花火職人清七の身の上に、鍵屋の主・弥兵衛から暖簾分けの話が降って湧いた。なぜ自分にそんな話が回ってくるのか見当も付かないまま、職人を集め、火薬を調達し、資金繰りに走り、店の立ち上げに勤しんだ。女房のおみつとふたりで店を大きくしていった清七は、玉屋市兵衛と名乗ることになる。花火師たちの苦労と情熱が夜空に花開く人情一代記。
美貌の奇術師・曽我佳城探偵シリーズ第2弾魔術の舞台さながらに次々に発生する不可思議な殺人事件! 捜査に行き詰まるたびに刑事から相談を受ける奇術師・曽我佳城が、犯行のトリックを鮮やかに解明!
最新作『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を軸に、新房監督の過去作を徹底解説!
夏祭り花火の目玉”虹のエール”三百玉が消失! 現場には、『ごちそうさまでした』と書かれた、犬の足跡つきの紙が……!事件に遭遇した大学生の春近は、どんな謎もきれいにしてくれるひまりさんに相談を持ちかける。電話ボックス落書き事件、町のアイドル・図書館王子の恋心、傷ついた少年の秘密ーー晴追町の優しくも不思議な事件を、春近は彼女と解決に乗り出すが……?
盗まれた花火と、切ない恋の行方は?優しい謎が住む町に、新たな季節が巡りだす。
夏祭り花火の目玉”虹のエール”三百玉が消失! 現場には、『ごちそうさまでした』と書かれた、犬の足跡つきの紙が……!
事件に遭遇した大学生の春近は、どんな謎もきれいにしてくれるひまりさんに相談を持ちかける。電話ボックス落書き事件、町のアイドル・図書館王子の恋心、傷ついた少年の秘密ーー晴追町の優しくも不思議な事件を、春近は彼女と解決に乗り出すが……?
第一話 憧れの物語 恋する春近が、犬を連れた人妻の誕生日を祝うこと
第二話 長崎から来たお嬢さんが気になる話〜または、海色のサンダルのひまりさんとデートをしたい話
第三話 図書館王子と人妻のロマンスのこと
おまけの小話 九月十日〜図書館王子と長崎帰りのお嬢さんの邂逅
第四話 有海さんが、魔性の人妻と浮気する話?
おしまいの小話 春近がはじめて空を飛んだ日
「ねえ君、不思議だと思いませんか」。雪の研究で知られる中谷宇吉郎がまだ学生だった頃、寺田寅彦がそう問いかけた火花の複雑な分岐模様。そして、自身がペンネームにするほど愛着のあった金米糖の角(つの)の成長。本書は、寺田寅彦の代表的な随筆である「線香花火」と「金米糖」を通して、それらの科学研究が寅彦の時代から現代にかけてどのように受け継がれ、歴史的に解明されてきたかを専門的な立場からそれぞれ解説します。同時に、寅彦のそうした着眼点が時代にいかに先駆けていたかを、複雑系科学の立場から総合的に俯瞰します。また、これらの小品が収められた「備忘録」という随筆全体を通した、寅彦の当時の内面や背景についても文学的観点から捉えていきます。
線香花火の燃焼に火花の音楽を味わい、金米糖の生成に生命の起原と営為を透かし見た寺田寅彦。そこには、当時愛読していたローマの詩人哲学者ルクレティウスや、師・夏目漱石の存在が見え隠れします。口絵にはその関係がうかがえる貴重な資料写真や、線香花火と金米糖の実験写真も収載。門下の中谷宇吉郎と福島浩による線香花火と金米糖の解説記事も付録に添え、彼らが寅彦と取り組んだ当時の研究風景も紹介します。寺田研究室の出発点であり、寺田物理学の真骨頂ともいえる、近代西洋の後追いでない日本ならではの科学研究の醍醐味を、本書を通して味わってみてください。
「彼は研究者としての地歩を固めるにつれて西欧追随のこの風潮に飽き足らなくなり、全く独自の視点で自然や日常身辺に見られる現象に注目するようになっていった。その具体例が金米糖であり、線香花火だったのである。(中略)寅彦はもしかしたら自然や日常身辺で起きるいろいろな現象をまず文学者の目で広く捉え、次に科学者の目で深く理解しようとしたのではなかろうか。ここに師と敬愛する漱石の影響を見ようとするのは考え過ぎであろうか。」(本書「まえがき」(松下貢)より)
(口絵には寺田寅彦宛夏目漱石絵葉書や金米糖・線香花火の実験写真など多数収録:12ページ)
●まえがき
●備忘録
(仰臥漫録/夏/涼味/向日葵/線香花火/金米糖/風呂の流し/調律師/芥川龍之介君/過去帳/猫の死/舞踊)(原文と注)
吉村冬彦
●寺田寅彦の科学に見られる先見性(松下貢)
●金米糖の研究をめぐって(早川美徳)
●線香花火の不思議と研究について(井上智博)
●寺田寅彦「備忘録」に見る未来への胚子(川島禎子)
●付録
金米糖 Konpeitô(寺田寅彦)
金平糖(福島浩)
科学物語 線香花火のひみつ(中谷宇吉郎)
線香花火(中谷宇吉郎)
寺田寅彦 略年譜
大きなお屋敷で暮らすキラキラした4人の男の子と1人の女の子、
通称・天宮きょうだい。
わたしーー宮地美空は、中2だけど天宮家のメイドなんだ。
夏休みの宿題をきっかけに、三男・昴さまから夏祭りに誘われちゃった!
