その最高にクールな舞台に辿り着くため、わたし達は多くの犠牲を払っていく。
愛する者の視線を全て奪いたいと願い、NBAを目指した少年ーー宗谷 紅耀。
身長168センチのスコアラーたる少年は未来のNBAたる最強のライバルに挑み、多くの壁を乗り越えていく。
ただひたすら好きな女の子に最高にクールなバスケを見せ、惚れさせたいという願いを胸に。
しかし一人の強さを求め続けた少年には致命的な弱点があった。スモールプレイヤーにとってはあまりにも致命的な弱点ーーパスが壊滅的にできない。
絶対的なバスケセンスを持ちながらも、その壊滅的な弱点を持ち続ける宗谷 紅耀。果たして彼はその弱点を克服できるのか?--あるいは、それを消し去るほどの何かを得ることが出来るのか?
物語の中心として繰り広げられる未来のNBA率いる高校最強のチームvs宗谷紅耀&彼の想い人が率いる廃部寸前のチーム。
日本最強のバスケ選手ーー東洋のマイケルジョーダンと言われる未来のNBAたるライバルとの試合で、宗谷 紅耀の進化が試される。
圧倒的な戦力差を覆えす宗谷 紅耀のバスケ。NBAレジェンドたる、アレンアイバーソンのクロスオーバーやジャマールクロフォードのシェイク&ベイク。他にもステフィンカリーのロゴスリーやマヌジノビリのユーロステップーー他にも多くのレジェンド選手の技が登場し、東洋のマイケルジョーダンとぶつかる、最強の試合を刮目せよ!!
すべてのバスケットプレイヤーに贈る、一人の小さな少年がNBAを目指す無謀な物語ーーバスケット戦記。
さぁ戦いの時だーー魂に従い時の声をあげよ。天元を超え天界に至りし、我らがNBAの道へ神の加護あれ!!
バスケット戦記ーー愛しい君の視線を釘付けにする、最高にクールなバスケ!!
彼ら彼女らの物語をどうか見届けて下さいーー後悔はさせません。
では、物語の終わりで皆さんを待っています。by 華道 龍勢
放課後に呼び出された吉瀬さん、レオタード姿に着替えさせられて教室でお披露目。気持ちに応えたくなる関係なんです・・・ 巻末に本人直筆の後書き&サインもあります♪(吉瀬結:1994年6月21日生まれ:撮影時年齢29歳)
“氷の乙女”と呼ばれるジェネヴィーヴも、ついに伯爵家同等の名家に嫁ぐこととなった。婚約者に熱烈に恋しているわけではないけれど、平穏な幸せが待っているはず。だがある夜、身に覚えのないスキャンダルに巻き込まれ、婚約は一瞬にして破棄されてしまう。もう私を娶ってくれる男性は現れない。嘆き悲しむ彼女に、その場で結婚を申し込んだのは兄の友人で幼なじみのマイルズだった。二人は急いで式を挙げ、ハネムーンへと旅立つが、夜を重ねるうちに彼女は徐々にマイルズを愛するようになり…。
異彩を放つ文章を生み出し続けるやーこの第3弾は「猫」と「笑い」と「癒やし」!
