ウクライナ侵攻
クレア・デイリー欧州議会議員の演説を考える
武器供与も経済制裁も
平和をもたらさない!?本橋哲也
ロシアのウクライナ侵攻を受けた改憲論について
私たちは、どう向き合うべきか
自民改憲案の「真実」を見抜け?梓澤和幸
メディアウオッチ
推測の伝達に留まるNHK 具体的な現地情報伝えるBBC
ウクライナ報道に覗く各国事情?田中洋美
日本の風力発電を考える
再生可能エネルギーから省エネへ?加藤やすこ
北海道小樽市・余市町で山地約1060ヘクタール開発
「脱炭素」という大義名分で
破壊される暮らし?佐藤 彰
2040年までに4500基計画
政府は洋上風力発電へシフト?加藤やすこ
◆FITの買い取り価格変更で「駆け込み」参入が急増?佐藤 彰
歯科医師・武田恵世氏に聞く
もうけのための再エネでは
エネルギー問題は解決しない
エネルギー戦略研究所所長・山家公雄氏に聞く
これからは「グリーン水素」
膨大な再エネ電気が必要です
「夫婦別姓」派が激減した政府世論調査
なぜ政府は設問を突然変えたのか?金本裕司
きんようアンテナ
「経済安保法案に異議あり!」弁護士らが院内集会?岩本太郎
教科書アンケート黒塗り訴訟 不開示は違法■ウクライナ侵攻
●クレア・デイリー欧州議会議員の演説を考える 武器供与も経済制裁も平和をもたらさない! 本橋哲也
欧州議会における一人の女性議員のスピーチが、インターネットにのって世界を駆け巡っている。ロシアへの経済制裁からウクライナへの武器供与までウクライナ支援一色に見えるヨーロッパの中で、アイルランド出身のクレア・デイリー欧州議会議員が異論を唱えている。欧州の政治文化に詳しい本橋哲也・東京経済大学教授(カルチュラル・スタディーズ)に、演説の日本語訳とともに解説をお願いした。
●ロシアのウクライナ侵攻を受けた改憲論について私たちは、どう向き合うべきか 自民改憲案の「真実」を見抜け 梓澤和幸
ウクライナ戦争で改憲派が勢いづいている。新たな装いの改憲論のレトリックやその危険性について、今週・来週号で専門家の分析や現場からの報告を特集する
●推測の伝達に留まるNHK 具体的な現地情報伝えるBBC
ウクライナ報道に覗く各国事情 田中洋美
■日本の風力発電を考える
ロシアによるウクライナ侵攻で、エネルギーを安定的に確保する重要性が高まっている。政府は昨年10月に新たなエネルギー基本計画を閣議決定し、2030年度に再生可能エネルギーの比率を発電量全体の36〜38%に引き上げるとした。再エネのなかでも日本ではいま風力発電に注目が集まり、全国で計画があるが実現可能なのか。まずは、そもそも便利さなどと引き換えにエネルギー消費量が増えている現実を直視したい。
●再生可能エネルギーから省エネへ 加藤やすこ
●北海道小樽市・余市町で山地約1060ヘクタール開発 「脱炭素」という大義名分で破壊される暮らし 佐藤彰
北海道内屈指の観光地・小樽市。新型コロナウイルス感染症が国内で猛威を振るう以前は、年間800万人前後の観光客が訪れていた。この地でいま、大規模な風力発電施設の建設計画を巡って、地元が揺れている。
●政府は洋上風力発電へシフト 加藤やすこ
◆FITの買い取り価格変更で「駆け込み」参入が急増 佐藤彰
●歯科医師・武田恵世氏に聞く もうけのための再エネではエネルギー問題は解決しない
二酸化炭素を出さず、原子力発電所も減らせるかもしれないーー。三重県伊賀市の歯科医師、武田恵世氏がかつて風力発電に抱いていた大きな期待は、その実態を知るにつれ、裏切られてきた。以来、全国各地の風力発電所建設計画に反対する集会や講演会に何度も呼ばれ、風力発電の問題を取り
紹介。「買い時」「売り時」がわかる【特集 企業に求められる環境変化への対応 株主総会の在り方】◎バーチャル株主総会の導入と課題◎今回の新型コロナの影響で現実味を帯びた総会延期と継続会/★【特別寄稿】緊急事態宣言後の改正新型インフルエンザ特措法および感染症法政令改正の枠組みの理解と企業グループの各種リスク管理/【実務詳説】LINE法務室の法務相談対応〜ステークホルダーの期待にどう応えるか/【ZoomUp! ─特別解説─】OECD「責任ある企業行動(RBC)」の運用の実際と課題─東南アジアの事例を題材に─(後編)/★【連載】新たな金融サービス仲介法制と今後のビジネスの可能性/おとなも意外と知らない法律のキホン/法もハサミも使いよう?鐵丸先生直伝! 法務プロフェッショナルへの道/<企業NOW>一人法務でも確実なステップを踏むことで強くなれる! 〜その前提は強い信念と関係者との信頼関係〜(株式会社ベアーズ)/山本孝夫の英文契約入門ゼミナール/中国ビジネス 現場で役立つ 実務Q&A/「司法の小窓」から見た法と社会/★【コーナー】経営法談/法務の回覧板/良品10選
薬剤師の臨床的センスをプロデュース”「薬局」2021年1月 Vol.72 No.1
特集:『 Evidence Update 2021 -最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する - 』
≪特集の目次≫
■特集にあたって(名郷 直樹)
■2020年論文ベストテン(名郷 直樹)
■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の注目論文(浦上 宗治)
■薬剤師介入の最新エビデンス(木村 丈司)
■エキスパートが注目する最新エビデンスをアップデート!
