社会の変化に対応していく能力?多様な価値観に応じる力?を算数・数学教育において明らかにし、どう教育していくのかを考察した。
序 章 価値多元化社会に生きる子ども達のためにー本研究の課題と目的及び方法ー
第1章 算数・数学教育における価値観に関わる研究について
第2章 社会的オープンエンドな問題を用いた授業における構成要素の考察
第3章 社会的オープンエンドな問題を用いた授業に表出する社会的価値観の特性の考察
第4章 社会的オープンエンドな問題を用いた授業に表出する多様性の実態の明確化
第5章 授業実験の枠組みによる多様な価値観に取り組む力の検証
終章 本研究の総括と課題
参考・引用文献
巻末資料
グローバル化が進む中,社会経済全般にわたり国際標準(規格)の重要性はますます増している.国際標準は,私たちの生活とどのように関わっているのか.そしてその課題と解決策とは? 標準の作り方と使い方,そして考え方について,具体例をまじえていねいに解説.
はじめに
序 章 国際標準と適合性評価
I 現代社会と国際標準
第1章 変貌する国際企業戦略
第2章 地球時代の安全規制
第3章 市民社会におけるマークの氾濫
II 国際標準の体系
第4章 国際標準をつくるーー標準作成機関の構図
第5章 国際標準を使うーー適合性評価の仕組み
ティーブレーク 本初子午線の物語
III 挑戦すべき課題
第6章 ガバナンスの仕組みとその限界
第7章 技術進歩への影響ーー停滞か促進か
終 章 明日へむけてーー標準教育のすすめ
おわりに
付録 世界の主な標準関係の組織
BOX1 モジュール化ーーサイモンの時計屋
BOX2 仕様標準と性能標準ーー厳密か,それとも弾力的か
BOX3 標準の定義ーー用途による使い分け
BOX4 標準の経済学ーー情報とネットワークの経済
BOX5 適合性評価ーーISO/IECの道具箱
BOX6 計量標準ーーものさしの基準
BOX7 WTO(世界貿易機関)と標準ーー国際取引の基本ルール
BOX8 公共財ーー標準はどこまで公共財か
Dialogues on International Standards: A Guide to the Global Age
Masami TANAKA
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
体を清潔にすること、身だしなみを整えることや、食事の習慣を見直して肥満を防ぐこと、体調の変化を自覚すること、性の知識を得ることーーこのような日常の当たり前のように思えることが、発達障害の子どもたちはなかなかうまくできません。見過ごされがちな健康面のスキルを習慣として適切に学べるよう、ASD、ADHD、LDなど発達障害のタイプへの配慮もふまえて、厳選したサポート法を紹介します。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【ライフスキルの基盤ができる!すこやかに暮らしていける!】
体を清潔にすること、身だしなみを整えることや
食事の習慣を見直して肥満を防ぐこと、体調の変化を自覚すること、
性の知識を得ることーーこのような日常の当たり前のように思えることが、
発達障害の子どもたちはなかなかうまくできません。
見過ごされがちな健康面のスキルを習慣として適切に学ぶことで、
ライフスキルの基盤ができ、大きなトラブルもなく
すこやかに暮らしていけます。
本書ではASD、ADHD、LDなど
発達障害のタイプへの配慮もふまえて、
「体のケア」「食事の習慣」「病気・ケガ」「性の問題」という
4 つの分野の厳選したサポート法を紹介します。
【本書の内容構成】
1 どうして健康管理が苦手なのか
2 苦手なところはサポートできる
3 まずは体のケアと食事をサポート
4 体調不良や病気への対応を教える
5 性教育をほかの子よりも丁寧に
まえがき
なぜ健康管理が問題に? 健康や清潔感に意識が向きにくい子どもたちがいる
サポートをはじめよう! 物心がつく幼児期から、健康面のサポートを
1 どうして健康管理が苦手なのか
2 苦手なところはサポートできる
3 まずは体のケアと食事をサポート
4 体調不良や病気への対応を教える
5 性教育をほかの子よりも丁寧に
巻末付録 本人の自己理解・学校への説明に使える「書きこみ式サポートブック」
パソコンやデジカメを使った授業実践例が満載!ICTリテラシーを身につけよう。第2版でさらにバージョンアップ!
