本書は、教員を目指す読者が「生命」や「性」について、豊富なエビデンスを元に新たな知識としてとらえ正しく理解し、人間にとってそれらがどのような意味を持つのかについて深く考えることができるようになることをねらいとした包括的テキストである。章末には課題や参考文献を付し、読者の自学を促す。
第1部 生命と性とは何か
第1章 生命と性の概念
第2章 生と死を考える
第3章 性観念の歴史と現在
第2部 生命と性の現状
第4章 青少年の性意識・性行動
第5章 性感染症
第6章 HIV/AIDS
第3部 人間の性を考える
第7章 生命の誕生
第8章 性の健康
第9章 ライフサイクルと性
第4部 現代人の生命と性
第10章 性の多様性
第11章 生命の操作
第12章 次世代育成
第5部 生命と性の教育のあり方
第13章 性教育の歴史
第14章 生命と性の教育の考え方
第15章 海外の生命と性の教育
第16章 学校における生命と性の教育
第17章 生涯を通じた生命と性の教育(家庭・地域社会)
【執筆者】
近藤洋子 林大悟 山口意友 増田美恵子 山下和予 渡邉多恵子 緑川喜久代 氏原将奈 茂木輝順 橋本紀子 松浦賢長
同性の同僚への恋心を抱く、辻先生が出した答えは!?
「同性との恋愛に踏み出せない?」「トランスジェンダーは多様?」「避妊に協力しないのはDV?」etc.
変化のための一歩を! これからの時代のための楽しい性教育!
まるまる2話分描き下ろし!
そして、辻先生と中沢先生のスペシャルイベントをコミックス完全描き下ろし!
異端の女教師とJKによる、“性”を楽しみ、世界をよくするセックスエデュケーションコメディ第2巻!!
「セックスを誘う側の責任って?」「仮性包茎の真実?」「おしゃれは異性のため?」「生理用品はナプキン一択じゃない?」
今知りたい! 性的同意、異性の体、性役割の問題 etc. まるまる2話分描き下ろし!
さらに、性教育YouTuberシオリーヌさんがゲスト教師として登場!!
CONTENTS
【7限目】男性器
【8限目】女子力
【9限目】生理
【10限目】同性カップルのろけ話
【11限目】性的同意
【12限目】BL
【課外活動】ナンパ
【ゲスト教師】シオリーヌ
第1章 はじめに
1 本書の目的
2 創造性の社会的背景
3 これまでの創造性教育
4 まとめ
第2章 高等学校における産業教育
1 産業教育の概要
2 高等学校学習指導要領(工業編)の変遷
3 高等学校における創造性教育
4 工業高校モノづくり教育の積極的実践事例
5 モノづくりの成果と創造性教育
6 21世紀の産業教育イメージ
7 まとめ
第3章 工業高校における創造性教育と製品開発事例(工業高校モデル)
1 工業高校における創造性教育の理解
2 工業高校における製品開発の位置づけ
3 事例1 BDF製造装置
4 事例2 高速炭化炉
5 事例3 減圧蒸留装置
6 まとめ
第4章 中等教育で成功した製品開発スキーム(工業高校モデル)
1 中等教育で成功した製品開発スキーム
2 環境機器開発の成功条件
3 中等教育における製品開発の考え方
第5章 工業高校モデルと既存の理論との比較
1 製品開発の理解
2 中等教育の製品開発スキームーー工業高校モデル
3 大企業の製品開発スキームーーコンカレントモデル
4 発明家を中心とした製品開発スキームーー発明家モデル
5 チームを中心とした製品開発スキームーーIDEOモデル
6 まとめ
第6章 創造的人格の3因子モデルの構築
1 創造性の定義
2 創造性の評価と信頼性
3 創造性と人格
4 コントロールされた実験室内での創造性の客観モデル(創造的人格の3因子モデルBTCI)
第7章 おわりに
子どもに語る前に大人のための「性教育」
岡崎 勝(小学校教員)/宮台真司(社会学者)
■■1時間目 そもそも「性教育」って、なんですか?
●学校の「性教育」に期待できるか?
三つの柱は「身体の仕組み」「人権教育」「性愛」/親の関心が高いのは「性犯罪・性暴力」/「性愛」の経験値が低い、教員や親たち
●教員にも親にも「性教育」の資格はない。その理由は……?