・降圧薬(小原 拓)
・抗不整脈薬(梶間 勇樹 ほか)
・心不全治療薬(高井 靖 ほか)
・抗血栓薬(福島 将友 ほか)
・気管支喘息治療薬(坂野 昌志)
・慢性閉塞性肺疾患治療薬(宮崎 雅之)
・消化性潰瘍治療薬(米田 博輝)
・糖尿病治療薬(青島 周一)
・脂質異常症治療薬(青島 周一)
・高尿酸血症治療薬(三星 知)
・慢性腎臓病治療薬(鈴木 大介)
・統合失調症治療薬(桑原 秀徳 ほか)
・抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬(桑原 秀徳 ほか)
・認知症治療薬(福士 元春)
・抗てんかん薬(山本 吉章)
・抗リウマチ薬(小林 俊介 ほか)
・骨粗鬆症治療薬(鈴木 諒)
・抗菌薬(門村 将太)
・抗ウイルス薬(矢倉 裕輝)
・抗真菌薬(武田 龍馬 ほか)
・ワクチン(福士 元春)
・鎮痛薬(神林 祐子)
・肺癌治療薬(内山 将伸)
・胃癌治療薬(岩井 美奈 ほか)
・大腸癌治療薬(山田 友奈美 ほか)
・前立腺癌治療薬(吾妻 慧一)
・膵臓癌治療薬(田内 淳子 ほか)
・乳癌治療薬(橋詰 淳哉 ほか)
・卵巣癌・子宮頸癌・子宮体癌治療薬(佐藤 淳也)
・血液腫瘍治療薬(小井土 啓一)
・がん支持療法(上田 源治 ほか)
・静脈経腸栄養(東 敬一朗)
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌”【雑誌の特徴】
ちょっとがんばる医師のため
総合診療を楽しむ雑誌
【特集の紹介】
訪日外国人旅行客や国内で就労される外国人も過去最高人数を記録しており、
さらに2019年はラグビー、2020年はオリンピックと世界規模の大会が開催予定です。
このような日本国内の状況変化に伴い、医療機関における外国人への対応はもはや必須になりつつあります。
いざというときに困らないために、外国人診療にあたるための事前準備からその対応までをまとめた特集です。
【主な項目】
総合病院における外国人診療(三島伸介)
医療通訳の活用(村松紀子)
医療通訳 ─病院での現状とその限界─(三島伸介)
外国人スタッフ採用時のポイント(中村友美)
多民族・多言語国家カナダでは(二見 茜)
事例から学ぶ─注意したい価値観・文化などの違い─(二見 茜)
外国人診療におけるクレーム対応(原茂順一)
外国人診療 ─医療事務・受付─(大野美加子)
外国人診療 ─注意したい内科系疾患─(山前浩一郎)
外国人診療 ─その円滑化と外科医の役割─(岸田明博)
外国人診療 ─救急外来─(磯川修太郎)
外国人診療 ─小児科外来─(浦島 崇)
産業保健と外国人就労者(内野文吾)
学校保健における多国籍児童,生徒への対応(小林美和子)
マスギャザリングと外国人診療(石松伸一)
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備 ─一般臨床医の立場から─(濱田篤郎,他)
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた感染症対策 ─検疫所の取り組み─(横塚由美)
国民保険と海外の保険 ─医師と医事課が理解しておくこと─(堀 成美)
有病訪日者 ─アジア旅行中に日本に立ち寄るケース─(守山祐樹,他)
外国人診療と今後の課題 ─現場の負担とリスクを最小限にするために─(堀 成美)
(連 載)
今月のお薬ランキング(41)
抗アレルギー点眼薬(浜田康次)
症例×Q&A 超高齢社会シコウの利尿薬適正使用シコウ(2)
体液過剰状態を呈する高齢うっ血性心不全患者の入院(再入院)が繰り返される現状,なんとかならないのか?利尿薬は適切に使用されているのか?(杉本俊郎)
こちらつるかめ病院臨床倫理カフェ つるりん(3)
ペンとお弁当と私(金城謙太郎,長尾式子,竹下 啓)
映画で読み解く医療 -シネメデュケーション(映画医療教育)-(8)
医療
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌日本での新型コロナウイルス感染者数や死者数が少ないことについて、「日本人のまじめさや清 潔好きのおかげ」といった論調もあります。しかし、子細に振り返ると、とても褒められたものでは ありません。PCR検査、医療体制、ワクチンや治療薬の開発、経済対策……。その場しのぎで何 とか対処したというケースが散見されます。
次の感染拡大に向けて何をすべきなのか?第1波における日本勝利のミステリーについて徹底 検証し、第2波への適切な備えについて考えていきます。
【特集】コロナ徹底検証
Part1 [ 政策 ]の功罪
8割削減にバッシングの嵐 「自粛過剰」批判は妥当か
コロナ禍を克服できるか 石油ショックからの教訓
リスクに見合った賢い対策を 経済や学業の犠牲は限界
重要情報がわからず検証不可能 疑惑深まる持続化給付金
悪影響は卒業後も続く 全国一斉休校の深い爪痕
Part2 [ 第1波 ]を検証
なぜ死者数が少なかったのか “日本勝利”のミステリー
「感染を抑え込めたのは ただ運がよかっただけ」●神戸大学大学院 教授 岩田健太郎
「教訓」生きず、PCR目詰まり 気づけば感染対策の後進国
“命の砦”で何が起きていたのか そのときICUは地獄だった
「もう次の波は来ている 短期間で体制構築を」●国立国際医療研究センター 大曲貴夫
Part3 [ 第2波 ]に備える
往来再開が「第2波」の引き金に? 水際対策の難しい舵取り
「五輪選手の感染対策 実務はかなり難しい」● 国際医療福祉大学医学部教授 和田耕治
「接触確認」の可能性と限界 ITで感染を予防できるか
「行政とIT企業が連携し ビッグデータを活用せよ」 ●慶応大学医学部教授 宮田裕章
感染爆発の米国、ブラジル 経済活動再開の視界不良
「コロナは貧困国を直撃 制圧には時間がかかる」 ●世界エイズ・結核・マラリア対策基金 局長 國井 修
PCR検査の拡充と新手法の開発 検査難民は解消されたのか
国益を懸けた開発競争 ワクチン開発 各国が火花
「感染症に強い街づくりへ 人の移動の見直しも重要」 ●北海道大学大学院教授 西浦 博
スペシャルリポート