新項目として寄生虫検査を追加!検査材料別検査法を見直し、検出菌の表を充実!薬剤耐性菌のメカニズムおよびその検査法のUpdate!抗菌薬の体内動態についてわかりやすく解説!微生物検査の基本操作、アウトブレイクの定義を追加!学生さんにも臨床家にも使いやすい、必携の1冊。
序論ー現代の教育思想はどこへ
第一章:教育に思想は要るのか
第二章:問題と問いの違い
第三章:責任と応答可能性の違い
第四章:感情と感受性の違い
第五章:ものとことの違い
第六章:空想と想像の違い
第七章:何が「主体化」と呼ばれるのか
第八章:何が「力」と呼ばれるのか
第九章:何が「愛」と呼ばれるのか
第一〇章:何が「希望」と呼ばれるのか
第一一章:何が「いのち」と呼ばれるのか
第一二章:教育を支え援ける思想ー交感のはたらき
結論ー共存在と超越性の教育思想
ヨーロッパを中心とした世界的な移民排斥運動が活発化する一方、カナダでは国民の20%を超える移民が暮らし、イヌイットなどの先住民も包摂した多文化主義政策が国際的にも高い評価を得ている。それは、ネイティブや移民を問わず高い教育水準を維持し、様々なバックグラウンドを持つ者たちの「共生」をもたらしてきたカナダ独自の多文化教育政策の貢献によるところが大きいことは言うまでもない。こうしたカナダの多文化教育の実態を理論・制度・政策・実践という多角的視座から分析し、その特徴と本質を描き出す本書は、移民に対するあらゆる制度改革に消極的なわが国にも重大な示唆を与える、まさに時宜を得た研究である。
社会問題としての性犯罪を論じた報道は多くあるが,性犯罪を起こした人を「いかに理解し,いかに関わるか」を詳説した書物は未だ少ない。この現実を前に,刑事施設における性犯罪者処遇プログラムに携わった専門家たちが結集する。ここにあるのは無敵の知でもなく,学術的視点のみから構成された性犯罪防止の包括的提言でもない。性犯罪の理論的考察,性犯罪の心理臨床概論,性犯罪の治療理論,性犯罪臨床の実践アプローチまで,性犯罪の再犯防止に取り組む実務家,そして性犯罪からの回復を目指す人々を支える「現場の知」。性犯罪を起こした人を理解・支援するための方法論を解説した,性犯罪者と日々向き合う経験から織り成された実践知の集積。
買って地区大会で戦うか、売って全国大会へ行くか。いまやビジネスは業種の垣根を越えた「異種格闘技戦」
真のグローバル時代を迎えて次世代の子供、若者の活躍が期待される。本書は成城学園創立100周年を記念して開催されたシンポジウムより、教育を基点にスポーツ、演劇・文学、科学・都市デザイン、放送・マスコミ文化、創造支援などを含む「文化創造と公益」の関係を深く探る。各界の第一人者による本質を見極めた新たな提言を行う注目の一冊。
第1部 教育の理想と公益 第1章 成城学園初等学校は、澤柳政太郎の建学の精神をどのように具現化しているか(加藤陸雄)/第2章 現代における公益(活動)の新しい動向と課題(小松隆二)
第2部 演劇・文化の創造性
第1章 『日本の心』目に見えないものの大切さ(梅若靖記)/第2章 アート・プロデューサーによる感動創造と価値創造の過程に関わる考察(境 新一)/第3章 美術作品を通じての郷土意識の涵養と地域の活性化(頼松瑞生)/第4章 胎動するアール・ブリュットと地域創造(渡邉芳樹)
第3部 スポーツ・放送・マスコミの市民性
第1章 競技スポーツとしての新体操(石崎朔子)/第2章 幼少期のスポーツの公益及びその現状と課題、今後の展望について(杉山芙沙子)/第3章 東日本大震災にみるマッチングの重要性とよりよい支援のためのフレームワーク(堀(永井)美奈子)/第4章 未来への投資(藤村さおり)
第4部 環境・都市デザインとアメニティ革命
第1章 現代の環境問題を考える 解決のための文理両面からのアプローチの提案(北野 大)/第2章 ものづくりとものがたり・ことづくりとひとづくり(田中 豊)/第3章 19世紀パリの都市改造(大森弘喜)
車両などの形や色、路線名、駅名といった様々な情報があふれる鉄道の世界は、
記憶力などの「認知スキル」の向上に有益だ。加えてサポート次第で、
人付き合いや自分との関わりについての力「非認知スキル」を強化し、
新しい大学入試にも役立つ力を養うことができる。
今日の教育改革の議論にあわせ、教育学・心理学の視点から
改めて子どもの本当のかしこさを問う、
鉄道好きのお子さまをお持ちの保護者の皆様が、自信を持てる一冊。
はじめに 電車が好きな子はかしこくなるの?