一九八〇年代、「新住民化」で変わった生活環境/公園で焚き火ができた時代/昔の子どもたちが外遊びで学んだこと/「身体でつながる感覚」が生まれるとき/「性交」にも必要な「コール&レスポンス」の態勢/「セックスは作業」となった現在
●性的退却が進んだいま、失われているのは?
「性の過剰」さがあったころ/先輩や同級生、変なおじさんとの関係のなかで/親や教員は絶対に教えられないこと
「性教育」では得られないものは?
学校で「性」を学ぶことが退却につながる?/大切なのは「知識」よりも「動機づけ」/ポジティブな「動機づけ」が得られるかどうか
■■2時間目 「性」とは、なんだろう? 「愛」とは、なんだろう?
●「性愛」の劣化を防ぐことはできるのか?
親が「性」を教えようとすることの悪循環/親は「愛」を子どもに学ばせる存在/「社会」に適応すると「性愛」は劣化する/「性愛」「友愛」に必要な「贈与」の構え
●親もダメ、教員もダメ。子どもたちを導くことができるのは?
トラブルやリスクを避けたい大人たち/日本の親はもともと子育てのノウハウを知らない/「言葉・法・損得の外への開かれ」を促すには/「同じ世界を生きている」と思える条件/「コンテンツ教育」と「パントマイム教育」/体験を伝える「旅芸人方式」で/「性」と「愛」を伝えるときには/ワークショップの入口が「性」であるべき理由
●「性」に関して、法や条例は有効?
「性」問題に対する厳罰主義/援交ブームから起こった条例制定/かつて当たり前だった教員と生徒の交際/いまの民主制で解決できないのは/新住民が民主主義で地域を壊す/「友愛」と「性愛」を欠いた尊厳はない/五〇年間の長い「空っぽ」/「社会」の代わりをする「世間」が消えた/法律や条例を変えても日本はダメ/「友愛」と「性愛」の劣化を「性愛」から切り開く/「性愛」の能力と関係する「友愛」と「公共的関心」
●「危険」を子どもに、どう知らせる?
子どもに疑うことを教えるのが「性教育」?/「性愛」の経験は知識では補えない
●「性愛ワークショップ」本当に学ぶべき、その中身は?
セックスを通じて「絆をつくる」/「アメーバになる」ことで「愛」を育む/性交の「アフォーダンス」と日常の「ミメーシス」/「愛の意味論」を理解する/「損得を超える構え」の入口は損得/〈前…
アスリートや認知症予防、子どもの教育や療育現場など幅広い分野で人間のパフォーマンス向上のために取り入れられている「ビジョントレーニング(R)」を用いたワークブックです。
【生徒さんにこんな様子はありませんか?】
●いつも音符を指でたどりながら読んでいる
●鍵盤の位置がなかなか覚えられない
●音の強弱をつけるのが苦手 など
ビジョントレーニング(R)は「眼」「脳」「体」の働きへアプローチします。この3つの一連の働きを「視る力」といい、正確な譜読みにはこの力が重要です。
線を指でなぞったり、図形の位置を覚えたり、イラスト通りに体を動かしたり、ワークを使って楽しく眼のトレーニングを行いましょう。読譜力の向上だけでなく生活面にも効果が期待できます。
★使い方★
(1)巻頭の「チェックリスト」を使い、生徒さんの様子に当てはまる番号にチェックをつけましょう。
(2)生徒さんに効果的なトレーニング項目を確認して、そのワークを選んで使いましょう。はじめの頃は1〜2問、慣れたら少しずつふやしましょう。
(3)トレーニング時間は状況にあわせて調整しましょう。「ウォーミングアップに1問」「すきまの5分間」「気分転換に数問たっぷりと」など、シーンにあわせてご活用ください。
【ワークの対象年齢: 4〜12歳前後】
※ワークは本書のページ順に行う必要はありません。
***
[本書の内容]
◆譜読みに必要な「視る力」とチェックリスト
・生徒さんにこんな様子はありませんか?
・3ステップのトレーニングで読譜力が伸びる!
・チェックリストの使い方とワークの選び方(幼児期用/学童期用)
・【ワーク別】使い方とポイント
・ビジョントレーニング(R)はいつ行うのがよい?
