい教育政策の動向をふまえた初学者向け入門書。教職課程コアカリキュラムに対応した章立てで構成。章末ワークで理解を深める。
●著者紹介
大家まゆみ(おおいえ・まゆみ)
東京女子大学教授
稲垣 勉(いながき・つとむ)
京都外国語大学准教授
特集:ダニという生物の種の多様性 -ダニの生活の一端をのぞく
人畜に寄生して吸血し病原ウイルスを媒介したり,疥癬を引き起こすなど,有害動物として広く認識されているダニだが,実はそれはほんの一部であり,なかには人間に役立っているものもいる。
ダニはこの地球上に広く分布し,それぞれの環境に適応して種を繁栄させている。
本特集では,基礎から応用まで幅広い分野の研究がされているダニの研究の中から,いくつか興味深い研究を各研究者たちが紹介・解説する。
これまで世界から5.5万種が記載されており,将来50万〜100万種になるだろうと推定されているダニ,その知られざる多様性の世界をぜひご覧いただきたい。
ほか各連載も必見(「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「植物を集める!! 」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。
◎特集:ダニという生物の種の多様性 -ダニの生活の一端をのぞく
総論.ダニの特集によせて -ダニという生物の種の多様性
上遠野 冨士夫(法政大学)
1.動物に寄生するマダニ類の生態と媒介する病気 -病原体はどのようにマダニの生理機能を利用して伝播するのか
白藤 梨可(帯広畜産大学)
2.昆虫に便乗するダニ類とその生態的意義
岡部 貴美子(森林研究・整備機構森林総合研究所)
3.植物に奇形を引き起こすダニ -フシダニ
上遠野 冨士夫(法政大学)
4.農業害虫ハダニの捕食回避戦略はジレンマに制約される -とかくにハダニの世は住みにくい
矢野 修一(京都大学)
5.植物上で暮らすハダニの社会性
佐藤 幸恵(筑波大学)
6.水辺に暮らすダニ類とその生活様式 -陸から水中への進化や寄生部位での棲み分け
安倍 弘(日本大学)
◎連載
日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全
[第13回]日本列島の起源と関わりが深い水生昆虫たち
東城 幸治(信州大学)
高校生物・ワクワク宣言!!
安田学園高等学校生物クラブ -生徒の知的好奇心をくすぐる「蜂」たち
小島 直樹(安田学園中学校高等学校)
実験観察の勘どころ
道しるべフェロモンの実験で学ぶ社会性昆虫シロアリの生態
嶋田 敬介(石川県立自然史資料館)
植物を集める!!
[第23回]「サクラ」アラカルト
長田 敏行(東京大学名誉教授・法政大学名誉教授)
フォトコンテスト 生物科学学会連合
「第7回 高校生 生きものの“つぶやき”フォトコンテスト」 -審査結果(1)
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域価値発現方法の多様性」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
『地域デザイン』第24 号の刊行にあたって 3
原田保
巻頭論文
ZTCAデザインモデルの汎用性の拡大に向けたゾーン=
カテゴリー連携とアクターズネットワークの多様化の推進 11
──地域デザインのネットワーク化と地方ガバナンスのマルチ化に向けて
原田保 西田小百合 吉田賢一
論文1
デジタルコモンズとアバターの登場を捉えたZTCAデザインモデルの
構成要素であるアクターズネットワーク(A)の新展開 69
──デジタル化に対するコンテクスチュアルな活用
原田保 西田小百合 宮本文宏
論文2
NFTを活用した価値創造の挑戦 109
──地域振興への応用可能性を中心に
板倉宏昭
論文3
ブルーカーボンによる地域価値発現 125
百武ひろ子
研究ノート1
地域団体商標と地理的表示制度の活用による地域農畜産物のブランド化 147