香港問題めぐり米中激突 加速するデカップリング
国家安全法で香港を取り仕切る男の“度量”
ニュース最前線
東芝vs.モノ言う株主 取締役選任案めぐる攻防戦
不振の国内販売をテコ入れ 日産
近年の教員採用試験では,教職教養のみならず論作文・面接対策においても必出の「教育時事&教育DATA」。“既刊の問題集では最新の資料が収録されていない”“『教員養成セミナー』の特集で取り上げた教育トピックをひとまとめにして読みたい”といった読者の要望に応え,今夏の教員採用試験で問われやすい,文部科学省調査や通知,中央教育審議会答申や報告書など,最新の資料・データを一挙掲載。そのどこを読めばいいのかを詳細に解説します。<BR> 今夏も引き続き教員採用試験の出題が予想される「新学習指導要領」「不登校児童生徒」「学習評価」,今夏注目の「令和の日本型教育」「新型コロナに関する衛生管理マニュアル」等についても取り上げます。<BR> また,例年どおり,ブックインブックでは的中率抜群の「予想問題」を作成。この1冊で,教職教養のみならず論作文・面接対策も万全です。<BR><BR>◆ Contents ◆<BR>【Introduction】<BR>昨夏の全国の教員採用試験における教育時事の出題を徹底分析。その攻略法を解説します。<BR>▽教育時事&教育DATAの攻略法<BR>▽2020年夏教員採用試験 教育時事出題一覧<BR><BR>◎ Part1 試験で問われる!教育時事<BR>今夏,出題が予想される文部科学書の通知や資料,答申などから編集部厳選の「最新TOP3」と「重要TOP7」を掲載します。<BR>【最新TOP3】<BR>▽ 中央教育審議会「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して 〜全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現〜(答申)」<BR>▽ 文部科学省「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル〜『学校の新しい生活様式』〜」<BR>▽ 文部科学省「学校・教育委員会等向け 虐待対応の手引き」<BR>【重要TOP7】<BR>▽ 中央教育審議会「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」<BR>▽ 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」<BR>▽ 文部科学省「小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)」ほか<BR>▽ 文部科学省「教育の情報化に関する手引(追補版)」<BR> ▽ 閣議決定「第3期教育振興基本計画」<BR> ▽ 文部科学省「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する
◎介護度の高い人を支える知識と技術をわかりやすく整理!
・原因となる疾患をやさしく解説!
・状態の悪化はこうして防ぐ!
【巻頭カラー】
1.「重度」ってどういうこと?
【医学知識編】
2.押さえておこう! 加齢に伴う身体の変化
□呼吸と循環(呼吸器・循環器の変化)
□動く(運動器の変化)
□食べる(消化器の変化)
□出す(排泄機能の変化)
□見る・聴く・味わう・触れる(感覚器の変化)
3.知っておきたい 疾患・病態の基本
◎総論
□高齢者の生活と疾患
◎脳神経系
〈出血性〉
□脳内出血
□くも膜下出血
□慢性硬膜下血腫
〈虚血性〉
□脳血栓症
□脳塞栓症
□ラクナ梗塞
□一過性脳虚血発作(TIA)
〈その他〉
□パーキンソン病(パーキンソン症候群)
◎筋・骨格・血管系疾患
□関節リウマチ
□変形性膝関節症
□閉塞性動脈硬化症
□腰部脊柱管狭窄症
◎介護度の高い人に多い合併症
□メタボリック症候群
□高血圧
□糖尿病
□脂質異常症
□帯状疱疹
□慢性腎臓病(腎不全)
□心不全
□慢性閉塞性肺疾患(COPD)
□骨粗鬆症
【介護編】
4.状態の悪化を防ぐ 7つの視点とケア
□誤嚥を防ぐケア
□脱水を防ぐケア
□尿路感染症を防ぐケア
□便秘を防ぐケア
□褥瘡を防ぐケア
□拘縮を防ぐケア
□リスクを回避するケア
教員採用試験の受験生のための総合情報誌【特集1】みんな苦手な教育法規 完全制覇の30ページ
□ 事例で学ぶ教育法規 必出10テーマ
信用失墜行為の禁止/守秘義務/職務専念義務/教員の研修
政治的活動の制限・政治的中立/著作権/体罰と懲戒
性行不良による出席停止/感染症による出席停止/児童虐待の防止
□ 1トピック15分演習 肢別問題で深める教育法規
教職員の服務/教職員の研修/政治的・宗教的中立性/
懲戒と体罰/出席停止
■ 過去5年の「出席頻度表」から
夏の出題領域を予想しよう! [一般教養編]
【特集2】合格者が語る 私の“マル秘”学習法
□ 合格者が語る 残り150日からのサクセスロード
□ 合格者座談会 試験対策は仲間と共に!
私たちが現役合格を勝ち取るまで
■ 教セミ博士が教える最重要用語の完全理解 プラス5点の10分間講座
心理療法/カウンセリング/形成的評価/絶対評価/学級集団
■ 添削トレーニングで高める論作文の力
第7回 規範意識の醸成
■ 専門教養マンスリーCHECK
教員養成セミナーの内容紹介
地球の素顔を伝えるビジュアルマガジン【特集】
●生命を変えるDNA革命:
生物の遺伝情報を思い通りに改変できる「ゲノム編集」技術。難病の治療など、無限の可能性を秘めた新技術だが、その使用への懸念もある。
●蚊と人間の終わりなき戦い:
ジカ熱やデング熱、マラリアなどの感染症を媒介する蚊。地球上で最も危険な生物ともいえるこの虫と、人間はどう戦えばいいのか。
●パンダを野生に:
中国は、ジャイアントパンダを飼育下で繁殖させることに成功し、順調にその数を増やしている。次の挑戦は、生息地を保全し、パンダを野生に戻すことだ。
●枯れる地下水:
米国の穀倉地帯を支える「オガララ帯水層」の地下水が枯渇しつつある。国内はもとより、世界の食料供給への影響が懸念され始めた。対策はあるのか?