トラブルに巻き込まれやすい日々も愛猫の支えがあるから笑いに変えられる。今回は愛猫への愛をしたためた1冊に。Xで10万以上のいいねを獲得した「猫の病院で危なかった話」や「猫の異変に気がつけなかった話」「不審者に窓から家で一人でいる姿を見られた話」「自宅でトラブルにあった話」「DMに返信したら大変な事になった話」など人気作の他、書き下ろしの新作も20篇以上収録。
挿絵は動物や坊主イラストで話題の十筆斎が担当。柔らかいタッチのかわいらしいイラストとやーこ節満載の文章で、笑いと少しの癒やしをお届けする。
声を出して笑っていただくのは光栄ですが、心配な方は周囲を確認してから読むことをおすすめする(気にしない方はそのままお読みください)。
・猫とは計り知れぬ謎の生き物
・うちの猫達と睡眠
・人も猫も犬も病院で葛藤する
・音声入力をしたら恐ろしい事になった話
・猫に神妙な面持ちで呼び止められた話
・早朝に朝顔の横で危機に面した話
・猫の誘い
・夜中に目が覚めて恐怖した話
・猫とウザ絡みのオヤジの話
・うにの命名の話
・猫達の言語能力の話
・不審者に窓から家で一人でいる姿を見られた話
・家で一人の時に窓を開けたら怖い目にあった話
・盗難の被害にあった話
・下着泥棒を放置した末路の話
・自宅でトラブルにあった話
・猫の手を借りまくる
・猫の診察ですれ違い危なかった話
・猫の病院で危なかった話
・新型コロナウイルスと猫
・外から不審な声に呼ばれた話
・猫の異変に気がつけなかった話
・動物病院で診察を拒否された話
・タンブルウィード
・うにとぺるの兄弟愛と鬱憤
・文明の力と猫 ほか全39篇
われわれの〈現実〉や〈経験〉が、どこから来てどこへ行こうとしているのか、その移行の基礎的な構造を問うのが現象学である。〈経験〉を運動として捉えたフッサールと、変換として捉えたメルロ・ポンティを中心に、現代思想の原点となった現象学的思考の核心を読み解き、新たなる可能性をも展望する。著者の出発点をなす力作「ウィリアム・ジェイムズの〈経験〉論」を含む第1評論集、待望の文庫化。
家具・調度そして巨大建築まで、「身体」の経験によって創出される政治的表象と快楽とはー。近代そしてアカデミズムによって切り捨てられた「身体」を基軸にして、全く新しい思索を展開し、思想・芸術界に深い衝撃をもたらした著者。特異で多彩な光を放射する単行本未収録の作品群。
sionという名前で夜な夜なひとりエッチの様子を配信しているフリーターの紫音は、最近閲覧数が伸びないことを悩んでいた。そんなある日、同じアルバイト先の大学生・岳人にsionの活動がバレてしまう! 引くどころかプロデュースをさせてほしいと言う岳人の勢いに押され、動画配信を手伝ってもらうことになったが、彼の視線を感じながらするひとりエッチにいつも以上に敏感になってしまい──。
天然クールな童貞男子×愛されたがりなエロ動画配信者の身体から始まる過激なシークレット・ラブ
古典中国美術の復権に向けて(木島史雄)、近現代日本における中国絵画の扱われ方─「美術全集」と展覧会に注目して─(板倉聖哲) 、コンピュータ時代における「書く」ことの意味(下野健児)、仏像と日本の近・現代(山名伸生)、近代日本人はいかにして中国古美術研究へと向かったのか?─古銅器の蒐集と研究を中心に─(藤原貞朗) 、西洋の目に映った中国古典美術(クレイグ・クルナス)ほか。
「中国古典美術の魅力」特集にあたって
〈座談〉茶碗に虚を見、画中を旅する──中国美術をどう味わうか(三上亮×藤原貞朗×板倉聖哲 司会 木島史雄)
〈論説〉
古典中国美術の復権に向けて(木島史雄)
近現代日本における中国絵画の扱われ方─「美術全集」と展覧会に注目して─(板倉聖哲)
コンピュータ時代における「書く」ことの意味(下野健児)
仏像と日本の近・現代(山名伸生)
近代日本人はいかにして中国古美術研究へと向かったのか?─古銅器の蒐集と研究を中心に─(藤原貞朗)
西洋の目に映った中国古典美術(クレイグ・クルナス)
〈紹介〉
山本悌二郎コレクションと澄懐堂美術館(井後尚久)
古典中国美術 観覧案内(木島史雄)
〈天南地北〉
学校美術教育の中でのアジア美術・中国美術(鷹巣純)
[研究ノート]