──インターナルブランディング論からみた生産者をブランド価値発現に巻き込むプロセス
山崎雅子 高梨千賀子
第4回デザイン科学研究推進フォーラム要旨
コンテンツとコンテクスト、そしてモデルとメソドロジー 171
責任編集 編集委員会(原田保・西田小百合)
松村茂 大室健治 古賀広志
地域デザイン学会誌『地域デザイン』投稿規定・執筆要領 197
地域デザイン学会誌『地域デザイン』第26号掲載論文の募集について 201
編集後記 202
日本の諸都市を初め、中国、イギリス、カナダ、そしてデンマーク、モンゴル、さまざまな場所で、住まうことの豊かさを求める市民の暮らしと活動を伝える。
「1 参加型まちづくり」「2 子育てしやすいまちづくり」「3 高齢者が暮らし続けられるまちづくり」「4 少数民族等の文化を生かしたまちづくり」「5 人口減少と持続可能なまちづくり」の5つの柱から、地域での暮らしを重視した「まちづくり」のあり方を、興味尽きない図版、写真を多数駆使して考える。
地球温暖化、原子力発電、安保三文書の改訂、少子高齢化など、都市計画の制約条件が変化する日本から、地域空間とそこで営まれる人々の暮らしを研究対象とする地域居住学の可能性を問う。
生物多様性について、小中学生を対象にわかりやすく解説するシリーズ。国際的な調査データや身近な自治体や企業の事例で、客観的・具体的な学習に役立ちます。第3巻では食物連鎖や地産地消など「食べものと生物多様性」について知り、私たちが出来ることを考えます。
約70年ぶりに公用文作成の手引が新しくなったことを受け、現代日本語の多様な表記の実態に迫る論文集。句読点、括弧、LINEのスタンプ、仮名づかい、改行等、幅広いテーマを網羅し、データに基づいた分析で表記研究の新たな地平を切り拓く。日本語学の研究者のみならず、教育工学、自然言語処理の研究者など、幅広い読者層必携の一冊!
執筆者:井伊菜穂子、石黒圭、市江愛、岩崎拓也、落合哉人、柏野和佳子、胡佳芮、砂川有里子、田中啓行、本多由美子、三谷彩華、宮城信、横野光
まえがき
第 1 章 日本語力が向上すると段落はどう変わるか 石黒圭
第 2 章 接続詞の表記の実態と選択要因 井伊菜穂子
第 3 章 「ニアタッテ」は仮名で書くか、漢字で書くかー複合助詞における動詞の表記に注目して 本多由美子
第 4 章 日本語教育学分野における研究論文の要旨の表記の実態ー文字種比率と符号・記号の用いられ方 三谷彩華
第 5 章 小中学生のかぎ括弧の使い方 砂川有里子
第 6 章 子どもはいかに言葉を選ぶか? 宮城信
第 7 章 日本語教科書の形容詞並列文に読点は必要なのか 市江愛
第 8 章 大学生はローマ字入力の入力方式をどのように選んでいるのか 田中啓行
第 9 章 読みやすさに関わるテキストの非言語的要素の調査 横野光
第 10 章 「やさしい日本語」ガイドラインにおける表記方法の実態と課題 岩崎拓也
第 11 章 LINE においてスタンプはどのように用いられてきたか?若年層における 2010 年代の使用実態をめぐって 落合哉人
第 12 章 表記ゆれの実態と国語辞典の表記情報との比較 柏野和佳子
第 13 章 二重表記の歌詞における出現傾向とその時代的変化 胡佳芮
索引
執筆者紹介
生物多様性について、小中学生を対象にわかりやすく解説するシリーズ。国際的な調査データや身近な自治体や企業の事例で、客観的・具体的な学習に役立ちます。第4巻では気候風土や都市と地方など「住むところと生物多様性」について知り、私たちができることを考えます。
生物多様性について、小中学生を対象にわかりやすく解説するシリーズ。国際的な調査データや身近な自治体や企業の事例で、客観的・具体的な学習に役立ちます。第2巻では衣服の大量生産と廃棄、3Rの取り組みなど「着るものと生物多様性」について学びます。
海で誕生した生命が陸に広がる足がかりにした海辺には、今でも多様な生きものがくらしています。しかし一方では、砂浜や干潟の消滅、打ち寄せられたごみなどによって汚染が進んでいます。海辺の生きものの多様性をさぐるとともに、海の環境の大切さについて考えます。