●大海原の王者 ヨゴレはどこへ?:
シリーズ「海のハンター」の最終回は、温暖な外洋に分布するヨゴレ。凶暴な「人食いザメ」として、船乗りたちに恐れられていたが、半世紀ほどの間に、乱獲などによって世界の海から急速に姿を消した。
●捕らわれの鳥たち:
鳥の生態調査などのために使われる「かすみ網」。アーティストが研究者に同行し、網にかかった鳥たちを記録した。その姿に何を感じるか?
【コラム】
●生命をつなぐ:はさみは大きいほうがいい
●VISIONS 世界を見る:「おんぶじゃないよ」「水面がキャンバス」「カヤネズミの素顔」
●写真は語る「身近なハンター ハエトリグモ」(坂本 昇久)
●EXPLORE 探求のトビラ
ワイルドライフ「逃がした魚は大きくなる」:米国の生物学者が、湖で巨大な金魚を釣り上げた。
地球「黒ずんだ氷は解けやすい」:グリーンランドで氷の融解が加速している原因は「黒ずみ」だった。
サイエンス「移ろいやすい金星の素顔」:金星の大気中で刻々と変化する渦を、欧州の探査機が撮影した。
人間「パンダ人気、熱狂の歴史」:動物園の人気者は、いつから世界中で愛されるようになったのか。
人間「機内では味覚が変わる?」:飛行機に乗ると、トマトジュースを飲みたくなるのはなぜか。
●ルーペで見つけた! 「美女に狙いを定めて」
●読者の声
●もっと、ナショジオ
●ナショジオ チャンネルから
●次号予告
●日本の百年「富士を眺めてひと休み」
ほか
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌【雑誌の特徴】
ちょっとがんばる医師のため
総合診療を楽しむ雑誌
【特集の紹介】
「家庭医療」と聞くと診療所のイメージが浮かびませんか?
しかし病院にだってしっかり家庭医療に取り組んで地域を支えている先生方がい
ます!
本特集では病院で行う家庭医療がどんなものなのか,
病院で働く総合診療医の先生が目指すべき「病院家庭医」の姿を追い求めました.
家庭医療に携わる全ての先生に送る1冊です.
【主な項目】
(特 集)
■総 論
“病院×家庭医療”とは(佐藤健太)
“病院×家庭医療”と BPS モデル(堀 哲也)
“病院×家庭医療”と患者中心の医療(北村 大)
“病院×家庭医療”と家族志向のケア(松本翔子,他)
“病院×家庭医療”と multimorbidity(近藤 猛)
“病院×家庭医療”と高齢者総合的機能評価(CGA)(西村正大)
“病院×家庭医療”と意思決定支援(濱井彩乃)
■医 学
“病院×家庭医療”と誤嚥性肺炎(大浦 誠)
“病院×家庭医療”と感染管理(井村春樹)
“病院×家庭医療”とリハビリテーション(鵜飼万実子)
“病院×家庭医療”と緩和ケア(小杉和博,他)
■精 神
“病院×家庭医療”と認知症(飯島研史)
“病院×家庭医療”とせん妄(原田 拓,他)
“病院×家庭医療”とアルコール問題(高橋聡子,他)
■社 会
“病院×家庭医療”と臨床倫理カンファレンス ─臨床倫理 4 分割カンファレンス
─(菅藤賢治)
“病院×家庭医療”と退院支援(内堀善有)
“病院×家庭医療”と訪問診療(和田幹生)
“病院×家庭医療”とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)(平山陽子)
“病院×家庭医療”と社会的弱者(吉田絵理子)
“病院×家庭医療”と経営・マネジメント ─総合診療医・家庭医として具体的にで
きる経営改善─(小西竜太)
“病院×家庭医療”と主治医意見書の書き方(長野広之)
“病院×家庭医療”と訪問看護指示書の書き方(松本真一)
ほか
正確さと先見性で群を抜く総合科学誌【目次】
特集:スターショット計画
亜光速でアルファ・ケンタウリへ
日本の宇宙ヨット「イカロス」
ハビタブル惑星プロキシマbの発見
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特集:言語学の新潮流
チョムスキーを超えて 普遍文法は存在しない
口笛言語
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ついに見えたHIV予防ワクチン
キログラムを再定義
究極の選択? 麻薬依存をイボガインで治療
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フロントランナー挑む
スパコン開発の鬼才 シンギュラリティーにらむ 齊藤元章(PEZY Computing)
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主要記事の「ダイジェスト」
→目次の前に掲載しています。
ここを読めば主要記事の概要が手短かにわかります。
各記事の冒頭に掲載している囲み「KEY CONCEPTS」も合わせてご覧いただくと,
さらに記事のポイントが把握できるようになっています。
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サイエンス考古学
原子力/物質/映画の制作/進化と戦争/銃創/パリの馬乗り人
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NEWS SCAN
●国内ウォッチ
冥王星のクジラ模様の謎を解く/第4回日経「星新一賞」決定/ウェブサービス技術で企業講義
●海外ウォッチ
氷河期のチベット人/ミニチュア金属装置を作る/ジュラ紀のタコ化石/
幹細胞から腸管組織/デジタル時代の性感染症検査/ゾウよけにハチのパワー/
ビビッとくる入江/核融合に未来はあるか?/
ニュース・クリップ/メイク・アース・グレート・アゲン
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From nature ダイジェスト
第8大陸「ジーランディア」を探る
ほか
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌【雑誌の特徴】
ちょっとがんばる医師のため
総合診療を楽しむ雑誌
【特集の紹介】
普段,診療を行っているときに「ところでこれは何ですか?」と皮膚病の相談を受けることはないですか?
「これはメラノーマかもしれないから念のため皮膚科を受診しなさい」ということは簡単ですが,
「これはホクロだからしばらく様子をみてよいですよ」というのには,ちょっと勇気がいりますよね?
本特集では,皮膚のコモンディジーズとして,ホクロ,ニキビ,湿疹,水虫,薬疹の5つをテーマを扱い,
それに関連するピットフォールをまとめました.
しっかり理解して,患者さんを安心させてあげましょう!