◆トレーニング1 /36問+わくわくワーク2問
・追従性眼球運動 ・跳躍性眼球運動 ・視空間認知 ・眼と体のチームワーク
◆トレーニング2 /56問+わくわくワーク2問
・追従性眼球運動 ・跳躍性眼球運動 ・両眼のチームワーク ・視空間認知 ・眼と体のチームワーク
◆身近なもので作れる♪ トレーニンググッズレシピ
◆ビジョントレーニング(R)をもっと知ろう
・子どもの成長に欠かせない視覚のトレーニング
・「視る力」と「視力」は違うもの?
・3つのトレーニング項目
(1)眼球運動のトレーニング (2)視空間認知のトレーニング (3)眼と体のチームワークのトレーニング)
・ビジョントレーニング(R)は「生きる力」を育む
***
日本で初めて出た「性教育の絵本」!! こどもたちに「自分がどうやって生まれてきたか」を正しく伝えるために! 著者の北沢杏子は、日本の性教育の先駆者。1972年に出版されたこの絵本は、当時「事件」でした。性がまだタブー視されていた時代に、この絵本はマスメディアの格好の餌食になったのです。その後、1988年の再刊を経て、「性教育の重要性」が認識されはじめた現代に、長く忘れられていた名著が、新たな編集で復刊されます。
やなせたかしが担当した絵では、裸のパパとママが手をつないでスキップしています。
こどもたちは「おとうさんのおちんちんが、おおきいのはなぜだろう?」「おかあさんのおっぱいが、おおきいのはなぜだろう?」と考えます。
こどもたちが誰でも不思議に思う答えが、この絵本にはあります。
そして、どうやって自分たちがこの世に生まれてきたかがわかるのです。
おおらかな、やなせたかしの絵も楽しさを引き立てます!!
正しい性の知識を楽しく学べる一冊。ぜひ、ご家庭で楽しく正しい性教育を!
※本書は、1988年・アーニ出版刊『なぜなの ママ?』を再編集し、新装復刊するものです。
トランスジェンダーなど性的少数者に対する素朴な疑問・誤解から偏見・不安を煽るデマや陰謀論まで事実と人権に基づき一問一答。日本の性教育を再び後退させないため各分野のエキスパートが結集!
子どもに「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたら、性教育の始めどきです。とはいえ、「やっぱり恥ずかしい」「どうやって伝えたらいいの?」という親御さんは多いですよね。そこで、伝えづらい性のことを、シールをぺたぺた貼りながら学べる「おうちせいきょういくえほん」が誕生! 性教育を広める活動を行う医師ユニット・アクロストンが監修し、『Sassy』の絵本などを手がけているLa ZOOが絵・作を担当。シールを貼りながら絵本を読みすすめるうちに、赤ちゃんができる仕組みがわかる仕掛けになっています。
参加型人権学習プログラムである多様性教育を具体的授業ガイド付きで紹介する入門テキスト。一人ひとりの違いを認め合うことから出発し,反差別や人権問題へと展開するプログラムは参加型学習への疑問に答え,人権教育へと導く。
体を清潔にすること、身だしなみを整えることや、食事の習慣を見直して肥満を防ぐこと、体調の変化を自覚すること、性の知識を得ることーーこのような日常の当たり前のように思えることが、発達障害の子どもたちはなかなかうまくできません。見過ごされがちな健康面のスキルを習慣として適切に学べるよう、ASD、ADHD、LDなど発達障害のタイプへの配慮もふまえて、厳選したサポート法を紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【ライフスキルの基盤ができる!すこやかに暮らしていける!】