[第1章]海辺の地形と環境……岩でできた磯海岸/干潟や砂浜/激しい変化をくりかえす海岸 [第2章]磯にくらす生きもの……岩にくっついて生活/磯にくらす貝の仲間/貝殻をすてた貝の仲間/潮だまりの小さな世界/磯に咲いた花/迷いこんだ浮遊体/海に落ちた星?/ヨロイを着たエビやカニの仲間/いつも家探しのヤドカリ/磯にくらす魚、やってくる魚 [第3章]砂浜や干潟の生きもの……潮干狩りと干潟の貝/砂浜や干潟の貝のくらし/干潟でダンスをするカニ/そのほかの干潟のカニと砂浜のカニ/森にくらすアカテガニ/陸上生活をめざす海の生きもの/干潟は海のたいせつな浄化装置
ドナルド・トランプが大統領に返り咲き、多様性・公平性・包括性を目標とする政策を撤回する大統領令に署名しました。社会や国家をまとまりのある共同体として考えるときに、多様性と統一性は相いれないものなのでしょうか。
日本は長らく単一民族国家と呼ばれ、言語・文化・社会的に比較的均一な国であると思われていましたが、LGBTQの方々がようやく声をあげつつあるように、日本人も決して単純に括れる一様な共同体ではありません。近年になってようやく実現しつつあるように見えた、異なる個性やアイデンティティを持つ人々がそのままの自分で生きていける社会は実現できないまま終わってしまうのでしょうか。
多様性を包む社会・街づくりの試行錯誤を続ける、差別やアイデンティティの境界にいる当事者と、それをサポートする人びとによる実践者による講演集。
はしがき (吉永純)
このまちが好きだから〜被差別の歴史をもつ地域に生まれて〜(藤尾まさよ)
●自己紹介●人権学習は幸せの学習●人の可能性を奪わない考えと行動●「どんなに頑張ってもあかんねや」●PTA同和問題学習会●ふるさとのこと●父のこと●私のこと●就職差別●結婚差別●きちんと知ること●人間の強さを信じて●これからの歴史は私たちがつくる
メディアから考える「多様性」──新聞の伝え方、出来事にツッコもう!(石崎立矢)
●生涯の学びに「探究と対話」を●社会参画と子ども記者活動●「べき論」から脱しよう●「ほっとかない」と「相利型協力」●新聞・メディアに「ツッコむ」ワーク
同性婚に関する訴訟とLGBTQを取り巻く近時の状況(三輪晃義)
●1.自己紹介●2.多様な性のあり方●3.LGBTQを取り巻く日本の現状●4.LGBTQと法制度●5.経産省事件の最高裁判決について●6.同性カップルと婚姻●7.同性婚を巡る「結婚の自由をすべての人に」訴訟●8.まとめ
「持続可能な開発のための教育(ESD)」のあり方とその可能性──万人にとってのよりよい社会の実現をめざして(木村裕)
●自己紹介●本日のねらい●SDGsとは何か●ESDとは何か●ESDの要点●ESDの国際的な動向と日本の学校教育における位置づけ●教育を問い直すものとしてのESD●今後に向けて
心理学者ヴィゴツキーのユダヤ人としての苦悩と克服(伊藤美和子)
●1.なぜヴィゴツキーの学説は魅力的なのか●2.ヴィゴツキーの時代のユダヤ人政策●3.東欧のユダヤ社会とヴィゴツキー●4.ヴィゴツキーの苦悩と克服
家族分離・虐待を経験した子どもたちのその後──傷つきからの回復を支える社会のあり方とは (梅谷聡子)
●はじめに●問題意識●社会的養護の現状●児童養護施設で育つ子どもの不利・困難●困難を経験した子ども・若者のレジリエンス●児童養護施設を退所した若者のレジリエンスを促したもの●施設職員が捉える子どもの自立と自立支援●アフターケアを担う相談員が必要と考える入所中のケア●まとめ
「多様性」をテーマに、あらゆる視点から描くアンソロジー。「多様性」とは何だろうと考えさせられます。主人公は小学校高学年から中学生。巻分けは主人公と登場人物との関係性で。1冊に4作品収録されているから、きっとお気に入りの作品が見つかります。周りの人、そして自分自身を見つめ直すきっかけに!