【主な項目】
(特集)
■ホクロ
ー総説
総説:ホクロとメラノーマ (名嘉眞武国,他)
─メラノーマ以外のホクロの鑑別疾患
基底細胞がん(古賀弘志)
脂漏性角化症(外川八英)
角層下血腫(星野雄一郎,他)
爪甲色素線条(星野雄一郎,他)
─Q&A
Q1 赤ちゃんのホクロ(外川八英)
Q2 皮膚科受診が困難な人(古賀弘志)
Q3 ダーモスコープ(田中 勝)
■湿疹
─総説
総説:湿疹(関東裕美)
─鑑別疾患
乳房外Paget 病(中村元泰)
Bowen 病(吉田憲司)
日光角化症(志水陽介)
─Q&A
Q1 手湿疹の治し方(鷲崎久美子)
Q2 高齢者のかゆみ(とくに冬)(鷲崎久美子)
Q3 外用ステロイドの副作用(鷲崎久美子)
■水虫(白癬)
─総説
総説:水虫(白癬)(福田知雄)
─鑑別疾患
掌蹠膿疱症(山本俊幸)
接触皮膚炎(佐藤友隆)
─Q&A
Q1 爪白癬の治療(畑 康樹)
Q2 抗真菌薬とステロイドの併用(畑 康樹)
Q3 白癬治療と蜂窩織炎(畑 康樹)
Q4 白癬の診断(畑 康樹)
■薬疹
─総説
総説:薬疹(福田英嗣)
─鑑別疾患
薬剤性Stevens-Johnson 症候群(SJS)初期と水痘(伊藤 崇)
薬剤性SJS とマイコプラズマ感染によるSJS(渡邉裕子)
薬剤性SJS と粘膜類天疱瘡および天疱瘡(石井 健)
─Q&A
Q1 発症時期によって否定できる薬剤(渡辺秀晃)
Q2 具体的な漸減法(渡辺秀晃)
Q3 ガイドラインや,被疑薬の本,インターネット情報(渡辺秀晃)
Q4 被疑薬を止められない薬疹(渡辺秀晃)
ほか
子どもが育つわたしも育つオーガニックな育児雑誌【特集】
保存版・子どもの食べ方これ1冊!
子どものからだを強くする食事法
・胃腸から元気になるごはん
/奥津典子さん(料理家)
・おいしくて時短になるゆで野菜離乳食
/五十嵐廣子さん(ビーガニック料理研究家)
・食物アレルギーのウソ、ホント
/眞鍋穰さん(小児科医・大阪健康福祉短期大学学長)
・食卓の雰囲気いいですか?
/伊達伯欣さん(「つゆくさ医院」院長・音楽家)
・腸内細菌を増やす元気になる食べ方
/本間真二郎さん(小児科医・微生物学者)
・対談・いま食べるものをどう選ぶべきか
/奥津典子さん×奥津爾さん(オーガニックベース代表)
・在来種の種を守り、野菜の多様性を守る
/岩崎政利さん(農家)
【連載】
◆坂本美雨の子育てさんぽ
◆子どもの居場所・つくるひと/「幼稚園どんぐりころころ」
◆寺田聡美さんのおなかを育てる「発酵食レシピ」
◆絵本的子育て処方箋/子どもの視点をシェアしてみる
◆忘れないで、自分と向き合うこと/「わたし」に戻る素肌時間 イイノナホさん
◆子ども病院 「マイコプラズマ感染症」/林敬次
◆「気になる子」のためのわらべうた/山下直樹
◆ぼくたちの子育て時評/白井聡さん
◆イエスとノーと、そのあいだ/落合恵子
【クレヨンハウスの通販カタログ】
◆ORGANIC FAMILY
・2020年にはじめて報告されたVEXAS症候群。加齢に伴い造血幹細胞に生じるUBA1遺伝子の後天的変異に起因する中高年男性の疾患で、炎症性疾患と血液疾患の両側面をあわせ持つことが特徴である。
・診断基準や標準治療法は確立の途上にある。また、臨床症状が極めて多彩で、複数の診療科での対応を要する場合も少なくない。臨床上の課題は多いが、国内ではAMEDや厚生労働省研究班による支援のもと基礎研究と診断基盤整備が進展し、国際的にも診療ガイドライン策定や治療薬開発への機運が高まっている。
・本特集では、疫学、病態、臨床症状、遺伝子検査、治療法の最新知見を解説する。診療の一助となる、VEXAS症候群診療の最前線がここに凝縮。
■知っておきたいVEXAS症候群ーー早期診断と治療
・はじめに
・VEXAS症候群の病態
〔key word〕後天性体細胞変異、自己炎症症候群、ユビキチン化、小胞体ストレス応答(UPR)、プログラム細胞死
・VEXAS症候群の遺伝学ーー現在の視点
〔key word〕VEXAS症候群、UBA1遺伝子、体細胞モザイク、自己炎症性疾患、遺伝学的検査
・VEXAS症候群の疫学とレジストリ研究
〔key word〕VEXAS症候群、疫学、レジストリ研究
・VEXAS症候群の皮膚症状
〔key word〕皮膚症状、好中球性皮膚症、血管炎、再発性多発軟骨炎(RP)、皮膚病理
・VEXAS症候群の呼吸器病変と鑑別
〔key word〕胸部陰影、副腎皮質ステロイド、感染症
・VEXAS症候群における免疫不全と感染症リスク
〔key word〕VEXAS症候群、免疫不全、感染症、細胞死
・VEXAS症候群の血管病変と関節病変
〔key word〕VEXAS症候群、血管炎、関節炎
・VEXAS症候群と鑑別すべき疾患
〔key word〕VEXAS症候群、関連疾患、鑑別疾患、UBA1遺伝子バリアント
●TOPICS 癌・腫瘍学
・原発不明がんに対する治療の最新の話題
●TOPICS 脳神経外科学
・外科治療が適応となる認知症ーー特発性正常圧水頭症に対するシャント手術
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(30)
・自然免疫応答における自己・非自己RNAの認識
〔key word〕ウイルス、自然免疫応答、cGAS-STING経路、RIG-I様受容体(RLR)
●連載 細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望ーー臨床への展開(16)
・歯根膜由来間葉系幹細胞シートを用いた歯周組織の再生
〔key word〕歯周組織再生、細胞シート、間葉系細胞
●連載 ケースから学ぶ臨床倫理推論(7)
・自殺企図患者
〔key word〕治療拒否、質的無益性、一貫性の検討
●FORUM 病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ーー建築からみる周産期母子医療施設
●連載 司法精神医学への招待ーー精神医学と法律の接点(2)
・法的処遇の分岐点における精神科医の関わり