体を清潔にすること、身だしなみを整えることや
食事の習慣を見直して肥満を防ぐこと、体調の変化を自覚すること、
性の知識を得ることーーこのような日常の当たり前のように思えることが、
発達障害の子どもたちはなかなかうまくできません。
見過ごされがちな健康面のスキルを習慣として適切に学ぶことで、
ライフスキルの基盤ができ、大きなトラブルもなく
すこやかに暮らしていけます。
本書ではASD、ADHD、LDなど
発達障害のタイプへの配慮もふまえて、
「体のケア」「食事の習慣」「病気・ケガ」「性の問題」という
4 つの分野の厳選したサポート法を紹介します。
【本書の内容構成】
1 どうして健康管理が苦手なのか
2 苦手なところはサポートできる
3 まずは体のケアと食事をサポート
4 体調不良や病気への対応を教える
5 性教育をほかの子よりも丁寧に
まえがき
なぜ健康管理が問題に? 健康や清潔感に意識が向きにくい子どもたちがいる
サポートをはじめよう! 物心がつく幼児期から、健康面のサポートを
1 どうして健康管理が苦手なのか
2 苦手なところはサポートできる
3 まずは体のケアと食事をサポート
4 体調不良や病気への対応を教える
5 性教育をほかの子よりも丁寧に
巻末付録 本人の自己理解・学校への説明に使える「書きこみ式サポートブック」
初等教育段階から学校のみならず地域社会でも社会参加に向けたカリキュラムが組まれ、選挙年齢に達するまでに有権者意識を醸成するドイツの政治教育のしくみを詳しく紹介・解説。右翼の台頭が著しい現状もふまえつつ、日本の「主権者教育」への示唆を述べる。
まえがき
緒言 ドイツの政治教育ーーこの政治的で歴史的なもの[近藤孝弘]
第1部 ドイツの政治教育の理念と実態
1章 戦後ドイツの民主化と連邦政治教育センター[中川慎二]
2章 連邦政治教育センターの活動ーーウェブサイトに見るその詳細[神田靖子]
3章 ドイツの政治教育の理念と課題ーー連邦政治教育センターのカリキュラム[寺田佳孝]
4章 ドイツの「政治教育」の教材ーー「政治」を「自分ごと」として捉えることから始める[三輪聖]
5章 対象者別に見る政治教育[野呂香代子]
6章 移民・難民問題ーー連邦政治教育センターの資料を通して[渡邉紗代]
7章 ドイツにおける歴史教育と「負の過去」--戦後からの展開と現在の課題[西山暁義]
8章 日本における政治教育を考えるーー文部科学省「学習指導要領」の批判的談話研究[名嶋義直]
9章 政治教育について考えるーー右翼ポピュリズム、民主主義、教育[木部尚志]
第2部 いま、政治教育が向き合うもの
1章 ドイツ連邦政治教育センターの資料にみる右翼ポピュリズムの扱いーーウェブサイト上の特集を中心として[神田靖子]
2章 ドイツの政治教育における「民主主義」の学習とジュニア選挙ーー個人の主体性および教育と政治の関係性をめぐる難題[寺田佳孝]
3章 ドイツの移民・難民問題ーー「移民国」としてのメルケル政権の歩み[渡邉紗代]
4章 インターネットとヘイトスピーチーー言語と法から市民権に取り組む[中川慎二]
5章 増殖する右翼ポピュリズムと政治教育ーーザクセン州の苦闘[木戸衛一]
6章 独仏、独ポ共通歴史教科書と複眼的視点の可能性[西山暁義]
第3部 政治教育のローカライズ
1章 ドイツの青少年局へのローカライズともう一つのローカライズ[野呂香代子]
2章 ドイツにおける政治教育の現場から見えてくること[三輪聖]
3章 政治教育のローカライズーー民主的シティズンシップ教育の展開[名嶋義直]
編者・執筆者紹介
一歩先を行くアセアン共同体の市民性教育、日本は遅れを取り戻せるか!?