君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー(全3)
ちょっと気になるあの人
戸森しるこ・作/ひこ・田中・作/吉田桃子・作/魚住直子・作/佳奈・絵
いつも側にいるあの人
高田由紀子・作/光用千春・作/小手鞠るい・作/いとうみく・作/佳奈・絵
SNSで繋がるあの人
如月かずさ・作/おおぎやなぎちか・作/朝比奈あすか・作/佐藤まどか・作/佳奈・絵
私たちの暮らしは、食料や水の供給、気候の安定など、自然から得られる恵みによって支えられています。しかし今や、人類の活動は、地球の限界を超えつつあり、自らの存続の基盤である自然環境を破壊し、気候変動や生物多様性の損失、深刻な環境汚染など様々な環境問題を生じさせています。
これらの問題の多くは、経済的・社会的に脆弱な国や地域・人々に対し、より深刻な影響を与えます。加えて、気候変動や生物多様性の損失等の問題は、その原因を担ってきた過去・現在の世代にとどまらず、将来の世代にこそ大きな影響を及ぼします。
パリ協定で共有された1.5℃目標の実現に向け、我が国は、2050年ネット・ゼロの実現を目指しています。2023年度の温室効果ガス排出・吸収量は10億1,700万トン(CO2換算)となっており、現状では2050年ネット・ゼロの実現に向けた減少傾向を継続できていますが、既に利用可能な技術・設備の導入拡大を加速しつつ、人工光合成を始めとする革新的な技術の開発・社会実装など、一層の努力が必要です。
また、2030年までに陸域や海域の30%以上を保全する30by30目標に対して、我が国が保全できている地域の割合は、直近で陸域約20.8%、海域約13.3%となっており、目標達成に向けた更なる上積みが求められる状況です。
さらに、天然資源の採取と加工が、温室効果ガスの排出や生物多様性の損失に影響を及ぼしている現状を踏まえると、ネット・ゼロ、ネイチャーポジティブの実現に向けては、サーキュラーエコノミー、循環型社会の実現がその鍵を握っているといっても過言ではありません。
環境危機を克服し、環境のもたらす恵みを将来世代まで引き継いでいくためには、ネット・ゼロ、ネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミーを統合された形で目指す経済社会構造へと大胆に変革していくことが必要不可欠です。
東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所事故から今年で14年が経過しました。福島の復興は変わらず最重要の課題であり、除染や中間貯蔵、汚染された廃棄物の処理などの取組を実施しています。しかし、除去土壌等の中間貯蔵開始後30年以内の福島県外最終処分の方針の認知度は、福島県内で約5割、福島県外だと約2割に留まっています。県外最終処分に向けて、除去土壌の復興再生利用の安全性・必要性に加えて、中間貯蔵施設の受入れに至る経緯や地元の皆様の思いについても発信し、理解醸成に政府一体で取り組んでまいります。
こうした取組を統合的に推進することにより、気候変動、生物多様性の損失、汚染の3つの世界的危機に対応しながら、将来世代を含む豊かな暮らしの実現やウェルビーイングの向上に繋げてまいります。
・グローバル化が進むこの世の中で、国際化する社会に対応し、国際的な観点で、ものを考えることができる人間をどのように育んでいくべきか、図画工作・美術の学習を通して、そのような人間を育てるためにどうしたらよいかをこの本を通して考えていきます。
・1章は概論、2章はその実践例18題材が掲載されています。