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・神経経済学は“ヒトの脳が価値を評価する仕組み”を問う学問である。日本ではまだまだなじみの低いニューロエコノミクス(神経経済学)であるが、2000年初頭のアメリカで産声を上げた。
・われわれヒトの脳は意識的に、または無意識的に物事の良しあしを判断して行動を決めることを繰り返すので、ほぼすべての日常行動が神経経済学の研究対象である。
・現在、価値観を生み出す脳の仕組みの理解が徐々に進みつつある。その知見を心の病の理解へ適用する臨床的な試みや、福祉政策の立案にいかそうとする公共的な試みもあり、研究が今後も発展していくものと考えられる。
■ニューロエコノミクス(神経経済学)とは何か?--ヒトの価値観が生まれる脳の仕組みの理解とその先の未来
・はじめに
・神経科学的手法を用いた幸福度測定への批判的検討
〔key word〕幸福度測定、スティグリッツレポート、幸福の経済学
・社会科学における実証研究の展開ーー行動経済学を例として
〔key word〕行動経済学、実験社会科学、ニューロエコノミクス
・計算論的アプローチによる強迫症のメカニズム解明
〔key word〕強迫症、計算論モデル、計算論的精神医学、強化学習、セロトニン
・精神医学と神経経済学ーー計算論的精神医学
〔key word〕精神医学、神経経済学、意思決定
・意思決定の神経基盤解明のための行動課題の開発
〔key word〕強化学習、行動課題、パラメータ推定、精神疾患
・ヒト神経経済学ーー他者との駆け引きを支える脳の仕組み
〔key word〕ゲーム理論、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)、経頭蓋磁気刺激法(TMS)、数理モデル、社会神経科学
・単一行動の神経経済学ーーサルの神経・分子基盤
〔key word〕意欲、報酬価値、サル、ドーパミン、セロトニン
・霊長類の行動進化と神経経済学ーー線条体とドパミンの多元的価値表現
〔key word〕線条体、ドパミン、報酬予測誤差、蛍光ドパミンバイオセンサー、マカクザル
・科学の方法的哲学と潜在能力アプローチ
〔key word〕潜在能力アプローチ、外出機能、利用能力、グループ
・脳機能イメージングによる効用の個人間比較と再分配政策への応用
〔key word〕効用、制度設計、再分配、政策評価、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)
●TOPICS 病理学
・中皮腫瘍病理診断のパラダイムシフト
●連載 臨床医のための微生物学講座(8)
・腸球菌
〔key word〕腸球菌、院内感染症、バンコマイシン耐性、VRE、伝達性プラスミド
●連載 緩和医療のアップデート(3)
・がん疼痛治療ーーこの30年余で何が変わったか?
〔key word〕オピオイド鎮痛薬、非オピオイド鎮痛薬、鎮痛補助薬、放射線治療、骨転移
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(9)
・死亡診断1
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・腸内細菌(腸内フローラ)は、免疫によって認識・排除されることなく、むしろ健康維持に極めて重要な役割があり、腸管上皮細胞や腸管粘膜固有層に存在する免疫細胞、さらには遠隔組織の機能を制御する細菌も存在する。長年不明だった実態が、次世代シークエンサーの開発や培養技術の革新により明らかになってきた。
・共生する腸内細菌(腸内フローラ)のバランスが異常になると、さまざまな疾患の発症につながり、また、その病態と深く関わっていることも明らかになってきている。
・本特集では、基礎研究分野の最先端、臨床医学分野における治療応用の最前線を紹介する。
■腸内フローラの研究進展と臨床応用
・はじめに
●基礎研究の進展
・口腸臓器連関から紐解く炎症性腸疾患ーー口腔細菌の腸管定着戦略
〔key word〕臓器連関、炎症性腸疾患(IBD)、歯周炎、口腔細菌、異所粘膜定着戦略
・腸脳相関における腸内細菌の役割
〔key word〕腸脳相関、迷走神経、腸内細菌
・腸肝軸を介した腸内細菌関連因子が関わる肝臓のホメオスタシスと病態
〔key word〕腸肝軸、腸内細菌代謝物、組織微小環境
・短鎖脂肪酸と腸内細菌叢
〔key word〕酢酸、プロピオン酸、酪酸、メタボローム解析
・上皮バリアと腸内細菌
〔key word〕腸内細菌、上皮バリア、腸管免疫システム
・バクテリオファージと腸内細菌
〔key word〕バクテリオファージ、腸内共生病原菌、ファージ療法、エンドライシン
・マイクロバイオームによる消化管感染の制御
〔key word〕腸内細菌、病原細菌、消化管感染、定着抵抗性(CR)、マイクロバイオーム
・代謝性疾患と腸内細菌
〔key word〕腸内細菌代謝産物、肥満、糖尿病、腸内細菌叢
・プロバイオティクス研究の最新動向
〔key word〕プロバイオティクス、プレバイオティクス、次世代プロバイオティクス、生菌製剤(LBPs)
・IgA抗体と腸内フローラーー有用菌/病因菌識別と臨床応用
〔key word〕分泌型IgA抗体、有用菌、病因菌、poly-reactivity、経口抗体医薬
・腸内細菌由来代謝物の機能
〔key word〕腸内細菌、短鎖脂肪酸(SCFA)、トリプトファン代謝物(Trp)、ポリアミン、胆汁酸
●治療への応用
・循環器疾患と腸内細菌叢ならびに腸内細菌関連代謝物
〔key word〕動脈硬化、エンテロタイプ、バクテロイデス門菌、心不全、トリメチルアミンーN-オキシド(TMAO)、フェニルアセチルグルタミン(PAGln)
・新しいステージに入った多発性硬化症の細菌叢研究
〔key word〕多発性硬化症(MS)、腸内細菌叢、メタゲノム解析、ロングリード解析、二次進行型MS(SPMS)
・過敏性腸症候群と腸内細菌