中国における「南京大虐殺」の記憶と忘却(王広濤)
[書評]
融合の地・香港文学史の構築──『香港文学大系1919–1949』を評す(黄英哲)
文学と歴史学の相互作用と文学史研究から歴史学への潮流──黄英哲『漂泊與越境──両岸文化人的移動』を読む(翟猛)
加納寛編『書院生、アジアを行く──東亜同文書院生が見た20世紀前半のアジア』(広中一成)
仏教から近代日中交流史を読み解く──『水野梅暁』『藤井靜宣』両写真集に寄せて(柴田幹夫)
加藤弘之著『中国経済学入門──「曖昧な制度」はいかに機能しているか』(原田忠直)
[書訊]
渡邉義浩著『三国志事典』(三好章)
小野寺史郎著『中国ナショナリズムーー民族と愛国の近現代史』(三好章)
肖像画は何を語りかけるか。歴史資料として注目される日本の肖像画。鎌倉時代から江戸時代までの多くの作品の緻密な検討から、その変遷・特質と、日本人の精神世界を探る。過熱する像主論争にも一石を投じる。
『美術とジェンダー』から8年。再び日本・東洋・西洋美術史研究者14名による大論集。
悩みを抱えたお客の集う、表参道の美容室。鏡越しにしか視線を合わせられない美容師の葉所日陰は、シャンプーをするとお客の悩みが視えるらしい。彼が生み出す美しいヘアスタイルは髪だけでなく、心も癒してくれる。
点と点を結ぶ直線としての「視線」は、目には見えず、粒子に分解できるような物質性を持たない。しかし視線は、決して実体のない泡沫ではない。それは、人の心の秘密を暴き、人をある行動へと誘い、人と人とを結びつけたり引き離したりし、人を脅かし、錯誤に陥らせ、果てはその命までも奪う。視線とは、人間相互の関係に絶大な力を及ぼす非言語的媒体と言えよう。本書は、東西の近現代小説二六編を、さまざまな「視線」に焦点を合わせて読み解く「視線」小説論11講。
「いいね、すごく濡れてる、蜜があふれているよ、もっと足を広げて」
借金のカタにとして処女を奪われそうになっていた桜だったが、
突然現れた伯爵家の嫡男・善彦に救われ、その対価に屋敷で雇われることに。
しかし善彦は桜にヌードモデルにし、自分では直接触れず彼の護衛である行成に攻めさせ、
どんどんいやらしいポーズをとらせていき…?
親友と恋人の境界線って、一体どこなんだろうーー…?
幼なじみで親友の琥珀(こはく)から、高校の卒業式の日に告白された柚稀(ゆずき)。
「別に付き合いたいとかじゃなくて、気持ちを伝えたかっただけ」
そんな琥珀の言葉に甘えて側にいつづけていたけれど、ただ手が触れるだけで意識してしまい、変に距離をとってしまう。
あの告白を聞く前の、普通の親友だった頃に戻りたいーー
残酷なことだと頭ではわかっていても、どうしても離れることはできなくて…!?
博覧強記の巨人・柳宗悦。その活動はそのまま、近代日本が強いられた、知的かつ美的な苦闘の縮図である。「全球的時代状況との同時的感応」という世界的な知と美の変動の中を疾走した柳の軌跡を通し、もう一つの日本近代美術史の可能性の中心と民芸の創造のダイナミズムを描く。
序 民芸の創造ーーもう一つの近代美術史のために
第一章 脱亜入欧のロダンーー近代日本の美術言説を決定した雑誌「白樺」の熱狂
第二章 革命の画家ーー日本最初期のモダニズム讃美者としての柳宗悦
第三章 リーチと天心のロンドンーー「白樺」の「文学的」な美術言説の原風景
第四章 西田哲学と大拙禅と柳のセザンヌーー近代美術批評の原風景としての『善の研究』
第五章 「白樺」と「劇団民藝」のゴッホーー「呪われた画家」が日本で「炎の人」になった理由
第六章 柳と啄木、それぞれの大逆事件ーー知識人の沈黙と「悲しき玩具」としての芸術
第七章 マティスと民芸、白樺派の文人趣味ーー貴族趣味としての清貧礼讃と反技巧主義
第八章 白樺美術展から日本民芸館へーー展示を「創作」とした柳の先駆的キュレーション
第九章 ブレイクと民芸の直観ーーウルフのヴィジョン、ジョイスのエピファニー
第十章 純粋経験のアリアーー声楽家柳兼子と美学者柳宗悦の誕生
第十一章 ゴーギャンのタヒチ、柳の朝鮮ーーアナキスト・プリンスのオリエンタリズム
第十二章 李朝白磁のオードーー柳のキーツと郡虎彦のプルースト
終章 平常美これ道なりーー柳とリーチの民芸