建設現場には思わぬところに危険が潜んでいます。本書は元レスキュー隊員であった著者が目にしてきた労災事故のリアルな状況とその時にどのようなことをすればよかったかを事例をあげて説明したものです。
作業員にケガをさせないために職長はどのような職場を目指すべきかの指標となります。KY活動や朝礼等の講話などで本書をお役立てください。
第1章 事故事例
CASE 1 感電死亡事故を防ごう
CASE 2 「ビリッ」ときてびっくり転倒
CASE 3 防水処理が感電防ぐ
CASE 4 油漏れは、こんな大変なことに…
CASE 5 携行缶をこんなとこに…
CASE 6 農機具で指切断事故
CASE 7 刈払い機で目にケガ
CASE 8 あれ、車がない
CASE 9 整理整頓がダメだと…
CASE 10 丸ノコで指を切り落とした
CASE 11 目が危ない!目の奥にある脳も…
CASE 12 朝喧嘩して仕事に出たら…
CASE 13 作業エリア設定ミス
CASE 14 足場に資機材を置くな
CASE 15 ヤカンが燃えた現場事務所
第2章 見習いたい事例
CASE 1 チョットした心遣いがケガ、事故防ぐ
CASE 2 こんな現場は事故が無い
CASE 3 これは素晴らしい!
第3章 危険を退ける安全知識
1 万一火災に遭っても命だけは守ろう
2 命を守る玉掛用具
3 玉掛ベルトは掛けておこう
4 研削砥石は大変危険
5 滑って転んで、後頭部強打
6 骨折の応急手当(副子固定法)
7 事故のレスキュー
取り返しのつかない事態になる前に…。「どーしてそうなるの…?」感情と思考からの処方箋。
カチンとくる一言、高圧的なもの言い、陰湿な嫌がらせ……。
どんな職場にも「嫌な人」が必ず1人や2人はいるものです。
本書では、そんな「嫌な人」から自分を守る「言葉の護身術」を紹介します!
基本スタンスは、ムダに「反応しない」。ムダに「争わない」--。
相手と正面からぶつかるのではなく、相手の攻撃をかわしたり、相手の力を利用して反撃する賢いテクニックです。
◎ネチネチと「嫌味」を言われたら → ユーモアで「前向きに切り返す」
◎突然、「難癖」をつけられたら → 挑発に乗らずに「話の争点をずらす」
◎仕事を大量に押しつけられたら → 「面倒な人になる」キャンペーンをする
◎一方的に「批難」されたら → メモ帳を開き、「無言の圧力」をかける ……etc.
ぜひ、「頭のいい切り返し方」を身につけ、「心理的安全性」を確保しましょう!
職場の人間関係に悩む人、必読の書!
個性の違い、価値観の違い、考え方の違い、そして仕事の仕方、取組み方の違い、いわば「強み」のようなものにフォーカスしながら、相手にどのように話せば伝わりやすいのか?理解してくれやすいのだろうか?実際のコミュニケーションの中で使える具体的な例を交えながら解説。
本書は『先見労務管理』で好評連載中の「職場トラブル解決のヒント!」の第1回から第100回までのうち、60問の質問を厳選してまとめたものとなっている。著者は杜若経営法律事務所の弁護士・向井蘭氏と岸田鑑彦氏。職場で発生する解雇時の揉め事からパワハラ問題、社員によるSNSでの炎上問題まで、どこの会社でも起こり得るあらゆる労務トラブルについて、裁判例や過去の相談内容を元にケーススタディ形式で解決策を指南している。各ページがどのような内容か一目でわかるように、質問ごとに「#(ハッシュタグ)」を用いた分類を行って参照しやすくしている。
学生の頃はうまくいっていたのに、なぜか会社では思ったようにうまくいかない……。
自分の能力やスキルが今の仕事に合っているか不安だったり、怒られてばかりで、自分は会社にとって必要のない人材なのではないかと感じていたり……。
また、いつも、「すみません、すみません」と謝ってばっかりで、もう、自分は、上司の期待には応えることができないのではないだろうかと、すっかり自信を無くしているのではありませんか?
もっと努力しないといけない、まだまだ根性が足りないのではないか、もっと頑張らないと……と、不安や自己嫌悪に陥ったり、こんなことになったのは、上司のせいだ、会社のせいだと、怒りが湧いてきたり、苦しい気持ちでいっぱいの方もいるでしょう。
ですが、職場でうまくいかなくなってしまうのは、あなたの頑張り不足ではないかもしれません。努力や根性不足ではなく、もともと持っている能力のバランスによる不具合や、周囲との理解のズレが原因の可能性があります。
この本では、職場での人間関係がうまくいかない原因と、その悩みを解決するための具体的な方法を紹介しています。
大人の発達障害が話題になって久しいが,その共生とは何をすることなのだろう.発達障害の正しい捉え方(「健常者にも発達の凹凸は連続している」)をもとに,自分の特性を知るツールなど最新の調査・研究を紹介,さらに支援現場の実態から,共生と生産性が合致する職場づくりのヒントを明らかにする.
