取り返しのつかない事態になる前に…。「どーしてそうなるの…?」感情と思考からの処方箋。
管理職として身につけておくべき「メンタルヘルス」「うつ」の基本的知識、部下の不調の早期発見法と対応、復職時の対応策等を具体的な事例でわかりやすく解説。
社員に「ただ受けさせるだけ」ではもったいない!
定期健康診断の結果を
職場環境の改善やメンタルヘルスケアに活かす!
働く人の健康問題に注目が集まっていますが、
組織として健康増進に取り組んでいる企業は多くありません。
「健康経営」や「従業員の健康づくり」は必ずしも産業医がいなければできないものではなく、
小さな会社でもコストを掛けずに健康な職場をつくる方法はたくさんあります。
健康経営は産業医と契約するコストや人員に余裕がある会社が行うものであって、
自分たちには関係がないと考えている小規模事業所の経営者や人事・労務担当者も
まだまだ多いようです。
働く人の健康を考えたとき、ポイントになるのは「生活習慣病の予防」です。
そして生活習慣病の兆候を含めた体調の変化を知ることができるのが、
毎年職場で行われている「定期健康診断」です。
労働安全衛生法で定められた定期健康診断は
会社の規模にかかわらずどの会社も行っていますが、
「ただ受けさせるだけ」にとどまってしまっているところがほとんどです。
定期健康診断の結果に合わせて職場環境を改善すれば、
社員の健康を維持し、メンタル不調の発症・悪化を防ぐことにもつながります。
さらには休職率・離職率も軽減でき、生産性を向上させることも可能になるのです。
本書では、定期健康診断を活用した職場づくりについて解説します。
小さな会社こそ経営者やそこで働く人々が少し意識を変えるだけで、
年齢・性別にかかわらず誰もが心身ともに健やかに働ける職場づくりを
実現することができるのです。
パワハラ行為者(管理職)対応の実例に基づき、問題言動を変容させ、部下、組織に必要とされる管理職として再び能力を発揮してもらい、自浄能力の高い働きやすい組織にするために、著者や企業の人事労務担当者が実践してきた対応法と人事措置を解説する。
〇パワハラ管理職に問題言動を根本的に改めさせ、再び、部下、組織に必要とされる管理職として能力を発揮してもらい、自浄能力の高い、より働きやすい組織を作るための、人事労務担当者としての対応方法と手順を理解できる。
〇企業で成功した実例に基づく解説のため、人事労務担当者にとって身近であり、理解・実践しやすい。
〇人事労務担当者がハラスメント問題を内部で解決する能力を身につけ、ハラスメントを早期に発見、解決することができるように、著者が実践してきたノウハウを実践的に解説する。
個性の違い、価値観の違い、考え方の違い、そして仕事の仕方、取組み方の違い、いわば「強み」のようなものにフォーカスしながら、相手にどのように話せば伝わりやすいのか?理解してくれやすいのだろうか?実際のコミュニケーションの中で使える具体的な例を交えながら解説。
> 「まさか自分が」と思っていませんか? <
> ハラスメントの予防と対応がわかる! <
2020年6月、改正労働施策総合推進法が施行されました。
パワハラ防止法ともよばれる本法では、職場でのハラスメント対策の強化が企業に義務づけられることになります。
保育現場でも一般企業と同様、ハラスメントが存在していますが、「まさか自分が…」と、行為者自身は気づいていないことが多いです。
本書では、保育現場で起こりがちなハラスメントについて、その実態と予防策を提案します。
■本書の特徴
・保育現場で起こりやすいハラスメントを解説
・ハラスメントを予防するための具体的なミニワークを収載
・ハラスメントが起こった際の対応を、事例をもとに提案
■主な目次
第1章 保育現場のハラスメント
第2章 パワーハラスメント
第3章 妊娠・出産等に関するハラスメント
第4章 セクシュアルハラスメント
第5章 子どもに関するハラスメント
第6章 保護者に関するハラスメント
第7章 事例から考える 保育者・園のハラスメントへの対応
職場が変わるワーク集
■著者
関山浩司(せきやまこうじ)
社会保険労務士事務所「こどものそら舎」代表/一般社団法人「こどものそら」代表理事。著書に『保育士等キャリアアップ研修テキスト7マネジメント第2版』(執筆、中央法規)がある。
昨今の世界的環境の変化により、求められている「新しい働き方」。
テレワーク、在宅ワーク、で明らかになった必須要素は、仕事に対する考え方の変換と、ITツールの上手な使いこなし方です。
この本は、出版、映像、アニメなどを手掛ける企業「KADOKAWA」社内で実際に社員向けに作られた、「ITツール活用マンガ」を基にして作られました。マンガの主人公はアナログな会社から出向して、最初は四苦八苦しますが、次第にITツールにもテレワークにも慣れ、だんだんと自分とまわりの人たちが働きやすい環境を作り出す大切さを実感、実践していくようになります。
本書は4コママンガと解説を中心に、新しい時代の働き方、考え方の提案から具体的なITツールの使いこなし術まで、わかりやすく紹介しているので、楽しく読みながらも明日からすぐに役立つことが満載です。
働く環境が急激な変化にしてなかなかついていけない、PC、ITが苦手、慣れなくちゃいけない人たちを応援する1冊です。
プロローグ DXってなんだろう?