第一章 鉄道は「認知スキル」を育てる身近な素材
第二章 人と鉄道の関わりの中で育つ「非認知スキル」
第三章 新しい時代の教育に向けて 鉄道好きの生きる力
第四章 教育現場における鉄道活用例
おわりに 大きく変わる大学入試という関門
本書は、メダカの分類・飼育から遺伝・行動などを総合的視点に立って著した世界に誇る成書であり、かつメダカに関する国内外の新しい文献を補追したものである。一人の研究者によって単独種の生き物をこれほど詳細に著わした書は、比類なき存在である。興味・親愛をもってメダカを学習・研究するアマチュアから研究者までが、座右に置きたい書である。
予期せぬ妊娠や増える性感染症そして、インターネットの普及にともなう性情報の氾濫と世界とのつながり…自分の生と性を大切にし互いを尊重し合う関係を育てるにはどんな性教育をすればいいのか?世界8か国の教科書を参考に考えます。
帰国後の英語力向上とソフトランディングをサポートする「帰国子女アカデミー」校長が、帰国生を持つ家庭全てに贈る指南書。付録として「帰国子女のための国内外の大学オプション」、「帰国子女枠入試における英語試験の見本」などの情報も収録。
■進化するものづくりの職業能力開発
匠の技や技能五輪入賞者などの熟練技能者がもつ、ものづくりに求められる技能に対して、その見える化や高度化のための科学的アプローチとして、工学に加えて社会システム科学や教育学、人間情報学などの方法論の適用を紹介し、いま求められる職業能力開発の姿を明らかにする。
第1章 技能科学総論ー技能、技術そして科学
第2章 技能の見える化1 -IE的アプローチ
第3章 技能の見える化2 -身体性認知科学的アプローチ
第4章 技能五輪における技の見える化ー言語プロトコル・教育工学
第5章 技能伝承の容易化ー習熟理論
第6章 知識・技能・技術のモデルデータ化
第7章 職業教育訓練のスピード化ーVR、AR 技術の活用
第8章 技能の普遍化の工学的アプローチ1 -自動化設備を支える技能とその応用
第9章 技能の普遍化の工学的アプローチ2 -高齢者・障害者の生活を支える匠の技
第10章 技能の普遍化と工学的アプローチ3 -電気分野における技能の定量化・形式知化
第11章 技能の普遍化と工学的アプローチ4 -材料・器具および工具開発による省力化
第12章 技能の普遍化の工学的アプローチ5 -光をプローブとした計測技術
第13章 技能の普遍化の工学的アプローチ6 -複合材料とエコマテリアル
第14章 技能の普遍化の工学的アプローチ7 -平削り加工の切削面性状の評価技術
第15章 技能の普遍化の工学的アプローチ8 -打音検査と構造損傷検出技術
第16章 機械との協働による弱点補完とキャリア形成
第17章 機械との協働による技能の高度化
第18章 「機械+AI+人」による新たな価値の創造
第19章 職業能力開発の教育研究と技能科学
?知の伝道師?鎌田浩毅が受け手となる講義形式で、斯界の第一人者の人生・思想に鋭く切り込むシリーズの第一巻。ゴリラ研究のパイオニア、山極寿一京大総長を迎え、第?部でその半生に迫る。第?部では霊長類学の世界へを踏み入れ、われわれ人類の起源と未来を縦横に語る。五感をフルに使い、研ぎ澄まされた直観がつかむ「曖昧なもの」に導かれた豊かな知が溢れる一冊。