〔key word〕過敏性腸症候群(IBS)、脳腸相関、腸内細菌、介入研究
・生活習慣病と腸内細菌ーー予防と治療の展望
〔key word〕生活習慣病、腸内細菌叢、フレイル、胆汁酸(BA)
・炎症性腸疾患に関係する腸内細菌についての知見
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、腸内細菌、糞便移植、プレバイオティクス、プロバイオティクス
・実装化に向けた腸内細菌叢移植療法の現状と展開
〔key word〕腸内細菌叢移植療法(FMT)、抗菌薬併用FMT(A-FMT)、潰瘍性大腸炎(UC)、Clostridioides difficile感染症(CDI)、マイクロバイオーム創薬
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・冬眠する動物は多岐にわたることから、特定の動物種が獲得した特殊な能力ではなく哺乳類に広く存在する機能であり、また通常の体温調節機能の可逆的な変容によってもたらされるものである可能性が高い。
・実際に近年、冬眠しないマウスなどの哺乳類においても、神経系の操作により冬眠に似た低体温状態を誘導できることが明らかになり、中枢制御による人工冬眠の実現にも光明がさしはじめた。
・将来の人工冬眠の実現を視野に入れたさらなる研究展開が期待されるところであるが、中枢性の制御機構にくわえ、末梢臓器の低温耐性機構の理解も含めた、体温調節機構とその拡張モードとしての冬眠の理解が求められる。
■ 冬眠研究の最前線 -人工冬眠への挑戦
・はじめに
・人工冬眠技術の未来と臨床応用
〔key word〕休眠、臨床応用、低体温療法
・哺乳類冬眠の現象論
〔key word〕冬眠動物、異温動物、深冬眠、中途覚醒、概年リズム
・哺乳類屈指の低酸素・高二酸化炭素耐性動物ーーハダカデバネズミ
〔key word〕ハダカデバネズミ、低酸素耐性、高二酸化炭素耐性
・匂い物質による恐怖反応に伴う体温低下の神経メカニズム
〔key word〕恐怖、2-methyl-2-thiazoline(2MT)、体温低下、Fos遺伝子、Trpa1、外側傍小脳脚核(PBel)、視床下核(PSTh)、孤束核(NTS)
・冬眠様の低体温・低代謝状態QIH
〔key word〕Qrfp、Qニューロン、視索前野、背内側核、QIH
・トーパーの神経メカニズム
〔key word〕体温、代謝、冬眠、トーパー、視床下部
●TOPICS
循環器内科学
・虚血性心疾患におけるマイオネクチンの役割
社会医学
・順天堂大学オープンイノベーションプログラム“GAUDI”--医療・ヘルスケア領域における社会実装追求型オープンイノベーション
医療行政
・EU離脱と英国医療ーー「合意」成立を受けて
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・4.トキソプラズマ症(悪性リンパ腫? トキソプラズマ症?)
〔key word〕トキソプラズマ脳炎、HIV感染症、悪性リンパ腫
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・3.Nematode-NOSE:線虫の嗅覚によるがんの一次スクリーニング検査
〔key word〕がん、線虫、スクリーニング
●速報
・大阪市内の熱中症死亡に対する気象・居住環境の影響
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・診断と治療を融合した画期的コンセプト「セラノスティクス」が、がん医療に革命をもたらしている。前立腺がん診療を一変させたPSMA治療をはじめ、核医学分野は過去10年で劇的な進化を遂げた。
・さらには、がん関連線維芽細胞を標的とするFAPI-PETなど、次世代技術の登場でセラノスティクスの可能性は無限に広がっており、さらなる発展が見込まれる。
・本特集では、セラノスティクスの基礎から最新動向まで、第一線の専門家がわかりやすく解説する。セラノスティクスに馴染みのない読者の皆様にその魅力が伝わり、理解を深めていただけることを期待したい。
■セラノスティクスーーPET画像診断から核医学治療へ
・はじめに
・具体例からみるセラノスティクスの原理と課題
〔key word〕セラノスティクス、原理、課題、前立腺癌、PSMA
・PET診断薬の院内製造の現状
〔key word〕PET診断薬、院内製造、サイクロトロン、合成装置
・神経内分泌腫瘍に対するルタテラ治療
〔key word〕ルテチウムオキソドトレオチド(ルタテラ静注®)、神経内分泌腫瘍(NEN)、ペプチド受容体放射線核種療法(PRRT)
・褐色細胞腫・パラガングリオーマに対するライアット治療
〔key word〕褐色細胞腫(PCC)、パラガングリオーマ(PGL)、131I-MIBG、核医学治療
・前立腺癌に対するPSMA標的治療
〔key word〕前立腺特異膜抗原(PSMA)、PET、核医学治療、セラノスティクス
・FAP(線維芽細胞活性化タンパク質)標的PETからセラノスティクスへの挑戦
〔key word〕線維芽細胞活性化タンパク質(FAP)、線維芽細胞活性化タンパク質阻害薬(FAPI)
・核医学セラノスティクスにおけるdosimetry
〔key word〕セラノスティクス、MIRD法、モンテカルロ(MC)シミュレーション
・お わ り に
●TOPICS 細胞生物学
・下垂体バソプレシンが生み出す頑強な概日時計ーー時差ボケ改善を目指して
●TOPICS 産科学・婦人科学
・フソバクテリウム細菌感染は子宮内膜症の発症を誘導する
●連載 臨床医のための微生物学講座(25)
・ヒトプリオン
〔key word〕プリオン、異常型プリオンタンパク(PrPSc)、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)
●連載 緩和医療のアップデート(20)
・アドバンス・ケア・プランニングーーわが国における望ましいACPとは?