ところが、メイド長・オオバさんが急用で海外に行くことになって、
お屋敷が大ピンチ!
わたしもいつも以上に、メイドの仕事をがんばるけど……。
キラキラのシンデレラストーリー第8弾!
海外から帰国し、高校に編入した田尾は、そこて?偶然にも活の親友・安達と再会!
海外に行くときに「手紙は書かない」と言われたことを思い出し、 なんとなく安達との距離を掴めす?にいたか?、確実に二人て?いる時間か?増えて...。次第にその距離か?縮まるなか、安達は田尾への秘めた想いを見せ始める。
そして雨の降るなか、田尾の家て?二人きりになるとー。 「今日ここに泊まってもいい?」かつての親友は今て?も親友?それとも...?
DK同士の青春ヒ?ュアラフ?、開幕て?す!
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
花火は今日も上がってる
あとがき
1:打上花火 <ピアノソロ>
2:打上花火 <やさしいピアノソロ>
3:打上花火 <上級ピアノソロ>
4:打上花火 <ピアノ弾き語り>
5:打上花火 <連弾>
6:■歌詞
漫画界の巨匠は実は随筆も絶妙。硬軟とりまぜたテキストが貴方の心臓を貫く。数々の名作を描いてきたいがらしみきお、初のエッセイ本!
昭和20年代の捕物小説全盛期の定番捕物帳の一つでありながら、著作権継承者が不明のために刊行されてこなかった稲妻左近捕物帖を全6巻で復刊。
第一巻には、昭和17年に金鈴社より刊行された「花火車」の収録作、消えた藤娘、京伝、蛇侍、花火車、能面譜、二人源三郎、踊りの師匠の7編と、昭和23年に発表された変化花嫁、幽霊妻、江戸橋小町の3編、計10編を掲載。
高橋源一郎氏推薦!
こどもホスピス「うみそら」での物語を描く感動のノンフィクション
小児がんなどの難しい病や重い障害とともに生きる子どもたちが、時間と体力の許す限り笑顔で遊び倒し、命を輝かせてゆくーー。そんな空間が2021年秋、横浜に誕生した。横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」、通称「うみそら」だ。
治療に専念するため病院と自宅以外に居場所のなかった子どもたちが、命ある限り子どもらしく生き切るために開設された「うみそら」。
ここで過ごす子どもたちの命の物語、厳しい宿命を負う我が子に伴走する家族たちの葛藤。最愛の娘を病で失った父親と「こどもホスピス」との運命的な出会い。そして我が子との別離で親たちが直面する悲嘆の重みと、その苦しみに寄り添うグリーフケアの取り組みーー。
「うみそら」で出会った子どもたちの軌跡と、彼らの姿に突き動かされた人々の内面世界に迫る珠玉のノンフィクション。
第1章:最後の花火
第2章:ふたつの星座
第3章:「子どもの時間」が終わる前に
第4章:悲しみと共に生きていく
第5章:子どもたちの居場所を支えたい
第6章:「こどもホスピスとは何か」をめぐって
第7章:広がり、連携しあうプロジェクトたち
第8章:晩夏の花火 子どもたちの願いのせて
最終章:がん患者としての再訪 作家・佐々涼子さんインタビュー
夏の大学生には、たくさんのイベントが待っている。
期末テストもあるけれど、文実の合宿に、夏休みの花火大会!
サークルの後輩・君岡美園と距離が近づいてお泊りまでした僕は、
彼女を誘うことに決めたけど、なかなかアクションを起こせずーー
「牧村先輩。一緒に行きませんか? 花火大会」
そんな中、ある日の勉強会で、僕と美園の言葉が被った。
花火大会に一緒に行きたいという想いは、同じだった。
花火と、浴衣姿の美園。
「頭を撫でてほしいんです」人込みの中、二人だけの空間ーー。
ひと夏の思い出は、二人を先輩と後輩から変えていく。
ちょっと大人なサークル内恋愛小説、第2巻。
1:◆【ソロ】
2:Flamingo
3:TEENAGE RIOT
4:Lemon
5:打上花火
6:パプリカ
7:LOSER
8:orion
9:ピースサイン
10:アンビリーバーズ
11:Flowerwall
12:メトロノーム
13:灰色と青
14:砂の惑星
15:アイネクライネ
16:MAD HEAD LOVE
17:サンタマリア
18:ドーナツホール
19:ゴーゴー幽霊船
20:vivi
21:パンダヒーロー
22:マトリョシカ
23:結ンデ開イテ羅刹ト骸(retake ver.)
24:◆【弾き語り】
25:Lemon
26:打上花火