・この本を読んだ先生ご自身がグローバル市民を育む授業づくりができるようになることを目指しています。
はじめに
1.グローバル市民の育成を考える
01 「グローバル市民を育てる」とは
02 21 世紀の美術教育はどこに向かうのか
COLUMN 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」ができるまで
03 美術が果たす教育的・社会的な意義とは何か
04 グローバル市民の育成に向けた図工・美術の授業づくり
COLUMN 戦後の児童画による国際交流の先駆け
2.実践例
国際交流授業の進め方
実践例01 何をして 何を話しているのかな -お面づくりで異文化交流ー
実践例02 ヌンガー族の六つの季節のお面
実践例03 クリーチャーGO!スタート文化交流
実践例04 身のまわりに生息するクリーチャー
実践例05 ぼくたちのシンボルツリー
実践例06 インディアナの木を縫う
実践例07 言葉と思いを形や色に -世界の友達へ字のない手紙ー
実践例08 藍染めの抽象文字
実践例09 音楽を墨で表そう
実践例10 音から広がる世界 -International Art Museum へようこそー
実践例11 自画像でつながる
実践例12 「あなた」と出会う
実践例13 光で表す物語 -統一感とコントラストを意識してー
実践例14 伝えようわたしたちのふるさと
実践例15 こだわりの色 わがしや◯組
実践例16 世界遺産アートカードゲーム
実践例17 アディンクラ・シンボル版画
実践例18 平和につながる図工 -全校ピースライト製作を通してー
オンライン展示の活用
海外とつなぐ国内外の教育機関
「文化大使」としての教育者の役割を考える
付録
資料1 文化芸術教育のためのユネスコ・フレームワーク
資料2 ユネスコのグローバル市民教育
資料3 アメリカの美術教育に関する資料
資料4 オーストラリアの美術教育に関する資料
おわりに
なぜ進化生物学を学ぶのか? それは過去から現在までを知り、生物多様性を生み出した普遍的なメカニズムを明らかにして、さらに生物の本質を知るためである。ネズミ、アシカ・アザラシ、そしてパンダまで、さまざまな動物たちの進化の謎に迫る。
はじめに
第1章 美しい島
1.1 多島海/1.2 素朴な疑問/1.3 記録媒体/1.4 遺伝的変異/1.5 島のネズミと地史/1.6 第1章のまとめ
第2章 日本列島と進化
2.1 進化の仕組み/2.2 有限がもたらす進化/2.3 日本列島の特殊性/2.4 どこからきたのか?/2.5 なぜそこにいないのか?/2.6 第2章のまとめ
第3章 進化の痕跡
3.1 大進化/3.2 パンダではあるがパンダではない/
3.3 分類論争/3.4 収斂進化・平行進化/3.5 地球環境と進化/3.6 第3章のまとめ
第4章 退化の痕跡
4.1 退化と遺伝子の死/4.2 味覚の意義/4.3 味覚の退化/4.4 発見/4.5 味覚喪失の意味/4.6 第4章のまとめ
第5章 テクノロジーと進化
5.1 DNAの増幅/5.2 DNAの解読/5.3 シークエンス技術の革新/5.4 第2世代DNAシークエンサーを使った進化生物学/5.5 テクノロジーとの付き合い方/5.6 第5章のまとめ
第6章 なぜ進化生物学を学ぶのか
6.1 進化の面白さ/6.2 生物の本質/6.3 役に立つのか/6.4 危機にある社会/6.5 進化生物学と歩む/6.6 第6章のまとめ
さらに学びたい人へ
引用文献
索引
地球に満ちる多様な生物種は,「種分化」とよばれる進化のたまもの。
種分化を理解することは,生物多様性のなりたちを理解することにもつながります。
では,種分化とは?