第1章 新時代の新ルール〜変わらないこと、変わること
第2章 コミュニケーションの効果を高める
第3章 新しい働き方 オフィス編
第4章 新しい働き方 テレワーク編
第5章 新しい働き方 在宅ワーク編
第6章 意外と簡単! ITツール活用のコツ
コラム コミュニケーションツールの選択肢、そもそも「テレワーク」って?、GoogleWorkspaceとは?
エピローグ
用語集
2020年6月1日、いわゆる「パワハラ防止法」が施行されました。
本法はパワハラを定義づけるとともに事業主にパワハラ防止のための
雇用管理上の措置義務を課しており、パワハラ防止対策を講じることは、
今や企業にとって、重大な危機を回避するためのリスクマネジメントの
1つとなっています。
本書では、この法律について整理するとともに、法律が求める対策を
実施するために企業が行うべきことについてわかりやすく解説しています。
具体的な社内ルールの作成例、対応のための各種様式例、実践的な解決手法も
ふんだんに盛り込み、企業にとって対応が急務となっているパワハラ対策が
この1冊で万全なものとできるよう、構成しました。
早くからパワハラ・セクハラ問題に精力的に取り組み、ハラスメントを
熟知した著者の知見に基づくノウハウが満載の1冊です。
●パワハラ規制の法制化
●法律が求める防止策
●職場のルール作り
●パワハラのジャッジ
●職場内解決のために
●パワハラ事案解決の手法
○パワハラをめぐる裁判例
○資料 〜パワハラ防止法/パワハラ指針/業務による心理的負荷評価表
現業部門の管理者や監督者に知って欲しい労働安全衛生法令の要旨とそれを踏まえた現場での対応について解説した書籍です。
法令の要旨は法律用語を避け平易な表現で具体的に、かつ短くまとめています。さらにどの法令の要旨かわかるよう根拠となる法令条文等も付記。イラストも多用し、より見やすく工夫しました。
各事業場で教材としてぜひご活用ください。
●整理・整頓をして通路を確保しよう
1.職場はいつも整理・整頓を
2.安全通路・作業通路を確保する
●保護具を正しく着用しよう
1.サッパリとした安全服装で
2.作業に適した保護帽を
3.足先のケガ防止に安全靴を
4.作業に応じた保護メガネを
5.騒音職場では耳栓を
6.防じんマスクや防毒マスクも
7.手袋の使用禁止作業もある
●無資格で作業しない・させない
1.無資格の違反には厳しい罰則
2.作業に必要な資格などの種類
3.資格者の管理を適切に
4.指揮者や誘導者などの配置も
●安全衛生教育や健康診断を充実しよう
1.雇入れ時などの教育を
2.職場の責任者には職長教育を
3.安全衛生推進者などにも教育を
4.定期健康診断は全員が対象
●墜落・転落災害を防ごう
1.墜落災害は重災害になりやすい
2.高所には作業床と柵が基本
3.フルハーネス型の使用が義務化
4.フルハーネスを取り付ける設備も
5.安全な昇降設備を設ける
6.移動ハシゴは正しく使おう
7.ハシゴ道にはバスケットを
8.脚立は開き止めを使用して
9.ウマ足場は正しく組んで
●転倒災害を防ごう
1.災害統計より
2.転倒災害を防ぐために
●飛来・落下・崩壊災害を防ごう
1.意外にこわい飛来・落下
2.崩壊災害を防ぐために
●巻き込まれ・挟まれ災害を防ごう
1.多い巻き込まれや挟まれ災害
2.回転体の突起をなくす
3.回転体には安全カバーを
4.回転体に手を出すな
5.玉掛作業はノータッチで
6.プレス等の安全対策を万全に
7.危険箇所に防護措置を
8.動力源には操作禁止札を
●取扱・運搬災害を防ごう
1.合理的に運搬するための着眼点
2.人力運搬は腰をいたわって
3.抱えたときは足元・前方要注意
4.2人での運搬は声を掛け合って
5.台車上の積荷は安定させて
6.機器の運搬にも工夫を
7.高所への上げ卸しも要注意
●特殊車両による災害を防ごう
1.特殊車両は大災害を招く
2.機械に応じた安全対策を
3.クレーン作業を安全に
4.高所作業車にも油断禁物
●電動機器具による感電災害を防ごう
1.電動機器具による感電の原因
2.人体に流れる電流と感電
3.配線や電灯の保護を
