「こんなはずじゃなかった」「本気出すタイミングが」「何者にもなれていない」…そりゃおおいに結構!凡人を自負する文学研究者による、屈託ない凡人の生活と意見。凡人だからこそ滋味深い文学の、人生を生きるための知恵があなたを待っている。
即時強制の隘路からどう抜け出せるか?「強制」の仕組みを解明し、行政法各論/警察行政法の成否を問う。明治憲法下にドイツからもたらされ、その後アメリカ法の影響を受け変質した即時強制を、わが国の立法史・学説史の視点から考究。
国境廃絶を求める闘争が続く地中海の「移民の島」で、万博への抗議渦巻くミラノの路上で、技能実習生の「失踪」が絶えない日本の建設現場でー。いまこそ、地球上のさまざまな場所で響く、境界をすり抜け、食い破る人々の叫びに耳を傾けるときだ。欲望と叛乱の地理学の、野心あふれる実践。
薬局経営を効率化したい。でも何から手をつけていいかわからない…。成功事例に学んでサービス向上を実現!成功する調剤実務の進め方/電子処方箋、マイナンバー保険証の有効利用/2024年最新調剤報酬改訂情報も紹介。
競争法原理は何をもたらすか。経済法(独禁法)やエネルギー法の観点から検証。再生エネルギーの普及・ネットワーク部門の法的分離・規制・安全確保・多様な電源確保の課題と消費者保護。
救急・緩和ケア・看取り…増え続ける高齢者、求められる往診。地域医療に隙間を作らない。徳島県吉野川市で「往診」を専門に掲げる医師が過疎地における医療課題に挑む。
法人でない社団は、はたして権利能力が無いのか。その権利能力の本質とは?ドイツ法に遡りつつ日本と韓国法の史的展開を横断的・比較法的に検討し、共同所有制度の日本法への有意義な手がかりを探る。
冷戦後に設立された国際刑事法廷では、戦争犯罪者を裁くのみでなく、法廷の活動成果を活動地に長期的に遺す「遺産」の形成主体としての役割が担われてきた。本書では、国際刑事法廷の「遺産」の形成について、特に国内における法の支配確立・強化へ向けた取り組みに焦点を当て、旧ユーゴスラヴィアやシエラレオネなどの事例から考察する。