そのきっかけは? そのプロセスは?
有名なガラパゴスの「フィンチの嘴」のように,リアルタイムで起きている進化の様相を目の当たりにできる例は,残念ながら限られています。
でも! 今生きている生物の生態の中に,あるいは体内のDNAの中に,その証拠が残されている!
生物学の様々な考え方,手法を駆使して,種分化という現象のおもしろさ,研究方法を紹介します。
ー 進化の研究を志す学生の方だけでなく,生物多様性や生物の歴史について学びたい生きもの好きの方にもおすすめです。
・種分化を学ぶなら知っておきたい基礎知識,研究の展開をまとめた概論「種分化ことはじめ」が便利
・解析手法,日本列島の地史など,これから学ぶ人が知っておきたい重要なポイントを解説したコラム5篇を収録
・植物,昆虫,魚類を材料に,種分化研究の実例を紹介
・生きもの好き究極の問い「地球の生物はなぜかくも多様なのか」に答える地道な研究が見えてくる
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【 著者名付き目次 】
第1部 種分化を体系的に理解する
第1章 種分化ことはじめ -阪口 翔太
コラム1 生殖隔離の定量化 ー松林 圭
第2部 個別の事例から種分化を学ぶ
第2章 自然選択が引き起こすアキノキリンソウの種分化 -阪口 翔太
第3章 6年に1度の一斉開花の進化と生殖隔離 ー柿嶋 聡
第4章 集団の地理的分断から生殖後隔離〜ガガンボカゲロウを用いた種分化研究〜 -竹中 將起・東城 幸治
コラム2 日本列島の形成史ー形成過程とその原動力ー -竹中 將起
第5章 種分化の生態ゲノム学 -北野 潤
コラム3 種分化の転換点ーA tipping point in speciation- -山口 諒
第6章 適応と交雑が織りなす複雑な種のかたち -松林 圭
第7章 雑種形成がもたらす劇的な開花期シフト ー野村 康之
コラム4 種分化における遺伝子流動の多様な働き ー野村 康之
第8章 分布域の境界で起こる浸透性交雑:キイチゴ属に見られる交雑帯と環境勾配 ー三村 真紀子
コラム5 形質の地理的な変異と種分化 高橋 大樹
第9章 有性生殖を二次的にやめたシダ植物の無配生殖種の多様化 -村上 哲明・堀 清鷹
第10章 倍数化種分化における遺伝子発現解析 -清水(稲継)理恵
調べ学習に最適! 地球の平和や自然環境を守るための国際条約について学ぶシリーズ。
第2巻は「生物多様性条約」「世界遺産条約」など、
地球環境を守り生物の多様性を未来へ残すための国際条約や取り決めを紹介する。
人権は、アプリオリのルールや決まりではなく、また優しさや思いやりでもない。時に、人権を保障すべき国家に対峙し、ボーダーを超えて人と連帯するための規範・規準である。本書では、人権について学び、人権の目的や趣旨のために学び、人権が守られた環境の中で学ぶという人権教育のトータルな学びを理解するための概念と女性、子ども、貧困、多文化共生など個別テーマを詳解する。
日本語版への序文
謝辞
序文
略語一覧
第1部 人権:行動のためのアジェンダ
第1章 三人の語り
議論
本書の構成
第2章 人権の文脈化
本書の目的
私たちの取り組みはどこから始まったのか
第3章 人権についての枠組み
人権:歴史的視点
法的視点
社会学的視点
第4章 人権、正義、平和
コスモポリタンな世界観としての世界人権宣言
ユートピア世界観としての世界人権宣言
人権の概念
四つの自由
世界人権宣言と国家の抑圧
結論
第2部 政治、文化、不平等
第5章 女性の人権
女性による行動と人権の発展
女性の人権のための諸原則
オルタナティブな構想の開発
政治的な権力
公私の分離
グローバルな連帯