2015年末に10カ国で結成したアセアン共同体は、人口6億人を超え日本の12倍の面積を持ち、今後のアジアを牽引していくことは間違いない。本研究は市民性教育の総合調査として、共同体創設前から始められ、加盟各国の比較教育学の専門家によって行われたアジアで初めての共同研究である。本書は、各国の市民性教育の政策、カリキュラム、教科書等の現状と課題、児童生徒の意識調査、教育有識者(教員、教育主事、研究者、父母会長等)へのデルファイ調査(未来予測調査)の分析考察から構成されている。アセアンによって市民性教育は統一した枠組みが作られたものの、未だ始まったばかりである。今後のアセアン共同体の展開は、日本にとって大きな示唆となるだろう。
今、教育の現場で問題となっている、教科書で教えない性教育、セクシュアリティ教育、ジェンダー教育、LGBT問題に一石を投じた書。本書は、学校での性教育の役割が子どもの安全基地の確保となるために必要なものは何かを、さまざまな意見聴取や対話から明らかにしたもの。いま全国の高校では、文科省通達に従って保健や家庭科の科目の中で「性教育」を行っている。しかし教科書に沿って行われる「性教育」は、単なる避妊教育だったり、禁欲教育だったりして、「性」の最も重要な部分である人間の尊厳や、日々の暮らしでの自由と自立と「性」との関係について踏み込めていない。それは「性教育」に携わる現場の教員が痛切に感じていることである。試行錯誤を続けている教員から出てきた問いは五つ。1なぜ「性教育」が必要なのか、2セクシュアリティ教育が目指すもの、3生徒に何を伝えたいか、4生徒は何を知りたいか、5生徒の個人差についてーーこれらの問いに答えるために、本書では、「学歴」とともに分断二大要素の一つである「性」にフォーカスし、それを三つの視点から、「性の教育で必要なこと」(一つ目は学校で行われている文科省通達の「性教育」とそれに携わる現場教師の奮闘を座談会形式で、二つ目は助産師の語る性「出産と赤ちゃん」について、三つ目はLGBTQに関わる「性スペクトラム」について)を論じて見えてきた、子どもの成長に重大な影響を及ぼす「性教育」の在り方を浮き彫りにし、教科書では教えない、性教育の正しい知識とは何かを明らかにした書。今、教育の現場で問題となっている、セクシュアリティ教育、ジェンダー教育、LGBT問題に一石を投じた意欲作。
本書は、近年注目が高まり、実践も蓄積されつつある市民性教育について、理論的に整理し、実践を意味づけすることで、「社会をつくり未来を切り拓く市民を育む教育」への視座を提示するものである。そしてその準拠点は、人間関係を出発点にして、社会を担い・創っていく過程に参画する市民の育成をめざす人権教育に基盤を置いた市民性教育である。
目 次
はじめに
第1章 市民性教育とは何か
第2章 市民性教育が求められる背景と諸言説
第3章 市民性教育の諸実践
第4章 市民性教育とサービス・ラーニング
第5章 人権教育に基盤を置いた市民性教育
-萱野小学校の実践ー
第6章 市民性教育の類型化と人権教育
第7章 市民性教育の学習論1
第8章 市民性教育の学習論2 -対話的な学習論へ
資料 IEA「市民性教育国際調査(ICCS 2009)」
認知テスト 抄訳
IEA「市民性教育国際調査(ICCS 2009)」
生徒意識調査と認知テスト 解説
参考文献一覧
生まれて初めてピアノに出会い、興味津々で遊び弾きをする子どもの瞳の輝きを、次第にステップアップしてゆく学習の中で保ち続け、さらに憧れの翼を広げてゆくことは、決して容易なことではありません。 ピアノを始める小さなお子様が、楽しく興味いっぱいにレッスンが続けられることを願って2003年に誕生したのが「ミッフィーのぴあの絵本」全三巻です。
本書はこの「絵本」の具体的な展開方法を示した指導者用ガイドです。 別冊として2005年に登場をした「ミッフィーのぴあの絵本 ちゃれんじぶっく」の登場によって大きく広がったレッスンの可能性と、継続的な指導研究から生まれた新たな指導手法に加え、指導に役立つシートを付録として掲載いたしました。
全体は大きく3つの部分から構成されています。
1. レッスンノウハウ
「ちゃれんじぶっく」の登場で広がった「ミッフィーのぴあのえほん」全三巻に収録された
全曲のレッスン展開方法を、写真入りでわかりやすく解説しています。
2.伴奏譜
「ちゃれんじぶっく」附属のCDに収録されているれっすんソングや応用練習用の音源の伴奏譜です。
3.お役立ちシート
レッスンの成果を記録できる「できたねシート」や別冊「ちゃれんじぶっく」の補充シートをはじめ、
本書オリジナルのシートも収録いたしました。
また、導入期レッスン特有の難しさの1つである「家での練習」について、一例をあげたページも有用です。 まだ自力で楽譜を読んだり、1つの曲を表現の上でも技術的にも深めてゆくことが難しい年齢の子どもの家庭でのレッスンをどのように行うか、レッスンで学習したことを発表会でどのような形で披露できるか… この「ぴあの絵本」をもちいた一つの解決法が示されます。
生徒を惹きつける楽しさと、音楽教育の有効性は導入期のレッスンにとって欠くことのできないものです。
本書がその一助として、多くの先生方のお役に立てますように。
※本商品はGTP01085937「ミッフィーのぴあの絵本1〜3/別冊ちゃれんじぶっく指導書 わくわくレッスンガイド【改訂版】」の改訂版です。