【推薦のことば 矢?義雄(国立国際医療研究センター名誉総長・元東京大学医学部長)】
「近年社会問題化している発達障害に関して,大規模な疫学研究や診療・就労支援ボランティアを行ってきた著者による,最新の研究成果の紹介と支援現場の生の声の集大成.障害の有無を問わず,各自が本来持つ力をなるべく発揮して就労することで幸福感と生産性の向上を目指す姿勢は…「共に生きる社会」の実現という理念にも合致した取り組みで,現状の課題と今後の方向性を示しており,社会問題として障害者の支援者・医療従事者に限らず広く読んでいただきたい」
管理職として身につけておくべき「メンタルヘルス」「うつ」の基本的知識、部下の不調の早期発見法と対応、復職時の対応策等を具体的な事例でわかりやすく解説。
長年の経験で得たノウハウを開示!メンタル不調者に対する適正な対応策のあり方を懇切・丁寧に解説した待望の実践的手引書!メンタル不調者を発生させないための具体策やトラブルを防止する就業規則の定め方も教示!
工学博士の著者が教える
「ゲーム分析」という心理学を用いた
人間関係問題の対処法
職場の"あるある"ケーススタディを18事例紹介する!
上司からの理不尽な指示│「イエス・バット」のゲーム
怪文書出回る!│「仲間割れ」のゲーム
マシンガンのように説教する先輩│「さあ、つかまえたぞ」のゲーム
窮地で手の平を返す人たち│「何でも指示してください」のゲーム
あなたは断トツの最下位です│「裁判所」のゲーム
何とか助けてください│「義足」のゲーム ……etc.
モチベーションから組織運営まで9ジャンル100テーマから学ぶ職場で役立つ心理学。
正しい知識で、自分らしく働く!
ハラスメントのない職場とするためには、組織としての仕組みとともに、職員一人ひとりの正しい知識、振る舞いが必要です。多様なハラスメントの態様を知り、センスを高め法的理解を深めて、自分も他人も加害者にならない・させない、被害者にならない・させないための必読書。ハラスメント対策担当者はもちろん、管理監督者とその候補者、いまハラスメントに苦しんでいる人や、その身近にいる人、そして「自分はハラスメントとは無関係」と思っている人にこそ、オススメの一冊です!
第1章 なぜ、今「脱ハラスメント」なのか?
1 「脱ハラスメント」が必要な理由
2 人権に敏感な視点を持とう!
第2章 法務の視点からみるハラスメント
1 ハラスメントを巡る法律の仕組み
2 ハラスメントが発生した場合の加害者の法的責任
3 損害賠償認定基準は、やってはいけないボーダーラインではありません
第3章 多様なハラスメント
1 パワーハラスメント
2 ネグレクトハラスメント
3 セクシュアルハラスメント
4 ジェンダーハラスメント
5 モラルハラスメント
6 SОGIハラスメント(ソジハラスメント)
7 マタニティハラスメント・パタニティハラスメント
8 カスタマーハラスメント
9 セカンドハラスメント
10 人事異動ハラスメント
11 ハラスメント・ハラスメント
第4章 ハラスメントクイズで理解度チェック
第5章 加害者にも被害者にもならないために知っておきたいこと
1 加害者にならないために
2 加害者になってしまったら
3 被害者にならないために
4 被害者になってしまったら
第6章 加害者にも被害者にもさせないためにしておくべきこと
1 加害者、被害者にさせないために
2 加害者、被害者が出てしまったら
第7章 自分らしく働く
1 パワーハラスメント、申立、その後
2 自分らしく働くとは〜人生の目標はハッピーに生きること!〜
3 自分らしく働くための私の秘訣
働くことをテーマに学習・研究したい読者のために、インタビュー、ライフヒストリー、アクションリサーチ、心理統計、パネル調査など質的・量的両方の多様な手法を紹介。
日本の組織と働く人たちが、思考停止ひいては行動停止に陥っている。およそ400以上の日本の企業・自治体・官公庁などの職場を見てきた著者が痛感しているリアルです。日本企業の国際競争力、生産性、賃金レベルの落ち込みを見れば、従来の成功モデルは明らかに賞味期限切れ。私たちはそのリアルに正しく向き合い、正しく思考し、正しくアップデートする必要があるのです。
本書では「思考停止ジャパン」の背景には何があるのか? 私たちはどこからどう、思考停止、行動停止から脱していけば良いのか? 「組織カルチャー」「能力」「人事制度」「コミュニケーション」「管理・間接業務」「社会構造」の6つの側面から解決策を提示していきます。日本全国、全部署回覧!