〔key word〕アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、エビデンス、論点、課題、地域連携
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(12)
・細胞内核酸センサー経路の異常活性化を起因とする自己炎症性疾患
〔key word〕自己炎症性疾患、COPA症候群、cGAS-STING経路
●FORUM 戦争と医学・医療
・はじめに
●FORUM 戦争と医学・医療 (1)
・イスラエルによるパレレスチナ・ガザへの軍事侵攻と健康破壊の実態
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・ウイルス肝炎のうち、A型肝炎とE型肝炎は経口感染により発症することが知られている。A型肝炎は上水道の完備に伴い、加熱不十分な海産物からの感染が主な感染経路であり、現在も一般生活者では最も多い感染経路である。
・発展途上国への渡航の際はHAワクチンの接種が強く推奨されている。グローバル化の進むなか、HAワクチンの接種と並び、抗ウイルス薬の開発が進められている。
・E型肝炎は診断キットの開発・上市に伴い、急性肝障害のかなりの割合を占めることがわかってきた。ウイルス増殖のメカニズムが詳細に解析できるようになり、治療薬、さらにはワクチン開発などが加速した。
■ A型・E型肝炎の最新動向
・はじめに
A型肝炎
・最近のA型肝炎の疫学・臨床像・診断の特徴
〔key word〕アウトブレイク、性感染症、伝染性単核球症、IgM-HAV抗体
・A型肝炎の予防と治療
〔key word〕A型肝炎ウイルス(HAV)、重症化、ワクチン
E型肝炎
・E型肝炎ウイルスに関する最近のトピックス
〔key word〕E型肝炎ウイルス(HEV)、準エンベロープ型HEV(eHEV)、非エンベロープ型HEV(neHEV)、組換えレポーターウイルス、薬剤スクリーニングシステム
・最近のE型肝炎の疫学・臨床像の特徴
〔key word〕E型肝炎、水系感染、経口感染、IgA-HEV抗体、acute-on-chronic hepatitis
・E型肝炎の遺伝子診断・ゲノム解析
〔key word〕E型肝炎ウイルス(HEV)、HEV genotype、HEV subtype、Nested RT-PCR法、リアルタイムRT-PCR、サンガー法、次世代シーケンス法(NGS)
・E型肝炎ウイルスワクチン開発の現状
〔key word〕経口感染肝炎、動物由来感染、組換えキャプシドタンパク質、ウイルス様粒子(VLP)、動物モデル
●TOPICS
皮膚科学
・Stevens-Johnson症候群/中毒性表皮壊死症における好中球の役割
疫学
・ナショナルデータベースを用いた中心性漿液性脈絡網膜症の疫学
腎臓内科学
・蛋白尿発症の分子メカニズムーーネフローゼ症候群の成因
●連載
バイオインフォマティクスの世界
・13.やってみようバイオインフォマティクスーーSNP解析編
〔key word〕SNPs、SNP変異検出、ゲノムワイド関連解析、仮想マシン
人工臓器の最前線
・はじめに
・1.植込型補助人工心臓ーー重症心不全治療における役割
〔key word〕重症心不全、植込型左室補助人工心臓(LVAD)、実施基準、destination therapy
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・17.イヌサフラン、グロリオサ(コルヒチン)--球根や塊茎を誤って食べると……
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・性の要素は身体の性、性の自己認識(性自認)、性的指向、性別表現、性役割、指定された性(社会に割り当てられた性)など多岐にわたる。これらのいずれかが多数派と異なる人々は性的マイノリティとよばれる。
・性的マイノリティ当事者は“医療”を利用する患者の数%を占めると考えられ、すべての診療科の医療スタッフは、見えにくいながらも日常的に接しているはずである。
・しかし、多くの医療スタッフにとっては系統的に知識を得る機会は限られている。本特集がその一助となればと思う。
■ 医療スタッフが知っておきたい性的マイノリティと医療
・はじめに
・LGBTと精神科医の役割
〔key word〕レズビアン(lesbian)、ゲイ(gay)、バイセクシュアル(bisexual)、トランスジェンダー(transgender)、精神科医
・性別違和、トランスジェンダーにおけるホルモン療法
〔key word〕性別違和、エストラジオール、テストステロン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アナログ
・性同一性障害/性別違和に対する外科治療
〔key word〕性同一性障害(GID)、性別違和(GD)、性別適合手術(SRS)、緩和外科
・性同一性障害/性別違和と保険適用
〔key word〕性同一性障害、健康保険、ホルモン療法、乳房切除術、性別適合手術、混合診療
・性同一性障害/性別違和の診療ガイドラインとGID(性同一性障害)学会認定医/認定コーディネーター制度
〔key word〕日本精神神経学会、GID学会、性同一性障害の診断と治療に関するガイドライン、エキスパート研修会、認定医、認定コーディネーター
・地域における多施設連携から協働への進展
〔key word〕性別違和(GD)、連携、協働、地域、性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン
・性的マイノリティ当事者が受診を躊躇しない外来づくり
〔key word〕性的マイノリティ、医療施設、受診、躊躇
・性的マイノリティの子どもーー教育と医療の連携
〔key word〕児童期、教育、医療、連携
・性的マイノリティ当事者を取り巻く現状ーー法律、結婚、生殖医療など
〔key word〕同性パートナー、子なし要件、手術要件、婚姻要件、同性婚、配偶子提供
●TOPICS
神経精神医学
・重大な他害行為を行った精神障害者の社会復帰ーー医療観察法
臨床検査医学
・Lp(a)の臨床的意義アップデート
麻酔科学
・新しい静脈麻酔薬レミマゾラム
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・22.単包虫症(診断は肝?胞と思いますが、何となく違うような気もします)
〔key word〕単包虫、単包条虫、包虫症、エキノコックス症、中間宿主、アルベンダゾール
オンラインによる医療者教育
・8.Withコロナ時代の内科系診療参加型臨床実習:兵庫医科大学の事例ーーハイブリッド型の診療参加型臨床実習
〔key word〕Moodle、Teams、ハイブリッド
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・6.ヒツジ:胎仔を用いた先進医学研究
〔key word〕ヒツジ胎仔、ヒト血液キメラ、ヒト胎児モデル
●フォーラム
子育て中の学会参加
・14.学会中の戦慄
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。