4.検電して安全確認を
5.配線の損傷防止対策を
●溶接・溶断作業の災害を防ごう
1.火災の防止対策を
2.火傷などの防止対策を
3.ガス溶接・溶断作業を安全に
4.アーク溶接機も点検整備を
5.容器内部の付着油は洗浄して
6.火気厳禁も具体的に表示を
7.火気の使用箇所にも気配りを
●安全用語の基礎知識
1.労働災害の用語
2.災害統計の用語
3.安全活動用語
4.安全対策用語
●職場に安全文化を定着させよう
1.安全管理を進める基本
2.安全活動の基本
3.職場に安全文化の定着を
医療現場のタスクシフト・シェアを取り巻く最新の動向とともに、管理者が担う役割、先鋭的な施設の取り組み例を紹介。真の目的である「患者のアウトカム向上」を目指し、現場が働きやすい体制構築を実現するためのヒントが満載で、実践に即活かせる一冊。
わが国を支える働く世代の健康を守るため、労働者が末永く健康で働き続けられるように、何をすべきか、何ができるのか?本書は、職域での身体活動・運動を促進するために必要な理論、エビデンスはもちろん、実際の取組事例や法的確認事項まで、幅広く質の高い情報がまとめられている。
長年の経験で得たノウハウを開示!メンタル不調者に対する適正な対応策のあり方を懇切・丁寧に解説した待望の実践的手引書!メンタル不調者を発生させないための具体策やトラブルを防止する就業規則の定め方も教示!
生産現場を担うリーダーにとって欠くことのできない基本概念を人づくり、モノづくり、組織づくり、ユトリづくりの4ジャンル18グループで要点をまとめた。
健康・心理・環境の3つの視点で部下を包括的に理解し、問題の見落としを防ぐ!
部下の育成は上司に求められる大事な役割であり、同時に大変難しい仕事の1つです。
職場で上司から見えている部下の姿は、部下の一面に過ぎません。しかし、それだけを見て育成していると時に問題も生じますし、隠れた問題にも気づけません。適切な育成のためには、プライバシーに配慮しながらも、部下の性格、考え方、持病、生活習慣、家族の状況、そして職場環境なども踏まえた全体像を知る必要があります。
「健康ー心理ー環境モデル」は、そんな時に役立つよう、精神科医ジョージ・エンゲルが提唱した理論「生物ー心理ー社会モデル」に着想を得て著者が考案したモデルです。部下を健康・心理・環境の3つの視点から包括的に理解し、問題の見落としを防ぎ、部下それぞれへの適切な対応を可能にします。その具体的手法をわかりやすく解説しました。
部下育成に携わる管理職の上司の方、人事担当者や社労士の方などに広く読んでいただきたい1冊です。
「優秀な人材が辞めていく…育たない…」と悩む人に!「職場の科学」で育成力を高める。7400人の徹底リサーチ×人材開発の研究・理論。
モチベーションから組織運営まで9ジャンル100テーマから学ぶ職場で役立つ心理学。
近年のLGBTの方々への社会的な理解が進む中、行政や企業では共存、支援の輪が広がっています。一方でまだ誤解や偏見もあり、さらなる知識の普及・啓発も課題です。
そのなかで個々の企業も対応を迫られていますが、担当者には、なにから始めればよいのかわからない、従業員の要求に応えられない、訴訟リスクは避けたいなど不安や戸惑いが強くあります。
本書では、多様な方々と共に安心して働き、個々の能力を発揮できる職場を築いていくための必要な知識や考え方、気をつけるべき点、具体的な事例、または想定される問題と解決法などを法律家、支援者の立場からわかりやすく解説します。
うつ病等のメンタルヘルス不調によって休職中の方の復職をサポートするためのセルフケア&コミュニケーション・ワークブックです。
休職期間を療養期と行動活性化期に分け、それぞれの時期の適切な過ごし方や、必要な取り組みについて解説しています。
また、自分自身の回復レベルを確認できるチェックリストや復職に向けた取り組みをサポートするワークシート、主治医や職場との情報共有ページ等を収録しています。
患者さんがセルフケアツールとして利用するだけでなく、診療や産業医面談などの職場との面談に持参することで、関係者間のコミュニケーションツールとしても活用することができます。