教育と女性の人権
第6章 人権とグローバルな変化
世界の不平等
グローバルな挑戦:開発
国民国家のグローバルな責任
教育と開発
グローバルな挑戦:環境
グローバルな市民社会
第7章 価値、文化、人権
冷戦:政治的レトリックとしての人権
ナショナリズム・コスモポリタニズム(世界市民主義)・多文化国家
宗教・人権・文化相対主義
関係主義(relationalism)
普遍的な人権を文脈化する
人権とアジア的価値
グローバルな人権の言説が包含する意味
第3部 学校における人権と民主主義
第8章 子どもの人権
子ども期の概念の変容
第12条と子どもの参画
多文化主義と学校教育
子どもの権利、発達と学校教育
第9章 シティズンシップ教育と人権
シティズンシップ教育と国民国家
民主的シティズンシップ教育と国家への帰属
民主主義、多様性、隠された歴史
民主主義と多様性
コスモポリタン・シティズンシップのための教育と人権
市民による行動、市民権、人権
人権教育に対する国際的・国家的な取り組み
人権教育の実施における挑戦と進展
民主的シティズンシップ教育と共有の価値、マイノリティのニーズ
人権教育の実践者が直面する課題
第10章 人権、政治、学校
学校とテスト
変革的教育(Transformative education)
人権教育のための教育原理
人権と歴史教育
人権教育:政策と原則を展開する
エピローグ
参照文献
索引
監訳者による解説
あとがきにかえて
著者・訳者紹介
全国の生物多様性に配慮した米生産の取組み事例について整理し定性的分析を行った結果とともに、その代表的事例として「コウノトリ育むお米」について調査し、生物多様性保全に関する属性が農産物の高付加価値にどのように結びついているかを定量的に明らかにした。
はじめに
第1章 農業生産における生物多様性保全の取組と生きものブランド農産物
1.はじめに
2.生物多様性と農業
3.調査の目的・方法
4.調査結果
5.生きものブランド農産物の課題と今後の展望
第2章 豊岡におけるコウノトリの野生復帰に向けた取組
1.はじめに
2.里の鳥コウノトリ
3.保護,絶滅そして野生復帰へ
4.コウノトリ育む農法
5.自然を再生する取組
6.コウノトリの放鳥と科学的な研究
7.コウノトリと生活をつなげていく
8.おわりに
第3章 コウノトリ育む農家たち
2.聞き取り調査の概要
3.コウノトリ育む農法の取組状況
4.コウノトリ育む農法に取り組む意識
5.生き物への意識
6.コウノトリとのかかわり
7.まとめ
第4章 コウノトリ育む農法のフロンティア
1.問題の所在とコウノトリ
2.祥雲寺地区と〈ツル〉
3.コウノトリ育む農法の蓋然性
第5章 「コウノトリとの共生」をめぐる豊岡市民および
コウノトリ育むお米の消費者の動向
1.「コウノトリとの共生」をめざして
2.「コウノトリとの共生」を支える意識を探る
3.豊岡市民にとっての「コウノトリとの共生」
4.コウノトリ育むお米の消費者にとっての「コウノトリとの共生」
5.便益から見る「コウノトリとの共生」
6.「コウノトリとの共生」をさらに深めるために
第6章 コウノトリ育むお米の価値形成に関する経済分析─市場的価値と環境的価値の分離─…
1.はじめに
2.生きものブランドにおける公共財的価値と私的財的価値
3.アンケート調査の概要
4.分析モデル
5.推定結果と考察
6.おわりに
第7章 コウノトリ育むお米が生み出す地域経済効果
1.はじめに
2.農業分野における生物多様性保全の評価研究
3.産業連関分析と産業連関表の修正
4.分析条件と経済相乗効果の定義
5.分析結果
6.結果の考察
7.政策的含意
8.分析の限界
9.おわりに
あとがき