2020年6月1日、いわゆる「パワハラ防止法」が施行されました。
本法はパワハラを定義づけるとともに事業主にパワハラ防止のための
雇用管理上の措置義務を課しており、パワハラ防止対策を講じることは、
今や企業にとって、重大な危機を回避するためのリスクマネジメントの
1つとなっています。
本書では、この法律について整理するとともに、法律が求める対策を
実施するために企業が行うべきことについてわかりやすく解説しています。
具体的な社内ルールの作成例、対応のための各種様式例、実践的な解決手法も
ふんだんに盛り込み、企業にとって対応が急務となっているパワハラ対策が
この1冊で万全なものとできるよう、構成しました。
早くからパワハラ・セクハラ問題に精力的に取り組み、ハラスメントを
熟知した著者の知見に基づくノウハウが満載の1冊です。
●パワハラ規制の法制化
●法律が求める防止策
●職場のルール作り
●パワハラのジャッジ
●職場内解決のために
●パワハラ事案解決の手法
○パワハラをめぐる裁判例
○資料 〜パワハラ防止法/パワハラ指針/業務による心理的負荷評価表
本巻では,産業・組織心理学の領域のうち「人事部門」を扱う。人事心理学の歴史的展開や内容全般を俯瞰したうえで,企業経営の実践,とりわけ人的資源管理や人事管理,労務管理といわれる機能を詳説。研究者だけでなく,企業の人事部門の担当者や管理・監督者の立場にある人々,さまざまな組織に属する読者にも示唆を与える。
【主な目次】
第1章 人事心理学
第1節 人事心理学の歴史的展開
第2節 人事心理学
第3節 人事心理学と人事・労務管理
第2章 募集・採用と処遇
第1節 職務分析
第2節 採用モデル:職務本位の採用モデルと人本位の採用モデル
第3節 採用選考に用いられる測定ツール
第4節 報酬制度と組織戦略
第5節 高齢者就労と退職
第3章 雇用の多様性とワーク・ファミリー・コンフリクト
第1節 雇用の多様化:非正規雇用
第2節 マイノリティ労働者
第3節 ワーク・ファミリー・コンフリクト
第4章 人事評価
第1節 人事評価の定義
第2節 評価目的
第3節 評価要素
第4節 評価方法
第5節 評価制度の運用
第6節 アセスメント
第5章 人材開発とキャリア発達
第1節 人材開発
第2節 キャリア発達
第3節 人材開発施策とキャリア発達
第6章 職場の人間関係と人間関係管理
第1節 組織の人間関係と現状
第2節 チームの人間関係とコミュニケーション
第3節 チームにおける人間関係の2側面と特徴
第4節 人間関係管理
第7章 仕事の意味と快適な仕事:well-beingとディーセントワーク
第1節 働く人のニーズ
第2節 職務満足感
第3節 快適な職場:well-beingとディーセントワーク
第8章 人事心理学と法制度
第1節 長時間労働と法:いわゆる過労死問題
第2節 人事考課における法と人事心理学
第3節 労働時間法制と人事心理学
第4節 ハラスメントと法制度
第5節 個別労働紛争解決と人事心理学
うつ病等のメンタルヘルス不調によって休職中の方の復職をサポートするためのセルフケア&コミュニケーション・ワークブックです。
休職期間を療養期と行動活性化期に分け、それぞれの時期の適切な過ごし方や、必要な取り組みについて解説しています。
また、自分自身の回復レベルを確認できるチェックリストや復職に向けた取り組みをサポートするワークシート、主治医や職場との情報共有ページ等を収録しています。
患者さんがセルフケアツールとして利用するだけでなく、診療や産業医面談などの職場との面談に持参することで、関係者間のコミュニケーションツールとしても活用することができます。
本書は、ドコモの特例子会社が実際に社内で使用しているコミックを基にして、職場で働くアスペルガー症候群(ASD)や発達障害の人に対する理解とサポートをわかりやすく解説した1冊です!
人生100年時代、職場の賢者としてずっと尊敬される「モダンエルダー」(新しい年長者)としての働き方
著者はホテルを創業して経営したのち、シリコンバレーで注目のスタートアップ「エアビーアンドビー」の創業者に頼まれ入社。二回りも年下の若者たちに囲まれて、尊敬されながら楽しく働き成果を出す「モダンエルダー」としての働き方を解説します!
40代、50代以降にモダンエルダーとして働く4つの方法
1 変化を恐れない
2 新人の気持ちになる
3 仲間と知恵を交換する
4 アドバイスの能力を磨く
はじめに ブライアン・チェスキー(エアビーアンドビーCEO)
第1章 ビンテージの価値は上がり続ける
第2章 私は「メンターン」?
第3章 新しい人生設計
第4章 レッスン1:進化する
第5章 レッスン2:学習する
第6章 レッスン3:コラボレーションする
第7章 レッスン4:相談に乗る
第8章 引退の代わりに、キャリアの立て直しを
第9章 経験がもたらす配当ー職場の年長者を活かす
第10章 賢者の時代
付録
謝辞